「コロナ禍でWeb媒体の編集部はどうなったか？」
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角川アスキー総合研究所 大谷 イビサさん 2020年上半期のPR活動を振り返る広報LT大会【LT復活】#PRLT #26
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- 3. 広報関連の登壇もまあまあ増えました ●2013/12 IT業界にPR会社は必要か？（ビーコミ） ●2015/3 IT媒体大動乱！そのときPR会社は？（ビーコミ） ○2015/7 広報・PR向けささるストーリーの作り方（BtoB広報） • 2017/4 読まれるための読者ペルソナ（PRLT） • 2017/10 あなたの知らないボツ記事の世界（PRLT） • 2017/11 ASCII Team Leaders媒体説明（広報たん勉強会） ●2017/11 コミュニティ取材のお作法と心がけ（JAWS Festa） ●2018/4 記者が思わず記事を書きたくなるサムネはこれだ（PRLT） ●スライド公開 ○ログミー
- 5. 編集部はフル在宅勤務体制へ • 緊急事態宣言以降、KADOKAWAグループ全体が一気に在宅勤 務へ移行。社内システムは一気にクラウド化 • 会社全体が2022年までコロナを見越して、「可能な限り、出社 しない体制」に • 角川アスキー総研の市ヶ谷オフィスは電話と荷物の取り次ぎを してくれる派遣さん以外は常時ほぼ無人（現在も） • 会議はMeet、普段のやりとりはメールとチャット。もともとIT は慣れていたので、わりとスムーズだった • 動画担当はおおむね自宅がスタジオ化したｗ
- 6. オフィスはほとんど倉庫ｗ
- 8. ①発表会・取材はほぼオンラインへ • 発表会や取材はほぼ完全にオンライン化 • 普段からITを使い慣れているIT系編集部でも未知の領域。まし て新聞や雑誌、TVなどは「大変換」だと思う • 移動時間がない、地方も取材できるなどメリット多数 • ビジュアルが荒い、対話のアクティブさが欠ける、記者・ライ ター同士で情報交換できないなどのデメリットも多数 • つながらない、音や動画がひどいなどツラい発表会も多かった が、工夫されたものも多かった。広報の腕の見せ所だと思う
- 9. ②PR会社からの電話がなくなった • もともと電話は少なかったが、在宅勤務になり、 PR会社・広 報からの電話でのやりとりがなくなった • やりとりはメールとMessengerメイン。記者によってはケータ イを教えている（ただ、直電がいっぱいかかってくる） • 電話をメインにしていたPR会社は相当つらいと思う • 記者・編集者的には仕事ははかどる。ただ、電話が楽だなあと 思うことも
- 10. ③コロナリリースの洪水 • とにかくプレスリリースのすべてがコロナになり、取捨選択が 大変に。同じようなリリースが毎日大量に届く • マスク、テレワーク支援、Web会議、脱印鑑、ワーケーション 関連など。今までお付き合いのなかった会社からのプレスリ リースが来る • 調査レポートがやたら増えた。ただ、基本はマーケティング文 脈の調査なので、数字をきちんと見抜く能力が重要
- 11. ④いろいろチャレンジな記事やった • 未来予想ミニ小説「2028年、 リモートワークが消えた日」 が23万PV超え • 連載「アスキー編集部、在宅 ワークはじめました」は31回。 ガジェット、イス、Zoom、断 捨離、家事、ネコなど…… • 「媒体らしさ」を残しつつ、 いかにピボットするかがセン ス ex.TARZAN、歴史人
- 13. 【宣伝】コロナ渦のWebメディアは好調 • PV的には4月に過去最高を記録（おそらく他メディアも）。メ インストリームのPC、クラウド、コンテンツ、グルメが好調 参考：インプレスのニュースサイト『GAME Watch』が2020年4月の月間PV 3400万超に。『Impress Watchシ リーズ』で自社PV 1億9500万超、外部含め2億6000万PV超に • クライアントはイベントができなくなり、オンライン＆動画案 件にシフト＞経験がないので、身近なメディアに声がけ • 「テレワーク」や「ニューノーマル」の流れにいかに乗るかを 多くのB2B企業が模索 • ASCIIの「マイクロサイト」のようなサブスクリプション型の 広告形態に移行していくのでは？