1. うさぎ組 in わんくま名古屋
2012.04.14

2. Self Introduction
名前：きょん(kyon_mm)
Blog : うさぎ組
Target : 開発環境改善
Groovy、テスト、自動化、アジャイル、品質保証
24歳うさみみ系男子
SCMBootCamp, Nagoya.Testing, StartupGroovy

3. 開発を加速させるテスト
開発を減速させるテスト

4. 出来るだけプロセスに
依存しないテストの話

5. 開発を加速させるテスト

6. 加速
価値に適合したテスト
設計の不味さを指摘するテスト
テスト実装を読む人に最適なテスト
気軽に実行できるテスト

7. 価値に適合する
価値とは顧客における価値。
全ての機能が一通り動くこと、セキュリティにつよいこと、
スケールしやすいこと、今後の改修でも同じスピードで開発
できること、とにかく早くリリースできること、ユーザビリ
ティが新しいこと、、、

8. 価値に適合する
ハッピーパスを考える
テストレベルをわける
優先順位をつける
品質特性を考える
アクターを考える

9. 加速
価値に適合したテスト
設計の不味さを指摘するテスト
テスト実装を読む人に最適なテスト
気軽に実行できるテスト

10. 設計の不味さを指摘する
アーキテクチャ設計、外部設計、内部設計が対象。
デプロイ環境、通信手段、ユーザーインターフェース、外部
API、モデリング、原則、コード規約、複雑度、極端なパ
フォーマンス遅延、、

11. 設計の不味さを指摘する
フロー図を使ってシュミレートしてみる
ペルソナを想定する
ドッグフーディング
実際に詳細にしたり、変更したりする
静的解析、パフォーマンス計測(最悪のものだけをさける)

12. 加速
価値に適合したテスト
設計の不味さを指摘するテスト
テスト実装を読む人に最適なテスト
気軽に実行できるテスト

13. 読む人に最適
テスト実装したもの(テスト手順、テストコード)を読む人。
顧客、マネージャー、開発者、テストエンジニア、デザイ
ナー、別モジュールの開発者、、、

14. 読む人に最適
普段使うツールで足りる
欲しいフォーマットになる
実現したい事と記述が近い

15. 加速
価値に適合したテスト
設計の不味さを指摘するテスト
テスト実装を読む人に最適なテスト
気軽に実行できるテスト

16. 気軽に実行できる
フィードバックがほしいサイクル
テスト実行者、テストタイプ、テストレベル、CIのJOB単位

17. 気軽に実行できる
操作性（ワンクリック）
透明性（成否/エラー内容）
独立性（依存リソース）

18. 開発を減速させるテスト

19. 減速
価値から外れたテスト
時間のかかるテスト
変更の多いテスト
保守性の低いテスト

20. 価値から外れる
価値とは顧客における価値。
全ての機能が一通り動くこと、セキュリティにつよいこと、
スケールしやすいこと、今後の改修でも同じスピードで開発
できること、とにかく早くリリースできること、ユーザビリ
ティが新しいこと、、、

21. 価値から外れる
優先度を無視したテスト
優先度ではなく重要度によるテスト
多すぎるテスト、少なすぎるテスト

22. 減速
価値から外れたテスト
時間のかかるテスト
変更の多いテスト
保守性の低いテスト

23. 時間がかかる
テストデータの作成、テスト環境の構築、テスト対象のセッ
トアップ、テスト実行時間
音声を使う、映像を使う、特殊なハードウェア、複雑な
RDB、ネットワーク状態、プロトコル間、マシン時刻、、、

24. 時間がかかる
自動化が難しい
仮想化レイヤーがない
テスト実施を考えないテスト実装

25. 減速
価値から外れたテスト
時間のかかるテスト
変更の多いテスト
保守性の低いテスト

26. 変更が多い
特定のテストケースの変更頻度が高い
UI、Betaなアプリとの連携、顧客と現状の振る舞いについて
合意がとれていない機能

27. 変更が多い
UXへの影響度が大きい要素
未決定な機能

28. 減速
価値から外れたテスト
時間のかかるテスト
変更の多いテスト
保守性の低いテスト

29. 保守性が低い
ある仕様変更に対してテストケースを変更する工数が大き
い、どれを変更していいかわからない
構造化されていない、一覧性が低い、トレーサビリティがと
れていない、、、

30. 保守性が低い
テスト設計が不足している
テストの改善が不足している（リファクタリング
変更頻度の高いテストに対して無防備

31. まとめ
加速させるテスト、減速させるテストのカテゴライズは「や
るべき」「やらないべき」というわけではありません。あく
まで開発速度を加速させるか、減速させるかです。（やるべ
き、やらないべきという軸だと違う結果になる
ここまで書かなかったけど、「最も加速させるテスト」は
「自動化されたユニットテスト」です。

32. ご清聴ありがとうぴょん◆