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Apple信者だったボクは気づくとiPhone嫌いになっていたんだが 〜iPhone 6 Plusへの苦悩の日々

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iPhone 6 Plusを買ってみて実際に感じた不満/不満を上げつつ、実際にiPhone 6 Plusで何が問題なのか、今後どのように対応をしていけばいいのか、現場の視点からまとめました。

こちらのセミナーで公開したスライドとなります。
http://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/blog/smartphone_uistudy2014fall/
http://eventdots.jp/event/172659

Published in: Design

Apple信者だったボクは気づくとiPhone嫌いになっていたんだが 〜iPhone 6 Plusへの苦悩の日々

  1. 1. Apple信者だったボクは気づくと iPhone嫌いになっていたんだが 2014.10.20 スマホUI勉強会 -iPhone6で変わるUI、変わらないUI-
  2. 2. 宇野 雄 @saladdays Yahoo! JAPAN UIデザイナー ‣ 書籍 フラットデザインから考えるUI デザインの本質(仮題) ‣ MacFan UI/UXのハニカム ‣ gihyo.jp ウェアラブル端末が与える新し いUX~UIデザイナーが Android Wearスマートウォッ チを使ってみた ‣ gihyo.jp LESSで3倍ラクするスマートフォ ンコーディング 他
  3. 3. おやくそく 本スライドの内容は個人の考察に基づくもの であり、Yahoo! JAPANとしての見解ではご ざいません。ご了承ください。
  4. 4. 今日のお話
  5. 5. iPhone 6 Plus 買いました
  6. 6. ちょっと後悔してます
  7. 7. そこで
  8. 8. 僕がiPhoneを嫌いになった 5つの理由
  9. 9. その1. 曲がる その2. 刻印が傾いてる その3. デカい その4. アプリが対応できていない その5. 持ちにくい
  10. 10. 曲がります
  11. 11. その1. 曲がる その2. 刻印が傾いてる その3. デカい その4. アプリが対応できていない その5. 持ちにくい
  12. 12. 傾いてます http://www.gizmodo.jp/2014/10/iphone_6_46.html
  13. 13. その1. 曲がる その2. 刻印が傾いてる その3. デカい その4. アプリが対応できていない その5. 持ちにくい
  14. 14. デカいです
  15. 15. もちろん上のボタンは 届かない ホームボタンダブルタップ (Reachability)しても 届かないボタンは届かない
  16. 16. 届くんじゃない? いや、届かない 赤いエリアが届くと言わ れている範囲だけど、日 本人の指ではムリっぽい。
  17. 17. 指が届かないということは • iOS 8で機能が増えた通知センターは Reachabilityでは降りてこないので使えない • Appleのサイトにのっている手の写真はほぼ iPhone 6でPlusの写真がない • 戻るボタンも押せない • ハンバーガーメニューとの相性もとても悪い
  18. 18. 戻るボタン超欲しい
  19. 19. 戻れない • 枠外からスワイプして戻るジェスチャー(エッジスワイプ) があるから良いと思っていたけど、片手持ちだと逆側の端 には指が届かない • 結果としてページを戻るためだけに両手持ちが求められる • SmartNewsのように画面全体どこでも左右のフリックで 戻れるくらいじゃないとツライ • これに対して現状Appleの公式アプリは解決策を示しては いない
  20. 20. Androidから何を学ぶ?
  21. 21. Lolipop & Material Design • Googleが初めて本気出して作ったデザインガイド • 端末が無数にあるAndoridだからこそ様々な大きさの端末 に対応するノウハウが確実にたまっている • ハードウェアの特性を活かした設計がうまい • 無理やり統一せずにハードウェアごとに差別化ができてる • 隙を無くしたルールを作ってきたAppleと隙を許容してき たGoogle、時代とともに拡張を続けて来た結果、少し Appleにとっては苦しい拡張が増えてきた?
  22. 22. 動作の起点を 意識する アクションの始まりをメ ニューの中に隠してはい けない。必ず一番押しや すい箇所に設置する。 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.evernote
  23. 23. 絶対に届かないボタンに メインアクションを割り当てない
  24. 24. その1. 曲がる その2. 刻印が傾いてる その3. デカい その4. アプリが対応できていない その5. 持ちにくい
  25. 25. iPhone 6/6 Plusに対応した アプリはまだまだ少ないです
  26. 26. なぜなら
  27. 27. iPhone 6/6 Plusはめんどくさい 1.iOS 8対応(ウィジェットなどの追加機能) 2.@3x対応(高解像度素材用意) 3.iPhone 6/6+対応(レイアウト) 全て満たして初めて iPhone 6/6 Plus対応
  28. 28. それをしないと
  29. 29. 結果らくらくフォン状態
