2016年度精密工学会秋季大会学術講演会
発表内容
ロボットの関節に働くトルクに着目した指標である,トルク余裕度を用いて,ロボットの配置決定(位置と姿勢)を行った.
同じ作業をロボットが行う場合であっても,ロボットへの負荷がより少なくなる配置(ロボットの土台を取り付ける角度やロボットの姿勢)を検討している.
この手法の適応により,同じ作業を行う場合でも、ロボットへの負荷を軽減した動作が可能になる.
また,トルクに着目した配置であるので,ロボットに働くトルクを減少させることができれば,現場の生産ラインにおける消費電力の削減やロボットの寿命延長が可能になると考える.