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「新型コロナウィルス感染拡大」と
生き方改革
2020年度前期
植田 康孝
y-ueda@edogawa-u.ac.jp
「アフターコロナ」の世界では、
われわれの生活も
より衛生面に気を付けて
混雑を避け、
リモートで働くことが
当たり前になるであろう。
「アフターコロナ」の世界では、
社会の考え方も
大きく変わって行く。
現在、行われている
リモートワーク技術は、
コミュニケーションの分野で
革新を起こす。
社会動向をバーチャルに予測する
「デジタルツイン」
(現実世界のデータを
仮想空間に再現する技術)
の恩恵を人々が受けやすくなっている。
サイバー空間に多くのデータが集まり、
欲求・需要を予測できるようになる。
現実世界と対をなす「双子」
デジタルツイン
▪ 現実空間の多数のセンサーや映像を活用し
サーバー空間でそっくり再現する。
現実世界と対をなす「双子」
デジタルツイン
▪ 疑似的な双子を使って、未来をシュミレート
することで、予めリスクを回避、予測可能な
社会を実現
今回のウィルスが収束しても、
再び同様のパンデミックが発生する
リスクは否定できないため、
企業は従来のオペレーションを抜本的に
見直さなければならない。
中国では、テレワークが拡大したため、
一気にビジネスのオンライン化が進む
との見方が台頭している。
緊急時でも、人に依存しない
自動運転システムや
業務の人工知能(AI)化
(感染リスクが高いとされる
満員電車を解消する
交通システム多様化へのニーズが
さらに高まって来る。
5年後の世界経済の光景は
一変しているだろう。
国土が広くビジネスで電話会議を
頻繁に使う米国などと比べると、
面と向かって会うことが多い
日本では、ビデオ会議は
それほど普及しないのでは
と考えられていた。
多くの人が今回、ビデオ会議の
使い勝手の良さに触れたことで
日本の商習慣が変わる可能性は十分ある。
「Zoom」などのビデオ会議も
数年前と比べると
格段に使い易くなっており、
国境を越えて世界中の人が
行き来する現在において、
日本も十分に関係し得ることが
明確になった。
日本でも手探りながら
テレワークを始める企業が増え、
ネットで可能なことはネットでの機運がある。
有事が去れば終了という程度の
「オンライン化」では、
強くしなやかな社会は出来ない。
危機のたび、混乱する。
オンライン社会へ本気で進みたい。
新型コロナウィルスの
封じ込め対策の結果として、
日本でも、リモートワークや
オンライン学習が本格化し、
遠隔診療や遠隔投薬の機運も
高まって来た。
この変化を日本経済そして我々の生活を
出来るだけプラスにして行く必要がある。
マスコミの世界も
変化を余儀なくされた。
記者会見やインタビューは、
軒並み「ビデオ会議」になった。
最新の手法と工夫次第で
コミュニケーションの質が
高められることが
知られることになった。
▪ 「スポーツ大国」アメリカで
スポーツ中継がない
異常事態の中、
スポーツキャスターが
自宅から
東京五輪延期の
ニュースを伝えていた。
スポーツキャスターが自宅からリポート
米国のテレビ放送
▪ 州と市の記者会見は電話回線を使って
記者が質問する
リモートになり、
ニュースやトーク番組も
ホストやコメンテーターが
自宅からビデオ出演。
スタジオ出演する日本のテレビ局は甘い!
スポーツキャスターが自宅からリポート
米国のテレビ放送
グローバル企業が
会議をオンライン化したら・・・・。
相手の外国語は人工知能(AI)で字幕化され、
リスニング下手でも議論を深め、
コラボできる。
議事録は自動で作られる。
誰がどんな発言をしたか一目瞭然。
漫然といるだけのアリバイ参加は許されない。
生産性向上のチャンスがある。
テレビ会議の普及で
会社の意思決定も変わる。
今までは、皆が集まる会議で
その場の雰囲気や
誰かの鶴の一声で
決まったものが多い。
テレビ会議なら、客観的なエビデンス、
データがより求められる。
オイルショックで
日本の省エネが
一気に進んだように
新型コロナをきっかけに
日本企業の古い部分が
一気に変わる。
オンライン化には、
オープン化が伴う。
職場、診察室、教室という
閉鎖空間の壁が崩れ、
外に開かれる利点は大きい。
企業は世界中の優れた
人材とつながる。
広い視野でアイデアやスキルを
融合できるのが
オンライン化の醍醐味。
仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、
次世代通信規格「5G」が
離陸期に入った。
新しい社会を作る道具はある。
在宅勤務や時差通勤の結果、
混雑の緩和や
働き方改革の加速といった効果も
多くの人が実感しつつある。
感染拡大の陰で、
「コロナ後」の社会の萌芽が
生まれつつある。
テレワークで出来ない仕事は
不要であると考える契機になる。
2020年は日本人が働き方を
大きく変えた年になるかもしれない。
テレワーク推進は
強制的な働き方改革である。
▪ 14世紀の欧州で猛威を振るった
「ペスト」の致死率は60~90%に及び、
当時の欧州人口の半数にあたる
数千万人が死亡したと推計されている。
▪ ペスト(黒死病)は、欧州の社会を変える
契機となった。
初めてではない感染症の拡大
人類は様々な感染症を経験
▪ 多数の死者が出て農民ら労働者が
急減した。
▪ 当時は、領主の下で農奴が働く
「封建社会」だった。
▪ 人手不足で農奴の立場が相対的に強くなり
農業労働に賃金が払われるようになった。
初めてではない感染症の拡大
人類は様々な感染症を経験
▪ ペストの脅威を防げなかった教会は
権威を失い、
人々の意識の中に「国家」の
概念が生まれた。
▪ 中世の封建的身分制度は崩壊に向かい、
主権国家による近代が誕生するきっかけ
となった。
初めてではない感染症の拡大
人類は様々な感染症を経験
▪ 欧州のペストのように、
感染症は社会の変化を
加速させることがある。
▪ 新型コロナウィルスの拡大も
働き方改革を
加速させる可能性が高い。
初めてではない感染症の拡大
人類は様々な感染症を経験
「資生堂」は、
従業員8,000人を対象に
原則原則出社を禁止するなど、
徹底した在宅勤務を求めた結果、
午前8時台は2割以上減った。
「仕事に支障はない。今にして思えば、
定時出社の意味は何だったのか」
3月5日の通勤時間帯で
10分以上の遅延が発生したのは
32路線中9線。大幅に減った。
一次休校や在宅勤務で
乗客が減り、
乗降に掛かる時間が抑えられて
遅延減少につながった。
いつもは、「痛勤」で
スマートフォンを見るのも
難しかったが、
「最近は全く問題ない」。
「乗客が半分まで
減った感じ」。
「なんだ、会社へ行ったり、
出張したりしなくても
仕事が出来るじゃん」
という生活習慣は、
ウィルスが
社会から消えても
決して
消えることがないだろう。
世界で最も清潔である日本が
なぜ感染者が多いのか?
