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kintoneが生み出す一体感
- 変えよう。変わろう。-
株式会社日阪製作所
情報システム部 佐々江 宏明
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商号 株式会社日阪製作所
創業 1942年5月(昭和17年5月)
業種 産業機械製造販売業
本社所在地 〒530-0057
大阪市北区曾根崎2-12-7 清和梅田ビル20F
工場 鴻池事業所(東大阪市)
支店 東京支店、名古屋支店、九州支店、北九州支店
資本金 41億5千万円
年商 連結253億円(2016年3月期実績)
従業員数 単体503名
連結643名(2016年3月末)
日阪製作所について
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エネル
ギー
衣
食
住
医療
環境
熱交換器
事業
バルブ
事業
プロセス
エンジニア
リング事業
その他
事業
暮らしを支える会社です
日阪製作所は
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熱交換器
事業
こんなところで使われています
空調(ビル・温泉・プール)、船舶、石油精製、エコ給湯、床暖房など
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プロセス
エンジニ
アリング
事業
こんなところで使われています
食品・液体殺菌装置 医療用滅菌装置 染色仕上機
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バルブ
事業
日本初の開発
・ボールバルブ
多種多様なボールバルブ
・小口径から大口径
・テフロンタッチからメタルタッチ
・汎用品から特殊品
広い範囲で流体制御
・液体・気体・蒸気・粉体・粒体など。
・高粘度・高温・高圧など厳しい条件にも。
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中村智太郎
・パラ水泳(平泳ぎ)
【主な実績】
リオパラリンピック 7位
ロンドンパラリンピック 2位
http://www.hisaka-athlete.jp/
櫻井杏里
・車いすフェンシング
【主な実績】
2017ワールドカップinハンガリー
フルーレ ベスト8 / エペ 2位
日阪の
アスリート
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身近なところに、
日阪製作所の技術が
活かされています。
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7カ国(日・中・韓・サウジ・インドネシア・マレーシア・タイ)
16拠点で利用する全社の重要システム
世界中で大活躍のkintone
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Key Point 1
はじめ は 小さく。
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熱交換器
事業部
バルブ
事業部
プロセス
エンジニ
アリング
事業部
kintone導入のきっかけ
Excelが大氾濫
↓
埋もれる情報
見えない責任
↓
解決したい!!
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• 成功事例を積み重ねながら、他のグループにも展開。
氾濫するExcelを「整理整頓」しよう!!
顧客情報
納入機器情報
・
・
・
整理・整頓 設計 作成・修正
■営業系
- 顧客管理
- 納入機器管理
■サービス系
- トラブル管理
- 貸出品管理
■製造系
- 出図管理
■品質保証系
- クレーム管理 など
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Key Point 2
現場 が 主役。
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kintoneを立ち上げた2人の女性社員
サービス
後藤さん
営業
彌榮さん
課題を
解決したい
アプリで
業務改善
便利!
効率的!
この問題も
解決して!
翌日に改善策!
日々良い変化!
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IT部門
現場
kintoneプロジェクト
マネージャー
全体のサポート
・コンセプト策定
・技術支援
開発・運用 ・kintoneアプリの作成とメンテナンス
情報交換
システムの相談
最新の技術
業務改善の
相談
アドバイス
アプリ作成
の相談
新機能の
紹介
サービス営業
業務の改革を統括
・一元化・見える化
・プロセス化
• 継続的、効果的な運用のための役割明確化
生産管理 品証 製作
情報交換 情報交換 情報交換
一 体 感
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Key Point 3
ゴール は 78点。
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3. チャレンジ精神と工夫
2. 風通しの良い組織に変化
1. スピード感のあるシステム
78点の
システム
づくり
= 78点の割り切りと改善の繰り返し
= 問題は変えていくという意思統一
= 残り22点の伸びしろ
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・ゴール は 78点。
・現場 が 主役。
・はじめ は 小さく。
Key
Point
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2012 2013 2014 2015 2016
kintone利用者数の推移
2017
5年で
30倍
15名
460名
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ドメイン 6個
アプリ 451個
スペース 52個
日阪の
アプリ
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kintone活用事例
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事例1:海外部門から。
スペース で チーム力UP
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Good!! スペースで気軽に意見交換
一 体 感
アジア各国で営業活動するチームのスペース 訪問国・地域のビンゴで
目標・進捗の見える化
近くにいなくてもチーム力UP!
