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スマートメディア論2 第6週
Smart Media
2019年度後期
植田 康孝
y-ueda@edogawa-u.ac.jp
▪ 沿道の人がスマホで、
一部始終を記録して配信。
(日の丸よりスマホを持った
人が多数。約119,000人)
▪ 一方、自撮り棒、ドローンなど、
平成のパレードでは
見られなかった
禁止事項が並んだ。
沿道に並んだ無数のスマホ
パレード「祝賀御列の儀」
平成
令和
•「ジェフ・ベゾス」については、
お笑い芸人
「オリエンタルラジオ」の
中田敦彦が
「YouTube大学」で
講義していますので、
見てみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=bbLvW2vGt-w
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス
元々はキューバ難民2世
1964年 誕生
20代 ブリンストン大学卒業
ウォール街で勤務
30代 アマゾン設立
タイム誌の今年の人に
ブルーオリジン創業
40代 会員制「アマゾンプライム」開始
クラウド「AWS」開始
電子書籍「キンドル」発売
ワシントン・ポスト紙を買収
50代 AIスピーカー発売
高級スピーカーを買収
世界一の富豪に
「ジェフ・ベゾス」の歴史
▪ 父は子供の時、キューバから米国へ
渡る。
▪ ベゾスは、里親の名前。
▪ 子供の時から、
天才ぶりを発揮する
▪ グーグル創業者も
ロシア移民(移民が米国を支える)
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス
元々はキューバ難民2世
▪ プリンストン大学で
コンピューター科学と
電気工学を学ぶ
▪ ウォール街の金融機関で
エンジニアとして勤務
▪ 1994年、アマゾンを創業
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス
元々はキューバ難民2世
▪ アップル スティーブ・ジョブズ 【シリア系移民2世】
▪ グーグル セルゲイ・ブリン 【ロシア系移民1世】
▪ フェイスブック エドゥアルド・サベリン
【ブラジル系移民1世】
▪ アマゾン ジェフ・ベゾス 【キューバ系移民2世】
▪ オラクル ラリー・エリソン 【ロシア移民2世】
▪ オラクル ボブ・マイナー 【イラン移民2世】
▪ イーベイ ピエール・オミダイア 【フランス移民1世】
▪ テスラ イーロン・マスク 【南アフリカ移民1世】
▪ Uber ギャレット・キャンプ 【カナダ移民1世】
元々はキューバ難民2世
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス
▪「創業期の精神と
スピード感を
失わない」
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス
「Day One(まだ初日)」哲学
▪ 2019年版「世界の長者番付」
▪ 保有資産 1,600億ドル
(約18兆円)
ジェフ・ベゾス氏
2年連続で資産世界一
2018年米長者番付(2018年10月)
順位 氏名 年齢 会社名 資産
1位 ジェフ・ベゾス 54 アマゾン 1,600億ドル
2位 ビル・ゲイツ 63 マイクロソフト 970億ドル
3位 バフェット 88 投資会社 883億ドル
4位 マーク・ザッカーバーグ 34 フェイスブック 610億ドル
5位 ラリー・エリソン 74 オラクル 584億ドル
6位 ラリー・ペイジ 45 グーグル 538億ドル
7位 チャールズ・コーク 82 コーク 535億ドル
8位 デビッド・コーク 78 コーク 535億ドル
9位 セルゲイ・ブリン 45 グーグル 524億ドル
10位 ブルームバーグ 76 ブルームバーグ 518億ドル
▪ 2019年1月9日にツイッターで
マッキンジー夫人との離婚を
発表すると、市場への影響が懸念
▪ 1,600億ドル(約18兆円)
の半分が夫人に
分割されると、どうなるか?
ジェフ・ベゾス氏
ベゾス氏の離婚協議が注目
「GAFA」に共通する開拓精神
アラを探す前に、「行動」「挑戦」
▪ Facebook
ザッカーバーグ
「Done is better than perfect」
(完璧を目指すより
まず終わらせろ)
▪「地球上で最もお客様を
大切にする企業を
目指します」
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス
「社是」
▪ 「会議室の空席」が有名
▪ アマゾンの会議室の円卓には
空席が必ず一つある。
▪ 「常に空席に顧客が座って
会議に参加していると思え」
という意味。
アマゾン創業者ジェフ・ベゾス
徹底した「顧客主義」
▪ IT企業大手「セールスフォース」
マーク・ベニオフCEO夫妻が
販売不振の「タイム」を
1億9千万ドル(210億円)で買収
▪ アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが2013年
「ワシントン・ポスト」紙を買収したように
IT長者がマスコミを救うのが増加
ニュース雑誌「タイム」を買収
ITのお金持ちがマスコミを救う
▪ トランプ大統領は、
アマゾンが買収した
「ワシントン・ポスト」紙を
「フェイクニュース」と批判、
取材を受けない姿勢。
▪ アマゾンと対立している。
トランプ大統領とアマゾンの対立
ITのお金持ちがマスコミを救う
▪ マーク・ベニオフ夫妻は、
慈善活動に積極的で
小児医療分野への
多額の寄付で知られる。
▪ ネット富豪による救済買収だが、
野球やサッカーのチームを買ったり
宇宙旅行や絵画を買う日本の富豪と違う
キリスト教徒に根付く「慈善」精神
なぜ落ち目の雑誌を救うのか
▪ キリスト教の聖書は
貧しい人々に対して寄付を促す。
「寄付をすることが
神に愛される行為である」
▪ 「フェイスブック」マーク・ザッカーバーグは
6兆円、「マイクロソフト」ビル・ゲイツは3兆円
トランプ大統領もハリケーン被害に1億円
キリスト教徒に根付く「慈善」精神
なぜ落ち目の雑誌を救うのか
「企業アピール」より「社会貢献」
アマゾンのスタンス
▪ 楽天やソフトバンクなど、
日本のIT企業が
プロスポーツの親会社になる中、
「社会連携」を推進。
▪ 世界的に特定のチームを応援せず、
地域貢献という理念を持つ。
「企業アピール」より「社会貢献」
アマゾンのスタンス
▪ 2018年のJリーグ「鳥栖」、
2019年1月、「川崎」
2019年5月、「湘南」
と「コミュニティ―パートナー」として提携。
▪ Jクラブのスタッフや育成年代の選手
たちが「アマゾン小田原FC」を訪問、
スタジアムの行列対策、安全対策を提案
ネット通販
60.0%
クラウド他
40.0%
売上高20.3兆円、利益0.34兆円
「GAFA」のモデル(アマゾン)
2017年12月期
▪ スマートフォン「ファイアフォン」
▪ ジェフ・ベゾス
「失敗で数十億ドルを
失った」。
失敗事業も・・・
アマゾン新事業
▪ スマートフォン「ファイアフォン」
▪ アマゾンで最も失敗した事業と
されるが、培った技術は、その後、
AIスピーカー
「アマゾン・エコー」で
活かされた。
失敗事業も・・・
アマゾン新事業
2000年→2019年 世界のブランド価値
順位 企業名
1位 コカ・コーラ
2位 マイクロソフト
3位 IBM
4位 インテル
5位 ノキアル
6位 GE
7位 フォード
8位 ディズニー
9位 マクドナルド
10位 AT&T
2000年
順位 企業名
1位 アップル
2位 グーグル
3位 アマゾン
4位 マイクロソフト
5位 コカ・コーラ
6位 サムソン
7位 トヨタ
8位 メルセデス・ベンツ
9位 マクドナルド
10位 ディズニー
2019年
2019年企業価値
順位 企業名 前年比
1位 アップル 9%増
2位 グーグル 8%増
3位 アマゾン 24%増
4位 マイクロソフト 17%増
5位 コカ・コーラ 4%減
6位 サムソン 2%増
7位 トヨタ 5%増
8位 メルセデスベンツ 5%増
9位 マクドナルド 4%増
10位 ディズニー 11%増
「グローバルブランド」ランキング
▪ 成功の最大の理由は、
「徹底した顧客管理」
▪ 多くの商品を安く提供し、
顧客基盤を拡大することを優先
▪ コンピュータを企業に時間貸しする
「クラウドサービス」は、61回の値下げ
時価総額は、110兆円超
アマゾン 「最大の勝ち組」
▪ 米国の「オンラインショッピング」市場
1位 「アマゾン」 37.7%
2位 「イーベイ」 6.1%
▪ 2017年には、
食品小売り大手の
「ホールフーズ・マーケット」を買収。
リアルの小売りにも積極的に進出。
米国では、圧倒的シェアを誇る
アマゾンの強さ
アマゾン
37.7%
イーベイ
6.1%
ウォルマート
4.7%
アップル
3.8%
その他
47.7%
2019年5月時点
米国ネット通販事業
(出所:イーマーケッター)
非常に質素
私が訪問当時の米国アマゾン本社
非常に質素
私が訪問当時の米国アマゾン本社
▪ アマゾンの急成長に伴って、
既存の様々な業種が影響を
受ける現象は
「アマゾン・エフェクト(アマゾン効果)」
と名付けられた。
▪ 米国の小売業界では、
2017年に約7,000店が閉店。
米国では、閑散とした「大型モール」
日本では、休日にはSCに多くの客
▪ オンライン書店が原点
▪ ホームページの検索履歴や
購入履歴などのデータを分析し、
消費者が求める書籍を揃える
▪ 巨大な配送センターを整備して
効率よく商品を届けるシステムを構築
背景には、「消費者の行動変化」
「グーグル」から「アマゾン」へ
▪ 世界のモバイル機器を利用した
ECの市場規模は、
2018年に1兆8,000億ドル(197兆円)。
中国が69%、米国が12%を占めるが、
日本は僅か2%に留まる。
▪ 日本はまだまだ「成長余地」がある。
「5G」で日本市場の拡大が期待される。
中国、米国に比べ3周遅れ
「EC」市場は拡大が続く
▪ 2000年、アマゾンが日本で事業開始
▪ スマホが普及してネット通販が一般化すると、
消費者は持ち帰りやすい小さな製品でも
ネットで買うようになった。
▪ 宅配事業者が歯ブラシ1本から
消費者の自宅へ届ける時代が来た。
平成30年間に「アマゾン」急拡大
日本のEC市場
▪ 2018年のEC市場は、
前年比8.9%増の17兆9,845億円。
スマホ経由消費が4割になり、
「衣類」や「服飾雑貨」は、
5割超がスマホで購入。
「書籍」「映像・音楽ソフト」
「化粧品」「医薬品」が30%台で続く。
ネットで購入 スマホが4割
「EC」市場は拡大が続く
▪ アマゾンの日本における売り上げは、
約1兆5,300億円。
ライバルのEC事業は、
約8,000億円で大きく引き離す。
アマゾンは、シェアを奪うために徹底的に
価格を引き下げ、
そのコストを納入業者に負担させ、
公正取引員会から立ち入り検査を受けた。
ネットで購入 スマホが4割
「EC」市場は拡大が続く
▪ 「アマゾン・ジャパン」の
2018年12月期の「売上高」は、
前年比16%増の
138億ドル(1兆5,300億円)。
▪ EC市場の成長率(8.9%)を上回る。
▪ 購買データを基に、「オススメ」する技術で
寡占傾向が強まっている。
ネットで購入 スマホが4割
「EC」市場は拡大が続く
▪ 電機メーカー「東芝」は、
経営不振の「原子力」事業と
「テレビ」事業から撤退。
法人向けビジネス(社会インフラ)に注力
テレビCMのメリットは低くスポンサーを降りた。
▪ 代わりに、ネット通販大手の
「アマゾン」がスポンサーに
アニメ「サザエさん」
「テレビメーカー」から「ネット通販」へ
▪ ラグビー日本代表のリーチ・マイケル選手が
所属する「東芝ブレイブルパース」の
親会社「東芝」は、
ラグビー撤退を検討。
東芝、ラグビーからも撤退検討
かつての「テレビ受像機」メーカー
▪ 東芝が経営合理化を
理由に降板した
スポンサーに
「アマゾン」、
ベビー用品「西松屋」、
「大和ハウス工業」が
選ばれた。
アニメ「サザエさん」
広告スポンサーが変わったら
▪ 歌詞も代わるのでは?
