http://www.impressbm.co.jp/event/dcc2013summer/ ビッグデータが注目を集めているが、以前から相当量のデータを扱う分野がある。それは天文学である。 科学的成果の発見のため、国立天文台は大量の天文データを高速に処理するためのさまざまな研究開発を行っている。そうした取り組みの1つに、急速に処理性能が向上しているPCサーバー、ストレージデバイス、ネットワークデバイスを徹底的に活用し、廉価に100Gbpsを超える通信を処理するシステムの研究開発がある。 この研究開発では、天文学の発展はもとより、その汎用性を生かして、高性能で廉価なプライベートクラウドの構築と運用への応用も進めている。 本講演では、本開発に携わる国立天文台・天文データセンターの大江将史氏を交え、こうした分野のトレンドや課題、解決のポイントなどを対談形式で議論する。