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モデリングと対話で実践!
ちょうどいい
システムズエンジニアリング
【概要版】
実践を通じて人が育つ
システムズエンジニアリング普及の
新しいカタチを提案します
2
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こんなことにお悩みの企業やチームにおすすめ!
事業環境が変化している
● 顧客ニーズの多様化に対応していかないと、競争力のある製品開発ができない
● 製品自体の機能や性能をアップさせることに加え、安全や規制にも対応しなければならない
事業環境の変化に適応できる人材を育てなければならない
● 顧客ニーズや利用方法の多様化に対応できる人材を育成したい
● ビジネスとプロダクトを一緒に進化させられるチームをつくりたい
● システムズエンジニアリングの教育を行っているが、業務での実践まで辿り着かない
3
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プロジェクトの現場では何が起きているのか?
現場で耳にする課題感
● 現行製品の仕様に対する理解度が低く、設計変更リスクが読めない
● 責務の分解点が明確になっておらず、他チームとの認識が揃っていない
● 顧客との合意が曖昧で、後からひっくり返される
● 不確実性に対応するために拡張性を持たせたいがコストとのトレードオフもあり、良い塩梅
が分からない
超一流企業のプロジェクトですら、全体の40 % しか成功していない(1)
● 38 % プロジェクトは、ゴールを達成できない
● 47 % のプロジェクトは、予算を超過する
● 51 % のプロジェクトは、期限を守れない
(1) PMI, 8th Global Project Management Survey
4
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問題の本質は「要求が適切に設定できないこと」
要求設定の手法に対するノウハウの不足
● 設定すべき要求項目の抜け
● ステークホルダーとの認識のズレ
● 要求記述が曖昧または不十分
● 検証性に対する考慮不足
システムに関わる要件の変化(2)
● 適用技術の複雑化
● 安全性の向上(機能安全への対応など)
● 利用形態・利用方法の多様化
● つながる対象が増加
● セキュリティ/プライバシー保護の強化
(2) IPA, 2021年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査
5
いまこそ
システムズエンジニアリングの扉を
開けるとき
6
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NASAは、これまで多くのビッグプロジェクトを成功させてきました。
その成功の秘訣は、「組織、コスト、技術、それらの相互作用のバラン
スを取ることに精通していること」にあります。
特に重要なことが、単一の専門的な視点ではなく、システムの幅広い横
断的な視点を扱うことです。
NASAのプロジェクト成功の秘訣
出典: NASA systems engineering handbook
横断的な視点を持って、全体像を描くことで、
「正しく設計」できていることだけでなく、
「正しいシステム」を作れていることを都度確認することができ、
巨大プロジェクトを成功に導くことができます。
システムズエンジニアリング(SE)とは
プロフェッショナルな協働を支える技術
7
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SEを導入するメリット
1. QCDを満足できるシステム開発ができるようになります
2. 高付加価値の製品を生み出せるようになります
3. 全体像を描き、臨機応変に適切な判断ができる人材が育ちます
品質(Q)
コスト(C) 納期(D)
品
質
を
上
げ
る
た
め
に
は
ス
ケ
ジ
ュ
ー
ル
が
必
要
品
質
を
上
げ
る
た
め
に
は
コ
ス
ト
が
上
昇
スケジュールを短縮するためには
コストが上昇
Customer
Value
Human
Capital
Global
Optima
8
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とはいえ、本場のSEはプロセスに寄りすぎていて、とっつきにくい
“本場”のシステムズエンジニアリングの定義
システムを成功裏に実現するための、分野横断的なアプローチおよび手段。
全ての分野および専門グループをチームの取組みに統合し、コンセプトから生産、運用へとつ
ながる構造化された開発プロセスをつくる。
ー INCOSE(The International Council on Systems Engineering)
プロセスの規定 設計情報の体系化と管理 ゲートによる不確実性の排除
9
そこでレヴィ式SE
10
レヴィ式はチームに寄り添います
11
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レヴィ式では、上流設計に着目
上流設計では、トレーサビリティよりも
共通認識をつくり、建設的な議論をして
合意形成と意思決定を行うことが重要
コラボレーションを重視して
SEアプローチを洗練
業務に「ちょうどいい」SEを実現
多くのチームには、SEのすべてが必要なわけではない
ビジネス分析
プロセス
利害関係者要求
定義プロセス
アーキテクチャ
定義プロセス
設計定義プロセス
システム分析
プロセス
実装プロセス
統合プロセス
検証プロセス
移行プロセス
妥当性確認
プロセス
運用プロセス
保守プロセス
廃棄プロセス
要求定義プロセス
ISO/IEEE 15288:2015 p17-Fig.4で定義されている
システムライフサイクルプロセスのうち技術プロセスを抜粋
上流設計
12
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上流設計で大切なこと
● 期待やリスクを認知する
重要なステークホルダやチームの仲間を巻き込むことができ、ステークホルダの期待や
プロジェクトのリスクを早期に明確化することができる
● 全体最適で考える
秘伝のタレ化した製品の中身を可視化することができ、全体最適を見据えた製品の機能
追加やリニューアルを行うことができる
● 多様な専門家をつなげる
これまでの経験が活かせないような新しい領域の技術を取り込め、より付加価値の高い
製品を生み出すことができる
これらをうまくやるには、複雑さを扱う必要がある
13
システムズエンジニアリングを
「複雑さを扱う」という観点で捉え直し
エッセンスを活用する
14
機能 物理 運用
抽象度高
抽象度低
抽象度が高過ぎるところ
で合意しても、
認識がずれる
抽象度が低すぎると
合意形成が難しい
一番大切なエッセンスは「ちょうどいい抽象度」と「視点の切り分け」
理解に必要な視点が揃っていることが重要 15
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対話型モデリングなら、対話しながら「ちょうどいい」を探索できる
1. 視点をわける
2. システムモデルで対話する
3. 視点をつなげる
運用
フロー
機能
構造
運用フローを実現する
のに必要十分な機能が
挙げられているか?
