Visual IoTLT vol.10

1. ATOM Motion＋ArduinoIoTCloud＋Node-RED
でコロナ禍向け非接触ボックスを作る
VIoTLT vol.10
いのうえ みのる(@henjin01_Fab)

2. 自己紹介
名前: 井上 稔(Minoru INOUE)
出没先: コミュニティ“ゆるメカトロ”
Facebook: minoru.inoue.90
Twitter : @henjin01_Fab
多忙につき、数ヶ月ぶりのLTかも。
久しぶりにNode-REDつかいました！

3. ATOM Motionが手に入った！
動機
Arduino IoT CloudとNode−REDを組み合わせてなんか作ろう
● ATOM系で動く
● Grove端子 ×2
● DCモーター端子×2
● Servoモータ端子×4
● 裏面にマグネットあり
● 充電池つき
● モーター操作自体はSTM32がやってくれる

4. 少し前に行った温泉で綿棒の箱があった
今回のテーマ
蓋の開閉で不特定多数が接触してた
ちょっとよくない

5. 超音波センサで開閉する箱をつくった
非接触ボックス
開閉するたびにLINEで通知される

6. 構成
ATOM lite
(ATOM Motion)
Arduino IoT
Cloud
Node-RED
LINE Bot
node:LINE Messaging API
node: Arduino IoT Cloud
開閉に応じてメッセージを
プッシュ通知させる
● サーボ操作（箱の開閉）
● 超音波センサ(非接触操作)
bool値を送信
Open/Close
bool値を送信
Open/Close
プッシュ通知

7. Arduino IoT Cloudについて
ESP32などを含め、ネットにつながるArduinoボードを
簡単にネット上から操作できるサービス
上に示すようなダッシュボードで見える化できる
また、課金プランでHTTP(POST/GET)で制御可能

8. enebularについて
Uhuru㈱が提供する
「IoT製品・サービスづくりを包括的に支援する、開発・運用サービス」
Node-REDを手っ取り早く使いたいときに超オススメ

9. 構成(プログラムの書き込みについて)
ATOM lite
(ATOM Motion)
Arduino IoT Cloud
起動
● メインコード.ino
● thingProperties.h
● AtomMotion.cpp
● AtomMotion.h
● M5Atom.h
● Ultrasonic.h
ビルド＆書き込み
Arduino IoT Cloudから
起動したときのみ自動作成
githubからコピペ or
Import File
Arduino Editorの
Library Managerから
勝手に持ってきてくれる
or .zipでimport
Arduino Editor
これ→

10. Arduino Editorについて

11. Node-REDのフローなど
bool値
Open/Close Open時のメッセージ
Close時のメッセージ LINE Botからpush通知
超シンプル！

12. 結果

13. 学びなど
予想以上にプロトタイピングに強い組み合わせだった
- ATOM MotionはArduino IoT Cloudと相性よき
- Arduino IoT CloudはNode-REDと親和性ある
→Arduino EditorでATOM Motion用のライブラリが使える
→IDとシークレットキー渡せば値使い放題(要課金)
- サーボx4とDCモータx2＋バッテリー有りはヤバい
→ATOM Motionはモノを動かす要素が最初から揃っている
ATOM Motion, Arduino IoT Cloud,
Node-RED(enebular), LINE Messaging APIは
アイデア駆動には最適なツール
- LINE Messaging APIとNode-REDはつなぎやすい
→身近なアプリ(LINE)を平易に活用できて素敵

14. THANK YOU