日本の経済が中国に依存しきっていること
人的交流が多いコトだけでなく、
「上からの指示」がないと全く動かないため。
テレビに出演する医師やコメンテーターは
「なぜ政府から指示がない?」
の一点張り。
なぜ日本では感染が
広まったか?
気分が悪いのに
真面目に出勤するため。
日本では、体調が悪くても
「休めない」と病院で薬をもらい
職場や学校に行く人が多い。
人口密度が高く
満員電車で通勤する人も多いので
感染症が広がりやすい。
日本の企業社会や学校社会が
「カゼくらいで休むな」
「カゼは体調管理ができていない証拠」
といったスパルタ精神で
成り立っていることが原因。
「同調主義が優先やされてしまう」
価値観に基づいて
社会制度が設計されていることにある。
▪ 日独ハーフ、日本滞在歴20年超
の著書が書くニッポン論。
▪ 日本の「やればできる」という
間違った根性論の基本は、
学校教育に染み渡る
体育会マインドにあると考える
サンドラ・ヘフェリン著(光文社新書)
「体育会系 日本を蝕む病」
▪ 運動会の組体操は
ケガの危険性が指摘されるが、
多くの学校で行われている。
▪ 「辛いけど、みんなで我慢」する
ことこそが、ブラック企業などの
「同調圧力」にもつながると主張する。
サンドラ・ヘフェリン著(光文社新書)
「体育会系 日本を蝕む病」
▪ こういう環境で中学・高校と
過ごすうちに、
「人権が無視されることが普通」
と考えるニッポン人が
でき上がってしまう。
新型ウィルスの問題でも
「気合で勝て!」と本気で言っている。
サンドラ・ヘフェリン著(光文社新書)
「体育会系 日本を蝕む病」
「逃げ恥」の意味を
知っていますか?
ところで、問題です。
▪ 「逃げるは恥だが役に立つ」は、
ハンガリーのことわざの直訳。
▪ 「戦いから逃げた者はまた戦える」
▪ 「勝負の機会を選べ」
「逃げ恥」の語源は?
ドラマは知っていても題名は知らない
▪ 米国先住民に伝わる
「死んだ馬に乗っていると
気づいたら、
すぐに下りろ」。
▪ 「無駄と気づいたら、直ぐに止めろ」
「逃げ恥」の語源は?
アメリカでも同じようなことわざ
会社的に
テレワークはOKでも
家だと仕事が出来ないという
人も出て来た。
学生でも、
カフェや図書館じゃないと
勉強できないと言う人もいる。
日本の教育は、子供の頃から
無理しても学校に来ることを
「皆勤賞」と称して表彰するなど
無理して登校したり
出社したりすることを
「美徳」としている。
日経ビジネスが実施した
アンケートでは、
約4割が「働き方に変化があった」
と回答した。
リモートワークなどを導入した人の
76%が「普段の職場以外で
働くことにメリットを感じた」
としている。
満員電車が象徴するように、
定時にオフィスが集まることを
疑問視する声は根強いが、
社会全体を動かすことは簡単ではない。
東京都や国が2019年7月~9月に
実施したテレワークのキャンペーンでは
ラッシュ時間帯の混雑率減少は
約3%に留まった。
「困ったときはお互い様」
「カゼを引いたときは
休める」
など、当たり前のことを
思い出せば良い。
調子が悪いなら
自宅で安静にして
人に接触しない。
人への思いやりを忘れずに
社会全体の健康を守りたい
最も重要なのは、
患者が同時に集中発生して
医療資源を超過するような
事態を避けること、
私たち一人一人が
「弱者」の視点に立って
考えることである。
データでは、
患者の約8割は軽症だが、
5%程度が
呼吸困難などで重体。
40歳以下の健康体には大丈夫でも、
高齢者や病気持ちの人を
危険に晒してしまう恐れがある。
「熱があっても休めない人」が
解熱剤を飲んで活動し、
ウィルスを拡散させてしまうと、
重症化しやすい
高齢者や基礎疾患のある人の
命を、結果的に
危険に晒すことになる。
そもそも体調が悪いのに
無理して働く人、働かせる人が
日本には多すぎる。
現実には、たいていの仕事は
「代役」でもこなせる。
だから、世の中は
なんとか回っている。
イベントやコンサートの中止が
相次いだが、
むしろ毎朝の満員電車で
半径1メートル以内に10数人が
詰め込まれている状況の方が、
濃厚接触による感染リスクが高い。
イベントを中止するよりも
テレワークにして
満員電車を中止した方が良い。
そもそも会社に行く必要が
どれだけあるのかを
考える必要がある。
1時間34分。
総務省が調べた
東京都の通勤・通学時間の
平均(往復、2016年)。
大都市のビジネスパーソンは
毎日の長い移動で疲弊してしまう。
日本の生産性の低さの一因。
総務省によると、
日本の「テレワーク」制度を導入した
企業の割合は、
2018年時点で19.1%。
85%の米国、
38%の英国に比べ
まだ低い。
英国ジョンソン首相感染
▪ 3月27日、ツイッターで感染を発表
▪ 自宅で自ら隔離
「現代のテクノロジーと
魔法のおかげで、政権の全員と
コミュニケーションができる」とした。
「テレビ会議」で業務継続
米国では、グーグルなどIT企業が
従業員に在宅勤務を勧めた。
シリコンバレーの多くの企業が原則
在宅勤務に切り替わり、
朝夕の渋滞はなくなった。
各社が、一気に舵を切れたのは、
ビデオ会議やクラウドを介した書類の共有
を日常的にしていたため。
▪ マスクをしたり、
異常なほど清潔好きの
日本人が
どうして不潔な現金を
好むのか、理解できない。
日本はどうしてキャッシュレス後進国か?
