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140914言語聴覚士の日(ss)
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■仕事
広告代理店勤務。薬学修士。
元企画立案⇒現社内後方支援。
復職⇒転職⇒再転職で3社目。
いわゆる「復転職を繰り返すパターン」で苦戦しま したが、6年たって落ち着き始めました。
■病歴
6年前の2008年夏。37歳の時に急性心筋梗塞による 突然の心肺停止となりました。家族の蘇生と救急搬 送+AED20回で助命。4日間の意識不明を経て、現世 に戻ってきました。
高次脳機能障害もついてきて。
3
高次脳機能障害と付き合っている 43歳3児のパパです!
はじめまして!
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リハビリと就労と苦戦の経緯
STリハ
OTリハ
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10
8-9月
10-12月
1-3月
4-6月
7-9月
10-12月
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10-12月
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2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
休職~猶予勤務
復職
転職
再転職
就業
主 観 的 な 不 安/ 辛 さ ( 10 段 階/ 3 カ 月 間 )
リハ
空白
期間
5
フラッシュバック①
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フラッシュバック②
フラッシュバック③
フラッシュバック④
低
高 - 6.
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社会復帰の過程。
8
発症から7カ月。リハ打ち切って、意気揚々と社会復帰
しました。
よくわからない
なんでリハ受けてるの
?ぐらいの認識。高次
脳機能障害の説明は受
けていたけど、理解は
していない。
回復期
いつ戻るの?
今でしょ。
就業にどれだけ影響を及
ぼすか、到底想像もつか
ず、「とにかく早く仕事
に戻せ」と豪語。
リハ後半
よくぞ生還!!
称賛と喝采モード。
よくぞ生きて戻ってきた。
称賛と賛美
の復職
やっと職場に戻
れる安心感。
リハも終わらせて意気
揚々と社会復帰に。
急性期 リハ終了
祝!
卒業!!
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就労復帰して現れた障害。
新しい業務が覚えられない
企画が組み立てられない
まとめられない
話が聞き取れない
話がかみ合わない
金銭処理にミス
スケジュールにミス
なんでもミス
あたりまえに出来ていたことができない「あれれ?」の連続。
毎日会社に「障害を気付きに行っている」苦戦の日々が続いた。
周囲から
指摘される
自分でも
気付き始める
10
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追い打ちをかける、心理の揺らぎ。
体当たり
就業
ギャップ
発生
疲弊
焦る
不安↑
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電車内でフラッシュバック発症。
会社に行くところを、そのまま病院に。
■障害の顕在化による不安
■心筋梗塞の再発への不安
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就業
病気
障害
家計
住宅ローン 老後
家族
先が見えないよ。
社会復帰に伴い、
現状が見え始め、
事の重大さに気づき、
できない自分に苛立ちを感じ、
5年後、10年後の自分や家族の姿がイメージできなくなる。
単に周囲から「見えない」だけではなく、自分からも「見えない」。
12
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主治医に相談する僕。
あまりにもきつく、外来時主治医に 手紙を渡す。
後日、僕と同じような患者さんを過去に 担当したことがあることを聞く。
主治医から電話が来る。 「リハ再開させるから安心して」
主治医通じて、過去の患者さんの経験が僕に引き継がれた。
13
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再開当初はどうだったか?
安堵
再開できて
一安心。
不安
再開すれば
働ける?
はじまって一安心。でも何か釈然としない。この先、 障害を抱えながら、どういう生き方をしなくてはいけ ないのか、予見できないことが怖かった。
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しばらくして、気付いたこと。
リハビリとは、 訓練を受けながら新しい自分を 創ること?
リハビリとは、 訓練を一生懸命 受けること。
訓練を受ければ障害が治ると思っていた、自分の認識の 甘さに、継続をするなかで気づき始めた。
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•生活における体験・自己学習増
•就業における体験・自己学習増
緊急回避的に精神的負荷を下げる。
軌道修正 へのカウ ンセリン グ
医学的な 訓練
医学的評 価(臨床 スコア取 得)
患者状態 のヒアリ ング
定 期 介 入
緊 急 介 入
リハビリの継続介入
気付き、自己意識の変化、芽生え
日常・社会生活の推進
変化する病態に対し、リハビリの継続介入で環境を整えつつ、日常・社会生活 を推進していったことで、自己意識の変化が芽生えたと認識してます。
振り返り機会の提供(講演会・執筆)
向 上 介 入
なぜ意識が変わり始めたのか?
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①課題をどう捉えたか?