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事例2:製造部門から。
物流強化 で 生産性UP
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Bad… メール・電話やり取りの限界
依頼書
在庫表
担当者 依頼書
在庫表
担当者
情
報
伝
達
の
行
き
違
い
情
報
伝
達
の
行
き
違
い
■日阪の製造部門 ■外部の倉庫会社
在庫表の差異・手配ミス・配送ミス → 生産性低下
在庫品の委託
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Good!! ゲストスペースで社外と情報共有
日阪担当者
倉庫担当者
アクション機能で
出荷指示も1Click
■在庫表アプリ ■出荷指示・ピッキングアプリ
一 体 感
指示したものが確実に届く!生産性UP!!
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事例3:営業・サービス部門から。
顧客対応 の 品質UP
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Bad… 誰が担当? どこまで進捗?
顧客(TEL・メール) 営業(依頼書) サービス(依頼書) サービスセンター
遅い顧客対応、部門間の情報連係ミス
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Good!! いつでも誰でも。まるごと対応
営業
サービス
サービス
センター
サイボウズOfficeで
SCの予定表管理を
する部署もあります
一 体 感
タイムラグ「0」!最短時間の顧客対応!!
■紙の依頼書をkintoneアプリ化
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事例4:システム部門から。
基幹システム連携で
情報活用力UP
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Bad… 情報がリアルタイムじゃない
手作業
手作業
ダウン
ロード
受注
目標
売上
目標
受注
実績
売上
実績
手作り資料 → 時間のムダ。情報が古い。
■基幹システム ■目標の進捗・達成度確認Excel
工数
実績
工数
目標
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Good!! データ連携で現場を見える化
Special Thanks!! Ashisuto
仕事の質が変化!
■目標管理アプリ ■BIツール:進捗管理ダッシュボード
■基幹システム
自動連係
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日阪製作所のスローガン
「変わろう!」
「変えよう!」
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ITベンダーとユーザーの関係
クラウド
事業者
ITベンダー ユーザー
微妙な
距離感・・
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ITベンダーとユーザーの関係
縮まる、
つながる
関係性
サイボウズ
ITベンダー ユーザー
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kintoneが近づけるさまざまな関係
経営層
IT部門 事業部門
組織で。 ユーザー同士も。他社と。
顧客
取引先 自社
ユーザー
ユーザー ユーザー
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http://www.hisaka.co.jp/
一 体 感
組織で。他社と。ユーザー同士も。
生み出してみませんか?

kintoneが生み出す一体感〜変えよう。変わろう。〜

Editor's Notes

  • #2 みなさん こんにちは。 日阪製作所 情報システム部の佐々江と申します。   本日は「kintoneが生み出す一体感」というテーマでお話しさせていただきます。 よろしくお願いします。
  • #3 では、最初に当社の紹介をさせて頂きます。 私たち日阪製作所は、本社、工場を大阪に置く産業機械の製造販売メーカーです。 ことしで創業75年、年商で253億円、社員数は約500人という規模の会社です。
  • #4 当社は熱交換器事業、プロセスエンジニアリング事業、バルブ事業と大きな三本柱で事業展開を行っています。 私たちが持つ技術と製品は、「衣・食・住・医療・環境・エネルギー」などあらゆる産業分野を通して人々の暮らしを支えています。  
  • #5 熱交換機事業では、熱交換器を開発・販売しており、大きなものは主にビルの空調設備や船舶に、小型のものはエコキュートや床暖房の中に使われています。
  • #6 続いてプロセスエンジニアリング事業です。 ここでは大きく3つの製品を作っています。 まずレトルト食品や飲料、調味料の食品・液体殺菌装置。 次に注射器や点滴、輸液などの滅菌を行う医療用の滅菌装置。 最後に衣料品やカーシート、インテリア商品などの生地を染める染色装置。   すべての装置で高いシェアを誇っています。