清潔好き日本人に合わない
「コロナウィルス」で批判された
「社畜ウィルス」。
無理して会社に行く人たち。
「自分は頑張っている」
アピール、
「サボっている」と
思われたくない恐怖心が原因。
▪ 北海道小学校では、「喉が痛い」のに、
給食配膳員が出校。
▪ 無理して会社や学校に行く人。
「自分は頑張っている」アピール、
「サボっている」と思われたくない恐怖心。
▪ 日本人固有の「社畜ウィルス」
「コロナウィルス」より「社畜ウィルス」
新型コロナウィルスの特徴
▪ 職場でまだ働いている人がいると
帰り難いという雰囲気が
日本企業にはある。
▪ 「先に帰ってはならない」という
「同調圧力」が最も残業に影響している。
このような同調圧力は若い人ほど感じ易く
20代は50代の2倍も帰り難さを感じている
「コロナウィルス」より「社畜ウィルス」
新型コロナウィルスの特徴
▪ 上司の残業時間が長くなるほど、
上司のマネジメントの質が低いほど、
部下の帰り難さは増して行く。
▪ 帰り難い雰囲気を感染させる
「社畜ウィルス」を撒き散らす
悪循環を招いている。
「コロナウィルス」より「社畜ウィルス」
新型コロナウィルスの特徴
▪ 月60時間未満までは、
残業時間が増えるほど
主観的幸福感が 低下して行くが、
60時間を超えると、
幸福感の増加に転じることが分かっている。
残業への没入感、他者から頼られている
という実感がそれに関係する。
だが長時間の残業は重篤な病気リスクを上昇
「コロナウィルス」より「社畜ウィルス」
新型コロナウィルスの特徴
▪ 上司の過去の残業経験が部下の残業時間に
強く影響する。
新卒入社時に残業が当たり前という
文化に染まった人は上司の立場になっても、
部下に残業をさせ易い。
▪ このような傾向は転職後の会社でも残る。
「社畜ウィルス」は受け継がれて行く。
「コロナウィルス」より「社畜ウィルス」
新型コロナウィルスの特徴
▪ 江戸大・終バスが学生で満員。なぜか?
「8:30まで大学にいれる」と考えている。
自分たちが「ブラック」である
ことにまったく気付いていない
▪ 電通が「高橋まつりさん」事件を受け、
「10時消灯」にしたら、全員が10時まで
いるようになった。以前は早く帰れたのに。
「コロナウィルス」より「社畜ウィルス」
新型コロナウィルスの特徴
▪ 睡眠時間が足りていないことを
満足げに語る業界人は多い。
▪ 「4時間しか寝ていない」
「オレなんか2時間だよ」
「私なんてオールよ」
いまだに引きずる「寝てない自慢」
「働き方改革」迫られる
▪ 「残業し過ぎてるオレ」自慢
▪ 「仕事任され過ぎてるオレ」自慢
▪ 若者の間でも
「昨日、寝てねえんだよ」
と睡眠不足を自慢する。
いまだに引きずる「寝てない自慢」
「プロフェショナル」とは何か?
日本は直接会うことや書類、
ハンコを重視しているため、
テレワークのハードルが高かった。
しかし、日本人の真面目な性格は
テレワーク向き。
海外だと、サボっていないか
PC画面を監視する体制を
敷くこともある。
その点は海外よりも適している。
日本のIT担当大臣は
「印鑑とデジタル化のために
知恵を絞る」
と発言した。
なぜ「印鑑」に
こだわるのか?
▪ 一番反対したのは、はんこ業界
▪ 行政手続きの100%オンライン化を
目指し、法人設立時の印鑑届け出義務
をなくす「デジタルファースト法案」。
「ペーパーレス」にもつながる。
「デジタルファースト法案」が見送り
日本のIT担当大臣は?
▪ 国際的には「はんこ止めろ!」
▪ 国内取引が認められている「象牙」は、
「ワシントン条約」で国際取引が禁止
される前に輸入されたものだが、
象の密漁被害が続いている。
「デジタルファースト法案」が見送り
日本のIT担当大臣は?
