『アクセシビリティの祭典』開会の挨拶 【講演者（敬称略）】 板垣宏明 ・NPO法人アイ・コラボレーション神戸　代表代理 ・日本ウェブアクセシビリティ普及ネットワーク　代表 【概要】 アクセシビリティに特化しながらもお祭りのように楽しめるイベント、『アクセシビリティの祭典』が2015年2月3日に神戸で開催されました。 このスライドは開催の挨拶で使用されたものです。 詳しくはWebサイトをご覧ください。 http://accfes.com/

1. アクセシビリティ＝
マシンリーダブルとは
ＮＰＯ法人アイ・コラボレーション神戸 代表代理
日本ウェブアクセシビリティ普及ネットワーク 代表
板垣宏明

2. 自己紹介 1
ＮＰＯ法人アイ･コラボレーション神戸
障害者就労支援施設Ａ型事業所
4 つの目的
• 障がい者の働く場であること
• 障がい者の能力開発の場であること
• 障がい者の社会参加の場であること
• 障がい者の社会貢献の場であること

3. 自己紹介 2
日本ウェブアクセシビリティ普及ネットワーク
障害を持つ当事者がつくる「日本ウェブアクセシビリティ普及ネットワーク」は、
主に障害を持つ当事者とサポートする健常者で構成され、
ウェブアクセシビリティの普及活動を行うネットワークです。
＜協力施設（増加中）＞
• 名古屋盲人情報文化センター 様
• NPO 法人神戸アイライト協会 様
• NPO 法人神戸ライトハウス 様
• e-Work （在宅就労者の会） 様
• NPO 法人アイ・コラボレーション草津 様
• NPO 法人アイ・コラボレーション信楽 様
• NPO 法人アイ・コラボレーション多賀 様
• NPO 法人アイ・コラボレーション高島 様

4. そんな当事者の立場から

5. アクセシビリティとは？
ウェブアクセシビリティとは、身体の機能や年齢、
閲覧環境の違いなどに関係なく、
ウェブで提供されている情報やサービスを
利用できることです。

6. 全盲の人にとっての
ウェブアクセシビリティ（一例）
ウェブの出現前
ウェブの出現後
情報を取得するために、朗読、または点
字にしてもらうなど、人の手を借りてい
ました。
スクリーンリーダーなどでウェブの文字
情報を読上げることがきるようになり、
自分自身で情報を取得できるようになり
ました。

7. 肢体が不自由な人にとっての
ウェブアクセシビリティ（一例）
ウェブの出現前
ウェブの出現後
場所に外出する場合、「行ってみて段差があっ
た」「障害者用トイレが無かった」などという
ことが頻繁にあり、外出に不安がありました。
外出前に、スロープ・エレベーター・障害者用
トイレの有無や、目的地までの道順について、
最新の情報を取得できるようになり、安心して
外出できるようになりました。

8. これらはウェブページが
アクセシビリティ対応している
場合の例です。

9. こんな場合はアクセシビリティ対応
していません（一例）
（視覚障害を持つ人が困った例）
スクリーンリーダーで読み上げない。
（マウスが使えない肢体不自由な人が困った例）
キーボードで操作ができない。
※ 実際にあった例です。

10. マシンリーダブルとは？
データやコンテンツなどがデジタル化されており、
機械やコンピューターで直接読み取って利用できる
形式であること。
具体的には、一般的なアプリケーションソフトで
利用可能なファイル形式や、タグなどの
マークアップによって構造化されたデータのこと。
また画像・音声・動画がデジタル化されていること
などをさす。（出典：デジタル大辞泉）

11. 機械やコンピューターで直接読み取って利用できる
形式であること。
機械やコンピューターで直接読み取って（例えば、スク
リーンリーダーで音声読み上げし） 、利用できる（例え
ば、キーボード操作で利用できる）形式であること。
＝ ( イコール）

12. アクセシビリティ＝
マシンリーダブル

13. アクセシビリティは
さまざまなマシンやソフトに対応
情報の音声化 情報の点字化音声情報の視覚化

14. アクセシビリティは
さまざまなマシンやソフトに対応

15. 具体例

16. 「指マウス」「スクリーンキーボード」「音声認識」

17. これって
何かに似ていませんか？

18. 話題の「 Ring 」と指で操作するマウス

19. スマートフォンの文字入力と
パソコンのスクリーンキーボード

20. スマートフォンの音声入力と
パソコン音声認識操作

21. やっと時代が
おいついてきました
。

22. アクセシビリティは
福祉にとどまらない。

23. アクセシビリティは
福祉を超える。

24. 今、その芽が
出てきています。

26. 展示ブースでご体感ください。
※ 展示にご協力くださった企業様に感謝します！

27. 未来のアクセシビリティは
どうなっていくでしょうか。

28. メイン対談
「未来のアクセシビリティを考える」

29. ウェアラブルデバイス＜ ＞
神戸大学大学院工学研究科 教授
塚本 昌彦 氏
。神戸大学大学院工学研究科・教授
1987 、年京大工学部数理工学科卒 1989 年京大院工学
システム 、シャープ研究科応用 科学科修士課程修了 株
、 、 を て式会社研究員 大阪大学講師 助教授 経 2004 年
より 。 。現職 工学博士 2001 より の として年 研究 一環
HMD の を っている。装着生活 行
NPO ウェアラブルコンピュータ 。研究開発機構理事長
ウェアラブルデバイスユーザー 。日本 会会長

30. ウェブアクセシビリティ＜ ＞
インフォアクシア株式会社 代表取
締役
植木 真 氏
Web サイトおよび Web アプリケーションのアクセシ
ビリティ をコンサルティング。 のアクセシ確保 国内外
ビリティ ガイドライン にも 。 は・ 策定 従事 現在
WAIC ウェブアクセシビリティ の（ 基盤委員会） 委員
を めている。長 務

31. < ファシリテーター >
バスタイムフィッシュ代表
HTML5-WEST.jp コアメンバー
村岡 正和氏
1975 まれ。 。年生 鳥取県出身
を に神戸 中心 Web システムの 、開発 IT の コン系 技術
サルタントとして 。システム はもちろんの活動中 開発
こと、システム 、 システム を設計 社内 導入提案等 業務
としている。

32. ご期待ください。

33. Thank you