IT/最先端技術を使ったモノづくり教室Qremo・島田悠司氏のスライドです。 掲載：週アスPLUS「大江戸スタートアップ」 http://weekly.ascii.jp/sp/startup

1. I T x ものづくり教室 Qremo [ クレモ ]
株式会社 LITALICO
Qremo 事業部 島田悠司
大江戸スタートアップ 2015.4.20

2. 島田悠司（しまだゆうじ）
・大学ではネット通信方式の研究
・NPO での震災支援活動がきっかけとなる
・IT を活かして社会課題の解決を目指す
・2013 年 LITALICO 入社
・新規事業担当となり Qremo を立ち上げ
自己紹介

3. 小中学生の 6.5% に発達障がいの可能性があると
言われています（学習や行動面に著しい困難）
6.5%
その子に障害があるのではなく、
その子にあった学び方がないことが障害ではないか

4. 「多様な子どもたちに合わせた学習支援」
2011年に幼児教室・学習塾Leafをスタート。
多様で個性的な子どもたち6,000名が通っている。

5. IT× ものづくりに至るストーリー
・Leaf で iPhone アプリ講座を実施
・普段は集中できない子どもが 3 時間没頭
・その子の興味関心をそのまま伸ばせる場所を
・新卒 1 年目で新規事業担当となる
当初、決まっていたのは
「子どもの個性を伸ばす取り組みとして IT を使った教育」

6. 「興味関心を伸ばすデジタルものづくり教室」
ソフトウェア・ハードウェア・デザインと、横断して学
べる環境を用意。IT× ものづくりをテーマに、子どもの
興味関心を引くような、多彩なワークショップを実施。
大好きなゲームなど作りたい物を作り、楽しみながら
ミッションをクリアしていくような、遊びながら学ぶカ
リキュラム。
＜コース＞
・ゲーム / アプリプログラミング
・ロボット
・デジタルファブリケーション
・WEB デザイン
・イラストレーション

7. 子どもたちの作品例（弾幕シューティング・義足ロボなど）

8. 開設１年で生徒数 300 名の教室に
開設当初は小学校高学年∼中学生ターゲットになると予測
結果は小学校低学年が中心（未就学児までいる）
iPhone、iPad からスタートしている新デジタルネイティブ
77％
小学生

9. 小学生の 65% は将来、今存在していない職業につく
65%
新しい技術を子どもに使わせるかの議論はある。
iPhone をゲームデバイスとして見るのではなく
自分の作りたいものをつくるツールとして見て欲しい
（米デューク大学の研究者：キャシー・デビッドソンさん）

10. ・１つの答えを出す知識の教育は終わるのではないか
・これからは「新しいものを生み出せる力」が必要
・プログラミング教育の本質は創造性を高めること
が目指していきたいこと
手段も目的（答え）も自由な中で、世の中にあるエキサイティングな
プロダクトを活用して、興味を引き出し、それに対して適切な引き出
しを子どもたちに身につけてあげることを Qremo で実現したい。
「新しいものを使って、新しい答えをつくりだす力」