(整合性観点)
16
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レヴィ式のSEは、レヴィが開発・提供しているコラボレーションツールを利用します。
「お客様ご自身が成果を出す」ことに、経験豊かなコンサルタントがコミットすることで、
SEのエッセンスをチームに根付かせていきます。
レヴィ式なら、成果が出る。人が育つ。
独自のコラボレーションツール
「Balus」
経験豊富なコンサルタントが
実践をバックアップ
17
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Balusには、SEのエッセンスが詰まっています
視点ごとにモデルを描く領域を分けることができ、自然と視点分けて考えることができます
川を渡るための置き石のように、視点を分けることで複雑なモノゴトが捉えやすくなります
ステークホルダとその期待
コンテキスト
運用シナリオ
機能フロー
目
的
課
題
システムを外から見る システムの中を見る
ビューA ビューB
ビューC
ビューD ビューF
ビューH
ビューE
ビューJ
ビューF
システム
18
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すでにSE導入をはじめているお客様にもオススメです
● 始めてみたけど、よく分からないという方
● ツールの必要性を感じている方
● MBSEツールを使い始めたけど、大変だと感じている方
そんな方にピッタリのサービスです
19
次は:レヴィ式SEのサービス概要
20
続きはフル版をご覧下さい

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  • 1. Copyright levii Inc. All rights reserved. モデリングと対話で実践! ちょうどいい システムズエンジニアリング 【概要版】
  • 3. Copyright levii Inc. All rights reserved. こんなことにお悩みの企業やチームにおすすめ! 事業環境が変化している ● 顧客ニーズの多様化に対応していかないと、競争力のある製品開発ができない ● 製品自体の機能や性能をアップさせることに加え、安全や規制にも対応しなければならない 事業環境の変化に適応できる人材を育てなければならない ● 顧客ニーズや利用方法の多様化に対応できる人材を育成したい ● ビジネスとプロダクトを一緒に進化させられるチームをつくりたい ● システムズエンジニアリングの教育を行っているが、業務での実践まで辿り着かない 3
  • 4. Copyright levii Inc. All rights reserved. プロジェクトの現場では何が起きているのか? 現場で耳にする課題感 ● 現行製品の仕様に対する理解度が低く、設計変更リスクが読めない ● 責務の分解点が明確になっておらず、他チームとの認識が揃っていない ● 顧客との合意が曖昧で、後からひっくり返される ● 不確実性に対応するために拡張性を持たせたいがコストとのトレードオフもあり、良い塩梅 が分からない 超一流企業のプロジェクトですら、全体の40 % しか成功していない(1) ● 38 % プロジェクトは、ゴールを達成できない ● 47 % のプロジェクトは、予算を超過する ● 51 % のプロジェクトは、期限を守れない (1) PMI, 8th Global Project Management Survey 4
  • 5. Copyright levii Inc. All rights reserved. 問題の本質は「要求が適切に設定できないこと」 要求設定の手法に対するノウハウの不足 ● 設定すべき要求項目の抜け ● ステークホルダーとの認識のズレ ● 要求記述が曖昧または不十分 ● 検証性に対する考慮不足 システムに関わる要件の変化(2) ● 適用技術の複雑化 ● 安全性の向上(機能安全への対応など) ● 利用形態・利用方法の多様化 ● つながる対象が増加 ● セキュリティ/プライバシー保護の強化 (2) IPA, 2021年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査 5
  • 7. Copyright levii Inc. All rights reserved. NASAは、これまで多くのビッグプロジェクトを成功させてきました。 その成功の秘訣は、「組織、コスト、技術、それらの相互作用のバラン スを取ることに精通していること」にあります。 特に重要なことが、単一の専門的な視点ではなく、システムの幅広い横 断的な視点を扱うことです。 NASAのプロジェクト成功の秘訣 出典: NASA systems engineering handbook 横断的な視点を持って、全体像を描くことで、 「正しく設計」できていることだけでなく、 「正しいシステム」を作れていることを都度確認することができ、 巨大プロジェクトを成功に導くことができます。 システムズエンジニアリング(SE)とは プロフェッショナルな協働を支える技術 7
