社内勉強会用

1. プログラミングの基礎
～その２～
2020/08/17 たなかひかる
Holyday技術基礎勉強会

2. 前回のお話まとめ
・プログラミングをする上ではフローチャートが作れるようになる事は非常に重要
・フローチャート次第では実行速度に大きく差が出る事もある
・日常の事をフローチャートにするのは非常に難しい

3. 今日のお話
前回同様にフローチャートを作っていきます
まずはフローチャートの書き方の振り返り
その後演習問題をしていきましょう

4. 「プログラミング」の基礎能力
webシステムを構築する上で、プログラミングは必要な要素ですが
プログラミングを覚える際には、プログラムでの実現可否を検証する能力も非常に重要になります
コンピューターに出来る仕事かどうかを判断する
つまり「0と1の世界」で表現する能力が必要になります
今日はその力を養うために「フローチャート」を作っていきます

5. フローチャートの簡単な説明
そもそもフローチャートって？
困った時のwikipedia
フローチャート (flowchart、流れ図) は、プロセスの各ステップを箱で表し、流れをそれらの箱の間の矢印で表すこと
で、アルゴリズムやプロセスを表現する図である。

6. フローチャートの簡単な説明
今日は3種類の箱を使ってフローチャートを作成します

7. フローチャートの簡単な説明
定義済み処理
今回はスタートとゴールに使います
スタート

8. フローチャートの簡単な説明
処理
何かしらの処理をする時に使います
右手を上げる

9. フローチャートの簡単な説明
判定
処理の分岐を行う時に使います
右手が
上がっ
ている

10. フローチャートの簡単な説明
判定
処理の分岐を行う時に使います
右手が
上がっ
ている
YES
NO

11. 例題)ASHIM●を歩かせる
本D技研が開発した二足歩行型ロボットASHIM●を10歩あるかせます
- 左右交互に足を出してください
- 10歩まで行ったら処理を終了してください

12. 例題)ASHIM●を歩かせる
スタート
右足が前
左足を前にだす 右足を前にだす
10歩目？
ゴール

13. 演習1)会社までの経路
日常をフローチャートにする
- 自宅の玄関を出てから会社に着くまでの経路をフローチャートにする
- 不確定要素についてなるべく多く盛り込むこと
回答時間は10分間

14. 演習2)Hit & Blow 正誤判定
与えられた4桁の数値が事前に決められた数値と一致するかを判定する
http://vipprog.net/wiki/exercise.html#ffeaab60
- 桁と数値が合っていれば「Hit」
- 桁は違うが数値のみ合っていれば「Blow」
- 4桁の数値は全て異なる数である
- 出力は「〇Hit〇Blow」の形式で出力する
回答時間は15分間

15. 演習3)Hit & Blow 回答特定
任意に作った4桁の数値が事前に決められた数値と一致するまで判定を繰り返す
http://vipprog.net/wiki/exercise.html#ffeaab60
- 桁と数値が合っていれば「Hit」
- 桁は違うが数値のみ合っていれば「Blow」
- 出力は「〇Hit〇Blow」の形式で返却される
- 4桁の数値は全て異なる数である
- 「4Hit0Blow」(正解)が出るまで繰り返し、正解の数値を出力する
回答時間は15分間

16. まとめ
・プログラミングをする上ではフローチャートが作れるようになる事は非常に重要
・フローチャート次第では実行速度に大きく差が出る事もある
・日常の事をフローチャートにするのは非常に難しい

17. 質疑応答