16. 軽微な保守 有資格整備士の確認を必要としない作業 サーキュラー3-001
特別な知識・経験を必要とせずに実施できる作業 = 軽微な保守作業
原則:相当の経験、知識及び技能を有する作業者、
操縦技能証明を有し、かつ、整備に係る教育訓練を受けたパイロット or
有資格整備士の指導の下にある作業者により行われること
a. 簡単な保守予防作業であって緊度、間げき、隙の調整及び複雑な結合作用を伴わない
正規部品の交換、給排油等 (正規部品:パーツカタログに記載)
無資格でできる整備 サーキュラー、TCDの入手:https://www.asims.mlit.go.jp/
保守
耐空性等を維持するために必要な作業。原則として、運用限界の範囲内で航空機を使用
した場合に、通常必要となる作業(必要な点検及び検査を含む。)
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17. 定期耐空検査前に必要な整備 サーキュラー 3-024
サーキュラー 1-001 附録Ⅰ-3
3-1 年次点検 *動力関係、対象なし部分は削除
1. 準備作業:必要な点検口、フェアリングを取外し、全般にわたって必要な清掃
2. 胴体 a. 羽布及び外板:劣化、ゆがみ、損傷、取付部のゆるみ等
b. 系統及び装備品:装着、損傷、作動等
3. 操縦室 a. 清掃状態、また操縦系統に悪影響を及ぼすような装置のゆるみ
b. 座席及び安全ベルト:状態(ほつれ等)
c. 風防:劣化、損傷
d. 計器:状態、取付け、マーキング、作動
e. 操縦系統:取付け、作動、ケーブルの状態、安全線
f. バッテリー:取付け、充電状態
5. 着陸装置 a. すべての部品:状態、取付け 緩衝装置
d. 脚引込み及びロック機構:作動
g. 車輪:亀裂、損傷、ベアリングの状態
h. タイヤ:摩耗 i. ブレーキ:調整
6.7. 翼、胴体中央部、尾部の構成部品のについて、外板の劣化、ねじれ、ゆがみ、破損の徴候、
取付けのゆるみ、構成部品の作動を点検
9. 無線機器 a. 機器:取付け、ゆるみ
b. 配線:経路、取付け、損傷
d. アンテナ:取付け、状態、作動
実際の点検項目は
メンテナンスマニュアル参照
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