とネットで沸騰した。
▪ 「買い物しようと
街まで出掛けたが・・・」
▪ 「買い物しようと
街まで出掛けない」
アニメ「サザエさん」
広告スポンサーが変わったら
「国内EC」利用者
順位 アプリ 利用者数
1位 アマゾン 5,004万人
2位 楽天 4,804万人
3位 ヤフー!ショッピング 2,880万人
4位 メルカリ 2,216万人
5位 ZOZO 552万人
2019年9月(ヤフーZOZO買収前)
「買い物アプリ」利用
順位 アプリ 利用者数
1位 アマゾン 1,665万人
2位 楽天 1,288万人
3位 メルカリ 1,272万人
4位 ヤフー!ショッピング 547万人
5位 ヤフオク! 417万人
その他 5,675万人
2019年6月
▪ 日本は、5,000万人ユニークユーザー
PC(1/3)、モバイル(2/3)
重複は多くない
「PC」 : 男性60%、女性40%
「モバイル」: 女性52%、男性48%
▪ 年収700万円以上が3割
ネットで購入 スマホが6割
「EC」市場は拡大が続く
▪ 「インスタグラム」は、企業が投稿した
商品の写真からECサイトに
移動できるサービスを展開。
▪ 「アマゾン」では、
「スマホだけで利用する人」が7割を超え、
「パソコンのみ」は1割前後になった。
ネットで購入 スマホが4割
「EC」市場は拡大が続く
▪ 美しい写真や言葉で、
サイトの「ルック・アンド・フィール」
(見た目と操作感)を改善する
▪ 「写真の最初の1枚の背景は白で、
画像全体の85%以上を
商品が占める」
サイトの各商品の「統一感」が特徴
アマゾンのルール
▪ 「お客さまは、
検索結果が一貫していて
見たいものが早く
見つけられることを
望んでいる」
▪ 「顧客第一」、
「品揃え」「価格」「利便性」
サイトの各商品の「統一感」が特徴
アマゾンのルール
▪ 国内消費者は、
「ここ2年くらいは、スーパーに行った
記憶がない」
▪ 日用品はもちろん、
ミネラルウォーター、牛乳、納豆などの
飲食料品もアマゾンで購入
既存の小売業が脅かされている
アマゾン・エフェクト
▪ 消費者が選ぶ「強い企業ブランド」
1位 「アマゾン」
2位 「ユーチューブ」
▪ 「アマゾンプライム」
「ユーチューブプレミアム」
「ユーチューブミュージック」が浸透
▪ かつて上位にあったテレビ局、新聞社、
広告代理店は圏外に。テレ東が45位。
「ブランド評価」
「ブランド・ジャパン2019」
順位 ブランド名 評価値
1 アマゾン 94.4
2 ユーチューブ 91.8
3 日清食品 86.3
4 無印良品 85.3
5 グーグル 83.7
6 トヨタ自動車 82.3
7 ニトリ 81.7
8 ダイソー 81.6
9 サントリー 80.9
10 楽天 80.8
「ブランド評価」
「ブランド・ジャパン2019」
順位 項目 割合
1位 入力したキーワードで欲しい商品がヒット 53.6%
2位 商品を比較しやすい 38.3%
3位 商品の画像が見やすい 25.1%
4位 画像表示のレスポンスが速い 26.2%
5位 スマホアプリの使い勝手が良い 17.5%
6位 注文をキャンセルしやすい 16.9%
7位 分類カテゴリーが分かりやすい 14.8%
8位 商品に対する評価が信頼できる 13.7%
9位 欲しい商品を薦められる 10.9%
その他 14.2%
2019年7月30日 日経xTECH
アマゾンの良い点
順位 項目 割合
1位 商品に対する評価が信頼できない 41.0%
2位 欲しくない商品を薦められる 40.4%
3位 商品を比較しにくい 17.5%
4位 分類カテゴリーが分かりずらい 17.5%
5位 キーワードで欲しい商品がヒットしない 9.8%
6位 注文をキャンセルしにくい 6.6%
7位 スマホアプリの使い勝手が悪い 4.9%
8位 画面表示のレスポンスが遅い 4.4%
9位 商品画像が見ずらい 3.3%
その他 15.3%
2019年8月1日 日経xTECH
アマゾンへの不満点
▪ 2011年 書店大手
「バーンズ&ノーブル」が破綻
▪ 2015年 家電量販店
「ラジオシャック」が破綻
▪ 2017年 玩具販売
「トイザらス」が破綻
▪ 近年は、アパレル店の苦境が目立つ。
既存の小売業が脅かされている
アマゾン・エフェクト
2019年中に、「返本」を行わない
アマゾンが「買い切り」強化
▪ 従来の「出版流通」では、
小売店が仕入れた出版物を
出版社に返品できる。
▪ 本が売れない時代となり、
返品する物流コストが膨張。
▪ 売れ残った場合は、出版社と相談して値下げ
2019年中に、「返本」を行わない
アマゾンが「買い切り」強化
▪ 出版業界では、
「再販売価格維持制度
(再販制度)」に守られ
紙の書籍の小売価格を
出版社が決めることが出来る。
▪ 本が売れなくなり、4割の「返本」が、
書店と出版社の利益を圧迫している。
2019年中に、「返本」を行わない
アマゾンが「買い切り」強化
▪ アマゾンの「買い切り」は、
出版社からは歓迎の声。
アマゾンが売れ残りの
リスクを負って書籍を
買い取ることで
出版社にとっては、
確実な売り上げが
見込めるようになる。
2019年中に、「返本」を行わない
アマゾンが「買い切り」強化
▪ 値下げを認めることで
価格競争になれば、
経営規模の小さい
中小書店の倒産が
相次ぐという
懸念の声も上がる。
2019年中に、「返本」を行わない
アマゾンが「買い切り」強化
▪音楽
▪動画
▪製品
▪コンテンツ
(テーマ、ニュース情報)
ユーザーに合わせたリコメンデーション
「アマゾンPersonalize」
カスタマー・レビュー
◼ 顧客自身が記入する「カスタマー・レビュー」
が1999年に開始された
◼ ユーザー(一般読者)から
多量の投稿があり、
作家や評論家、
ジャーナリストと違った
本音の良さがある
ユーザーに合わせたリコメンデーション
アマゾンで買い物すると・・・
▪ 「この商品を買った人は、
これも買っている」
というように
売り上げ促進
に活用
レコメンデーションが来る
▪ アマゾンで商品を探している時に、
類似のものや一緒に購入しそうなものを
薦められる。
▪ 背後では、「協調フィルタリング」という
機械学習の手法を用いて、
過去のデータを基に個々の消費者が
次に何を買いそうか、を予測している。
レコメンデーション・エンジン
アマゾン「協調フィルタリング」
▪ 商品の数が多い時には、
効率的にリコメンドする商品を
見つけるのは計算負荷が大きく
難しかったが、
技術進歩とデータ蓄積によって、
現在では、リコメンドシステムが
意思決定を助けている。
レコメンデーション・エンジン
アマゾン「協調フィルタリング」
アマゾン「協調フィルタリング」
「人工知能」の核となる技術
「相関」の強い言葉は?
▪ 好きか、嫌いかの「好み」は、
「数字」に置き換えられる。
▪ この数値の類似度によって
「この商品を買った人は
こんな商品も買っています」
というオススメを行っている。
レコメンデーション・エンジン
アマゾン「協調フィルタリング」
「協調フィルタリング」コンセプト
「おすし」の好み
マグロ タイ サバ ホタテ カキ 赤貝
私 好き 普通 普通 好き 好き 大好き
あなた 好き 嫌い 好き 好き 大好き ?
マグロ タイ サバ ホタテ カキ 赤貝
私 3 2 2 3 3 4
あなた 3 1 3 3 4 ?
レコメンデーション・エンジン
アマゾン「協調フィルタリング」
「協調フィルタリング」の課題(1)
◼ 「協調フィルタリング」は、顧客同士の
行動の類似性を見ているだけで、
顧客の属性を見ていない。
たとえば、妻にプレゼントするために
夫が女性用化粧品を購入すると、
その後しばらくは、
女性用化粧品をさかんに
勧められるような現象が起きる。
「協調フィルタリング」の課題(2)
◼ 「協調フィルタリング」は、
その商品の内容そのものについて
関知していない。
◼ たとえば、
お嬢さん系の好みを持つ人に、
ギャル系の商品を勧めてしまう
ようなことが起きる。
▪ 書店の場合、注文をしてから
取次会社から書店に届くまで、10日。
▪ アマゾンは、1~2日で消費者に届ける。
▪ アマゾンは、「ロングテール化」を充実
中堅出版社は、「返品が驚くほど少ない」
(取次経由の本は、4割が売れ残り返品)
再販制のために本の値段が下がらない
なぜ書店はアマゾンに負けた?