  30. 30. 大画面端末に求めるもの • らくらくフォンがダメなわけじゃないです • ただ、iPhone 6/6 Plusに求められてるものは老眼対応ではな く情報量の増大 • そのままスケーリングして大画面にされてもメリットが薄い • 解像度を活かした情報の整理とレイアウトが求められる • 特にキーボードがそのまま拡大されてしまうのはユーザビリティ を大きく損なっているので注意 • WebサイトはAndroidと共有UIであることが多いので多解像度 の対応済で意外と困らない
  31. 31. 高解像度対応
  32. 32. 高解像度対応 • アップスケーラー/ダウンスケーラーは非常に 優秀 • @3xの画像でなくてもそこまでは気にならない • Retina Displayが初めて出てきた時ほどの「すご いキレイになった」感は薄い • ドットバイドット表示は不可能なので、逆に高 解像度画像を作るときに1pxにこだわっても表 示しきれないので注意 • 常に実機で確認をすることが求められる
  33. 33. 素材の制作がより複雑に • ベクターデータで保持しておくのは必須 • 将来的に@4xとか出ると思っていたほうがいい… • ツールバーを除いた画面比率も変更になってるので、どのみち レイアウトはしなおしになるパターンも多い • フラットデザインはベクターとの相性がいいのでデザイナーに とっては追い風 • Xcode6での素材のPDF対応やブラウザでのアイコンフォント など、ベクターデータで管理できるものはベクターデータに寄 せる
  34. 34. 注意 銀の弾丸などありません • ベクターで作ったら全て万事解決!ではない • アイコンフォントやPDFは素材作成時に@1xサイズで作らないと 綺麗に描画されない • ベクターは@1x、ラスターは@3xで作り、かつ過去のデータは @2xで持っているというカオスな状態がしばらく続く • 人の手で管理するのは限界があるので、様々なツールに頼って作っ ていきましょう
  35. 35. その1. 曲がる その2. 刻印が傾いてる その3. デカい その4. アプリが対応できていない その5. 持ちにくい
  36. 36. とっても持ちにくいです
  37. 37. 落としてほしいとしか 思えない • サラサラな表面加工 • エッジのラウンド処理
  38. 38. そうなると
  39. 39. みんな色んな持ち方をし始める
  40. 40. 色んな持ち方を想定する必要が 出てくる • ホームボタンに指がかかっていない場合も多く ある • 必然的に操作する指の位置も大きくずれてくる • 「親指はここまで届く」などのデータも役に立 たない場面もたくさん出てきます
  41. 41. 対象となるユーザーを知るのが大事 • 平均値はあくまで平均値 • 対象ユーザーが平均的なユーザーとは限らな い(大概違います)
  42. 42. 時代や環境で使いかたは変わる • 自分たちが知ってる教科書通りに使う人ばかりじゃない • 手の小さな人はiPhone 5の時代から両手持ち • QWERTYキーボードをメインとしている海外ユーザー にとっては両手持ちが基本 • 手が小さい子供も当然のようにスマホを使う時代になっ ているのでその層が大人になっても両手持ち? • どんなユーザーが使うサービスなのかを今一度よく考え て対応の仕方を決める
  43. 43. 利用シーンも変わっている • 今までスマホは1日150回見てるという話もあったけど それがグッと減った実感がある • 代わりに一回あたりの利用時間は伸びた • スマートウォッチやTVなど、あらゆるものとの連携が 更に強まってくるのは間違いない • 持ちにくい=使わないではなく、人間の側が慣れて新た な使いかたに変化していく
  44. 44. それじゃあ、 これからどうしよう
  45. 45. まだ模範解答すらも出ていない
  46. 46. 既存の概念にしばられない 発想をする必要がある ATOKは片手持ちを想定してキー ボードを左右に寄せられる こういったブレイクスルーが必要 https://itunes.apple.com/jp/app/atok-for-ios/id893918621
  47. 47. 想定ユーザーを定める • 男性?女性?いつ使う? • 電車の中、歩きながら、会社、 持ち方も変わるのでは?
  48. 48. 結局iPhone 6/6 Plusってどうなの? • デバイスとOS/アプリの親和性はまだ低い • 今日の話を聞いて「あー、そういう考え方があるんだ」 と思った人は、ぜひiPhone 6 Plus買ってほしい • 正直日常の中で使わないとこの感覚はわからない • 慣れない内は多分みんなが思ってる想像の3倍使いづらい • 店頭で触ったり検証機で見るのはユーザー目線じゃない • 既にAndroidの新機種はファブレットサイズが基本 • それを知らずにUIデザインをするのはあまりに危険です
  49. 49. 本日のまとめ
  50. 50. まとめ • iPhone 6/6 Plusの大きさはスマホの使い方と利用 シーンを大きく変えた • UIもそれに合わせて変わることが望まれるがまだ追い ついていないのが現状 今はまだ過渡期 • 高解像度であることよりも大きさによる問題が深刻 • サービスによってユーザー層は大きく異なるので、ど んなユーザーがどれだけ使っているかを見極めて今後 の対応を進めましょう
  51. 51. ユーザーファーストのサービスを 作るためには、、、 まず自分が最高の ユーザーになりましょう
  52. 52. ご清聴ありがとうございました

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