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- 1. 問題と仮説(Problem and Hypothesis)
Keyword 仮説の手がかり 対象とする問題の核
Dynamics ダイナミクスによる知 変化する環境と課題
Anti-Entropy 対エントロピーのための秩序形成 自他分離
Relation-
Synchronization
同期と関係性構築 共同原理
経緯と事例 (From Context to Evidences)
起点 脳情報工学
モデルフリー vs モデル
ベース
功利主義化しない「個」のための科学、
Massからindividualへ
必然 リスクマネジメント 誰にとって? 何のため?
かもしれない可視化とヒューマンエ
ラーの科学、医療・交通・産業におけ
る「人」のための効率化・事故予防
展開 社会実装
何が、誰のために、ど
う役立つ?
医療、交通、土木、建築、社会基盤へ
の寄与(ハードウェアとしての貢献;
physicalに、sustainableに助けたい)
その先に見えるもの
(この方法論の強み)
どう仮説を立て、検証するか?
(問題の突破口)
- 3. 科学者・技術人の育成的観点から
【研究哲学編】 何を読み、考えるか?
科学とは何か
再現性(reproducibility)
同じ条件と手順に従えば、一定の確率で同じ結果が得られること
検証可能性(verifiability)
異なる実験遂行者で同じ条件と手順に従えば、同じ結果が得られること
一般性/普遍性(generality)
ある結果、結論、事例が実験検証された範囲を超え有効に適用になること
研究という精神
合理性/合意性・信頼性/了解性(reasonability, reliability, agreement-
forging/consensus-achievement)
他者や社会と、その意味と価値を共有できること
理解性/透明性/説明責任(accountability, transparency)
人類の資産としてその知を理解できる形にすること
伝達性/情報伝達性/可用性(transmissibility, informativity, accessibility)
その結果として、その知を広く伝達できること
探究という姿勢
好奇心(curiosity)、探究心(inquiring-mind)、勇猛心(courage-mind)
これらは素直、真摯、感動、粘り強さ、勇気を基盤とする
curiosity, inquiring-mind and courage-mind based on flexibility, sincerity, sensitivity for
impression, making of efforts for wonder, doggedness, persistence and patience,
bravery and a sense of pride.
【技術習得編】 何を身につけるか?
数学(極限と連続) 限りなくの意味と技法
数理(空間と力学) 点から面、静から動へ
プログラミング(数理計算と知識処理) 検証の方法と、工学への橋渡し
デザイン(形と動き) 実世界へのアクセス
ダイナミクス解析 動きと流れを観るということ
私たちが何を伝えるか?
(基盤となるもの)