▪ 近年、業者が自作自演で
自社の商品の評価を高める
「偽レビュー」が増えている。
▪ 仕組みは、書き手はまず、業者指定の
商品をアマゾンから買う。
「★5」の絶賛レビューを投稿すると、
業者から購入代金が返金される
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ 書き手の多くは、商品を開封せずに
フリマアプリで販売し、利益を得る。
「アマゾン無料商品仕入れ」で検索すると、
偽レビューで儲けるノウハウを説明した
ブログが多数見つかる。
▪ かつては自動翻訳を使った不自然な文章が
多かったが、今や書き手の大半が日本人の
ため、偽レビューが判別しにくくなっている。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ SNSでは、アマゾンでの販売者が
「星5つレビュー」と引き換えに
商品を無料で提供する呼び掛けも
幅広く行われている。
▪ アマゾンの不正「星5つ」は
「Amazon ステマ」と呼ばれている。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ 報酬を隠しての宣伝を
「ステルスマーケティング」(ステマ)
と呼ぶが、
ネット上ではそれが広く巧みに
行われている。
▪ グーグルで 「Amazon ステマ」と
検索すると、264万件がヒットする。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ https://sakura-checker.jp/
▪ 「サクラチェッカー」というサイト
▪ 2019年7月10日にオープン
▪ 商品ページの「ステマ度」を
即時分析するアルゴリズムを開発した。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ 「Amazon ステマ」は
消費者に損害を与える一方、
嘘のない「星5つ」を得ている
ガチの販売者への「信用」も
奪っていることになる。
▪ ネット取引には、「公平性」が重要。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ 「偽レビュー」の問題には、
アマゾンも気付いており、
「スタッフによる調査と
自動化した技術を組み合わせ、
24時間365日体制で不正レビューを
ブロック並びに削除するなど、
措置を講じている。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ 人工知能を使って、
レビューの文言に加え、
投稿の傾向や価格設定など
6項目に分けて、
信ぴょう度を判別している。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
▪ 現状では業者の方が一枚上手。
▪ アマゾンの立場が難しいのは、
裏での返金を除けば、
取引は正常に見えること。
必ずしも品質が悪い訳ではない。
「疑わしきは罰せず」という立ち位置では、
偽レビューを完全排除することは難しい。
商品の評価に対する「不正レビュー」
「Amazon ステマ」とは・・・
「自動検知」と「ブランド連携」
アマゾン「偽造品ゼロを目指す」
▪ アマゾンでは、世界で約50億件の
商品情報が更新されている。
▪ ブランドの深い製品知識やロゴなどの
情報を
アマゾンのAIに「機械学習」で解析させ、
疑わしい商品を検知する。
「自動検知」と「ブランド連携」
アマゾン「偽造品ゼロを目指す」
▪ 商品1つ1つに固有のコードを付ける
対策を欧米で導入。
日本でも2020年前半に導入予定。
▪ 製造もしくは発送の段階で
コードを発行し、
日本でも真偽を確認できる。
▪ アマゾンが価格変更する回数は、
1日に250万回に上るとの調査がある。
▪ ハーバード大学の
アルベルト・カバロ准教授は、
ネット通販に引っ張られる
価格変動を
「モア・アマゾン・エフェクツ」
と名付けた。
価格や商品情報をリアルタイムで表示
ダイナミックプライシング
▪ 販売状況や季節要因によって変わる
需給に合わせ、
同じ商品・サービスの値付けを
柔軟に上下させること。
▪ 人工知能で、過去の販売実績や天候、
競合の料金設定などを総合的に分析し
売れやすい価格を設定。
価格や商品情報をリアルタイムで表示
ダイナミックプライシング
▪ 米航空大手が1980年代から本格導入
▪ ホテルや航空券のように供給量に
制限のあるサービス業で
売れ残りを防ぐ手段として浸透。
▪ 近年では、小売業でも
アマゾン・ドットコムなど
ネット通販企業が活用。
価格や商品情報をリアルタイムで表示
ダイナミックプライシング
▪ 「ハリケーン5」に発達した
「イルマ」の上陸の際、
フロリダ州で警戒を強める中、
アルゴリズムでボトル入り水が暴騰。
▪ AI価格調整は、「危機時には非情」
価格や商品情報をリアルタイムで表示
ダイナミックプライシング
ライバル突き放す狙い、自前インフラ急ぐ
アマゾン 物流に巨費投入
▪ アマゾンは
米国内の「プライム会員」向けに、
これまで「2日で無料配達」
だった仕組みを
「翌日無料配送」に
短縮する方針を
2019年4月に発表した。
ライバル突き放す狙い、自前インフラ急ぐ
アマゾン 物流に巨費投入
▪ アマゾンが物流分野で攻勢を強めている。
▪ 主戦場である米国では、
「翌日配送サービス」拡大のために
減益を覚悟で、年間4,000億円規模の
追加の物流費を投入。
専業大手に依存しない
自前の物流インフラ構築を図る。
ライバル突き放す狙い、自前インフラ急ぐ
アマゾン 物流に巨費投入
▪ アマゾンは、国土が広い米国では、
プライム会員向けに
2日以内に商品が届く
配送サービスを提供して来た。
▪ 競合の中には、翌日配送で先行する
動きもあり、
2019年4月、翌日配送を全米に拡大。
ライバル突き放す狙い、自前インフラ急ぐ
アマゾン 物流に巨費投入
▪ 「翌日配送」は、売上高の増加につながった。
▪ 歯磨き粉やフロスといった
低価格の日用品についても
翌日配送無料の対象とすることで、
食料品店や薬局からも
シェアを奪いつつある。
ライバル突き放す狙い、自前インフラ急ぐ
アマゾン 物流に巨費投入
▪ 米調査会社「イーマーケッター」
▪ 1位 アマゾン 37.7%
▪ 2位 イーベイ 6.1%
▪ 3位 ウォルマート 4.7%
▪ アマゾンが他社を大きく引き離している。
▪ 一方で、アマゾンのシェアの伸びは鈍化
アマゾン
37.7%
イーベイ
6.1%
ウォルマート
4.7%
アップル
3.8%
その他
47.7%
2019年5月時点
米国ネット通販事業
(出所:イーマーケッター)
▪ 日本は、大手3社が9割超
ヤマト運輸 5割(18億3,600万個)
佐川 3割(12億6,200万個)
日本郵便 2割(8億7,500万個)
▪ ヤマトは、2017年、
「総量規制」を導入。
アマゾン急拡大
日本の物流
▪ 膨大な荷物が押し寄せた配送現場は、
深刻な人手不足に見舞われた。
▪ ドライバー不足で全国に張り巡らせた
宅配網はギリギリの状態が続き、
サービス維持の限界が近付いていた。
▪ ヤマト運輸は、2017年、取り扱う荷物数を
減らす「総量抑制」を打ち出す。
自前の輸送網を整備
アマゾン 日本国内でも物流改革
▪ ヤマト運輸は、長時間労働の原因となって
いた「当日配送」サービスから撤退、
サービスを縮小した。
▪ 個人向け料金を平均15%引き上げて、
27年ぶりに値上げすると、
佐川急便と日本郵便も追随した。
自前の輸送網を整備
アマゾン 日本国内でも物流改革
▪ 物流大手の選別を強めている。
▪ 日本でも、「脱大手」を加速化。
当日配送は「デリバリープロバイダ」として
組織化する中堅・中小の運送業者に委託、
現在は、地域ごとに
9社に配送を任せている。
自前の輸送網を整備
アマゾン 日本国内でも物流改革
▪ 大手と異なり、集荷業務がないため、
配送効率が高い。
▪ 首都圏で中核を担う「桃太郎便」の丸和運輸は、
個人事業主をネットワーク化している。
▪ 1日130個の荷物を継続的に配れば、
年収720万円を保証、アマゾン物流網を支える。
米国と同様、個人に宅配を委託する
「アマゾンフレックス」も、東京など一部地域で開始。
自前の輸送網を整備
アマゾン 日本国内でも物流改革
▪ 2016年~2019年3月期まで
4期連続で、経常最高益を続ける。
▪ 2017年~アマゾンと取引開始
▪ ネット通販の拡大で、宅配便数の数は増加
▪ アマゾンが当日配送から撤退すると、
首都圏でアマゾンの「当日配送」を担うように。
「桃太郎便」を手掛ける「丸和運輸」
アマゾン助け「桃太郎」成長
▪ 「丸和運輸」の強みは、
2017年秋から始めた
個人事業主のネットワーク。
▪ 首都圏を中心に、500人を抱える。
▪ 大手と違い、集荷業務がないため、
配達のスケジュールが組みやすい。
▪ 年収1千万円を超えるドライバーもいる。
「桃太郎便」を手掛ける「丸和運輸」
アマゾン助け「桃太郎」成長
▪ アマゾンは中堅・中小の運送会社への委託に加え、
2018年11月、個人ドライバーに配送を委託する
「アマゾンフレックス」を開始。
▪ 一方で、
「時間指定を守って荷物を届けてくれるのはヤマト
だけ。再配達の手続きもLINEで簡単にでき便利」
とヤマトのサービスに信頼を置く声もある。
自前の輸送網を整備
アマゾン 日本国内でも物流改革
川崎倉庫に自走式ロボット
•ロボットが商品棚を運ぶ
「アマゾン ロボティクス」
•ロボット掃除機「ルンバ」を
大きくしたような
「自走式ロボット」が
商品棚を乗せて動く。
2016年12月6日、国内初導入
▪ 川崎に次いで、国内2拠点目
▪ オレンジ色の箱型ロボットが
商品の保管棚の下に潜り込み、
従業員が作業している場所まで
届ける。
▪ 注文が入るたびに、棚が移動。
棚移動、ロボットが商品運び
アマゾン大阪倉庫
▪ 棚が到着すると、
作業者は画面に表示された
モノを棚から取り出し、
バーコードをスキャンして
配送用のコンテナに移し替える。
▪ ロボットは、床面に貼った「QRコード」を
基に、自分の位置を把握する。
棚移動、ロボットが商品運び
アマゾン大阪倉庫
▪ なぜ、収益率は高いのか?
