CRMservice安全管理研修スライドサンプルです

1. CRMの出発点
 「コクピットクルーの行動とパフォーマンス」 に問題がある、
とされた原因はここにあった！
 「何か」 をすればいい
1人の人間の能力には限界があり、
またその特性上、何もせずにいれば
エラーの発生は不可避である
K.Murakami

2. ノンテクニカルスキルとトータルパフォーマンス
チームワーク
課題
IP3IP1
IP2
ノンテクニカルスキル
・チーム内連携スキル
・対人関係スキル
・チームマネジメントスキル
チームの全員が力を合わせ、トータルパフォーマンスを
活用して課題を達成しようとしている場合
※三人分のパフォーマンスの
単純和を超えるパフォーマンス
が得られる
トータルパフォーマンス

3. CRM訓練の目的
 チーム機能の活用
 チームに参画するための、各個人のセットアップ
 これらについての気付きと理解、行動指針
K.Murakami

4. 「望まれない結果」をもたらす
きっかけとなった思考や行動
これらの思考や行動のほとんどは
人間にとってごくごく自然なものであり、
単に周囲の期待通りではなかった、
というだけのこと
ヒューマンエラー
K.Murakami

5. 人間の特性と限界
人間はその業務遂行のための十分な技能を有していたと
しても、周囲を取り囲む環境から様々なストレスを受ける
ことによって、その能力が大幅に低下してしまうことがある
ヒューマンエラーはこのように、何らかのストレスによって
その人間のパフォーマンスが低下した時に現れるごく自然
な現象であり、これが人間の持って生まれた特性であり、
また限界であると言える
K.Murakami

6. K.Murakami
ヒューマンエラーの発生から結果事象までの流れ
エラーチェーン

7. CRM研修の組立て
人間の特性と限界を知る
・ヒューマンファクター を知る
SHELLモデル
・ヒューマンエラーを知る
人間のパフォーマンスとストレス
ヒューマンエラーの仕組み
警戒心
・自分を知る
アウェアネスホイール
チーム機能を知る
トータルパフォーマンス
コーディネーション
・人間関係スキルを磨く
コミュニケーション
リレーションシップ
リーダーシップ
・チーム環境を改善する
4つのガイドライン
人間力を磨く
・プランニング力を高める
リスクマネジメント
エラーコントロール
ストレス＆エラーマネジメント
・問題解決力を高める
コンセプチュアルスキル
合理的問題解決プロセス
K.Murakami

8. CRM研修導入の最終的な狙い
1. チームマネジメント力の向上
チーム機能を理解し、そのために必要な考え方や行動を身に付ける
2. 人間力（想定外の事態に対処する力）の向上
物事の本質を見る目を養い、合理的な問題解決能力を身に付ける
3. エラーコントロール力の向上
エラー発生の原理を知るとともに、上記2項目の力を利用してエラー
に対する抵抗力を身に付ける
4. プランニング（リスクマネジメント）力の向上
知恵と想像力を駆使した将来予測と、人間力による危機管理能力を
身に付ける
K.Murakami

9. Safety Culture（安全文化）
 このような安全意識や行動を誘発する組織の雰囲気と環境を
「安全風土」 と呼ぶ
 つまり安全文化を醸成するためにはまずは安全風土を構築す
る必要があるということ
K.Murakami
 組織全員に共有されている安全に関する信念や価値
 一人一人の安全意識 （ ＝常に怠りのない「警戒心」）
 自分たちの仕事に対する「誇り」と「社会的使命感」