以下の軸で考えたアイデアです。 ・企業のプロモーションにおけるアニメ活用をいかに促進できるか？ ・企業のメッセージをいかに効果的に伝えられるか？ ・アニメーターなどクリエイターの表現の場、実現の場をいかにして作るか？ ・ユーザーが見たくなる、伝えたくなる作品を作り出すにはどうすれば？ ・企業×クリエイター×消費者発のコンテンツIP化に向けた野望 そしていろいろツッコミどころがあるのですが、まずは草稿です。 事業化させたいのですが、あいにくツテがなく。 どこかJOINさせてもらえるところ募集中です。

1. コンテンツをソリューションとしてとらえた
共創型プラットフォーム
試案
北山憲太郎
k.kitayama@gmail.com

2. アニメーションを企業のコミュニケーション活動に取り入れる事例が増加中。

3.  制作期間の問題
 制作コストの問題
 ユーザーの嗜好の把握
アニメーションだからこそできる表現によって、
ブランディングや話題の獲得にも効果的な手法ではあるが・・・
複数の製作会社にヒアリングしてわかったことは、
なかなか条件面で折り合いのつく案件は稀。
また、宣伝のため、原則クライアントとなる企業の持つ世界観に縛られる。
クリエイターの自由な発想を生かし切れないのでは？
また、“話題性”を考慮した場合、実績のある著名な企業・人物に集中しがち。

4. ＜これまで＞
アニメーション as エンターテイメント
＜これから＞
アニメーション as ソリューション
アニメーションに求められるのは当然ながら
エンターテイメント。ここを守りつつも。
アニメーションが作品としての価値に加えて、
ソリューションという手法的な側面の価値を強化したい。

5. プロからアマチュアまで表現する場が欲しい
クリエイター
「こういう映像が見たい！」
視聴者
映像表現等で
課題解決したい企業
？
クリエイターの作りたい！を叶える
コミュニケーションで
課題解決したい
面白い作品が見たい。
広めたい。

6. アニメーション as ソリューション
共創型コンテンツソリューション
サービス
※サービス名称未定
クラウドソーシング×クラウドファンディング
＝ソリューション化

7. プロからアマチュアまで表現する場が欲しい
クリエイター
「こういう映像が見たい！」
視聴者
映像表現等で
課題解決したい企業
共創プラット
フォーム（仮）
Webサービス
①お題を投稿
②シナリオ、コンテ、デモ映像等を投稿
③投票、出資、シェア
BtoB(C)toC型を志向
オリジナル企画・スピンオフ企画・プロ
モーション映像・MusicPV・VJFilmetc...

8. プロからアマチュアまで表現する場が欲しい
クリエイター
「こういう映像が見たい！」
視聴者
映像表現等で
課題解決したい企業
共創プラット
フォーム（仮）
①お題を投稿
②シナリオ、コンテ、デモ映像等
③投票、出資、シェア
生まれたコンテンツをボトムアップ型で
マーチャンダイジング（IP化）
④出資
出版社によるコミカライズ、シーズンアニメ化も。
＜収益化ポイント＞
プロジェクトの管理フィー
IPのマネジメント／売買（譲渡）マネジメント

9. アニメクラウドファンディング
Aサービス
クリエイターとファンをつないで実現するサービス。
作りたい人と作って欲しい人をマッチング。
・一般のみが対象だと資金が集まりづらい
・結果的にコミュニティ内の自己満足
本当にクリエイターが作りたいものが実現するか疑問。
企業の販促費を巻き込むことで作品の実現に寄与。
クリエイターの作りたい、消費者の見たい、企業の伝えたいをマッチング。
また、既存の関連クラウドファンディングサービスについて・・・

10. プロからアマチュアまで
表現する場が欲しいクリエイター
・発表する場の確保
・ユーザー評価・ニーズの可視化
・作品実現に向けた資金調達
映像表現等で
課題解決したい企業
・課題解決のアイデア収集
・ユーザーニーズの可視化
・話題化
「こういう映像が見たい！」
視聴者
・好きなクリエイターの発見
・「あの人」の作品が見られる
・実在の商品・サービスについて
新たなアイデアを得られる
＜考えられるメリット＞

11. トップダウン方式のベストプラクティス。（TIGER & BUNNY）
これはプロダクトプレイスメント手法で、
認知拡大というソリューションとなっている。

12. 参考サイト（Blabo!）
企業が企画のお題を提供し、ユーザーがアイデアを投稿。
評価を通じて実際にユーザーのアイデアを実現する共創Webサービス。

13. CRM関連の参考事例（MMD杯 in ニコニコ動画）
ユーザーがお題にそってMMDを使った動画を作成、
優秀作品を決めるコンテストが定期的に、これまで14回開催されている。

14. この手法でも実現のための資金が集まるのか？
⇒消費者・企業で“宣伝＝制作費”を賄うという可能性の検証。
Kickstarterで実現したプロジェクトはいずれも海外からの資金獲得が中心。
日本人にこの方法が馴染むのかが疑問。
2020年に向けて訪日外国人が増える中、外国人向けのアニメーション制作は話題になる可能性あり。

15. サービス立ち上げから安定させるために
 著名クリエイター・スタジオの巻き込み
⇒メディアへのPRにつながる。
 有力企業のプロモーション利用獲得
⇒企業／消費者間の出資割合にもよるが、最大のステークホルダーの確保。
 コンテンツバイヤー／パブリッシャーの巻き込み
⇒コンテンツのIP化に向けた取り組み
アニメーションの手法（表現）の公共性、企業のプロモーション要素、
ユーザーコメントの取込度合いの両立を実現できるかが鍵。

16. ■ その他今後の課題
三者間の権利調整
⇒投稿作品、完成品の扱い。
不正対策、著作権対策。
⇒投稿物、完成品の扱い。（クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに準拠）
資金管理