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関西英語教育学会第17回セミナー(兵庫地区)2009年10月11日 「あたりまえ」の知識を疑う ―社会学研究者はこう問いかける―
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Takunori Terasawa
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寺沢拓敬 (2015). 「英語教育学における『グローバリズム』理解の問題点」(口頭発表)全国英語教育学会熊本大会. 8月23日. 熊本国際大学.
英語教育学における「グローバリズム」理解の問題点
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Takunori Terasawa
2017年2月25日 言語文化教育研究学会年次大会 シンポジウム「言語文化教育のポリティクス」
言語教育政策研究のあり方 英語教育政策研究を事例として
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Takunori Terasawa
中部地区英語教育学会 2016年6月26日 鈴鹿医療科学大学
英語教育研究における「日本文化/異文化」理解の問題点
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Takunori Terasawa
社会言語科学会ワークショップ 「言語イデオロギー研究の射程と可能性」 2016年9月4日
英語言説とイデオロギー(JASS2016WS 言語イデオロギー研究の射程と可能性)
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英語教育史学会シンポ(2013/0518) 寺沢発表スライド暫定版
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英語教育学の質評価:社会科学・政策科学の観点から
第8回山口県英語教育フォーラム. 2015年11月14日(土)
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外国語教育メディア学会(LET)ワークショップ(2016年8月7日)@早稲田大学
LET2016 ワークショップ 「外国語学習・教育・授業の研究「方法論」入門―量的研究と非量的研究―」
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Takunori Terasawa
2016年8月 全国英語教育学会@獨協大学(埼玉)
英語教育学における 「実態調査」の批判的検討
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Takunori Terasawa
全国英語教育学会 島根大会 2017年8月20日 自由研究発表 (13) 第9室
批判的応用言語学(CALx)に基づく英語教育学:歴史・政治経済・ポスト構造主義
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Takunori Terasawa
【要約】本発表の目的は、妥当性の高い英語教育政策のために,英語教育学にはいかなる貢献が可能かを論じることである。議論の準拠点として教育政策の分野で近年着実に浸透しているエビデンスベースト(evidence-based)の枠組みを採用する。また,事例として小学校英語教育政策を取り扱う。エビデンスベーストの重要概念であるエビデンス階層を説明し,この基準にしたがって小学校英語の導入に用いられたエビデンスを評価する。その結果,ほとんどのエビデンスは質が低かったことを示す。この点を踏まえ,エビデンスの質を向上させるためにどのようなリサーチデザインが必要かを論じる。
英語教育学における科学的エビデンスとは? 小学校英語教育政策を事例として
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Takunori Terasawa
2016年3月13日日英・英語教育学会 第15回研究会(青山学院大学)での講演で使用したスライド
Evidence-Based Education Policyと日本の英語教育学
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Takunori Terasawa
2016年12月10日 外国語メディア学会関西支部メソドロジー研究部会 2016年度第3回研究会@関西大学梅田キャンパス
英語教育学におけるマイナーなメソドロジー歴史・二次分析・エスノグラフィー・批判的アプローチ
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Takunori Terasawa
Kla talk 20140202prsn
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Takunori Terasawa
外国語教育政策研究の理論・方法
JACET関西支部大会2019年大会講演
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Takunori Terasawa
寺沢拓敬 「小学校英語をめぐる 保護者の意識:大規模意識調査データの2次分析から」 関東甲信越英語教育学会 第38回千葉研究大会(@明海大学) 2014年8月23日 15:00~15:30
「小学校英語をめぐる保護者の意識」 KATE2014大会発表
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Takunori Terasawa
