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テクノロジーとフィットネスの融合. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
テクノロジーを有効に取り入れ他の施設では
得られない環境を創り上げる. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
オンライン技術を積極的に取り入れて事業を拡大させる. . . . . . . . 5
オンラインビデオストリーミングで新たな収益を得る. . . . . . . . . . . 6
ソーシャルメディアでチームと会員の関与を高める. . . . . . . . . . . . . . 7
目次
6. 4
テクノロジーを有効に取り入れ他の施設
では得られない環境を創り上げる
ユーザーは何よりも優れた施設環境に惹きつけられるものです。施設利用者の
誰もが、安全で衛生的かつ活気ある環境づくりに施設が投資してくれることを期
待しています。
近距離無線通信 (NFC) 関連の電子機器を取り扱う Gantner 社の事業開発担当
マネージャーの Gerhard Pichler 氏は、適切な技術の導入が利益の増加につな
がる例をいくつか挙げています。テクノロジーの導入は、極めて大きな価値が
ある一方でより多くの資本投資も伴います。テクノロジーの活用事例をいくつか
ご紹介します。
• 施設管理システム:会員専用のスペースなどを設けて会員を優遇しま
しょう。
• 生体認証 : 指紋照合などによる生体認証は大規模の施設で理想的な
ソリューションとなります。瞬時に確実に認証できるため能率的に運用
できる上、会員にとっても会員証を携帯せずに施設を利用できるという
メリットがあります。
• ロッカー電子管理技術:ロッカーを有効に管理できるだけでなく、利用者
にとってもより安全で便利なソリューションです。
• キャッシュレス課金システム:飲食コーナーやスパで衝動買いを促し、
収益の拡大につなげられます。
• 施設の自動化:スムーズな自動チェックインと効率的なロッカー運用を
実現し、また施設の使用状況を示すデータを得られます。³
テクノロジーを介して施設の機能を自動化することで効率的な運用を図ると
同時に、ユーザーにとっては高いセキュリティと快適な使用体験を提供すること
ができます。
3 IHRSA2015 education session “Using Technology to Drive Profits in Health Clubs”(国際ヘルス・ラケット&スポーツ
クラブ協会 2015 年度研修セッション「テクノロジーを活用したフィットネス施設の利益拡大」)。
7. 5
オンライン技術を積極的に取り入れて事業を拡大させる
技術が進歩した現代社会に住むユーザーを惹きつけるには、事業にテクノロジーを組み込むことが不可欠となります。この場合オンライ
ン戦略が効果的です。パーソナルブランドコーチの Vito Lafata 氏は次のように語ります。「顧客の心を掴むためには戦略的なオンライン
マーケティングの実施が必要不可欠となります。」4
同氏は、Web サイトの訪問者のデータを収集することで訪問者を見込み客に変換できることを強調しています。Web サイトにデータ収集
機能が組み入れられていない場合 Web サイト訪問者をデータ収集用のランディングページにリダイレクトすることで、顧客価値の最適化
(CVO: Customer Value Optimization) を図ることができます。4
マーケティング戦略を成功させるには、オンラインで事業計画を作成することが重要です。Lafata 氏は、オンラインの事業計画作成でリー
ド生成、プログラムの配信、セールス、基本的なカスタマーサービスを自動化できる点について述べています。リード生成機能の活用
は時間の節約になります。人の手を一切使わないわけにはいきませんが、オンライン事業戦略と CVO 戦略で事業をより成功へと導くこ
とができます。4
4 IHRSA2015 education session “Online Strategies to Grow Your Leads, Customers, and Revenue”(国際ヘルス・ラケット&
スポーツクラブ協会 2015 年度研修セッション「リード、顧客、収益を増やすためのオンライン戦略」)。
11. 9
• 施設のプログラムについて触れ、関心を高める:. プログラムにイベントの色合いを持たせ、関心を持った会員や潜在会員とソーシャ
ルメディアを通して繋がりを作りましょう。
• スタッフとのコミュニケーションに活用する:オンラインでスタッフとのコミュニケーションを深める方法を探りましょう。
Gray 氏は留意すべき事項として以下を挙げています。「施設のページには読み手を惹きつける有用な情報やコンテンツを掲載します。
割引クーポン券などの宣伝ばかりでは、関心をなくされてしまいます。施設ブランドを広め、読み手がブランドを共有したくなるようなコン
テンツを提供しましょう。ソーシャルメディアを事業の戦略に活用して収益を伸ばすことができます。」6
フィットネス事業にテクノロジーを組み込む方法は数限りなくあります。デジタル時代に歩調を合わせることで、施設の気風、会員の関与、
そして収益を飛躍的に向上させることができます。
6 IHRSA2015 education session “Using Social Media to Engage Your Team and Members”(国際ヘルス・ラケット&
スポーツクラブ協会 2015 年度研修セッション「チームや会員とコネクトするためのソーシャルメディア活用法」)。
12. Precor は Amer Sports Corporation のブランドです。
詳細については www.amersports.com をご参照ください。
© 2016 Precor Incorporated. 本書に記載されている内容は、発行時点での正しい情報を反映するものです。
Precor は、事前通知なしに内容に変更を加える権利を留保します。2017 年 7 月 10 日、午後 5 時 8 分。
米国ワシントン州ウッディンビルを拠点とする Precor は、質の高い商用、家庭用フィットネスソリューションの
開発および製造を担っています。1980 年以来、Precor は EFX® Elliptical、Adaptive Motion Trainer® (AMT®)、
Preva® Networked Fitness などの革新的なフィットネスソリューションの開発における先駆者となっています。
Precor は、世界的に有名な Wilson、Atomic、Suunto、Salomon、Arc'teryx、Mavic などの姉妹ブランドを
擁する世界最大級のスポーツ用品会社、Amer Sports Corporation の傘下の会社です。
詳細については、以下をご参照ください。
precor.com