![「火吹山の魔法使い」
を astah*で
佐々木IT粗物店代表[見習い]](https://image.slidesharecdn.com/twofmbyastah-180906004625/85/astah-1-320.jpg)
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「火吹山の魔法使い」を astah*で
- 2. ビジネスモデリングとの出会い • 創研プランニング・・・現OTI? • UMLの使い道を広げたいと • OMGリチャード・ソーリー会長 • 質疑の際に鎌田さんが、依田さんを紹介 • 六本木ヒルズのエレベータ降り口で、待ち伏せ • ビジネスモデリング研究会へ参加 • そして要求開発アライアンスへ ……しかし、私はすでにバックエンド要員
- 3. 身の回りのことをWebシステムで • モジモジくん https://mojimoji2.herokuapp.com/projects • 個人翻訳業主さん用の生産管理支援 • お買い上げ ローカル・・・先頭画面をカレンダにして誕生日を表示など • 化粧品訪販レディさんの、売上管理支援 • MovieLib http://movielib.herokuapp.com/works/ • 私物録画メディアの登録・照会 • あとでやる http://myprivatetodo.herokuapp.com/ • 緩～い、toDo • にっかちゃん http://mynikka.herokuapp.com/ • 任意の日課項目を設定して、記録する。距離とか回数も残せる • バーチャル学芸員 https://vircurater0.herokuapp.com/ • 仮想ギャラリー。写真展参加作品を収録して、来訪者にも開放
- 4. 昔々・・・ゲーム、作りたかった • PC98やMacintoshPlusの頃・・・やっとMSX2を購入 • ゲームのシナリオ探し・・・グインサーガ、雑誌タクティクスの付録など • ゲームブック「火吹山の魔法使い」 • マルチストーリーが段落に分けられてシャッフルされている。 • サイコロを振りながら、進路や戦闘を進め、最終ボスを倒す • 後期、サイコロを持っていなくても済むよう、ページヘッダにランダムな出目が • 2DDのFDは720KB • DOSやBASICが使う分を除くと、とてもシナリオ入らず、断念 • 今なら、Webシステムでできてしまう • そのまま実装すると、捕まってしまう • FightingFantasyエンジンを作って、シナリオは分離。 • テキトーなダミー物語を公開し • 「火吹山」シナリオは、身内だけに㊙提供しようかと
- 5. ユースケース図
- 6. ドメイン分析
- 7. モンスターをカタログへ
- 8. FightingFantasyとは、どんな世界か • 技術力点・体力点・運点 • キャラクタ生成 • 戦闘ルール • 運試し • 体当たり • 食事を摂る
- 9. •技術原点 org_skill サイコロ一個の出目+ 6≦12 •体力原点 org_strength サイコロ二個の出目+12≦24 •運原点 org_luck サイコロ一個の出目+ 6≦12 キャラクタ生成
- 10. • サイコロを二個の出目+キャラの現在技術点 =キャラクタのヒットポイント • サイコロを二個の出目+怪物の技術点 =怪物のヒットポイント • 大きい方が攻撃, 小さい方は防御 等しいときは相打ち • 防御側は、体力点-2・・・・一律 • このときプレイヤーは運試しできる • サイコロ二個の出目の合計Dと • キャラの現在運点を比べて • 現在運点≧Dなら吉、そうでないときは凶 • 攻撃側のときは、 • 吉なら重症を負わせ、敵の体力点は、さらに-2 • 凶だとかすり傷になり、敵の体力点は1しか減らない • 防御側のとき • 吉なら辛うじてかわして、自分の体力点は1しか減らない • 凶ならまともに喰らい、体力点はさらに-1 戦闘ルール
- 11. • 運試しは • 逃亡可能なとき、逃亡の成否などにも使えるが • 運試しする都度 • 現在運点が-1されていく • つまり運に頼ってばかりいると、運に見放されていく(^_-) • 運点の回復は、 • 段落中に指示がある・・・・ラッキーな発見があったときなど • ツキの薬を飲む しかない • 薬には、技の薬、力の薬、ツキの薬があるが、 技と力は、一服飲むと、原点に戻るだけだが、 なぜか ツキの薬は、原点が+1されて、そこまで戻る 運試し