▪ 薬局ごとにマスクの在庫を確認できる
仕組みが用意された。
▪ IT担当の閣僚で
天才的なプログラマーと
される唐鳳氏が在庫データを公開。
地図データとつなげ、
市民がスマートフォンで閲覧できる。
日本の大臣と違う実力
台湾のIT担当大臣は?
価値のない人間がはっきりするので、
生産性がない人に
「いる意味あるのか?」
と評価がシビアになる。
さらに追求すれば、
距離に縛られず
人件費を安い所に仕事を発注できるため、
今ある仕事がなくなる可能性もある。
アメリカでは、
コールセンターの仕事が
人件費の安いインドなどの
海外に奪われた。
日本語の翻訳技術が進めば、
日本でも海外に仕事を
持って行ける(奪われる)。
では、なぜ「テレワーク」にしないのか?
朝日新聞は、
勤め先で働かない中高年社員を
「妖精さん」と名付けた
記事を掲載、話題に。
「仕事をすること」ではなく
「会社に行くこと」が仕事になっている人。
では、なぜ「テレワーク」にしないのか?
テレワークは、
働き方の意識が
「時間」から「成果」へ
変わって行く契機になる。
今回のコロナショックをバネにして、
働く人々が劇的に変われるだろうか?
では、なぜ「テレワーク」にしないのか?
テレワークが
本格的に導入されると、
成果がきちんと
評価されるようになるため、
いなくても困らない人があぶり出される。
その人たちはテレワークを嫌がる。
では、なぜ「テレワーク」にしないのか?
「テレワークしない」と言うよりも
「テレワーク出来ない」が実態。
テレワーク環境が整っている日本企業は
全体の19%程度の試算。
英国の割合は4割で
米国は約85%。
日本企業は、
東京五輪の開催を見据えて、
テレワーク導入を進めており、
東京都では、
19%を44%に高める予定だった。
高齢者の社会参加や女性の活躍推進など
働き方の柔軟性を高める上でも
テレワークは欠かせない。
在宅勤務のテレワークを要請されても
満員電車が解消されなかったのは、
「通信環境が未整備・弱い」
ことに加えて、
「紙ベースの業務」
が基本となっているため。
米国では企業のテレワーク導入割合が
7割を超し、2割の日本をはるかに上回る。
テレワーク活用は
育児や介護など
様々な事情を抱える働き手の
両立支援にもつながる。
感染対策を契機に
定着させることが期待される。
日本企業は、
デジタル事業で
事業構造を改革する
「デジタルトランスフォーメーション」
が欧米企業に遅れている。
中国は、自宅でスマホを使って
仕事したり勉強したりしていた。
「デジタルトランスフォーメーション」
に遅れた日本は、相変わらず
対面に頼っていたため、
混乱に陥った。
東京五輪を控えて
サイバー攻撃の脅威が増しているが、
日本では、サイバーセキュリティー人材が
約19万人不足している。
教育システムを見直し、
「読み書きそろばん」
という昭和世代のアナログ教育を
デジタル教育にシフトする必要。
移動や人との接触に
制限が掛かったため
今まで対面で行なうように
習慣化されていたあらゆる行動が
デジタルで済まされるよう、
ビジネス環境の整備が加速する。
社員が1人も出社しなくても
ビジネスモデル作りが出来る会社が勝者。
未来に挑戦する
若者世代にとってみれば、
旧世代がしがみ付いて来た
今までのやり方や常識を
思い切って変える、
「改革」のチャンスが
訪れている。
▪ 「パーソナル総合研究所」の調査は、
2020年3月23日、
47.8%が「現在の会社で初めて実施した」
と回答。
実施していない人の33.7%は
「テレワークを希望しているが実施していない」
理由は、「社内制度の未整備」
テレワーク 13.2%が実施
日本では・・・
▪ 2020年1月31日、
妊娠中の女性や50歳以上のシニアを
対象に、テレワークを推奨した。
▪ どうしても必要な打ち合わせがない限り、
外出は避けるようにとの
推奨であった。
「パソナグループ」は、テレワーク推奨
日本では・・・
▪ 2020年2月17日~21日にかけて
約1,000人の全従業員を対象に
テレワークによる在宅勤務を
実施する方針を決めた。
▪ その後、在宅勤務を3月31日まで延長。
・在宅勤務手当 3,360円
・休校手当 2,204円
「ニコニコ動画」の「ドワンゴ」では・・・
日本では・・・
▪ 2020年2月17日~順次
従業員20万人に対して
テレワークの実施を推奨する。
▪ IT企業の「ソニー」や「NEC」など、
テレワークを推奨する企業が増加。
「NTTグループ」は、テレワーク推奨
日本では・・・
▪ 2020年2月22日~
職員の在宅勤務をテストした
▪ 業務のシステム化が進み、可能に。
「メルカリ」は、テレワーク実践
日本では・・・
「スカイプ」や「スラック」などの
人気オンライン会議サービスが
かなりの契約数を伸ばしている。
何より一番ブレイクしたのは
ビデオ会議サービスの
「Zoom(ズーム)」。
簡単に始められる「利便性」や
最大100人まで高品質で使えるところが
他サービスを上回り支持されている。
日本の学校への無償提供を
3月初めに発表するなど
対応も早かった。
世界でコロナの感染が拡大する中
利用が殺到し、
運用がパンクしつつあるという
報告もある。
サービスの嬉しい流行が生まれている。
▪ 端末さえあれば、誰でも使うことが出来る
▪ 事前に用意しておくのは、ノートパソコンと
マイク付きイヤホンだけで、
特別なデバイスは、
不要。
場所やデバイスを問わず会議ができる
テレビ会議アプリ「Zoom」
