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1. i-Constructionシステム学寄付講座
成果報告会
～生体計測を用いた作業員の安全管理
東京大学大学院 工学系研究科 総合研究機構
i-Constructionシステム学寄付講座
特任助教 濱崎峻資

2. 1. 自己紹介
2. 寄付講座における活動
3. 作業員の計測に基づく安全管理
目次
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3.  濱崎 峻資（はまさき しゅんすけ）
2018 博士号取得 （東京大学）
工学専攻 （淺間一教授）
2018-2019 特任研究員 （東京大学）
新学術領域 身体性システム
2019-現在 特任助教
i-Constructionシステム学
自己紹介
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精密

4.  埋設管プロジェクト
 掘削時の埋設管回避動作の実現
寄付講座における活動
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5.  Omni-viewプロジェクト
 複数の広視野カメラを用いた周辺環境確認・安全確保
寄付講座における活動
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6. 作業員の計測に基づく安全管理
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0
500
1000
1500
2000
2500
3000
元 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29
死亡災害発生状況（平成）
全産業
建設業
発生数（人）
厚生労働省データより
最近10年の平均は
341.7件/年
減ってきてはいるが
まだ対策は必要

7.  ハインリッヒの法則
 1つの重大事故の背景には
29の軽微な事故と300の異常
着眼点：ヒヤリハット
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ヒヤリハット
重大事故
軽微な事故
1
29
300
客観的・定量的な収集が必要
 事故は記録に残る
 ヒヤリハットは？
 報告ベースの収集
 様々な理由から集まりにくい

8. ヒヤリハットの分類
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作業員計測から検知できる可能性
重大事故
作業員がはっきりと
意識・記憶した異常
作業員が意識・記憶
しなかった異常
軽微な事故
※定義は自己流
作業員は全く
認知しなかった異常
非ヒヤリハット
ボーっとしている，
油断しているような状態
散漫状態
作業員計測から検知できる可能性
作業員が認知した異常
ヒヤリハット
隠しがち
客観的に
集められる
認識していない
危険の可能性を
抽出できる
ヒヤリハット異常が起きやすい
状態を見出せないか？
作業員は全く
認知しなかった異常
非ヒヤリハット

9.  個々の作業員が現場に散らばったセンサ
研究のコンセプト
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作業員を計測し
経験した危険を検知
場所・時刻と共に記録
今後のマネジメントへ
※非リアルタイム
何を？

10.  生体信号
 体温
 発汗
 筋活動
etc.
 表情という追加アプローチ
何を計測すべきか？
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実験室環境や運転者などでは効果的
激しい身体運動を伴う場合は様々に困難
ノイズや測定自体の困難さも
ヘルメット
つばの左右に
小型カメラ 左右カメラの視界

11. 何を知るべきなのか？
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危険に直面したとき，どう変化？
 生体信号
 何を計測するのがベストか？
⇒ 医系研究者とのディスカッション
 生体信号が
 表情が
 それが分かれば…
⇒ 「この変化が検知された時，ヒヤリハット発生」
と言えるようになる