49. (1)3モーラの語( V 1 C 1 V 2 C 2 V 3 )に絞った 2モーラ語( C 1 V 2 C 2 V 3 )にすると、 いきなり子音から始まってしまい、 帯気音化などの現象がその次の母音に何らかの影響を 与えるかもしれない。 また、 N で終わる2モーラ語( V 1 C 1 V 2 N )でも、 N で終わる語はちょっと特殊な気がする。 1 3 2
50. (2) 「 V 1 C 1 V 2 C 2 V 3 」の 頭とお尻の母音はそろえて [a] に( V 1 = V 3 = [a] ) V 1 と V 3 で母音が違うとちょっと発音しにくい 同じ母音にそろえるなら、 一番発音しやすい [a] にした。 1 3 2
51. (3) 「 V 1 C 1 V 2 C 2 V 3 」の C 1 と C 2 は無声閉鎖音に絞った。 (本実験では、他の無声子音はとりあえずおいといて) 無声閉鎖音( [p] 、 [t] 、 [k] )のうち [p] は日本語では不自然な 音なので却下。 [t] は C 1 にくると、後ろに [i] が続いたときに「ち」に なってしまうので、 C 2 にしかなれない。 C 1 = C 2 = [k] と [k] が連続すると言いにくいから、連続はダメ。 C 2 にしかなれない [t] を考慮して [k] は C 1 に限定しよう。 1 3 2
52. よって・・・ 「 V 1 C 1 V 2 C 2 V 3 」は akVta を使ったわけだ。 そしてその有声子音バージョンが、 agVda だ。 1 3 2