初心者向け3D-CADの使い方

1
VeBotsLaboratory of Vehicle Robotics
初心者向け
3D-CADの使い方
山﨑歓友
(Yoshitomo YAMASAKI)
北海道大学大学院農学院
ビークルロボティクス研究室
修士課程２年

2
コンテンツ
Summary
Install
Day1 ―Parts―
Day2 ―Assembly―
Day3 ―Drawing―
Conclusion
序論
メイン
結論

3
Summary
初めて3D-CADをさわる人が5日間で
ある程度の使い方を学ぶことができる
Autodesk Inventor Professional 2015を使う
Fusion360やSolidWorksなども同じ要領で使
うことができる
論文やプレゼンテーションの図として
3Dプリンターで小物を作るため
部品の発注のため
コンセプト
ソフトウェア
用途

4
Day1 ―Parts―
プロジェクト＞アセンブリ＞パーツ
プロジェクト
アセンブリアセンブリ
パーツ
まずプロジェクトを作る
次にパーツをたくさん作る
パーツを組み合わせてアセンブリを作る
繰り返す
全体図
パーツ
パーツ
パーツ
パーツ
パーツパーツ
プロセス

5
Projects→New→Single User Project
フォルダは①で作ったところに指定しFinish
好きなディレクトリに新しいフォルダをつくる
ここではInventorという名前にした
①
Projectsを選択
プロジェクト名を
Practiceにした
プロジェクトができたことを
確認しDone
Day1 ―Parts―
実行
実行

6
Newでパーツを作る
Day1 ―Parts―
New→Metric→Standard (mm).ipt
Newを選択
基本操作
実行

7
右の箱を作る
Day1 ―Parts―
課題
学習内容 Sketch 10
20
15
-2D Sketch
-Line
-Rectangle
-Dimension
3D Model
Inspect
-Extrude
-Distance

8
Day1 ―Parts―
Start 2D Sketch→x-z plane→Line実行
実行適当な長さに線を引き，長方形を作る
Start 2D Sketch
を選択
平面の選択
左タブのOrigin
からも選択可能
Lineを選択
長方形を作っている途中の図
最後まで閉じると自動的に終わる
途中で終わりたい場合はEscキー

9
Day1 ―Parts―
LineではなくRectangleでも可能
むしろ長方形の場合はこちらを推奨
補足
Rectangleを選択
簡単に長方形ができる
大きさは後から修正するので適当に

10
Day1 ―Parts―
Dimension実行
Dimensionを選択（非常によく使う）
線をクリック
横へドラッグ＆ドロップ
数字の入力になるので
10mmでOK
横も同様に20mmにする

11
Day1 ―Parts―
Finish Sketch実行
Finish Sketchをクリック
Extrude実行
Extrudeをクリック
スケッチに戻りたいとき
左タブ
→Sketchを右クリック
→Edit Sketch

12
Day1 ―Parts―
Extrude実行
面を選択
15mにしてOK

13
Day1 ―Parts―
Inspect→Distanceでサイズを確認できる実行
完成
両端をクリックすると
面の長さがわかる

14
Day1 ―Parts―
練習
10
20 20
10
15
Tips: 2つの直線を選択してParallel
Constraintを使うと簡単に平行になる
① ②
20
20 20
10 10
10
Tips: Extrudeは向きを変えることが可能

15
Day2 ―Assembly―
Newでアセンブリを作る
パーツを追加する
配置する
基本操作
実行 New→Assemble→Place
Placeをクリック
パーツを2つ選び追加
1回クリック→Esc
Assembleに追加された

16
Day2 ―Assembly―
実行 Joint
円柱底面の中心点を選択直方体上面の中心点を選択配置完了
Jointをクリック

17
Day2 ―Assembly―
ボルトが付いた板を作る課題
完成図
学習内容 Sketch -Mirror
-Circle
3D Model -Revolve
-Thread
Assemble -Place
-Constrain

18
Day2 ―Assembly―
ボルトが付いた板を作る課題
100
80
20
20
Φ10
Φ20
ISO M10
パーツ１
板の詳細
パーツ２
ボルトの詳細
厚さ 2mm

19
Day2 ―Assembly―
複数の穴はミラーを使う基本操作
長方形スケッチ→Extrude 2mm
まで完了し上面にスケッチしている図
長方形は軸と左右対称に
なっている前提
Lineで縦軸に
沿って線を引く
円の位置はDimension
で中心点と長方形の端
を結び指定する
円はCircleで作る

20
Day2 ―Assembly―
Mirror実行
Selectで円を選択
ミラーをクリック
Mirror lineで中央の縦軸を選択

21
Day2 ―Assembly―
投影された結果
同様にして下部も作る 4つ投影した

22
Day2 ―Assembly―
Extrude実行
穴をあけパーツ１が完成

23
Day2 ―Assembly―
円柱はLine→Revolveでも作成可能基本操作
Lineでスケッチ
Revolveを選択回転軸を選択

24
Day2 ―Assembly―
Thread実行
Threadをクリック
Specificationでねじのタイプを選択できる
今回は直径10mmなので
ISOのM10にしてみる
パーツ２が完成

25
Day2 ―Assembly―
パーツはConstrainでつなげる基本操作
ねじ頭の底面と板の上面を選択
ねじと板がくっつく
Constrainを選択

26
Constrain実行
Constrainでねじ部分にカーソルを
合わせ軸が表示されたらクリック
次に穴の円部分にカーソルを
合わせてクリック
Day2 ―Assembly―

27
完成
4つ全て位置を合わせたら完成
Day2 ―Assembly―

28
Day2 ―Assembly―
練習
大きさは適当でよい

29
Day3 ―Drawing―
基本操作完成したAssemblyを設計図化する
実行 New→ISO.idw

30
Day3 ―Drawing―
基本操作表示させる
実行 Place Views→Base
Baseをクリック
表示させたい
Assemblyを選択
表示させたい
角度を選択

31
Day3 ―Drawing―
基本操作サイズを表示させる
実行 Annotate→Dimension
何もしていない状態
Dimensionをクリック
線分をクリックすると
サイズが表記される

32
Day3 ―Drawing―
経過
設計図ができた
拡大図

33
Day3 ―Drawing―
基本操作文字を入れる
実行 Annotate→Text
試作品と入力
Dimensionをクリック
Textをクリック
指定した場所に試作品と表記される

34
Day3 ―Drawing―
基本操作 PDFで出力する
実行 Export→PDF

35
Conclusion
パーツ・アセンブリ・設計図
を作れるようになった

初心者向け3D-CADの使い方

Recommended

Recommended

More Related Content

What's hot

What's hot (12)

Similar to 初心者向け3D-CADの使い方

Similar to 初心者向け3D-CADの使い方 (20)

Recently uploaded

Recently uploaded (20)

初心者向け3D-CADの使い方