▪ どんな端末からでもWeb上でテレビ会議が
行えるサービスで、グループミーティングは
100人まで参加可能。
場所やデバイスを問わず会議ができる
テレビ会議アプリ「Zoom」
▪ 会議を開く人は登録が必要だが、
参加者は構わないことがセミナーでの利用に
向いている。無料も便利。
場所やデバイスを問わず会議ができる
テレビ会議アプリ「Zoom」
▪ 「リモート飲み会」にも使える。
▪ 各々がパソコンの前に好きなお酒とつまみを
持って来て、会話するという試み。
場所やデバイスを問わず会議ができる
テレビ会議アプリ「Zoom」
▪ 2020年3月14日~15日、新潟県で
「Zoom」を使った「オンライン乾杯の陣」開催。
▪ 各酒蔵の担当者や他の来場者と話す。
場所やデバイスを問わず会議ができる
テレビ会議アプリ「Zoom」
▪ 「オンラインは面白い。
酒の陣の会場では来場者とじっくり話せないが、
これは貴重な機会だ」
場所やデバイスを問わず会議ができる
テレビ会議アプリ「Zoom」
▪ 企業や部署単位でチャンネルを作ると、
チーム全員が進捗状況や目的を
共有できる。
チーム全体で会話を共有できるアプリ
ビジネスチャット「Slack」
▪ ビデオ通話が可能なアプリ
▪ 利用者も多く、操作も簡単のため、
初心者にオススメ。
初心者向け
ビデオ通話アプリ「Skype」
▪ 登録不要でHPのトップ画面に
IDを打ち込めば、
一瞬でオンラインミーティングが可能に。
登録不要
ビデオ通話アプリ「BIZMEE」
▪ 1人が登録済みならば、
それ以外は登録不要で利用可。
機能も充実しているが、
日本語非対応という観点も。
日本語は非対応
ビデオ通話アプリ「Whereby」
オンライン会議が当たり前になると、
新しい機能も次々と生まれて来る。
自宅の部屋を見られないために
バーチャル背景を使ったり、
ポテトチップスを食べる音を
マイクが拾わないように
音声以外の
ノイズをカットしたりする機能も登場。
ゲーム会社のエンジニアたちが
参加して開発している
日本的でユニークなビデオ会議も登場。
「時空テクノロジーズ」が
提供する「vmeets」は
まるでVチューバーのように
自分をアバターにして
会議に参加できる。
▪ 顔の表情や動作などがカメラ画像に合わせて
動くため、参加している「臨場感」がある。
髪形が乱れていても、
化粧していなくても、
パジャマのままで
会議に参加できる
メリットがある。
Vチューバーのように会議に参加
テレビ会議アプリ「vmeets」
▪ ボイスチェンジャーがあり、
男性が女性の声で参加もできる。
▪ 日本語音声テキスト変換
機能があり、
そのまま自動で議事録を
作成で、高性能な
日本語変換を実現。
Vチューバーのように会議に参加
テレビ会議アプリ「vmeets」
▪ 「ワークライフバランス」のみならず、
年齢や性別や国籍も気にせず、
個人が本当に自由な生活を送るための
コミュニケーションツール
となることを
目指している。
Vチューバーのように会議に参加
テレビ会議アプリ「vmeets」
「Zoom」や「Slack」以外にも
企業向けチャットツールや
仮想現実(VR)を使った
仮想空間におけるイベント開催、
オフィスを移動するための
ビデオ会議のためのロボット等も
注目されている。
「ギットハブ」のような
複数の人で共同開発する
ソフトを使えば、
複数人で同じプロジェクトの
プログラムに変更が加えられ、
誰がいつどのくらいプロジェクトに
貢献したかも可視化できる。
▪ 五輪の間は、
通勤への影響を考え、
テレワークを導入する企業が増加。
▪ 画一的な働き方を改め、
社員が働き方を選べる契機になる。
「テレワーク」への期待
日本では・・・
▪ 英語の「tele(離れた所)と「work(働く)」
の造語で、出社せずに、
通信機能などを使って働く勤務形態。
▪ 業務効率の向上、育児、介護との両立
などの長所があるとされ、
東京五輪期間中の交通混雑対策としても
期待される。
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ 朝と夕方、メンバー全員で情報共有する
機会を設けた。
▪ ウェブ会議でもチャット形式でも
形式は問わないが、
朝、どんな仕事をするかを全員に報告し
夕方にはどこまで出来たかを
順番に説明する。
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ 施行前は「管理できない」と
反対する管理職もいた。
▪ しかし、朝夕の情報交換で不満は消えた。
▪ 「情報共有で同僚の状況も分かり、
助言をすることで
むしろ生産性は上がった」
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ 電話やメール、チャットなどツールは豊富にある。
▪ 最初はチャットで報告や相談する若手を
無礼と受け止める年配社員もいた。
▪ 若手も遠慮し、チャットなのに
「お疲れさまです」
「先日はお世話になりました」
など前書きを書いていた。
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ しかし、時間と共に使い分けのルールが浸透し
テレワークに必要なコミュニケーションの素地は
出来ている。
▪ 緊急案件や込み入った話は、電話を使う。
チャットは急ぎではないという共通認識が
出来ているので、手が離せないときは
読むだけで即答しない「既読スルー」も可能。