▪ 急速に機械化を進めているため。
▪ 人間の労働を人工知能やロボットに
スイッチすればするほど、
「生産性」が向上し、
市場における支配性が
高まって行く。
アップルに次ぎ、アマゾンが1兆ドル超
「GAFA」に資金集中
▪ 物販は、アマゾンの独占になるだろう。
▪ 倉庫は、完全にロボット化されており、
営業マンは不要。
▪ 物販において、人がロボットに対して
優位に立てる仕事は、
宅配だけになる。
アップルに次ぎ、アマゾンが1兆ドル超
「GAFA」に資金集中
▪ タッチポイントとして、棚が無制限にある
▪ カナダで「コーヒー豆」と検索すると、
スタバ、McCafeなどあるが、
トップ36のうち1/3(12商品)しか
実店舗で棚取りできていなかった。
2/3(24商品)は実店舗で扱っていない
(➝アマゾンでは売っている)
アマゾン「ロングテール」
実店舗と違い棚が無制限にある
「検索用語」と「共起語」が重要
アマゾン「ロングテール」
「検索用語」と「共起語」が重要
アマゾン「ロングテール」
「検索用語」と「共起語」が重要
アマゾン「ロングテール」
「検索用語」と「共起語」が重要
アマゾン「ロングテール」
▪ 物流
▪ 食品販売
▪ 映像コンテンツ
(プライム・ビデオ)
▪ クラウドホスティング(AWS)
▪ ゲーム(Twitch)
アマゾンが扱う品目
2,000万点を超える
▪ アマゾンは、
生鮮食料品を注文した当日に
玄関先まで配達する
「Amazon Fresh」
というサービスを展開。
生鮮食料品を注文
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ 2017年4月、スタート。
▪ ウェブサイトからの注文により、
最短4時間で
野菜や果物を指定の場所に届ける
▪ 日本は、米国、英国に続き3カ国目
▪ 月額利用料500円
生鮮食品の配送サービス
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ 年会費4,900円の「プライム会員」が
対象。
▪ 野菜や肉、魚などの食材
16,000点以上を扱う。
▪ 深夜まで最短4時間で配達される
有料会員へ誘導
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ レシピ投稿サイト「クックパッド」、
動画アプリ「デリッシュキッチン」
とのコラボ。
▪ レシピを紹介するページから
必要な食材一式が購入できる
サービスを開始。
2018年4月~レシピサイトとコラボ
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ 生鮮宅配の物流拠点は、川崎市。
▪ 最も「アナログ」
▪ 例えば、ブドウ。
従業員が棚からパックを取り出し、
上下、左右、前後の6面を入念に点検。
傷んでいる粒があれば、出荷はせず、
他のブドウのパックに取り換える。
生鮮食品の配送サービス
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ 生鮮品を含む食料品の
販売・配送サービス
「アマゾン・フレッシュ」の倉庫
▪ 内部は、巨大な冷蔵庫。
常温、冷蔵、冷凍の3温度帯に
仕切られ、
冷蔵は更に4段階に分かれる。
生鮮食品の配送サービス
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ 「牛丼、タマゴなどの食品の他に、
年末には、おせち用の
食材も売れる」
生鮮食品の配送サービス
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ 野菜や肉をすべて目視で確認
▪ 通常の3温度帯より細かい6温度帯に
分けて、商品を保存し、鮮度を保つ。
▪ 商品も人手で棚から取り出し、
他の商品にぶつけて傷まないように
宅配バッグに丁寧に入れる。
生鮮食品の配送サービス
アマゾン「アマゾンFresh」
▪ 会員サービス「プライムナウ」で
ライフの商品の注文を受け、
ライフの店員が商品を準備、
アマゾンの配送員が自宅まで届ける。
▪ 「アマゾン」は、
生鮮品の取り扱いを
増やしたい考え。
2019年内に開始
アマゾン「ライフ」から生鮮品
▪ 小売業でも、この3つの分野は好みが
分かれるため、実物を手に取れる
リアルの業態が優位を保ってきた。
▪ ファッション分野では、
「購入から30日以内なら無料で
返品・交換OKというシステムで
ネット通販の弱点を解消しようとしている」
ファッション、食品、家具
アマゾン注力分野
▪ それでも、アマゾンがファッション分野で
商売が成り立つのは
実際に返品される確率が無視できるほど
低いため。
▪ 返品されても、
色・サイズの交換に応じ、
客を逃さない。
ファッション、食品、家具
アマゾン注力分野
▪ アマゾンは、膨大な販売データの分析
から、需要予測の精度を高め、
大きな進展を果たした。
▪ 販売を強化している
ファッション分野で
自動発注を進める。
人工知能を商品の発注・需要予測に活用
アマゾン「自動発注強化」
▪ 商品
▪ 労働力
▪ 在庫管理
▪ 金融指標
「人工知能」社会の民主化
「アマゾンForecast」
スポンサーが「ベンツ」→「アマゾン」
東京コレクション岐路に
▪ ファッションをオシャレする若者がいない。
▪ ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリと
大差を付けられる。
▪ 香港、上海、シンガポールなど
アジア都市の追い上げ
スポンサーが「ベンツ」→「アマゾン」
東京コレクション岐路に
▪ ストリートファッションなど日本の
サブカルは海外ファンが多いので、
アニメ、音楽、映画、食事、観光と
融合しないと、
世界から置き去りにされる
▪ アマゾンは、今後、ファッション強化。
▪ アマゾンの手数料は、
成約の1割であるのに対し、
ゾゾタウンは、
撮影などのサービス料も含め、3割。
▪ ゾゾタウンは、高くても消費者の好みに
合わせたいメーカ-を引き寄せる。
物流拠点が、大阪と埼玉
アマゾン ファッション強化
アマゾン ファッション強化
▪ 物流や配送拠点でも、投資拡大
▪ 2017年10月に、
大阪・藤井寺に
延べ床面積65,000㎡の
ファッション専用の物流拠点も。
配送料無料、30日間返品受付も。
物流拠点が、大阪と埼玉
アマゾン スタジオ
▪ 「アマゾン」は、2018年、
同社として、世界最大の
撮影スタジオを都内に開設。
▪ 2018年10月、
「プライム会員向け」に無料試着
「プライム・ワードローブ」開始。
ファッション市場の本格的な開拓
▪ 4階建て
▪ 1、3階に商品の写真を撮影する
エリアや動画撮影エリア
▪ 数年以内に、4階部分もスタジオに
▪ 撮影点数は、年間200万点へ
品川に2018年3月に開設
アマゾンファッション東京撮影スタジオ
▪ コーディネート提案も開始
▪ スタイリストが着こなし提案
▪ 日本のファッション通販市場は
「ゾゾタウン」が優位
年間1,000万点の写真、
50万点をサイトで販売。
品川に2018年3月に開設
アマゾンファッション東京撮影スタジオ
▪ 品川に撮影スタジオ
▪ 通販サイトで販売する衣料品などの
写真や動画を撮影
▪ アマゾンの中で世界最大
▪ 企業やデザインを学ぶ学生に開放、
ヒットの芽を育てるのが、狙い
品川に2018年3月に開設
アマゾンファッション東京撮影スタジオ
▪ 総面積は、7,500㎡以上
▪ 米国、英国、インドより大きく、
世界最大
▪ アマゾンで販売する
ファッション商品の写真
など、年間100万点を超える
画像や動画を制作する。
品川に2018年3月に開設
アマゾンファッション東京撮影スタジオ
▪ 商品を通販サイトで紹介する写真や
動画を専門的な設備や機材を揃え
撮影する。
▪ 画像の質が高まり、
通販サイトの見栄えも良くなる。
▪ 同じ手続きで撮った写真が増えれば、
商品の比較もし易い。
品川に2018年3月に開設
アマゾンファッション東京撮影スタジオ
▪ カメラマンやスタイリストの採用を
進め、数年内に国内全体で
数千人規模の雇用
▪ 専門学校と組み、
ファッション関連のイベントや
ワークショップを開催。
品川に2018年3月に開設
アマゾンファッション東京撮影スタジオ
服は、「プロのおすすめ」
アマゾン 衣服
▪ 2018年、米国では、
ウォルマートを抜いて、
アマゾンが最も服を売った。
▪ 試着サービス「プライムワードロープ」
最大8品(日本は6品)を無料で自宅に
配送してもらい、欲しいものをキープ。
試着期間は、届いてから7日間。
服は、「プロのおすすめ」
アマゾン 衣服
▪ アマゾンは、有料会員向けに
衣料品に特化した
「おすすめ」サービス。
▪ 専属スタイリストと人工知能が
顧客の好みを分析し、
最適な衣料品を紹介する仕組み。
▪ 2018年10月~開始
▪ 1回3~8点を取り寄せて試着する
▪ 対象商品は、衣料品や靴、バッグ、
腕時計、ジュエリーなど数千ブランド
▪ 返品の際は、専用の箱に商品を入れて
7日以内に送り返す(送料は無料)
無料試着サービス
「プライム・ワードロープ」
▪ アマゾンは、これまでも、
30日以内なら返品できるサービスを
「アマゾンファッション」で手掛けていたが、
一旦購入し返品時に返金される仕組み
▪ 「プライム・ワードロープ」であれば、
消費者はお金をあらかじめ払う必要が
なくなり、心理的ハードルを下げる
無料試着サービス
「プライム・ワードロープ」
▪ 食品分野や家具分野では、
他を寄せ付けない高度物流システムと
品揃えが、
スーパーや家具チェーンの
牙城を切り崩す突破口に
なるらしい。
ファッション、食品、家具
アマゾン注力分野
▪ 2018年6月末に
オンライン薬局の
「ピルパック」を買収
▪ 「儲け過ぎ」の批判をかわすべく
積極的な新事業に投資する姿勢を
アピール
現在は、「ヘルスケア」と「金融」
アマゾン注力分野
▪ 狙いは、「ピルパック」が持つ
高齢者の購買データ。
▪ 手薄だった領域を広げるため、
「ピルパック」の売上高の
10倍に当たる1,000億円を
投資した。
2018年6月、「ピルパック」買収
アマゾン「処方薬」に進出
▪ 医師が書いた処方箋を確認できれば、
「処方薬」は安全で、
むしろネットに向いている
という意見が根強い。
▪ 高齢者や過疎地住民などにとっての
利点も大きい。
「ネットで薬」 日本は遅れ
アマゾン 米で処方薬に参入
▪ 日本国内では、
医薬品のネット販売のハードルは高い。
店頭で購入できる
「一般用医薬品(大衆薬)」でさえ、
2014年にネット解禁されたばかり。
アマゾンジャパンも、2017年~扱い開始。
▪ ルール上、実店舗を備えればならず、
薬局「アマゾン・ファーマシー」を設置。
「ネットで薬」 日本は遅れ
アマゾン 米で処方薬に参入
▪ 大衆薬を求める患者は
風邪の場合、
早さを優先して
ネットよりもドラッグストアを
選び易い。
▪ 2017年の一般用医薬品の市場のうち、
ECサイト経由は、3.6%に留まる。
「ネットで薬」 日本は遅れ
アマゾン 米で処方薬に参入
▪ プライベートブラン(PB)は、
テレビCMなど多額の広告宣伝費を
使わなくていい分、
定番品に比べ
価格は抑えられる。
▪ 商品陳列でも、
メーカ品より優先でき、
利益率も高い。
アマゾンやセブンのPBが伸びる
アマゾン・エフェクト
▪ アマゾン限定のギフトセットが
発売3週間で完売した
▪ 甘さ控えめで
ワインに合うのも
特長。
ポッキー「女神のルビー」「大人の琥珀」
「アマゾン」限定商品
▪ 消費者は
「最近はブランド名で商品を
選ばなくなった。
SNSで美味しくて
安いモノが見つかれば
PBを選ぶ」
▪ PB商品が手頃な価格設定で
既存市場に攻め入る流れは続く。
アマゾンやセブンのPBが伸びる
アマゾン・エフェクト
▪ 2018年以降、アマゾンは100社前後の
自社ブランドを抱える。
▪ 家具ブランド
「ストラスウッド」、
ランジェリーブランド
「アラベラ」
などは、アマゾンのPB。
アマゾンやセブンのPBが伸びる
アマゾン・エフェクト
▪ 顧客の性別や年齢、過去の購買履歴
など詳細データをアマゾンは入手。
▪ 出品企業がもたらしたデータを基に
プライベートブランド商品を開発。
おむつ、ビタミン剤、シャンプーなど
100種類以上。
出品企業が「模倣」を訴えたことも。
アマゾン「PB(プライベートブランド)」
2009年以降、開発
▪ 小売業では、
アマゾンなどネット通販がリアルの店舗を
脅かす「アマゾン・エフェクト」
が進む。
▪ アマゾンが小売店から奪ったのは
お客や売り上げだけではなく、
アルバイトも。
「ネット通販」による「物流倉庫」求人増
なぜ「人手不足」なのか?
