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Dmedia2011 01
- 1. 電子メディア論 赤①
・選択
赤尾 晃一
http://aka.oops.jp/
mixi/twitter: redtail2733
ハッシュタグ #dmedia2011
- 2. 授業の進め方①プレゼン
詳細は 月 日に発表 予定
提出〆切は 月 日 予定
テーマに沿い,個人で調べて,結
果を にまとめる
二人の教員がそれぞれの観点から
数本ずつを選び,教室でプレゼンし
てもらう
発表は ・ の両日
- 7. コミューン
反体制 反中央集権
自律的 自給自足的 な小社会
反商業主義 互恵的な交換を基盤と
した小社会
禁欲的理想主義 金銭・地位などで
の成功を求めない →建国の理想への
回帰〈草の根民主主義〉
反機械文明・自然への回帰
- 10. ブランドは 年, 電子会議
室 として
を開設。ベイエリ
アの若者数百人から出発し,全世
界で 万人を超える バーチャル・
コミュニティ に発展
→ハワード・ラインゴールド(1995)『バーチャ
ル・コミュニティ―コンピュータ・ネットワー
クが創る新しい社会』
- 13. お上のメディア
軍 という超法規的存在がない
通信事業は日本電信電話公社 電
電公社,現・ が独占。電電公
社以外の人や組織が,公道に通信
回線を敷設したり,通話・データ
通信を中継・交換したりすること
は違法 年 月 日まで
- 14. お上による情報化計画
年代前半にニューメディア
および地域情報化ブーム
テレトピア 郵政省 ・ コミュ
ニティ 通産省 ・グリーントピア
農林省 など政府主導で展開した
地域情報化プロジェクト
を用い,政府・自治体がユー
トピアを築きうるというイデオロ
ギー
- 17. だから
年の 通信自由化 以降,日
本的な草の根 ,パソコン通
信の文化が,インターネットの
普及までの間,大輪の花を咲か
せる
・パソ通文化とインター
ネット文化とはその後も「文化
対立」の様相を呈する
- 18. 草の根 の冠詞も
電話回線を使用するため,電
話料金の制約から,遠方との接
続を想定しておらず,地域コミ
ュニティに住む人たちを参加者
として想定
- 19. 地元の寄り合い
→ 年に
バークレーで開始された 。母
体は 。
◦コミュニティの生活や遊びの道具
◦共有の記憶庫
◦PCやBBSで,コミュニティが必要とす
るサービス,技能,教育などの手助け
◦“二人のスティーブ”が中心的人物
- 21. 日本の草の根
年以降, 年間ほど隆盛。
大手のパソコン通信サービスが
登場しても,地域性を武器に生
き残る
ホストもパソコンで動くプログ
ラム
掲示板だけでなく,バイナリフ
ァイルのアーカイブ機能も
- 22. 参考 通話料金
年時点の の通話料
◦市内―3分10円(割引制度なし)
◦320km超―3分400円(夜間:240円)
年時点の の通話料
◦市内―3分8.5円(フレッツなど定額制)
◦県内市外60km超―3分40円
◦県外市外100km超―3分80円
- 23. 草の根 の意義
日本で「個人や有志でメディア
を持てる時代」の魁
個人がホスト局を開設できた た
だし電話 回線がふさがる
地域の同好の士とつながれた
オフライン・ミーティング オフ
会 も,地域性がある草の根
が事実上のルーツとみられる
- 24. 東京 東
1987年開局。会員数4万,回線数
100と草の根で最大規模
CG画像系専門の「 」 が,
同人系に人気 大手では不可能な「版
権モノ」の交換が可能だったから
おたく マニア 同人誌が好き コ
ミケ好き という元祖アキバ系結合