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ テレワークで良く聞くのは、
「どうせサボる」という疑念。
リクルートワークス研究所の調査によると、
実は正反対の結果が出ている。
▪ 全国約64,000人を対象にした調査では、
2018年から2019年に掛けて、
テレワーカーは労働時間が長くなっていた。
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ 上司が目の前にいない分、
成果を出さないと、評価は上がらない。
自宅で働くことで公私の区別が
曖昧になることも加わり、
オフィスにいる時よりも
頑張り過ぎてしまう。
無駄な仕事は見直すなど、
時間を自分で管理する意識が大切。
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ 「エン・ジャパン」の調査によると、
テレワークで難しいと感じた第1位は、
「仕事とプライベートの
境目がない」で4割。
先進企業からも、在宅勤務は
気持ちを上手に切り替えないと
仕事に集中し難いという意見が
あった。
「テレワーク」とは・・・
新型肺炎で企業が推奨
▪ 遠隔操作型のロボットを使った
受付業務の実証実験。
▪ 事故や病気で外出が難しい人が
ロボットを操作して、
来訪者を会議室まで案内する。
「テレワーク」の重要性が認識される中の
「遠隔業務」
NTT 「遠隔ロボ」
変わる「働き方」
▪ AR(拡張現実)を使った
眼鏡型ウェアラブル端末
「スマートグラス」
▪ ARで遠方の人をグラスを通して映し出し、
遠隔で会話できるサービスの開発を進める。
会議や個人間の会話での利用を想定。
KDDI 「AR遠隔会議」
眼鏡型端末
▪ スマートグラスは重さ100g未満
▪ VRで使用するHMDと比べて
計量で持ち運びがし易いため
KDDIは「普及しやすい」
と見ている。
▪ 5Gは、大容量のデータを遅延なく
通信できるとして、ARへ応用できる。
KDDI 「AR遠隔会議」
眼鏡型端末
家にいることは、社会貢献
インターネットに
任せられるモノは
インターネットに任す
会議、授業・・・・・
「コロナウィルス」感染の教訓
面白い動きとしては
会社の飲み会を
ビデオ会議で開く
「オン飲み」も流行り出している。
小さい子供がいて参加できなかった
人も加われるようになり、
新しい飲みニュケーションも
生まれている。
「リモート飲み会」
・感染リスクなし
・好きな時に抜けられる
「ネット確定申告」
「コロナウィルス」感染の教訓
▪ ロンドン大会では、企業の約8割の
「テレワーク」協力により市内の混雑緩和
▪ 2020年、東京五輪には、国内外から
観光客が集まり、交通混雑が予想。
「テレワーク」は、
混雑回避の切り札。
2020年向けた「テレワーク」
東京五輪時の混雑回避の切り札
▪ 2017年、東京五輪開会式が
行われる7月24日を
「テレワーク・ディ」と設定。
▪ 2020年までの毎年、企業等による
全国一斉の「テレワーク」を実施。
▪ 2018年は、7月23日~27日の間に
7月24日+その他の日、の計2日間
以上を「テレワーク・デイズ」として実施。
2020年向けた「テレワーク」
東京五輪時の混雑回避の切り札
▪ 「平均残業時間」 44分/日 削減
▪ 「平均通勤時間」 97分/日 削減
▪ 「テレワーク」利用者の約80%が
「私生活の満足度」が
向上したと回答。
2020年向けた「テレワーク」
ワークライフバランスの確保
▪ 女性離職率が5年で49%減少
▪ 育児後の職場復帰率が、96.5%に。
▪ 「離職率」減少
28%➝4%
2020年向けた「テレワーク」
優秀な人材の確保・離職防止
▪ 「テレワーク・ディ」において、
東京メトロ・豊洲駅の
ピーク時間帯(8時)の
通勤量が、10%削減
2020年向けた「テレワーク」
交通混雑の緩和
▪ 「テレワーク・ディ」において、
実施日の消費電力量が減少
(最大10%、
平均7.1%削減)
2020年向けた「テレワーク」
オフィスの消費電力量の削減
▪ 3.11「東日本大震災」の際に
約85%の従業員が
「テレワーク」を活用した企業も
▪ 熊本地震発生2日後から
仕事を再開。
2020年向けた「テレワーク」
「事業継続性」の確保
オンラインだからこその価値
テレワーク ・コミュニケーション密度が濃い会議
・多様なアイデアによる共同作業
教育 ・生徒の理解度をリアルタイムに把握
・双方向性や一体感の強い授業
医療 ・患者の負担が少なく継続的な治療
・自動化による人材の有効活用
オンライン化
27%
未実施
73%
「マーサージャパン」(2020.2.27-3.4)調査
オンライン化企業(集合型の社内研修)
オンライン化
39%
未実施
61%
「マーサージャパン」(2020.2.27-3.4)調査
オンライン化企業(社外とのミーティング)
オンライン化
52%
未実施
48%
「マーサージャパン」(2020.2.27-3.4)調査
オンライン化企業(大規模な社内会議)
オンライン化
31%
未実施
69%
「マーサージャパン」(2020.2.27-3.4)調査
オンライン化企業(採用面接やセミナー)
総務省の調査(2018年)
テレワークができない理由
1位 会社のルールが整備されていない 49.6%
2位 社会的に環境が整備されていない 46.1%
3位 上司が理解しない 28.0%
4位 安全上の問題がある 24.6%
5位 ほかの社員から孤立している感じがする 15.5%