▪ ネット通販の拡大で、
2017年度の「宅配便取扱量」は、
42億個を超えた。
▪ 都市部では、再配達率は18%
▪ 政府は2020年度に全国で
13%に減らす目標を掲げる。
利用者の不安を払拭できるか?
アマゾン「置き配」
▪ 国土交通省の試算では、
再配達率が約20%の時、
余計にかかる労働力は
年間でドライバー約9万人分に相当。
▪ 再配達による人件費や輸送費の
コストは、大きい。
効率化は喫緊の課題。
利用者の不安を払拭できるか?
アマゾン「置き配」
▪ 国土交通省の調査では、
「置き配」を
「利用したことがない」
「利用してみたいと思わない」
との回答が6割。
▪ 盗難への不安を理由に挙げる人が
多かった。
利用者の不安を払拭できるか?
アマゾン「置き配」
▪ 配達票に記載された個人情報が
他人に見られる不安もある。
▪ ヤマト運輸や佐川急便は
「対面」での受け渡しを
重視する立場から
「置き配」の導入は見送っている。
利用者の不安を払拭できるか?
アマゾン「置き配」
▪ アマゾンは、
荷物が盗まれた時は
原則として
補償するとしている。
▪ 利用条件は
事業者ごとに異なる。
利用者の不安を払拭できるか?
アマゾン「置き配」
▪ コンビニエンスストアや
駅の宅配ボックスなど
自宅外で受け取れる場所は
増えている。
▪ スマートフォンやパソコンで
配送状況の確認や配達先の変更を
行えるサービスもある。
利用者の不安を払拭できるか?
アマゾン「置き配」
▪ ファミリーマートや小田急と共に
宅配ロッカーをコンビニや駅に設置。
ネット通販の拡大に加え、
度重なる再配達が物流現場の負担増。
米国では、2018年から宅配ロッカーを
本格的に展開、
現在は900以上の都市で導入。
「再配達率」を下げる
アマゾン「宅配ロッカー」
▪ 注文した商品が届くと、
消費者のスマホにメールが届く。
▪ 添付されているバーコードを
読み取り機にかざすと、
荷物の入ったロッカーが開く。
▪ 東京や神奈川中心に200か所
受け取り場所を200か所に
「アマゾンHubロッカー」
▪ ファミリーマート50店舗に設置
▪ アマゾンを利用する
若年層の来店を期待。
受け取り場所を200か所に
「アマゾンHubロッカー」
▪ グーグルやアマゾンは、
膨大なデータをコンピュータに学習させ、
経験則から結果を導き出す。
▪ 過去に見たサイトや購買履歴を分析し、
0.1秒以内に、最適な広告を打つ。
▪ 国内の「ターゲット広告」市場規模は、
1兆4,397億円(2018年)
人工知能がキーワード
個人データが「企業の富」に
▪ 膨大な個人情報を分析して
「人の好み」や「次の行動」を予測し
適格な商品やサービスをリコメンド。
▪ 分析される「個人情報」の範囲が広がり、
「支払能力」などの信用評価や
保険料の算定、就職など社会生活の
重要な部分まで、評価や予測の対象に。
便利にはなったが・・・
個人データが「企業の富」に
▪ 「新しいテレビが欲しいと思った時、
まずアマゾンで価格や評判を調べる
人が増えている。
▪ 米国の消費者の半分が商品情報を
最初に「アマゾン」で検索する。
グーグルなど「サーチエンジン」を使う人は
36%どまりであった。
背景には、「消費者の行動変化」
「グーグル」から「アマゾン」へ
▪ アマゾンの広告収入が2.2倍
▪ 2017年7~9月期 11.23億ドル
▪ 2018年7~9月期 24.95億ドル
▪ マイクロソフトを抜き、
グーグルとフェイスブックに次ぐ
第3位に浮上
背景には、「消費者の行動変化」
「グーグル」から「アマゾン」へ
▪ SNSを多用する若年層にとっては、
SNS上の広告は
テレビCM以上に訴求力を持つ。
▪ SNS上には、商品の口コミ情報が
溢れる。
▪ SNS上には、ファッション、車、食べ物
など、ある特定領域に影響力があり、
多くのフォロワーを持つ人がいる
販売手法「マイクロインフルエンサー」
アマゾン・エフェクト
▪ ある企業が、自社の商品を売り込みたい
場合、その商品領域に詳しい
「インフルエンサー」を先ず見つける。
▪ インフルエンサーのSNSには、
インフルエンサーが詳しい領域に
興味がある若者などが集まる。
そこに広告を打てば、
宣伝効果が上がり易いという仕組み。
販売手法「マイクロインフルエンサー」
アマゾン・エフェクト
<18-34歳>
▪ Amazon 49%
▪ 楽天 42%
▪ グーグル検索 38%
▪ ヤフー検索 28%
「商品購買」に利用するサービス
「eコマース」が上位
▪ 食品 11%
▪ ベビー 8%
▪ 日用品 8%
▪ アルコール 8%
▪ 化粧品 8%
▪ ヘアケア 6%
「ECサイト」で商品を知る
「ウィンドウショッピング」
▪ 大塚製薬「ポカリスエット」
アマゾンで広告を打つと、
購入額6.3%上昇
▪ 「アサヒビール」
購入額6.7%上昇
「ECサイト」で商品を知る
「ウィンドウショッピング」
アマゾンの「広告」
▪ 検索上位表示
全体の7割が
検索結果1ページ目
しか見ない。
▪ 1ページ目でも、一番下と一番上では
クリック率16倍、購買率8倍違う。
検索連動広告(検索からアマゾンへ)
アマゾンの「広告」
▪ 商品詳細ページまで来ると、
離脱してもリコメンド表示して、
商品詳細ページへ再度誘導
▪ アマゾンの利用者はサイトを訪問しても
67%が何を買うか決めていない
➝検索連動広告に力を入れる理由
検索連動広告(検索からアマゾンへ)
アマゾンの「広告」
▪ 「ライフスタイル・セグメント」
▪ 現在3億点の商品について、複数の商品
カテゴリーに関心を持つユーザーセグメント
(紙おむつ、粉ミルク、育児雑誌を
検索した人は「ママ層」にセグメント)
データ分析
アマゾンの「広告」
▪ 「ホット・カスタマー・セグメント」
▪ 2週間以内にカメラを検索したユーザー
=カメラを買おうとしている
▪ 自分たちが想定していなかったユーザーを
発見できる。
データ分析
アマゾンの「広告」
▪ 「YouTube」のような動画ではなく、
「バナー広告」のように出る動画広告
▪ OTT広告の拡大
(スポーツコンテンツを
プライム会員向けに提供して広告)
動画広告
米国でも広がる「アマゾン脅威論」
▪ 広告業界は、
「グーグル」と「フェイスブック」の
2強に収斂。
▪ 広告プラットフォームに「アマゾン」が
なりつつある。
広告代理店の「中抜き」が進む。
広告では
米国でも広がる「アマゾン脅威論」
▪ 「アレクサ、ビールを補充して」
と頼んだ場合に、
従来の銘柄を注文するのか、
新商品を薦めて来るのか?
▪ アレクサに、商品情報を誰が
与えるのか?
広告では
米国でも広がる「アマゾン脅威論」
▪ ニューヨーク大学スターン校
スコット・ギャロウイ教授
「声で注文されるようになれば、
商品パッケージも
価格も見ないだろう。
「広告が意味を
なさなくなる」
広告では
▪ 2007年~「ポイント」開始
▪ 「ポイント」の付与対象は、
掲載商品の一部。
「還元率」は、商品ごとにまちまちで
1%の商品もあれば
15%の商品もある。
アマゾン提供「ポイント」サービス
「アマゾン」で「貯める」
▪ 「本」の売れ筋ランキング上位を
見ると、3%の商品が目立つ。
▪ 雑貨や服などファッション関連は
還元率が高め。
財布は10%。
アマゾン提供「ポイント」サービス
「アマゾン」で「貯める」
▪ 対象商品を調べるには、
画面上部の「Amazonポイント」
という個所をクリックする。
▪ キャンペーンなどで
還元率が高い商品が
掲載されている。
アマゾン提供「ポイント」サービス
「アマゾン」で「貯める」
▪ 有料会員が「お急ぎ便」ではない
「通常配送」を選ぶと、
ポイントを還元するサービス
(2018.12.7~11)
▪ 「プライム」会員は、「当日お急ぎ便」
「お急ぎ便」を無料で利用できるが、
「通常配送」を選ぶと、1回に付き30円
セールの配送分散
急がない人 ポイント還元
▪ 1.「再販制」でどこで買っても同じ価格だった
本が、アマゾンだと安い(ポイント)。
▪ 大人は、支払いにクレジットカードを使うと、
ポイントが、1.5%つく。
学生であれば、10%
(コミックと雑誌を除く)
(2012年8月~)
書店がアマゾンに勝てない理由
「ポイント」と顧客の「ビッグデータ」
▪ アマゾン「Prime Student」
▪ 大学や大学院、短大の学生が対象
▪ 学籍番号や大学発行のメールアドレス
などを入力して会員登録。
10%ポイント還元。
電子書籍は、読み放題(数百タイトル)。
再販制のために本の値段が下がらない
なぜ書店はアマゾンに負けた?