継続就労
生活
社会復帰
ステージ
障害認識
障害受容
自分創生
課題
復職・再就労
社会復帰の進捗や受傷程度によって変化する課題。
特に私の場合「障害受容」に壮大な課題があったと認識してます。
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ここで苦戦してい たことに気づく
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課題の本質 ~事実と相反の心理~
見えてくる
という事実
見たくない
という心理
働けば働くほど見えてくる障害。
その姿を見たくない自分の心理。
心の中に葛藤を抱きながら、自分と向き合わなくては いけない状況に混乱していた。見えない故の性か。
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そのための工夫
I.自分再確認!
II.向き合うきっかけ創り
III.代替手段の再習得
IV.環境の調整
混乱した記憶と、残された機能を振り返り、 ペースを保ちながら、新しい自分を創る。
②課題解消のために。
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工夫Ⅰ. 自分再確認!~3段階でシンプルに~
1.過去確認期_どんな自分だったか客観的に把握する。
自分がそもそもどういう人間だったかを振り返る。仕事資料、写真、旧友に会う、ビデ オ、アルバム、メール、手紙、年賀状、音楽、購入したもの、幼稚園のものま で・・・。
自分歴史帳の作成をお勧めします。
2.現実受容期_失われた機能と残された機能を確認。
「再体験」によって、現在の自分を確認する。ここが一番難しい。過去で経験していた ことにも再トライ。やる気が起きないので好きなことから始める。趣味、遊び、買い 物、仕事。気分も凹みやすいので、できることづくりを意識して、できること・できた ことを把握する。
3.新自分創生期_代替手段を習得しながら新しい自分を創る。
メモ、ライフログ、アクティブインタレスト等の代替手段の取得と同時に、新しい生き 方をシェアする場を活用して、新しい自分づくりを模索する。同じ障害者の方々の経験 談も参考に。患者会、家族会、ブログなど。
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工夫Ⅱ. 向き合うきっかけ創り
•不安定な状況を断ち切りたかった。
•障害をなかったことにはできなかった。
•本気で向き合うきっかけが欲しかった。
自分で自分の意識を変えるために、 ⇒障害の事をオフィシャルに開示して、再々就職。 ⇒執筆・講演・ブログ等を通じて、自己宣言。
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神経疲労対策
・脳に負担をかけない~疲れをとる
・エコ脳~替脳~休脳
抑制対策
・障害で自分の対応に異変が起きたことに気づく
・セルフ切り替え術の習得 コップ一杯深呼吸三回
発動性対策
・好きだったことから誘導する
・強制的に牽引してもらう
・きっかけ・ライフタイムイベントを活用する
注意・集中対策
~五感をコントロールする~
・五感ノイズキャンセリング
・五感アクティブインタレスト
コミュニケーションと情
報処理
・事前規定(アジェンダ)
・リアルタイム確認(横並び&ボード術)
・事後確認(デブリーフ)
記憶
・記録する(メモ、カメラ、IC、速記、カタカナ)
・情報の入れ方を工夫する(色の使い手)
・情報の固着化をする(振り返り、時系列表示、集約)
遂行機能・論理的思考
・サポートツール・思考をフル活用する。
・スケジューラー、アラート機能、TO/DO活用、
・マトリクス活用、カスケードチャートなど
工夫Ⅲ. 代替手段の再習得
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工夫Ⅳ. 就業環境の調整
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情報の 収集
課題の 抽出
戦略の 立案
企画の 遂行
効果の 検証
残されていた機能を活かし、定型的かつペースを保てる、社 内支援業務にシフト。
業界レポート 社員教育 提案支援 情報探索 知識蓄積
定型的な社内業務
非定形的で広範な業務
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リハビリの
再開・継続
障害・リハ受療の認識変容
軽い受傷ではなく、本気で取り組まなくては いけないんだ、という意識の芽生え。
戦略を立てる
混乱した記憶と、残された機能を振り返り、 ペースを保ちながら、新しい自分を創る。
課題の把握
なかなか自分と向き合えない自分との葛藤。
見えない障害の受容に大きな壁があった。
戦術の実践
•自分再確認
•向き合うきっかけ、自己宣言
•代替手段の再習得
•就業環境調整 …相当な工夫etc
まとめ リハビリを再開して変わったこと。
リハビリを再開・継続することで、リハビリへの意識、障害への意識が変わった。 リハビリを受けながら、自分も変革しなくてはいけないことに気付いた。
受け身
能動的
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障害に対する自己認識・態度の変化
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障害と向き 合う姿勢
訓練継続に よる実機能 の向上
就労の継続 - 32.
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