6位 同僚が理解しない 15.5%
7位 費用がかかる 13.4%
8位 家族がいやがる 4.3%
テレワークする場所のポイント
自宅 ・通勤時間ゼロ
・ネット環境などが必要
サテライトオフィス
など
・ネット環境などが整う
・使いやすい場所にあるかどうか
カフェなどの
公共スペース
・選択肢が豊富
・機密漏洩などの懸念
・ネット会議や電話使用が困難
LINE調査(2019年3月2日)
時差通勤やテレワークで地域差
職場で推奨されていること 首都圏 首都圏以外
手指のアルコール消毒用品の常備 42% 36%
イベントや集会の中止 41% 41%
マスクの着用の義務・推奨 33% 33%
時差通勤の推奨 32% 13%
テレワークの許可・推奨 24% 9%
リアル旅行は止めて
VRで旅体験する。
ジムに行かず自宅で運動
「コロナウィルス」感染の教訓
▪ 2020年、中国・武漢で発生した
新型肺炎が国境を越えて拡散
▪ 地球温暖化を受けて
「飛ぶ恥」と「運転する恥」が浸透。
▪ リスクを避けるために旅行や外出が
減れば、自宅に居ながらVRで世界の
観光地を楽しんだりゲームにはまったりする
移動リスクを避けるVRが再加速
「新型肺炎」と「地球温暖化」
▪ 結果的に、VR/ARのエンターテインメント
への応用が劇的に進化するかもしれない。
移動リスクを避けるVRが再加速
「新型肺炎」と「地球温暖化」
「史記」には、
「災い転じて福となす」
の格言もある。
テレワークなど
働き方改革につながれば、
金言通りになる。
テレワークで
通勤分の時間を有効に活用でき、
家族と過ごす時間を多く
確保できたり
いつもより長く業務時間を
確保できたりと
メリットを享受できた。
週3日は家、週2日は会社
というような
働き方が
出て来る。
テレワークの導入企業では
働き方の多様化に
つながる。
人口減少の中で
多様な働き方を
提供できることは、
優秀な人材確保につながる。
今まで活用できなかった
優秀な人材を獲得できる可能性もある。
幼い子供を抱えていて
時短勤務をせざるを得ない
人でも、
テレワークなら
フルタイムで働ける。
同時に、
同僚が今どんな業務に対応しているのか
何に困っているのかが
見えずらい。
予期せぬところで
つまずいた時に
サボっているように見える。
最大のメリットは
仕事の生産性が上がること。
通勤や取引先への移動時間が
節約でき、満員電車からの
ストレスも解放される。
沖縄・北海道や海外など、
住みたいところに住む生活が
実現できる。
「テレワーク」の課題は・・・
▪ テレワークの普及は、
機材や心構えが十分整わないまま
始めると、ネットのウィルスのリスクが高まる。
▪ 会社のシステムがいかに堅牢であっても、
そこへ外からつながるパソコンの数を
急増することでリスクが高まる。
コンピューター・ウィルスの感染
「テレワーク」の課題は・・・
▪ 新型コロナウィルスに対しては
予防ワクチンの開発が重要だが、
コンピューター・ウィルスに対しては
こまめなソフトの更新を
お願いしたい。
コンピューター・ウィルスの感染
新型コロナウィルスを契機に
弱者への「理不尽な要求」、
陰湿な「同調圧力」、
CO2排出に無関心な「マイカー通勤」を
日本社会からなくすチャンス。
テレワークが普及すれば、
「災い転じて福」となる
ビデオ会議の利便性を
知ってしまった
日本企業では
会議で人が集めることは
どんどん減って行くだろう。
周りの空気を読み過ぎてしまう
日本人がこのジレンマから抜け出す
チャンスである。
日本の組織が概して保守的で
変化を拒んでいるように映るのは
組織の選択を縛る個人間での
「にらみ合い」が
効いているからでもある。
同調行動
▪ 誰かと同じ行動をすることに、安心感を
生じる場合がある。
これを「同調行動」と呼ぶ。
▪ 並んで買ったという
達成感が、
ある種の満足感を
作り出す。
日本社会に染み渡る「群れる」意識
同調行動
▪ 多数派に所属していると
安心感が得られる心理を
「同調行動」と言う。
▪ 広告で「残りわずか」「一番人気」などの
表示が見られるのは
この心理を利用している。
日本社会に染み渡る「群れる」意識
▪「違う意見=敵」と思ってしまう
▪反対意見を言うと、
「和を乱す悪者」
になる。
意見は言いずらく、
多様性は認められない
「同調圧力」
日本社会に染み渡る「群れる」意識
▪「同調圧力」が怖いのは、
長い間さらされ続けていると、
他人に植え付けられた
「先入観」で
物事を見る癖が
付いてしまうことである。
「同調圧力」
日本社会に染み渡る「群れる」意識
▪ 中国の留学生が
日本人の打ち合わせを
聴いていた後の
感想は
「日本人は
社会主義の国
なのね」
「同調圧力」
日本社会に染み渡る「群れる」意識
▪ 日本人は、
少数の異論を持つ人に
暗黙のうちに、
多数意見と
合わせるよう求める、
「同調圧力」が強い。
「同調圧力」
日本社会に染み渡る「群れる」意識
▪ 神戸市立東須磨小学校
▪ 教員間で暴力や嫌がらせが
繰り返し行われていた。
▪ 被害を受けた20代の教員4人のうち、
男性教員は体調を崩した
▪ 加害行為を行っていた30~40代の
男女教員は、学校運営で中心的な立場にあり、
ものを言えない雰囲気(沈黙の螺旋)が放置。
「同調圧力」
子供だけでなく教員間でも「いじめ」
▪ 神戸市立東須磨小学校
▪ 教諭4人が後輩教諭に
「激辛カレー」を食べさせていた「いじめ行為」
▪ 2019年10月16日夜に開いた保護者会で
学校が示した対策が