▪ アマゾン「Prime Student」
▪ 会費は、年2,450円(月額250円)
▪ 初回は6カ月無料で、
いつでも退会できるなど、
「アマゾンプライム」よりも特典が大きい。
映画やテレビ番組が見放題。
再販制のために本の値段が下がらない
なぜ日本人は読書しないのか?
▪ アマゾン「Prime Student」
再販制のために本の値段が下がらない
なぜ日本人は読書しないのか?
▪ 2.従来の書店では、売れ筋の本、客の性別、
おおよその年齢が分かるだけ。
アマゾンは、
購買履歴のビッグデータを基に
個人ごとに異なる
レコメンデーション
(おすすめ商品)を表示。
書店がアマゾンに勝てない理由
「ポイント」と顧客の「ビッグデータ」
▪ 2019年5月23日~
▪ インターネット通販サイトの
全商品で購入額の1%以上を
ポイントとして還元
▪ 従来は、アマゾン直販など一部商品だったが、
外部事業者の出品にもポイントを付与。
▪ 「1ポイント=1円」で換算
1%以上、「囲い込み」強化
アマゾンが全品に「ポイント」
▪ 2019年6月20日から、
アマゾンは自社で直接、販売・配送する
商品のみを対象に
1%のポイントを付与する計画に変更。
出店事業者が販売する商品は
アマゾンが配送する場合であっても、
プログラム対象外。
1%以上、「囲い込み」強化
アマゾンが全品に「ポイント」
▪ 日本は、世界的にも「ポイント大国」。
▪ 「キャッシュレス決済」普及に向け
ポイント還元を競う動きが
活発になっている。
▪ アマゾンは、楽天やNTTドコモとの
「顧客囲い込み」競争に
本格参戦する。
1%以上、「囲い込み」強化
アマゾンが全品に「ポイント」
▪ アマゾンで販売される商品は、
アマゾンが「直接調達」して
販売するもの、
「マーケットプレイス」(仮想商店街)
と呼ばれる「市場」で
外部の事業者が出品するもの。
▪ サイト内の全商品にポイントを付与
1%以上、「囲い込み」強化
アマゾンが全品に「ポイント」
▪ 日本の消費者は、海外に比べて
「ポイント還元」を好む傾向がある。
▪ ポイントなどの「優待プログラム」を
選んだ人が、
日本 70.8%
中国 29.0%
米国 11.0%
1%以上、「囲い込み」強化
アマゾンが全品に「ポイント」
▪ 紙の書籍をまとめて購入するなら、
購入時に入力するだけでポイントがもらえる
「クーポンコード」がオススメ。
▪ マンガ・絵本など3冊以上で構成された
セット商品を購入する場合、
注文確定前に「BOOKSET」とクーポンコード
入力欄に入れれば、通常還元率+3%になる。
1%以上、「囲い込み」強化
アマゾンが全品に「ポイント」
マンガが好きです。
好きなマンガの単行本を
まとめ買いしたいのですが、
アマゾンだと、
実際に本が手に取れなかったり
して、確認できないです。
かと言って、街の本屋で
定価で買うのも癪(嫌)です。
どうしたら良いでしょうか?
▪ 3月、5月、9月、11月に約1週間ずつ
ある「ルミネ」のセールス期間中は、
ルミネ内の書店も同じように
10%オフ。
▪ 「ルミネ新宿」には、「ブックファースト」
▪ 「ルミネ池袋」には、「くまざわ書店」
「ルミネ」内書店
年に4回書籍10%オフ
▪ たくさん買い過ぎたら、
3,000円以上だと、
送料が無料になる。
▪ マンが好きは、
まとめ買いする。
「ルミネ」内書店
年に4回書籍10%オフ
▪ 毎年12月開催
▪ 期間限定の店舗を
「渋谷マルイ」「渋谷モディ」に出店
▪ 当日や翌日の指定した時間に
商品を届ける。
商品を店頭で受け取る。
アマゾンのリアル展開
「サイバーマンデーセール」
▪ 年末セール
「サイバーマンデーセール」の
毎年12月、
最大510万個の注文
▪ 午後5~6時台がピーク。
▪ 「当日お急ぎ便」などを無料で利用
できる「プライム会員」の増加が影響
アマゾンのリアル展開
1日最大510万個
▪ 日本では、アマゾン利用者のうち、
18~20歳が占める割合が
4.6%に留まる。
▪ 日本の若年層の
消費者を
開拓する狙いがある。
「ライブコマース」開始
「アマゾン」の若者取り込み
▪ 日本でも若年層を中心に
関心が高まっている。
▪ 「好きなアイドルのメイク動画などを
見ることが好きで、
新しく購入する時に
参考にしている」
通販ライブ動画
「ライブコマース」とは・・・
▪ 「アマゾン・ライブ・チャンネル」
(2018.12.7~)
▪ ユーチューブなどで人気の
動画クリエイターを起用
▪ 家電や化粧品など数十点を
クリエイターが紹介し、購入を促す。
アマゾン「ライブコマース」
スマホ動画でお買い物
アマゾン
54%
Hulu
13%
Netflix
11%
dTV
10%
ダゾーン
9%
その他
3%
「アマゾン1強」に「ディズニー」参戦
2018年有料動画配信(日本)
▪ 10社以上が凌ぎを削る
日本の「動画配信」市場で
アマゾンが「1強」状態。
▪ ネット通販「プライム会員」に
付帯するサービスで
月額換算で、500円
「アマゾン1強」に「ディズニー」参戦
2018年有料動画配信(日本)
▪ 有力コンテンツを持つ
「ディズニー」が2019年に
動画配信サービスへ参入
▪ 「アップル」も
独自の動画新事業を
開始する予定。
「アマゾン1強」に「ディズニー」参戦
有料動画配信(日本)
▪ 年間4,900円の
「プライム会員」は、
多くの独自コンテンツを楽しめる。
▪ 「TSUTAYA」は、2017年3月以降、
43店が閉店。
動画配信も見放題にした。
「TSUTAYA」は閉店に追い込まれた
「動画配信」番組が人気に
▪ 無料配送や音楽配信サービスもセット
▪ 月額500円
▪ 割安な料金で、日本の独自番組も。
日本国内向けサービス概要
強み
番組の特徴
アマゾンプライム・ビデオ
•1ヵ月あたり500円と格安ながら、
通販の送料無料や
音楽配信サービスも使える。
•映画は過去にテレビ放送された
タイトルが多い。
ドラマのシリーズ作品で
途中の回から購入を求められることも。
Amazonプライム・ビデオ
独自作品も配信
▪ 無料配送や音楽配信サービスも
セットになっていることが強み。
アマゾンプライム・ビデオ
日本国内向けサービス概要
▪ 「プライム会員であれば
追加料金なしで使えて、
見たい映画をいつでも
見ることが出来る」
▪ 通勤・通学途上で「プライムビデオ」
を視聴する人も多い
「アマゾン1強」に「ディズニー」参戦
有料動画配信(日本)
▪ 会員は追加費用なしで数千本の
映画やドラマ、アニメなどが見放題。
▪ アマゾンが独自製作した作品も配信。
▪ 全体の7割は日本の作品。
Amazonプライム・ビデオ
2015年9月24日~無料動画配信
▪ アマゾンは、
「ビデオストリーミング」で
利益を稼ぐつもりはなく、
あくまでも、
「プライム会員」への
サービスという位置づけ。
会員はタダで 「おまけ戦略」
アマゾンプライムビデオ
▪ 2017年、アマゾンが映像制作に
投じた金額 45億ドル
(5,000億円)
▪ テレビ局「HBO」を上回る
▪ 「Netflix」 60億ドル(6,500億円)
に迫る勢い。
会員はタダで 「おまけ戦略」
アマゾンプライムビデオ
▪ 契約の継続率は、
「1ヵ月の無料お試し期間」
終了後に、
約7割が「有料」へ。
▪ 9割以上が、翌年も更新。
「有料会員」
「動画配信」番組が人気に
海外ドラマのレビュー数(2019年10月8日)
アマゾンプライムビデオ
202
215
485
517
0 100 200 300 400 500 600
ジャック・ライアン
プリズン・ブレイク
ウォーキング・デッド
ゲーム・オブ・スローンズ
▪ 「アマゾンプライムビデオ」の
恋愛番組
▪ 1人の男性を巡るドロドロとした
やり取りが話題に。
アマゾン「バチェラー・ジャパン」
「動画配信」番組が人気に
▪ もともと2002年に始まった
アメリカの大人気番組で
2019年までにシーズン23が放送。
▪ ヘリコプターでデートをしたり、
花火を打ち上げたり、
お金の掛け方が凄い。
アマゾン「バチェラー・ジャパン」
「動画配信」番組が人気に
▪ 全米で大ヒットしたリアリティーショーの
日本版。
▪ 2017年配信された「シーズン1」に続き、
2018年5月から「シーズン2」が
2018年7月完結
▪ 2019年9/13~「シーズン3」配信
アマゾン「バチェラー・ジャパン」
「動画配信」番組が人気に
▪ 本国版は、日本版と比べて
女性の口が悪く、ケンカがドロドロ。
みんな自信満々だから、
フラれていても納得できない表情が見て
分かるところも面白い。
▪ あからさまな色仕掛け、
悪口、嫉妬して大号泣。
アマゾン「バチェラー・ジャパン」
「動画配信」番組が人気に
▪ 恋愛リアリティ―ショーは、
「あいのり」や「テラスハウス」が有名だが
「バチェラー・ジャパン」の
スケール感、ゴージャス感は桁が違う。
▪ ヘリをチャーターして夜の東京上空を
デートしたり、
スカイツリーを貸し切って夜明けを見たり
タイやシンガポールで海外ロケしたり。
アマゾン「バチェラー・ジャパン」
「動画配信」番組が人気に
▪ 2017年配信された「シーズン1」で、
発揮されたギャル特有の
「ぶっちゃけキャラ」を活かし、
現在はバラエティー番組でも
活躍する「ゆきぽよ」(木村有希)
▪ ギャルという異質の存在ながら
最終メンバー5人に残り、台風の目になった。
アマゾン「バチェラー・ジャパン」
「動画配信」番組が人気に
▪ 2019年9/13~「シーズン3」配信
▪ 新バチェラーの友永真也をめぐり、
20人の女性たちによる
婚活サバイバルが
繰り広げられた。
アマゾン「バチェラー・ジャパン」
「動画配信」番組が人気に
▪ 1969年に放送が始まった
フジテレビ「サザエさん」の初期作品を
2018年12月26日~動画配信
▪ フィルムで保管していた作品を
デジタル化(50話分)
▪ アマゾン「プライム・ビデオ」で配信
▪ 「フジテレビ・オンデマンド」でも配信
初期作品をデジタル化
「サザエさん」ネット配信
•日本で独自制作した35作品を配信。
•「仮面ライダーアマゾンズ」、
酒蔵を訪れる酒造りバラエティー番組、
人気写真家と世界の楽園を巡る
ドキュメンタリー「旅」番組
他、独自制作。
Amazonプライム・ビデオ
独自作品も配信
•「アマゾン・プライム・ビデオ」
