Cooking for creative thinking

1. Creative Cooking
料理で創造性を育むワークショップ
2015.07.03
Harajiri Marketing Design

2. Creative Cooking とは、
料理でクリエイティブ力を育む
新型ワークショップです。
料理は新しいアイデアを形にするにはもってこいの作業です。
失敗しても、笑って「不味かったね」で済みます。実はそこから改良の議論が立ち上がります。
このワークショップでは新商品開発をテーマに全く新しい料理を開発していきます。

3. Creative Cookingワークショップのタイムライン
1次情報
方向変換
＝コンセプト開発
2次情報
概念変換
＝レシピ開発
3次情報
具体変換
＝調理と盛り付け
コンセプト デザイン
6-7時間程度
時 間 軸
漢字
コンセプト
ピラミッド
レシピ開発 クッキング
フィールド
ワーク
実食・評価
1-2時間 1時間 1時間 2時間 1時間

4. たとえば、
自由が丘で
Creative Cooking

5. 漢字
コンセプト
ピラミッド
レシピ開発 クッキング
フィールド
ワーク
実食・評価
STEP1：
フィールドワーク
field work
現場を あるく、みる、きく。街を自由に探索し、そこから得た感覚を企画に持ち込みます。
現場に行かないとわからないことや、実際に歩かないと気づくことができない街の裏側を発見することも。

6. 漢字
コンセプト
ピラミッド レシピ開発 クッキング
フィールド
ワーク
実食・評価
STEP2：
漢字コンセプトピラミッド
KANJI Concept Pyramid
課題カテゴリー
シンボル
フィールド
インスピレーション
ターゲット
エモーション
コンセプト
料理カテゴリーは主催者が定義します。
フィールドインスピレーションと、ターゲットに感じて欲しい感情を、
漢字1文字で例えて、コンセプトのプロトタイプを編み出します。
②現場の感覚を
漢字１文字で表すと？
③顧客がどんな
気持ちになるのが理想？
①開発する商品カテゴリーの
DNA（本質）を
漢字１文字で表すと？

7. 漢字
コンセプト
ピラミッド レシピ開発 クッキング
フィールド
ワーク
実食・評価
STEP2：
漢字コンセプトピラミッド
KANJI Concept Pyramid
包優
秘
優秘包（優しくて
秘密にしたくなる餃子）
包彩
融
彩融包（相対したものがうまく融合し
独自の彩りを放つ自由な餃子）

8. 漢字
コンセプト
ピラミッド
レシピ開発
クッキング
フィールド
ワーク
実食・評価
STEP3：
レシピ開発
Recipe Development
『漢字コンセプトピラミッド』を元に、必要な食材を話し合いレシピを開発していきます。
コンセプトに合う食材は何か？焼くのか、茹でるのか、揚げるのか。
調理方法も様々です。コンセプトに合うように皆でアイデアを出し合います。

9. 実際に料理を作っていきます。他のグループも一緒に調理をしているので、
調理している最中にひらめきが起き、新たなアイデアが生まれることも。
漢字
コンセプト
ピラミッド
レシピ開発
クッキング
フィールド
ワーク
実食・評価
STEP4：
クッキング
Cooking

10. 自由が丘 Creative Cooking 完成品
優秘包
∼優しくて秘密にしたくなる餃子∼
彩融包
∼相対したものがうまく融合し
独自の彩りを放つ自由な餃子∼

11. 漢字
コンセプト
ピラミッド
レシピ開発 クッキング
フィールド
ワーク
実食・評価
STEP5：
実食・評価
eat & evaluation
作った餃子を食べながら、コンセプトとレシピの関係性を発表していきます。
①美味だったか？ ②コンセプトを感じられるか？で、評価していきます。

12. 普段何気なく行っている料理は
意外と商品企画と類似しています。
料理はレシピがあり、手順も決まっており、時間も決められています。最後に盛り付けまで行います。
商品企画も同じで、商品のコンセプトを決め、プロダクトを生み出し、デザインを考える。
実はやっていることは、とても似ているのです。
レシピから
企画に
活かせること
ビジュアルが
あると理解がす
すむ
予算を
決める
ターゲット
を明確にする
テーマ/
コンセプトを
決める
時間を決める
スケジュール
オリジナル
（差別化点）を
持つ
誰が読んでも
わかる
ターゲットが欲
しいものを
リサーチする

13. 13
変換項 不変項
アイデア発想の公式
アイデア発想は、クリエイティブの法則やヒットパターンといった
「不変項」と面白いと直感で感じた現象の奥に潜む
機能や構造といった「変換項」をかけ合わせて、
全体を変容させることが基本数式です。
このワークは、変えるべきもの、取り入れるものと
変えてはいけないものの編集作業であることに気づいてもらいます。

14. 14
参考テキスト
原尻淳一『企画のつくり方』
日本経済新聞出版社 / 2015年5月
発想・コンセプトづくりから戦略立案、プロ
モーション設計、プレゼンまでの全プロセスを
解説する「企画づくりの教科書」です。音楽業
界など読んで面白いケースをふんだんに盛り込
んでおり、サクサク読めます。「漢字コンセプ
トピラミッド」「戦略ルートマップ」といった、
著者オリジナルの使えるツールも紹介。企画担
当になりたての新人から、基礎を確認し直した
い現場リーダーまで役立つ内容です。ワークを
通じ、仕事に役立つ実践力が身につきます。

15. 株式会社HMD代表取締役
龍谷大学経済学部客員教授
1972年埼玉県生まれ。
大手広告代理店入社後、 エイベックスグループ
に転職。多くのアーティストのマーケティング、
映画の宣伝戦略、アニメの事業計画立案を行な
う。現在はレコード会社、芸能プロダクション、
飲料メーカーや広告代理店のコンサルタントや
京都市のブランディングとして、市のポータル
アプリをプロデュースしている。また、大学教
授として、マーケティング・エンタテインメン
ト・教育を掛け合わせた活動もしている。
著書には『IDEA HACKS!』等、東洋経済ハック
シリーズ。近著では『企画のつくり方』（日経
文庫）がある。慶應義塾大学メディアデザイン
研究所 リサーチャー。日経ビジネススクール講
師。厚生労働省パワーハラスメント対策企画委
員等も兼任している。
Creative Cooking Producer ： 原尻 淳一 / JUNICHI HARAJIRI