「給食のカレーを中止する」。
「やめるのはカレーではなく教諭では」という批判。
子供だけでなく教員間でも「いじめ」
「同調圧力」
「働き方改革」ではなく「人生改革」
▪ 早稲田大学は、新型コロナウィルスの
感染拡大を受けて、
競技スポーツセンターに所属する
44の体育各部(約2,600人が所属)に
対して、春合宿を全面的に禁止するよう
通達した。禁止期間は3月24日まで。
▪ 宿泊施設や体育施設、交通機関などの
キャンセル料は早大が補填するとした。
「運動部」以上にブラックな「文化系」
「働き方改革」ではなく「人生改革」
▪ 文化庁が全国の中高に調査した結果、
「平日5日活動する部活」
・マーチング 60%以上
・郷土芸能 60%以上
・吹奏楽部 59.3%
・合唱 42.3%
▪ 「ブラック部活」と認定
「運動部」以上にブラックな「文化系」
「働き方改革」ではなく「人生改革」
▪ 「土曜日に5時間以上活動する」
・吹奏楽部 48.1%
・演劇 15.3%
・美術・工芸 9.7%
・合唱 5.9%
「運動部」以上にブラックな「文化系」
「働き方改革」ではなく「人生改革」
▪ 「なぜ文化系にはブラック部活が
多いのか?」
▪ 「運動部については
土日の活動を
3時間程度とする
国の方針があるが、
文化部にはないため」
「運動部」以上にブラックな「文化系」
▪ 「日本人は12歳だ」。
マッカーサー
日本人の「精神的幼さ」を嘆いた
ロボットが人間を逆転(2025年)
▪ ロボットに置き換わる仕事
(会計、顧客管理、郵便、工業、
広告・広報、秘書業務)
▪ 求人需要が増す業務
(eコマース、SNS、営業、マーケティング
顧客サービス)
「世界経済フォーラム2018年版」
AIと人間の「労働」分担
芸術家
裁判官
政治家
科学者
医師
介護職
中学教師
料理人
弁護士
警察官
検事
家事
運転手
レジ係
銀行員
広告宣伝係
AI 人間
広報係
会計経理係
高校教師 小学校教師
幼稚園先生
大学教授
▪ いくら勝負を挑んでも
「人工知能」には、絶対に勝てない。
ボルトがスピードで車に勝てるか?
白鷗が腕相撲で機械に勝てるか?
▪ 「人工知能」と上手く協調するべき
(勝てないことは人工知能に任せる)
人間は何をやれば良いか?
人工知能と戦っても仕方がない
◼ 人工知能が出来ることは、
人工知能に任せる。
◼ Communication
◼ Collaboration(協働)
◼ Creation(創造)
求められる能力は?
人工知能時代
▪ 1位 「対人関係力」 55.0%
▪ 2位 「創造力」 36.9%
▪ 人工知能が雇用に与える影響
1位 「労働時間の短縮」 58.9%
2位 「業務の効率化・生産性向上」
56.3%
求められる能力は?
人工知能時代
▪ (1)労働者が全部人工知能に
置き換わる「完全置換型」
▪ (2)一部人工知能に置き換わり、
人間と人工知能が「協働」する
「ハイブリッド型」
▪ (3)人工知能によって、
従来ない仕事が創出される「新雇用」
「人間」と「人工知能」の関係
3つの分類
◼ 知識(Knoledge)
◼ 知脳(Intelligence)
◼ 智(Wisdom)
◼ 人間の潜在的な能力を引き出す考え方。
◼ 人工知能と「共存」する社会(智連社会)
「人工知能」と「人間・社会」
「知」(Knowledge)から「智」(Wisdom)へ
「正確さ」
「スピード」
「大量の情報」
が必要
「企画力」
「想像力」
「創造力」
が必要
人間 人工知能
人間は何をやれば良いか?
「人間」と「人工知能」の「協働」
智
量
生活
仕事の中身
ワーク・ライフ バランス
システムでできる単調作業
人間にしかできない仕事へ
残業時間規制
日本が進む唯一の方向
「人工知能」「ロボット」活用
多くの人は気付いていないが
「人工知能」は全てを変える
そして「格差(ギャップ)」を生む
人工知能を使う「国」と使えない「国」
人工知能を使う「企業」と使えない「企業」
人工知能を使う「人」と使えない「人」
まとめ
▪ 人工知能の進化が
社会の安定性や安全保障に
大きな影響を与えることは必至
▪ 人工知能の進化に対応した
新たな「価値観」や「倫理感」を
構築する必要がある。
日本の社会が「意識改革」を図る必要。
2030年の日本社会
日本社会の未来は・・・
◼ホモ・サピエンス(賢明なヒト)
◼ホモ・スタルタス(愚かなヒト)
◼ホモ・ルーデンス(遊ぶヒト)
「人工知能」と「人間・社会」
「知」(Knowledge)から「智」(Wisdom)へ
▪ 「人間」と「動物」を分けるものは何か?
▪ 知恵がある「英知人」
▪ 道具を作る「工作人」
▪ 情報で生きる「情報人」
▪ 趣味に生きる「遊戯人」
▪ 「遊戯人」としての性質を強める。
2030年の日本社会
日本社会の未来は・・・
▪ 生産性向上、効率化の追求だけでなく、
▪ 余暇の過ごし方という「休み方改革」、
▪ 趣味の楽しみ方という「遊び方改革」、
▪ 職場や学校での受動的関係ではなく
人間同士の本来のつながり方
という「人間関係改革」
の3つからなる「生き方改革」。
2030年の日本社会
日本社会の未来は・・・
新型コロナウィルスは必ず終息する。
コロナ後の日本社会は、
コロナ前の状態には戻らないし、
戻るべきでもない。
日本の組織、日本人が生まれ変わり、
一層輝けることができる。
そのようなきっかけになることを
強く願っている。

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