  • #7 最後はバルブ事業です。 さまざまな工業用のボールバルブを作っています。 日阪が作るバルブは、工場や工事現場であらゆる流体を制御するのに多く使われています。
  • #8 また障害者アスリートの支援にも力を入れており、現在は2名のアスリートが在籍しています。 パラ水泳の中村智太郎選手は昨年のリオパラリンピックに出場し7位の成績を残しました。 車いすフェンシングの櫻井杏里選手は今年ハンガリーで開催されたワールドカップで好成績を残すなど活躍が期待されています。 二人とも東京パラリンピックを目指して練習に励んでいます。
  • #9 このように皆さんの目に触れることはほとんどありませんが、身近なところで日阪の技術が活かされています。 なので、ぜひ親しみをもって聞いていただければと思います。   ではここからは本題のkintoneの話に移ります。
  • #10 私たちがkintoneに出会ったのは2011年。それはkintoneが市場に出てすぐのことでした。 そこから6年たち、いまでは世界7か国、16拠点で利用する社内の重要システムに育ちました。 Kintoneがなければ仕事ができない。そういっても過言ではないくらい、私たちの大切なパートナーです。 しかし、初めからすべてがうまくいったわけではありません。 毎日毎日、少しずつ前進してきました。 そうした経験から私が考えるkintone活用のPointをお話しさせて頂きます。
  • #11 KeyPoint1 はじめは ちいさく。 Kintoneはスモールスタートが可能なシステムです。 この特徴は最大限活かすべきだと思います。
  • #12 私たちのスタートも1つの事業部からでした。 2011年、2部門の合併により新設されたプロセスエンジニアリング事業部には、それぞれが持ち寄ったExcelが氾濫し業務が混乱していました。 大量のファイルに情報は埋もれ、製作者も分からないファイルの山に責任も見えなくなっていたのです。 この状態を何とかしなければ・・・。そう思っていた時に出会ったのがkintoneです。 「これなら問題を解決できる!」と確信しすぐに導入しました。
  • #13 最初は5人の小さなグループで氾濫するExcelを整理整頓しながら、アプリを作成しました。 そしてメンバーの意見を聞いては修正するというサイクルを繰り返しながら、kintoneを業務プロセスの中にはめこんでいきました。 小さな成功事例を積み重ねることでほかのグループにも展開していけるようになり、kintoneのすそのは広がりました。
  • #14 KeyPoint2 現場が主役であること。 誰もが簡単にアプリが作れるというkintoneの特徴を活かして、IT部門主導ではなく現場主導でアプリの作成を進めました。
  • #15 まず最初にkintoneに携わったのは、サービス部門・営業部門というシステム構築とは程遠い組織にいた女性社員の二人です。 彼女たちは「チームの課題を解決したい」という思いでアプリを作り、業務を改善を進めていきました。 そうすると、「これは便利!」「効率上がる!」といった声が広がり、次第に「こんなアプリも作って欲しい」という依頼も出てくるようになりました。 それにも積極的に応えていくことで、kintoneが浸透していったのです。 彼女たちの上司も、「課題があっても翌日にはkintoneで改善策ができている」と日々良い変化を実感していました。
  • #16 またこうした取り組みを一過性のものにしないために、kintoneプロジェクトを立ち上げ、お互いフォローしあえる体制をつくりました まず現場では、身近にある課題を解決するために、自分達でアプリの作成や運用を担当。 部門マネージャーは、業務の改革を統括しながらアドバイスを送ります。 そして IT部門は、全体を把握した上でのシステムコンセプト策定や技術支援を行う。 立場が違う3者が一体となることで、プロジェクトが円滑に動き、継続的に成果をあげることができたのです。
  • #17 そして最後のKeyPoint。 それはゴールは78点を目指すことです。
  • #18 なぜ100点ではなく78点を目指すのか。 それはシステム作りで形のない100点を目指しても「課題だけが積み上がり、いつまでたってもスタートが切れない」みたいなことになるからです。 であれば最初から「78点のシステム」と割り切って、改善を繰り返しながら仕上げていく方が、はるかにスピード感のあるシステム構築が可能です。 全員で「このシステムは78点なんだから、問題があれば変えていけばいい」と意志統一をすることで、課題と方向性が見える、風通しの良い、活力のある組織に変わってくことができました。 さらに、この風通しの良い風土が、残りの22点をどう伸ばしていこうかというチャレンジ精神と工夫を生み出すことにつながっています。 78点のシステム作りは、私たちの成功の合言葉です。
  • #19 あらためまして、この3つが 私たちの会社でkintoneが大きく広がったポイントです。 では、どの程度広がったのか。
  • #20 Kintoneの利用者数は導入当初は15名でしたが、5年で30倍の460名にまでユーザー数を伸ばしました。 今では社員の約8割がkintoneを利用しています。
  • #21 日阪にはいま、6つのドメインがあり、そこでは451個のアプリ、52個のスペースが動いています。
  • #22 ここからは、そんな私たちのkintoneの活用事例をご紹介したいと思います。
  • #23 まずは海外で働く部門での事例です。スペースを活用してチーム力をUPさせています。
