⼀一般財団法⼈人 ⽇日本情報経済流流通推進協会
主任部員 飯⽥田哲
地域課題解決を加速する
オープンデータとビジネスマッチング
代打:郡司哲也
ビジネスマッチング
“オープンデータを使った”   ビジネスと
様々なステークホルダーとのマッチングイベントを開催
1. オープンデータを活⽤用したアプリケーションやサー
ビスをお持ちの出展者の⽅方と、ビジネス化にむけて、
これからを⼀一緒に考えていただける⽅方々とのマッチ
ング
⇒新たなつながりの創出
2. イベントの中で、オープンデータを活⽤用した
ビジネス化にむけて、来場者の皆さんにも⼀一緒に考
えていただく
ü ビジネスの⽅方向性
ü マーケット
ü 連携分野
ü オープンデータ
⇒ビジネス化にむけて、次の⼀一歩へ3
⽬目的
来場者
アプリ・サービス提案者
l AED  SOS
(Coaido株式会社)
l マイ広報紙
(⼀一般社団法⼈人オープン・コーポレイツ・ジャパン)
l ゴミ分別に関するポータルサイト
(個⼈人参加)
l 外国⼈人観光客向けコンシェルジュサービス
(株式会社まちづくりプラットフォーム)
l 5374(ゴミナシ).jp
(⼀一般社団法⼈人コード・フォー・カナザワ)
l GEEO
(株式会社おたに)
l 今夜くらいは少しだけ考えてみるシリーズ
(株式会社シンクトナイト)
⽀支援者
l 合同会社 楽考社
l ラーニングアントレプレナーズラボ株式会
社
l KDDI株式会社
l NPO法⼈人CANPANセンター
l ⽇日本マイクロソフト株式会社
l スタンダード・アンド・アドバンスド・コン
サルティング株式会社
l ヤフー株式会社
l ソフトバンクモバイル株式会社
l 株式会社パソナ
l シナジーメディア株式会社
l 東急電鉄
l 多摩信⽤用⾦金金庫
l ジョルダン株式会社
l シンクジャム
l 株式会社NTTデータ
l 三菱菱総合研究所
l 株式会社インテック
l 株式会社ゼンリンデータコム
l アジア航測(株) etc………
狙い
企業との活動連携
⾦金金銭発⽣生タイミングの作成
サービスの安定化
ヒトとヒトをつなぐ
たとえば・・・
(海外のビジネス例例)
Total  Weather  Insurance:  農家向け収⼊入保障保険
The  Climate  Corporationは、 国⽴立立気象サービスがリアルタイムに提供する地域ごとの気象データや、農務
省省が提供する過去60年年の収穫量量データ、2.5平⽅方マイル単位で取得した14テラバイトにも及ぶ⼟土壌情報など
を活⽤用して、地域や作物ごとの収穫被害発⽣生確率率率を独⾃自技術で予測し、保険料料を定める農家及び農作物専
⾨門のインターネット保険会社。2013年年10⽉月2⽇日、モンサント(多国籍バイオ化学メーカー)が9億3千万ド
ルで買収。
http://www.climate.com/
250万ヶ所からの
気象測定データと
⽇日々の気象予報データ
1,500億ヶ所の
⼟土壌観察データ
10兆の気象シミュ
レーションポイント× =
顧客ごとの
リスク分析と
支払条件決定
カスタマイズさ
れた保険商品
気象
データ
収穫量
データ
土壌
データ
各種
センサー
気象・土壌・
生育段階
データの監視
保険金を
自動的に支払
出典:国際社会研究所 東富彦⽒氏
(gコンテンツワールド2014講演資料料 http://www.g-­contents.jp/2014/data/2_MrAzuma.pdf )
PredPol :犯罪予測と犯罪の未然防⽌止
PredPolは、地震の余震予測と同様のモデルによって犯罪予測精度度を2倍以上改善。犯罪が発⽣生しそ
うなエリアを⼀一辺500フィートの⾚赤いボックスで表⽰示し、発⽣生する可能性のある犯罪の種類を予測。
警察は警察官を⾚赤いボックスに配置し、犯罪の発⽣生を未然に防ぐ。FBIが開発したThe  National  Data  
Exchange  (N-­DEx)  という巨⼤大なデータウェアハウスを利利⽤用。N-­DExには事件、逮捕、公判前⼿手続き、
判決などに関するあらゆる記録が集められ、犯罪に関与した⼈人や場所などによってデータが相互に
リンク。⽶米18,000の法執⾏行行機関のうち、23%にあたる約4,200の組織がN-­DExにデータを提供。販売
価格は警察の規模によって異異なり、年年間25,000ドルから250,000ドル。
http://www.predpol.com/
出典:国際社会研究所 東富彦氏
(gコンテンツワールド2014講演資料 http://www.g-­contents.jp/2014/data/2_MrAzuma.pdf )
