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青山学院大学_安田ゼミ_文献講読
- 4. アライアンス、提携の重要度は増している一方である。 「提携」という言葉を含む記事が 127 件 「合併」という言葉を含む記事が 76 件 一例として、 日経新聞の一面における 2011 年 6 年 19 日〜 2010 年 6 年 19 日 の間で 「家電」という言葉を含む記事が 108 件 「エコ」という言葉を含む記事が 80 件
- 8. それぞれの事象の競争力構築のプロセスを知りました。 つぎに実際の企業が行ったアライアンスを分析し、 それに関連した各企業の競争力をみていきます。 2003 年から 2007 年までの五年間で半導体業界、売 上高上位１６社がどのようなアライアンスをどれだ け行ったかをアライアンス・マトリックスの４事象 ごとに分類し、表にまとめてみた。
- 10. ちょっと寄り道 ... Infineon Philips Freescale Chartered UMC TSMC nVidia Qualcomm Intel AMD TI STMicro NEC Renesas Toshiba Samsung 自動車用半導体 No.1 2006 年より 半 導 体 受 託 製 造 No.2 シンガポール 台湾 半導体専業 IC フ ァ ン ド リ ー メーカー No.1 アメリカ 携 帯 電 話 用 チップ No.1 ゲ ー ム 、 グ ラ フ ィ ッ ク 用 チップ No.1 アメリカ アメリカ 台湾 アメリカ アメリカ スイス 日本 日本 日本 韓国 セミコンダクター社 アメリカ オランダ ドイツ 2010 年に統合
- 12. それぞれの企業がそれぞれのアライアンス的特徴がある。 第４象限に特化した場合、生産機能に特化した戦略を持った ファンダリーと呼ばれる。（ TSMC,UMC ） 第３象限に特化した場合、顧客志向の製品企画を競争力の源泉 にしたファブレスと呼ばれる。 (Qualcomm,nVidia)
- 13. ではこの１６社の中から、成長し、収益性の高 かった企業をピックアップし、その企業のアライ アンス的特徴を探ることで、アライアンスが企業 競争力とどのように関係するか探ってみる。 各社の売上高伸長率と売上高利益率を産出し、それぞれ が 30 ％以上と 10% 以上だったのは４社であった。 それぞれのアライアンスの特徴は？
- 14. 第１象限への集中度第２象限への集中度第３象限への集中度第４象限への集中度 ５０％７３％６４％８８％ そして、 基本戦略がそれぞれ ... 「投資による 規模追求」 「顧客との関係構築 による新たな事業機 会の創出」 「顧客との連携に よる市場の獲得」 「生産分野 への特化」 がそれぞれ集中した事象の競争力構築プロセスに Match！ より強く！ より広く！ より大きく！より新しく！
- 15. そして、逆に 競争に勝っていない企業のアライアンスの特徴は ... ( １ ) 行っているアライアンスの種類が４象 限それぞれに万遍なく分布している。 ( ２ ) その企業の基本戦略に合わない事象での アライアンスに集中してしまっている。 アライアンスと基本戦略のミスマッチ！
- 17. END