  • #24 これはアジア各国に散らばって営業活動を展開するチームで利用しているスペースです。 このスペース内で日々の営業報告はもちろん、質問やコメントで誰もが気軽に意見交換できるようになりました。 そうすることで、普段は近くにいなくても、いつでもチーム一体となって仕事をしているという実感が得られています。 訪問した国や地域をビンゴで埋めていくようなちょっと面白い要素も作って、目標進捗が見えるような工夫もしています。
  • #25 続いて製造部門から物流を強化することで生産性をUPした事例です。
  • #26 日阪の製造部門では、外部の倉庫会社に在庫品の管理を委託して、モノのやり取りを行っているのですが、 メールや電話中心のやり取りでは、どうしても情報の伝達に行き違いが発生ます。 そのため、お互いの持つ在庫リストに差異が発生したり、手配ミスや配送ミスのため生産性が低下する問題が発生していました。
  • #27 この問題を解決するために、ゲストスペースを活用して、社外の人たちとも、情報を共有しながら、モノのやり取りができるような仕組みを作りました。 これにより、正確な在庫管理が実現できるようになりました。 在庫表にはそれぞれの部品の写真も表示することで、部品を取り違えるというミスも無くなりました。 またアクション機能を活用して出荷指示も1クリックで簡単にできるようになりました。 このように、リアルタイムで正確な情報を共有できたことでモノづくりの生産性は飛躍的に向上しました。
  • #28 3つ目は営業・サービス部門から顧客対応の品質アップを実現した事例です。
  • #29 これは製品のメンテナンスサービスに関する業務の絵です。 まず、顧客から営業部門にメンテナンスの依頼が入ります。その情報をサービス部門に伝達。 そして実際のメンテナンスはサービスセンターで行うという流れです。 これまでは「依頼書」という紙ベースで情報伝達していたため、対応が遅く部門間の情報連係ミスがおこっていました。 しかも自分の手を離れると状況が全く把握できないなど、顧客の視点からは決して質の高いサービスとは言えませんでした。
  • #30 そこで、紙の依頼書をkintoneアプリにすることで、部門間のタイムラグをなくし、最短時間で顧客対応ができるようになりました。 全ての部門で同じ情報を見ることができるため、顧客からの問い合わせにも、いつでも、だれでも、回答できるようになりました。 こうした情報が蓄積されることで、営業マンが新たな提案につなげるデータベースとしても活用されるようになっています。 また、サイボウズOfficeを使ってサービスセンターの作業員のスケジュールを管理している部門もあります。
  • #31 最後にシステム部門から基幹システムとkintoneを連携させて情報活用力をUPさせた事例です。
  • #32 売上や受注など、さまざまな目標を皆さんも管理されていると思います。 今までは目標はExcel、実績は基幹システムと別々に情報をもっていたため、 進捗や達成度を確認するには、手作りの資料を作っていましたが、作業時間は無駄ですし、情報の鮮度も古くなります。
  • #33 そこで、目標部分をkintoneに登録しました。 それを基幹システムと自動的に連携させ、BIツールを活用して、現場で管理する指標をリアルタイムで見える化しています。 例えばこのダッシュボードでは、日阪独自のウェザーランクを採用して、目標を達成すると 雨から晴れにアイコンが変化するといった楽しさと分かりやすさを持たせています。 これにより資料を作る仕事から、情報を見て判断するというように仕事の質を変化させることが出来ました。
  • #34 このようにkintoneをきっかけにあらゆる変化が社内でおきています。 日阪製作所の2017年度のスローガンは「変わろう!変えよう!」なのですが、その実践にkintoneを大活躍しています。 そしてkintoneを使うことで変化を感じることがもう1つあります。
  • #35 それはシステムに係わる企業・組織・人の関係に変化が起きているのではないか。そう感じるようになったのです。 私たちも様々なサービスであったり、ソフトウェアを利用していますが、 クラウド事業者・ITベンダー・われわれユーザー企業の3者には微妙な距離を感じる場合もありました。
  • #36 でもkintoneの場合、この製品を中心に クラウド事業者のサイボウズさん、 ITベンダーやこの後のhackに登場されるような開発者のみなさん、 そして我々ユーザー企業。 この距離感が縮まり、つながっていくように感じることができるのです。 この関係性が、システムを使うことに対しての安心感や信頼を生んでくれます。
  • #37 Kintoneにより縮まる距離感はいろいろな場面で感じることができます。 組織でいけば、経営層・IT部門・事業部門が、また企業間で見れば顧客や取引先と。 何より今日のkintone hiveのようなイベントで私たちユーザー同士が交流を深めることができる。 この関係を作るのは簡単ではありません。 だからこそ、kintoneという製品も、hiveというイベントも私はとても大切に思います。
  • #38 Kintoneにあって、他の製品にはないもの。 それはあらゆるところで一体感を生み出す力だと思います。 この力をつかって、もっと良いチームに、もっと良い組織に、もっと良い会社に、 変わっていきたいと思います。 以上で私の講演を終わらせて頂きます。 本日は貴重なお時間を頂き、サイボウズ様、お集まりの皆様 ありがとうございました。