Aunt  Bertha  :⾏行行政サービス検索索
https://www.auntbertha.com/
出典:Georepublic Japan 東修作氏( http://idea.linkdata.org/idea/idea1s555i )より引用
郵便便番号を⼊入れるだけ
78704:テキサス州オー
スティン
702件の⽀支援プログラム
上のアイコンでカテゴリを選
ぶ
Aunt  Berthaは⾏行行政や慈善団体の⽀支援サービスを簡単に検索索できるWebサービス名であり、同時にそ
れを運営する企業名でもある。検索索のために利利⽤用者が⼊入⼒力力するのは郵便便番号だけ。あとは表⽰示され
るカテゴリなどから選んでいくだけで該当するサービスの内容が表⽰示され、サービス提供者への連
絡⽅方法が⽰示される、というよく練られた使いやすいユーザインタフェース。オープン(ガバメン
ト)データである公共サービスや⺠民間組織の⽀支援サービスという⽂文章表現になりがちな情報を機械
可読なデータに構造化・正規化し、システマティックな処理理ができるようにした。⾮非営利利団体、財
団、政府機関向けに有料料で、Aunt  Bertha検索索インタフェースのカスタマイズサービス、サービスの
申請⼿手続きとその進捗管理理を代⾏行行するシステム、利利⽤用者が検索索しているサービスをリアルタイムに
提供する等の分析サービスを提供している。
わかってきたこと
Ideathon / Hackathon、そしてその次
普通の事業化
と⼀一緒
事業として
成⽴立立しがたい領領域
issue,  data
idea
hack
biz ビジネス化できそう
=事業化推進
ビジネス化難しそう
=地域のお役⽴立立ち活動
地域課題解決?
⾏行行政が提供しているサービスのアウト
ソーシング
➢➢担い⼿手を増やせばいいのでは?
広報、多⾔言語化、弱者対応、広域化、
➢➢⾏行行政が「外に向けた」サービス
⾏行行政活動の⾒見見える化
➢➢ どちらかと⾔言うと「内向け」
➢➢ でも、最終的には Open Government
例例:  5374.jp,  AEDSOS
⾏行行政が公開する情報をより効果的に提供
⾏行行政が提供する公共情報の広域化
http://aedsos.strikingly.com/http://5374.jp/
継続的な活動のために
何と何が⾜足りないのか?
活動を継続するために必要なリソース
(本業を圧迫しないで続けるために必要なもの)
時間
ヒト(技術)
事業を継続するために必要なリソース
資⾦金金 →助成⾦金金、ファンド、企業とのタッグ
時間 →⼿手を動かす⼈人を増やす、OpenSource
ヒト(技術) →技術者の育成、出会い→Hackathon?島根
Ruby?
たぶん、こういうこと
ヒト
つながり
コミュニティ
モノ
オープンデー
タ
アプリ/サービ
ス
カネ
ビジネス
市場
ビジネスマッチング
継続的な活動を続けたい、という主体を
うまく作り出す
→県よりも広域でやるとよいのかも。
もし実施するとすると、こんなかんじの
ひとを呼ぶとよいかもね
アイデア出しの場であるだけではなく、
既存団体との「つなぎ」の役割
⾏行行政としてできること
提案・・・
そもそも、1-‐‑‒2年年で解決するような課題は、課題ではな
い
➢➢ ⻑⾧長い⽬目で⾒見見守ってあげてください
ウェブページに掲載していないデータを公開
➢➢ 例例:Socrataから引っ張ってくる
⾏行行政からのアウトソース
➢➢ ⾏行行政と同じ活動をする
➢➢ ⾏行行政が持っている情報を利利活⽤用できるようにする
ことで、活動の質が上がる
現⾏行行での⾏行行政施策
やってるとこはやってます
Local  Good  YOKOHAMA
ü 「市⺠民からの」地域課題の⾒見見える化
ü 「市⺠民による」解決
ü 必ずしもITではない
ü オープンデータはツールに過ぎない
⼤大阪、BID施策 (Business   Improvement   District)
ü 市⺠民・法⼈人からの施策提案を受け付け
ü ⾏行行政情報の公開による、より効果的な施策の実施
⼤大切切なのは、「⼈人」
http://idea.linkdata.org
ご清聴どうもありがとうございました。
一般財団法人日本情報経済社会推進協会
電子情報利活用研究部
郡司 哲也<gunji-­tetsuya@jipdec.or.jp>
飯⽥田 哲<iida-­satoshi@jipdec.or.jp>

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