信用金庫とkintone 〜１年間のkintone奮闘日記〜

信用金庫とkintone
旭川信用金庫経営企画部 DX戦略室古田真之
~１年間のkintone奮闘日記〜
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自己紹介
【現在の職場】
旭川信用金庫経営企画部 DX戦略室
【年齢】
４５歳
【性格】
超前向き
ふるたまさゆき
古田真之
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企業紹介【名称】旭川信用金庫
【創立】 1914年4月11日
【店舗数】 40店
【役職員数】 392人
（2022年3月末現在）
出典：旭川市ホームページ
旭川市の様子
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信用金庫とは
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・全国に約２５０の信用金庫
・会員組織で地方銀行よりも小規模
・主な取引先は中小企業や個人

課題１
システム部門に依存しているIT環境
・ITを苦手とする職員が多い
・システム部門は前向きなシステム開発に
注力しにくい
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課題２
個人データの取り扱い
・個人データを扱う情報は
外部と分離されたネットワーク
・クラウド上への個人データの保存には
心理的抵抗
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第１章
kintoneの出会いと挫折
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業務改善プロジェクト始動
ITチーム４名選出
ふるた所属：人事部
しむら所属：事務システム部
すずき所属：旭川市からの出向
ふじさわ所属：信金中央金庫からの出向
（所属は当時）
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kintoneとの出会い
・自分たちで便利なシステムを開発していきたい
・ノーコード・ローコードツールである
kintoneに出会う
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kintoneを選択した理由
・金融機関でも利用できそう
・特別なスキルや知識が不要
・あらゆる業務に対応する柔軟性と拡張性
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kintoneで盛り上がる
お試しで利用
kintone アプリ作成
いける！
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職業紹介事業のアプリ開発へ
具体的に業務に利用できるアプリを作ろう！
有料職業紹介事業のアプリを作ろう！
Excel中心の事務作業がkintoneに！
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アプリ開発計画は頓挫
・現場の理解が得られない
・クラウドサービスに個人データも
掲載できない
・アプリ開発計画は振り出しへ
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反省ポイント
・現場や本部の関係者を巻き込めなかった
・kintoneの説明が不十分だった
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第２章
kintoneの再挑戦
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新たなチームで再始動
ふるた所属：DX戦略室
みよし所属：課題解決推進部
やまざき所属：人事部
たどころ所属：本店融資係
（所属は当時）
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小規模なアプリ開発
・コロナ罹患状況確認アプリ
・業務改善アンケート回答アプリ
・面談実施後のアンケートアプリ
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コロナ罹患状況確認アプリ
電話やメールでの報告
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担当者不在でも受付・情報共有が可能に！

業務改善アンケート回答アプリ
別のフォームで作成していたアンケート
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データ集約と分析が容易に！

面談実施後のアンケートアプリ
Wordで実施していたアンケート
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専用スペースで機密性を確保！

成功ポイント
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・簡単なアプリ作成の実績
・kintoneに共感してもらえる仲間
・自分がkintone活用のハブに

第３章
新たなるステージへ
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ケイエールでの活用
紙からWEBフォームによる申し込みへ
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職業紹介事業再び
職業紹介事業のアプリ開発が再始動！
本格稼働に向けて現在進行中！
クラウドサービスに個人データを掲載することも決定！
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成功ポイント
・今までのアプリ開発の経験を活かした
・kintoneの仲間を増やした
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業務部門によるアプリ開発
【アプリ開発の効果】
業務部門が自らアプリ開発をすることができるように
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システム部門：約１００時間削減！（１名／１ヶ月分）
※業務部門のアプリ作成時間は除く

職員（約400名）
報告
集計者
人数分のデータを
文字起こし
担当部署
✓ 集計者の負担が重く、データの共有にも時間がかかっていた。
【アプリ運用の効果】
共有
100時間の
作業負担
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導入前

導入後
データ入力確認
kintoneが
自動集計担当部署
職員（約400名）
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✓ 集計・データの共有がラクになり、
集計者の作業負担が約１００時間削減！
【アプリ運用の効果】

クラウドサービスと個人データ
クラウドサービスに個人データを保存することが
認められた
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今後のDX推進への大きな一歩！

プライスレスな効果
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・ITへの興味
・散在するクラウドサービスのデータ集約
・DX人材育成など

自組織へのDX化
・kintoneを中心とした業務への切り替え
・営業店にもkintone活用の流れを作る
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顧客・地域への展開
・kintoneのノウハウを顧客の提案に活用
・旭川市との連携による地域のDX化
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意志あるところに道は開ける
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