【目的】 小学校英語の中期的効果をエビデンスベーストアプローチの枠組みで実証的に検証する。具体的には、公立小学校における英語学習経験が、中学生の a. 英語スキル、b. 異文化理解に対する態度、c. 英語学習に対する肯定的態度に効果があったか検討する。 【先行研究】 小学校英語の効果研究は数多く行われてきたが一般的に次のような問題がある。 I. すべての研究で、サンプルに代表性がない II. ほぼすべての研究で、共変量が統制されていない III. 多くの研究で、英語スキル以外の態度面(例えば、上記の b および c)に及ぼす効果が検討されていない IV. 多くの研究で中期的効果(中学-高校程度まで持続する効果)を検証していない IV'.すべての研究で長期的効果を検証していない。 以上の問題はいずれも、エビデンスの質を低め、政策評価の妥当性を損なう要因である。本研究では、上記の I-IV をクリアした実証分析を提示する(ただし、IV' はクリアできていない)。 【データ】 ベネッセ教育総合研究所による「第1回 中学校英語に関する基本調査・生徒調査」(2009年1-2月実施)。全国の中学2年生から約3000人を抽出した調査。 【分析方法】 以下の分析モデルに基づく、共分散構造分析を行った(なお、以下の変数はすべて自己報告設問)。 原因変数:小学校での英語学習経験、時間数 結果変数:英語(学)力、異文化理解の態度、英語学習への肯定的態度 統制変数:家庭階層、居住都市、ジェンダー 【分析結果】 (1) 総経験時間は、a-c いずれにも有意な効果がない (2) 学習経験の有無は、有意な、しかしごく微弱な効果がある 【示唆】 以上の結果を踏まえた示唆は以下の通り。 (1') 英語学習時間を追加的に増やすこと(例、早期化)に政策的意義は小さい (2') 中2時点でごく微弱な効果しか見られないため、長期的に見たら早期開始のアドバンテージは消失する可能性が高い
小学校英語学習経験の中期的効果:エビデンスベーストアプローチに基いて(中部地区英語教育学会2017年度大会 2017年6月24日)
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Takunori Terasawa
2022年1月9日 新英研関東ブロック研究集会
英語教育政策のあり方: 拙著『小学校英語のジレンマ』を中心に
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Takunori Terasawa
HLCワークショップ (2016年3月27日) 「言語と社会」の測り方・入門―量的アプローチの根本思想― 寺沢 拓敬 (東京大学社会科学研究所/学振特別研究員PD)
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Takunori Terasawa
外国人の権利に対する 「日本人」の世論 母語教育に対する態度の 計量的2次分析 2014年3月29日 情報保障研究会@うぃる愛知 発表者:寺沢拓敬(てらさわ・たくのり)
外国人の権利に対する 「日本人」の世論 母語教育に対する態度の 計量的2次分析
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Takunori Terasawa
研究概要 近年、英語教育の学術的トレンドを検討する学会誌分析(所収論文の量的・質的分析)が隆盛しつつある。こうした研究の意義は大きいが、方法論的に次のような限界がある。(1)カバレッジの問題。学会誌の分析は、査読トレンドの分析と同義であり、英語教育学全体のトレンドとずれている恐れがある(査読に通りやすいジャンルに偏る可能性があるため)。(2)データサイズの問題。学会誌分析が検討する論文の数は、二桁から多くても数百前後であり、各ジャンル・各テーマを細かく見ていく分析には不向きである。本研究では、以上の問題点を、学会大会の自由研究発表を分析対象とすることで解決する。具体的には、過去の一定期間の発表要旨をデータとして、テキストマイニングを行う。探索的な分析をもとに英語教育学の概略図を示し、その上で、先行研究の知見との共通点・相違点を議論したい。
日本の英語教育の学術的トレンド―テキストマイニングによる自由研究発表要旨の分析―
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Takunori Terasawa
日本人就労者の英語使用頻度:ウェブ調査( 2021 年)の統計的補正による推計 寺沢拓敬(関西学院大学) 2021年 8 月 8 日 JASELE2021@ 信州大学/オンライン
日本人就労者の英語使用頻度:ウェブ調査( 2021 年)の統計的補正による推計
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Takunori Terasawa
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シンポジウム「外国語教育研究の再現可能性2021」 2021年9月12日(日)
シンポジウム「外国語教育研究の再現可能性2021」:寺沢「社会学と『同解釈を導く研究結果が得られる可能性』」
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〈学術的〉英語教育政策研究のあり方
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〈学術的〉英語教育政策研究のあり方
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LET2018パネルディスカッション 政策研究の観点から見た「四技能入試」論議
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Jabaet20170924
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中部地区英語教育学会 2017年 課題別研究プロジェクト発表 寺沢発表資料
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戦後日本における早期英語学習経験の英語力への効果 ―傾向スコア分析を用いた政策評価―
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関西英語教育学会第17回セミナー(兵庫地区)2009年10月11日 「あたりまえ」の知識を疑う ―社会学研究者はこう問いかける―
1.
「あたりまえ」の知識を疑う ―社会学研究者はこう問いかける― 関西英語教育学会KELES 第17回セミナー(兵庫地区) 2009年10月11日 東京大学大学院総合文化研究科 博士課程3年 寺沢拓敬 TerasawaTakunori@gmail.com 1
2.
発表者について • 専門は教育社会学/言語社会学です • 現在は、日本社会と英語の関係(特に、英 語に対する意識・行動・イデオロギーの階 層性の問題)や、言語イデオロギーについ て研究しています •
学部時代は「教育学/教育社会学」で、い わゆる「英語英文科」ではありませんでし た 2
3.