  • 8. Copyright levii Inc. All rights reserved. SEを導入するメリット 1. QCDを満足できるシステム開発ができるようになります 2. 高付加価値の製品を生み出せるようになります 3. 全体像を描き、臨機応変に適切な判断ができる人材が育ちます 品質(Q) コスト(C) 納期(D) 品 質 を 上 げ る た め に は ス ケ ジ ュ ー ル が 必 要 品 質 を 上 げ る た め に は コ ス ト が 上 昇 スケジュールを短縮するためには コストが上昇 Customer Value Human Capital Global Optima 8
  • 9. Copyright levii Inc. All rights reserved. とはいえ、本場のSEはプロセスに寄りすぎていて、とっつきにくい “本場”のシステムズエンジニアリングの定義 システムを成功裏に実現するための、分野横断的なアプローチおよび手段。 全ての分野および専門グループをチームの取組みに統合し、コンセプトから生産、運用へとつ ながる構造化された開発プロセスをつくる。 ー INCOSE(The International Council on Systems Engineering) プロセスの規定 設計情報の体系化と管理 ゲートによる不確実性の排除 9
  • 12. Copyright levii Inc. All rights reserved. レヴィ式では、上流設計に着目 上流設計では、トレーサビリティよりも 共通認識をつくり、建設的な議論をして 合意形成と意思決定を行うことが重要 コラボレーションを重視して SEアプローチを洗練 業務に「ちょうどいい」SEを実現 多くのチームには、SEのすべてが必要なわけではない ビジネス分析 プロセス 利害関係者要求 定義プロセス アーキテクチャ 定義プロセス 設計定義プロセス システム分析 プロセス 実装プロセス 統合プロセス 検証プロセス 移行プロセス 妥当性確認 プロセス 運用プロセス 保守プロセス 廃棄プロセス 要求定義プロセス ISO/IEEE 15288:2015 p17-Fig.4で定義されている システムライフサイクルプロセスのうち技術プロセスを抜粋 上流設計 12
  • 13. Copyright levii Inc. All rights reserved. 上流設計で大切なこと ● 期待やリスクを認知する 重要なステークホルダやチームの仲間を巻き込むことができ、ステークホルダの期待や プロジェクトのリスクを早期に明確化することができる ● 全体最適で考える 秘伝のタレ化した製品の中身を可視化することができ、全体最適を見据えた製品の機能 追加やリニューアルを行うことができる ● 多様な専門家をつなげる これまでの経験が活かせないような新しい領域の技術を取り込め、より付加価値の高い 製品を生み出すことができる これらをうまくやるには、複雑さを扱う必要がある 13
  • 16. Copyright levii Inc. All rights reserved. 対話型モデリングなら、対話しながら「ちょうどいい」を探索できる 1. 視点をわける 2. システムモデルで対話する 3. 視点をつなげる 運用 フロー 機能 構造 運用フローを実現する のに必要十分な機能が 挙げられているか? (整合性観点) 16
  • 17. Copyright levii Inc. All rights reserved. レヴィ式のSEは、レヴィが開発・提供しているコラボレーションツールを利用します。 「お客様ご自身が成果を出す」ことに、経験豊かなコンサルタントがコミットすることで、 SEのエッセンスをチームに根付かせていきます。 レヴィ式なら、成果が出る。人が育つ。 独自のコラボレーションツール 「Balus」 経験豊富なコンサルタントが 実践をバックアップ 17
  • 18. Copyright levii Inc. All rights reserved. Balusには、SEのエッセンスが詰まっています 視点ごとにモデルを描く領域を分けることができ、自然と視点分けて考えることができます 川を渡るための置き石のように、視点を分けることで複雑なモノゴトが捉えやすくなります ステークホルダとその期待 コンテキスト 運用シナリオ 機能フロー 目 的 課 題 システムを外から見る システムの中を見る ビューA ビューB ビューC ビューD ビューF ビューH ビューE ビューJ ビューF システム 18
  • 19. Copyright levii Inc. All rights reserved. すでにSE導入をはじめているお客様にもオススメです ● 始めてみたけど、よく分からないという方 ● ツールの必要性を感じている方 ● MBSEツールを使い始めたけど、大変だと感じている方 そんな方にピッタリのサービスです 19