- 12. • 二個のサイコロの、合計値の出現確率って 1、あ、いや2～12が均等に出現するわけではない 計算してみるとこんな感じ。数値は合計値 7となる場合は17%あり、 出目の合計が7以上とか7以下、というのは かなりの確率で出現するってことですね • サイコロを使わないように、作ることもできるが • それだと普通のRPG • FightingFantasyの世界には不可欠ですね
- 13. 体当たり • サイコロ二個の出目の合計Dと • キャラクタの現在技術点を比べて • 現在技術点≧Dなら成功、そうでないときは失敗 • 現在技術点は、段落中の指示で減点されることがある • 強い怪物に威圧されて、自信を無くしたときなど 他にも、出目と現在体力点で、橋を渡り切れるか、などこの手の仕掛けは あちこちに
- 14. 食事を摂る • 食料は10食分、持っていくことになる • 途中、アイテムとして見つかることはなさそう • 食料相当になるアイテムもなさそう • ゲーム・ローグのように、倒した怪物の死骸を食べる、なんてのもありません • 段落に指示があるときしか、食べられない • 食べると、残食料が1減り、現在体力点が+4される • ただし体力原点は越えられない
- 15. • 歩き方・・・段落の技術内容を分解しないと、ロジックが集約されそうにな い(以下、数例) • プレイヤーの意思で、進路を選べる • choiceAndGo • 運試しの結果で、進路が決まる • tryLuckAndGo • 遭遇したモンスターと戦う。回避不可、逃亡不可。倒したら次へ • fight1 • go • 見つけた何かを装備したいなら、何か一つ置いてそれを装備して、進む • choiceAndGo • selectEquippedItem • findAndEquip • go 歩き方
- 16. • カギが鍵(^_-) • ザックに入れて持ち歩くだけ • 最終ボスを倒し、財宝を得るために宝箱 を開けるとき • 冒険中に得たいくつかのカギを、組合わせ て開けることになるが • 組み合わせが違うと • 開かない • 毒矢が飛び出す などとなる。 • 原作での仕掛けは、カギに与えられている番号を加えて、その段落番号に飛ぶこと で実現される • つまり段落番号は、通常は静的に決まっているが、動的に求められることもある アイテム
- 17. 概念モデル
- 18. 概念モデル・構築側
- 19. 概念モデル・ 構築側の中核
- 21. タイトルとコンテンツのレイアウト (リスト) • 第 1 レベル • 第 2 レベル • 第 3 レベル • 第 4 レベル • 第 5 レベル アイテムカタログに 収容されるアイテム種類
- 22. 概念モデル・遊ぶ側
- 23. 実装にあたって・・・ • 構築側の構成の、実現可能性を検証しながら進めないと • 今の構造側の設計のままでは、遊び側が進めない、ことがあるかも • なので、 • 構築側のプログラムを作る • パラグラフを1/3ほど登録する • 遊ぶ側のプログラムを作る • まずは歩き回り • アイテムを発見し、所持、装備、または放置できること • モンスターと遭遇し、戦闘できること・・・これはプロトタイプ済み をやってみて構築側を検証し、遊ぶ側のロジックを増やしていくことに
- 24. 実装モデル ・構築側
- 25. 実装モデル ・遊ぶ側
- 26. 実装モデル ・遊ぶ側の中核
- 29. 開発状況 • とりあえず、RubyOnRailsで • Rails流儀が辛いところもあるが、コーディングはらくちん • 1シーンは1リクエストが基本。次のシーンへの引継ぎはリクエストオブジェクトとパラ メータで。パラグラフ間の引継ぎが要る場合は、セッションオブジェクトで • 全400パラグラフ中、遊ぶ側のテストがあらかた通ったものは • 約半分 • 1パラグラフ、平均1.8シーンに展開 • シーン種類は、現在84 • なるべくこれまでに作ったものを使いまわすように • 使いまわせない時は、実装済みのものを分解組み立てなおして • ドメイン駆動にしたいですね(^-^;・・・SpringBootかな