「英語教育の社会学」? 社会学とは? • 無難な定義 – 社会現象の(うち、たとえば経済学や政治学、歴史 学がなど他領域が対象としないもの)すべてを探 求する •
その特徴から見た定義 – 社会の「常識」「当たり前」を疑う • コリンズ, R. (1982=1992) 『脱常識の社会学』 岩波書店 • 好井裕明 (2006) 『「あたりまえ」を疑う社会学』 光文社 3
4.
英語教育/英語教師の「あたりまえ」? • 「英語」とは何? • 「教育」とは何? •
「教える」とは何? →それらは自明??? 英語教育とは、英語 の教育である、それ 以上でも以下でもな い 英語教師の仕事は、英 語を教えること、それ以 上でも以下でもない 4
5.
「教師のナラティブ」にどう貢献できる? • 英語教育において「あたりまえ」とされている 知識は… – 英語教師の「仕事」の理解には役に立たないかも しれない –
教師のメインフィールド「教室」の理解には役に立 たないかもしれない – そもそも「英語教育」全体を理解するのに、役に 立たないかもしれない 「教師のナラティブ」(現場の声) の後方支援 5
6.
「あたりまえ」とされている知識? =パワーを持っている知識? 専門的 知識 学問的 知識 科学的 知識 教師の実践 6
7.
英語教育における 専門的/学問的/科学的知識 とは何か • 大学/学会で 生産される知識 ↓ • 大学教員/学会員 の知識 ↓ •
一素材:大学英語教育学会 (The Japan Association of College English Teachers) 実際のところどうなんだろう? (社会学的メンタリティ) 7
8.
JACET紀要の分析(内容分析) • 手続き – 論文を手に入れる(第1号[1970]から第38号[2004]) –
とにかく全部読む(328本) – まとめる 8
9.
結論は教育 への示唆を 含むか? 議論の根拠 は、その分析 のために採取 あるいは加工 されたデータ か? 議論の根拠 は主に文献 研究に基づ いているか? 結論は、全て 計量分析に基 づいて導きだ されたものか? (質的データの数 量化含む) その文献は、 周辺領域で はなく教育 研究か? 質的分析(イ ンタビュー、言説 分析、史料)は、 計量分析を 補完するた めか? 量的実証量的実証 質的実証質的実証 文献研究・ 理論的 考察 文献研究・ 理論的 考察 他領域の 理論の応用 を提案 他領域の 理論の応用 を提案 経験・思索に 基づく教育・ 指導論 経験・思索に 基づく教育・ 指導論 教育への示唆 なし(L1統語論、 コーパス、認知系 SLAなど) 教育への示唆 なし(L1統語論、 コーパス、認知系 SLAなど) Yes No Yes Yes Yes Yes Yes No No No No No (参考) 分析枠組み 9
10.
JACET紀要の「知識」のトレンド 10
11.
「量的」とは? 「質的」とは? • 「量」を見て初めてわかること –
全体的な傾向 → 一般化 • 「質」を見て初めてわかること – 個々の有り様、その長期的な理解 → 詳述化 • 「量」ではわからないこと – 例:教室の具体的な営み、授業中に働く力学 • 「質」ではわからないこと – 例:多くの生徒に等しく効果的な方法 11
12.
実証研究(N=193)のうち 主題として扱われる「知識」 12
13.
…とは言っても、そもそも教師・教室は 「実証」しづらいのでは? • 英語教育だけの「あたりまえ」? …最近の教師研究の進展はめざましい。教育社会学 だけでなく、教育行政学、教育経営学、教育心理学な ど周辺諸科学の多くの成果が出されており、膨大な量 の実証調査結果も発表されている。(p. 5) 今津孝次郎
1988 「教師の現在と教師研究の今日的課題」 『教育社会学研 究』 第43号、pp. 5-17. 13
14.
「学問的」「科学的」英語教育が 得意な「知識」 例: • 英語の言語学的な特徴・構造 • ある指導法の効果に対する一般的法則 •
「言語能力(英語力)」の一般的理解 • 生徒の動機付けの一般的パタン 14
15.
「学問的」「科学的」英語教育が 不得手な「知識」 • 学校、教室、そして教師の営みを深く記 述・理解すること 例えば… 15
16.
例えば… • 教室での人間関係における些細な「ゆらぎ」に より、「一般法則」はまったく成立しなくなるかも しれない • 教師-生徒間の感情・アイデンティティ・葛藤・不 安などが、抽象的なコミュニケーションのモデ ルではとらえきれない、複雑な相互作用を引き 起こすかもしれない •
個々の具体的な関わり合いが、抽象的な「言 語テスト」のスコアには決してあらわれることは ない、しかし、深い「学び」を引き起こすかもし れない
17.
「知識」の相対化 協調的なコミュニケーション! 専門的 知識 学問的 知識 科学的 知識 教師の実践 17
18.
ありがとうございました ご意見・ご質問お待ちしております 18
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