独自コンテンツに注力
•テレビでは放送できない
過激なドキュメンタリーが
人気
独自番組 制作強化
アマゾン・ドット・コム
▪ 日本でもオリジナル作品が35作品まで増加。
松本人志「ドキュメンタル」「フリーズ」
ラブコメディードラマ「はぴまり」は
海外でも人気が高い。
▪ 浜田雅功「戦闘車」は、テレビ局では
無理な多額の制作費を掛けたバラエティー。
圧倒的な制作費で面白い「動画」
アマゾン潤沢な資金で・・・
▪ 草彅剛とユースケ・サンタマリアで
バラエティー企画。
▪ テレビ朝日「『ぷっ』すま」で
約20年続いたが、
SMAP解散で番組終了。
▪ 約1年9か月ぶりにアマゾンで復活。
2019年12月19日~「なぎスケ」
アマゾンプライムビデオ
▪ アマゾンは、米大リーグの
ニューヨークヤンキース
の試合を流すCATV局に
出資するなど、
スポーツ分野での
ネット配信を加速化。
スポーツ分野を強化
アマゾンプライムビデオ
▪ 配信:放映権
▪ 興行:チケット収入
▪ 協賛
▪ 一番可能性があるのはストリーマーによる配信
▪ 「AbemaTV」、アマゾン「Twtich」
▪ 1か月400万~600万人
▪ 1年で5,000万人前後
「eスポーツ」と「テレビ」
「eスポーツ」にけるビジネスとは
▪ アマゾンは、ゲーム実況を配信する
「ツイッチ」を抱え、米国で人気を博す。
実況動画を入り口にして、クラウドゲーム
に参入するという噂が絶えない。
クラウドでマイクロソフト、グーグルを凌ぐ
世界首位のアマゾンが参入すれば、
クラウドゲームを巡る戦いは激化する。
ゲーマーのためのコミュニティ
ツイッチ(Twitch)
▪ アマゾンは、
2014年8月に
9億7,000万ドルで
買収した。
ゲーマーのためのコミュニティ
ツイッチ(Twitch)
▪ 2014年のスタート時から
無料生配信を実施。
▪ 「YouTube」チャンネルに加え、
2016年から「LINEライブ」
2018年からアマゾン傘下の「Twitch」で
無料生配信を実施。
商品をアマゾン経由で購入可能に。
Twitchで無料生配信
「ULTRA JAPAN」 動画配信
▪ ツイッチは、
「視聴料」や「広告」だけでなく、
「トレードマーク」の双方向性でも
収益を得ている。
ファンは、「ツイットビット」
と称する通貨を購入し
配信者に「チップ」をあげている。
ゲーマーのためのコミュニティ
ツイッチ(Twitch)
▪ アマゾン「Twitch」
▪ 1日のユニークユーザー1,500万
▪ 日本は、ログインユーザー
1セッション平均 120~130分
世界でも滞在時間が長い国民
必ずベスト3に入る(熱中し易い国民)
「eスポーツ」にけるビジネスとは
ツイッチ(Twitch)
▪ 「視ることを遊ぶことに」
▪ 「アマゾンプライム」会員は
ゲーム内アイテムがもらえる。
▪ アイテムをもらった、ゲームをやってみよう
と促す仕掛け。
「eスポーツ」にけるビジネスとは
ツイッチ(Twitch)
▪ 「アマゾンプライム」会員に
入る理由は、
ビデオ、音楽、配送特典、クラウド
ではなく、「Twitch」。
▪ 視聴時間が長いユーザーは
「Twitch」を視ている。
「eスポーツ」にけるビジネスとは
ツイッチ(Twitch)
▪ 2017年11月~開始
▪ プライム会員なら、月会費780円
▪ 配信曲数は、6,500万曲。
▪ AIスピーカーへの対応も進め、
アーティスト自身が語る制作秘話や
舞台裏話を聞くことができる。
定額で音楽聴き放題
アマゾン・ミュージック・アンリミテッド
▪ 音楽は、2000年MP3
(アマゾンが、本の次に出したのは音楽)
▪ 2010年ダウンロードストア
▪ 2012年クラウドプレイヤー
▪ 2013年アウトリップ
▪ 2015年アマゾン・ミュージックプライム
▪ 2017年アマゾンミュージック・リミテッド
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ 「アマゾン・ミュージック・プライム」
▪ 6,500万曲以上
▪ プライム会員費で楽しめる
▪ オンデマンドで
いつでも聴ける
▪ 広告はない
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ プレミアムサービス
「アマゾン・ミュージック・アンリミテッド」
▪ 6,500万曲以上
▪ 380~1,480円
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ 2019年
10月9日 「嵐」は、
「Spotify」
「Apple Music」
「Amazon Music」
でも、楽曲配信を開始
急激な「SNSシフト」
「ジャニーズ事務所」の変革
▪ (1)差別化されたプロジェクト
▪ (2)簡単な操作
▪ (3)新たなカスタマー
▪ プライムメンバーは、若い層と異なる
▪ 新しい年代層に訴える
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ Spotify
▪ アップル・ミュージック
▪ アマゾン・ミュージック
▪ LINEミュージック
▪ ストリーミング・サービスは
音楽発見~消費まで、
ストリーミングは全ステップをサポート
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ ストリーミング・サービス
▪ 今後、成長が見込める3大国
▪ 日本、メキシコ、ブラジル
▪ 日本はスマホ
▪ 米国は既に自宅でのストリーミングに
(音楽配信・ボイスの進化)
▪ 車の中に入って来る
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ アマゾンは、
「音楽ストリーミング」で
利益を稼ぐつもりはなく、
あくまでも、
「プライム会員」への
サービスという位置づけ。
プライム・ミュージック
会員はタダで 「おまけ戦略」
▪ 音楽を呼び水に通販の会員を拡大する
▪ 赤字覚悟で、顧客を囲い込む戦略。
▪ 会員が音楽を聴いている間は、
アマゾンの通販サイトが開きっぱなし。
▪ 1曲あたり数分間、
おススメ商品や会員の好みに応じた商品を
画面上で売り込み続けられる。
「プライム・ミュージック」
年会費4,900円の会員なら実質無料
▪ AIスピーカーから音楽も聴こえて来る
▪ 「アレクサ、エド・シーランを掛けて」
▪ 「エド・シーランの新曲をかけて」
▪ アマゾン米国では、
スマホよりもAIスピーカーで
音楽を聴く人の方が多い。
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ レコメンデーションまで
アレクサがしてくれる
▪ 「昨日の朝聴いた曲かけて」
▪ 「ランニングに合う曲かけて」
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ 都市別の人気楽曲
▪ 新曲
▪ ムード
▪ 年代
▪ アクテビティ
▪ ムード
▪ 年代
▪ 似た感じの曲
▪ 昨日聴いたプレイリスト
「音楽消費の進化と音声サービスの可能性」
「アマゾン・ミュージック」
▪ 最も収益性が高いのは、
クラウドサービスの「AWS」。
AWS市場のシェアが3割。
▪ 台頭しているのが「広告」分野
消費者の購買行動の情報を提供できる
魅力をスポンサー(広告主)に訴え
「フェイスブック」と「グーグル」の広告を奪う
儲けの源泉は今や「クラウド」と「広告」
「アマゾン」って何の会社
▪ クラウド市場
▪ 「AWS」を展開する
アマゾンは、32%のシェア。
▪ 後発のグーグルは、8%に留まる。
▪ 翻訳、画像認識などのAIの機能を
一般的な企業でも使えるようにする
背景には、「消費者の行動変化」
「グーグル」から「アマゾン」へ
アマゾン
31.7%
マイクロソフト
16.8%
グーグル
8.5%
アリババ
4.0%
IBM
3.8%
その他
35.2%
米カナリス(2019.10)
クラウドのシェア
▪ 「アップル」もゲーム市場に参入しようと
している。
▪ サブスクリプション「アップルアーケード」
と独自のゲームをiPhone向けに
開発することを
2019年3月に発表済み。
「クラウドゲーム」
「5G」で、「スマホでも操作性高く」
▪ 有料サービス「アマゾンプライム」。
▪ 2019年4月12日に年会費が
3,900円から4,900円に値上がり。
プライムに加入していると、
注文から最短2時間で品物が届いたり、
一部の映画が無料で見られたりする他、
様々な特典がある。
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ 有料サービス「アマゾンプライム」。
▪ 入会特典では、
オリジナル動画見放題の
「プライム・ビデオ」、
100万曲以上が聴き放題の
「プライムミュージック」が人気。
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ 商品の発送も優遇される。
▪ アマゾンから配送される商品が送料無料と
なる他、通常500円かかる「お急ぎ便」や
「お届け日時指定便」の送料も無料になる。
不定期で行われている数量限定商品の
タイムセールに30分早く参加出来たり、
クレジットカードと組み合わせた際に
ポイント還元率が上がったりする。
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ いったん加入すると、なかなか止められない
という利用者も多い。
アマゾンは、この会費を大幅に引き上げた。
▪ 日本のアマゾン利用者は約4,000万人。
プライムに加入しているのは
300万~400万人。
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ 今回の値上げで、30億~40億円の利益が
アマゾンに入った。
日本でプライムのサービスが始まったのは
2007年だが、一度も値上げしこなかった。
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ アマゾンのプライムはアメリカにもあるが、
米国で加入すると月額119ドル(13,000円)
取られる。
▪ ECトップの座を不動にしているアメリカで
アマゾンはプライム年会費を2回値上げ。
日本では、楽天というライバルがいるため、
会費を戦略的に安くして来た。
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ 1.急ぎ便や日時指定便の
「配送手数料」が無料。
▪ 2.ドラマや映画、アニメなどの動画
が「見放題」
▪ 3.100万曲以上の楽曲が
「聴き放題」
基本サービス(追加料金なし)
アマゾンプライム会員
▪ 1.1時間以内に配送する
「プライムナウ」。
(1回ごとに890円)
▪ 2.生鮮食品の配送サービス
「アマゾンフレッシュ」
(月500円)
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ 東京、大阪では、
1~2時間以内に発送
追加サービス(追加料金あり)
アマゾン「プライムナウ」
▪ 3.4,000万曲以上の楽曲が
「聴き放題」。
(月780円、
一般会員は月980円)
追加サービス(追加料金あり)
アマゾンプライム会員
▪ 日本では、
2007年、米国から2年遅れで
「プライム会員」を導入。
▪ 日時指定などの「配送手数料」が
無料になる他、
「動画配信」を追加料金なしで利用可。
年4,900円で視聴できる。
米国では値上げ
日本のアマゾンプライム会員
アマゾン
71.9%
グーグル
18.4%
その他
9.7%
AIスピーカー
シェア
2018年3月
発表
▪ ニュースや天気予報といった質問に
答えるだけでなく、
家電のコントロールや
ピザの注文も可能
音声応答AI「アレクサ」
スマートスピーカー「エコー」
▪ 子供の寝かしつけ、宿題、
に使う親が増え、
子供も使いこなす。
▪ アレクサなしには、子育てが出来ない
状況。
▪ AI(人工知能)は、電気やインターネット
のように、もはや社会インフラ
米国「アレクサ・ネイティブ」
アレクサはアマゾン「AIアシスタント」
▪ 「すべての部屋、家電のアレクサ対応」
▪ 「話しかける」だけで、
音楽、ニュース、ショッピング
などの様々な機能を楽しめる
人工知能スピーカー「アマゾンエコ―」は、
「次のスマートフォン」として期待される。
「アレクサ」が全ての家電に搭載される。
将来は、「家」
アマゾン注力分野
▪ 朝起きて「アレクサ、おはよう」
と言うと、天気とニュース、
オフィスまでの交通情報が流れる。
▪ 掃除機や電子レンジなどの
様々な家電も声で操作できる。
「アレクサ、映画見るよ」と言うと、ブラインドが
降りて部屋が暗くなり、映画が始まる。
将来は、「家」
アマゾン注力分野
▪ アメリカ西海岸にいる設定なので
使える機能は限定的。
▪ たとえば、
「ワンワン」と犬の吠える声をしても
理解してもらえずに
英語式に「バウワウ」と言うと、
反応する。
英語版
アマゾンAI「アレクサ」
「新しい読書スタイル」の出現
アマゾン「AIスピーカー」
▪ アマゾンやLINEが
「AIスピーカー」で
本を読み上げるサービスを展開するなど
書籍を耳で聞く新しい読書スタイルが
広がっている。
▪ 「アレクサ」のビジョンは、
「どこにでも」。
▪ 搭載製品を拡大。
「より自然な会話」を
アマゾン「AIスピーカー」が次段階に
▪ 「質問をする」
▪ 「音楽を聴く」
▪ 「天気を調べる」
▪ 「タイマーをセットする」
▪ 「レシピを探す」
▪ 「スマートホームを操作する」
▪ 「ショッピングする」
利用シーンが多様化
「AIスピーカー」 利用シーン
▪ 「アレクサ、ビートルズの曲を再生して」
▪ スピーカー「エコー」から曲が流れる
▪ エコーは、ユーザーが
良く使う言い回し、
音楽などの好み、
について精度を高める。
音声応答AI「アレクサ」
スマートスピーカー「エコー」
▪ 「アレクサ」を搭載した電子レンジは
「ジャガイモ1個」の一言で
調理を開始。
▪ 壁掛け時計に
「20分後にアラームをセットして」
と声を掛ければ、その通りに作動。
「アレクサ」をすべての機器に搭載
アマゾンが音声AIを電子レンジ・車に
▪ 家電メーカーが自社製品に
組み込むだけで、「アレクサ」と連動できる
「コネクトキット」を展開。
▪ アレクサで
動かせる製品は、
85,000点以上に
のぼる。
「アレクサ」と連携したIoTサービス
アマゾン「コネクトキット」
▪ 運転しながら
アレクサに
目的地への道順を聞いたり
指定した音楽をかけてもらったり
することが出来る。
▪ 「シボレー」や「キャデラック」に
「アレクサ」が搭載。
GMと提携
アマゾンAI「アレクサ」
▪ スマートスピーカー「アマゾエコー」で
使われている音声アシスタント
「アレクサ」を自動車内で使える。
▪ フォードが2017年夏から
アレクサ対応車を販売、
米アンカー、ガーミンが販売中。
「しゃべるクルマ」を実現
アマゾン「アレクサ・オート」
▪ 「アレクサ、近くのコンビニを探して」
▪ 「目的地にセットして」
と言えば、ナビが道案内を始める
▪ 音楽やニュースの再生、
メッセージの送受信、
帰宅前に自宅のエアコンを
操作して、部屋を暖めることも可能
「しゃべるクルマ」を実現
アマゾン「アレクサ・オート」
▪ 2013年に自動車運転処罰法が
出来てから
事故原因が「ながらスマホ」
の時は刑が重くなる。
▪ 「アレクサ・オート」は
手放しで使える。
「しゃべるクルマ」を実現
アマゾン「アレクサ・オート」
AI「アレクサ」を搭載した眼鏡
アマゾン「エコー・フレーム」
▪ これまでもガラス面の極小スクリーンに
データを投影する製品が発表
(2019年9月25日)
▪ 普通のメガネと同じように
ガラス部分を度付きレンズや
サングラスに変えられる。
▪ 小さなマイクやスピーカーを搭載し
「アレクサ」とやり取り。
AI「アレクサ」を搭載した指輪
アマゾン「エコー・ループ」
▪ 極小スピーカとマイクを盛り込み
片手を口に近づけて
アレクサに色々尋ねられる。
スパイ映画のよう。
◼ 「深層学習」を用いた
「顔認識システム」により、
自動的に顧客を認識し、
精算を済ませる、
という取り組みが
広がる。
アマゾンが「レジなしコンビニ」
「アマゾン・ゴー」
◼ 商品を店外に持ち出すだけで、
自動的に課金され、
レジに並ばずに買い物が可能。
◼ 「人工知能」を使って、客が店の棚から
取ったり戻したりする行動を
「自動で追跡」把握。
アマゾンが「レジなしコンビニ」
「アマゾン・ゴー」(米シアトル、2017年)
▪ 買い物には、専用アプリを
スマホにダウンロードすることが必要。
▪ アプリの設定時に自分のアマゾンの
口座を登録し、
商品の代金も口座から
支払われる。
カメラで表情認識を行う
無人コンビニ「アマゾン・ゴー」
▪ まず、レジそのものがない
▪ 入店時にスマホをかざすまでは
一緒だが、店内の多数のカメラや
センサーで20人以上の客の動きを
正確にトラッキングし、
客が選んだ商品を把握して決済。
無人コンビニ「アマゾンGO」
日本の無人コンビニとは大差
◼ 国土の広いアメリカでは、
都心部でも配達時間を
「2時間以内」に短縮することは
困難。
◼ 実店舗で、宅配の「2時間の壁」を
超えることを目指す。
アマゾンが「レジなしコンビニ」
「アマゾン・ゴー」(米シアトル、2017年)
▪ 「画像認識」や「深層学習」の技術を
駆使して、
「棚から品物を取って
歩いて外に出るだけ」で
会計が済む。
無人コンビニ「アマゾンGO」
2018.1.22~米シアトルで開業
▪ 来店客のプライバシーを
考慮して、
顔の認識はせず、
衣類などの特徴を
カメラで把握している。
カメラで表情認識を行う
無人コンビニ「アマゾン・ゴー」
▪ カメラとAI(人工知能)を組み合わせた
「画像認識」技術に加え、
重畳センサーを駆使して
客が棚から取った商品を
認識して、自動精算する。
▪ 一方、中国ではRFIDを使う
「Bingo Box」が僅か半年で数百店舗に
無人コンビニ「アマゾンGO」
2018.1.22~米シアトルで開業
▪ 天井一面には、130台以上のカメラ
▪ QRコードと画像から
買い物客を特定し、
店内でどの商品を棚から取り、
自分のバッグに入れるかを
追跡する。
無人コンビニ「アマゾンGO」
2018.1.22~米シアトルで開業
▪ 人間のスタッフがしている仕事が
2つ。
▪ (1)棚への商品の補充
▪ (2)アルコール売り場での年齢確認
無人コンビニ「アマゾンGO」
2018.1.22~米シアトルで開業
▪ 米国では、2016年時点で
355万人がレジ係として働く。
▪ 「レジ係という仕事が
なくなる日は遠くない」
無人コンビニ「アマゾンGO」
2018.1.22~米シアトルで開業
▪ レジで決済することなく
店外に出るだけで
買い物が済んでしまう。
▪ 客が一度買い物バッグに
入れたものを戻しても
すべて正確に把握する。
無人コンビニ「アマゾンGO」
日本の無人コンビニとは大差
◼ 「購買前行動」データに加え、
「購買前心理」データを取得・蓄積。
◼ ある商品を手にした時、
プラスの感情を持つか
マイナスの感情を持つかも
データとして得られるようになる。
カメラで表情認識を行う
無人コンビニ「アマゾン・ゴー」
▪ 日本の「無人コンビニ」は、
客が専用アプリを起動させた
スマホをセンサーにかざして入店し、
買いたい商品のバーコードを
一点一点スマホで読み取った上で、
無人レジで決済を済ませない、
といけない。結構、手間が掛かる。
カメラで表情認識を行う
無人コンビニ「アマゾン・ゴー」
「データ」を上手く使う必要
▪ お客が棚を手に取ったところまでも
カメラデータで分析。
購入の順番や
買うのを止めた商品を
知ることが出来る。
▪ お客ごとにカスタマイズできる。
「アマゾン・ゴー」のマーケティング
◼ 菓子売り場で、
せんべいとアメを比較した場合、
せんべいと競合するのは、アメ。
チョコレ―トと比較すれば、
競合はチョコレート。
比較製品が分かる。
カメラで表情認識を行う
無人コンビニ「アマゾン・ゴー」
▪ 2021年までに
全米で最大約3千店に増やす計画。
▪ 「リアル=店舗」でも、
巨大なネットワークを築く。
ITが選んだ商品を
自動精算する。
無人コンビニ「アマゾンGO」
日本の無人コンビニとは大差

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