SlideShare a Scribd company logo
1 of 154
若手研究者の考える
図書館の昔・いま・そしてこれ
から
• 4913417
プロフィール




筑波大学図書館情報専門学群(卒
筑波大学図書館情報メディア研究科博士前期課程
 (卒
筑波大学図書館情報メディア研究科博士後期課程
 (在
プロフィール(2)


図書館司書科目の大半の教育経験あり

ほか,筑波大学・
埼玉学園大学・
同志社大学 等で教鞭
専門領域
• 専門領域:図書館情報学




        等
趣味嗜好       …等
• 趣味
 – 読書          :年間450冊
 – ドライブ          :走行距離年間25000km
 – 居酒屋巡り       :アル中?
 – 全国の図書館めぐり   :北海道から沖縄まで
 – コンピュータの利用    :自作PC大好き


• 欠点
 – きまぐれ
 – いわゆる世間に疎い             …そのほか数知
   れず!
広い心が必要です
批判的討議をください
本件をまるごと信じないでください
 -3ヶ月後には言ってることがかわってる
  可能性があります
ぼくのスタンス
(コンサルじゃないので)
なるべく客観的な視点でいいます

わるいことも喋ります
本件での依頼
• 図書館の大雑把な歴史
• まちづくりと図書館
• 電子書籍

これらについて話の依頼を頂きました
それって実際
         どうなの?
最近,
図書館と電子化が流行している
1.図書館と電子化はとても(×2)大
 事.
–でも,現行システムに賭けるのはヤバい
–代替ではなく,紙媒体との
 相互補完・共存共栄を
2.にぎわいの創出はあなたがたも!
to:
議員さん他:アイデア,ニーズを出す責任を
図書館:ニーズを受け止める柔軟な姿勢を
問題:
• 以下のなかから
  「現在,我が国で存在する図書館」を選べ
 – 飲食OK

 – 気に入った本を買取可能

 – Amazon的なオススメをしてくれる

 – 大騒ぎしてもよい

 – 近所のオススメのごはん屋さんを教えてくれる

 – ゲーム(TVゲーム,ボードゲーム:人生ゲーム等)OK
答.
全部存在する!

図書館は「かわりつつ」あります.

旧来型図書館の
イメージからの脱却を図る時期にありま
 す
Agenda:
1. ほげ

2. いかにして図書館は発展したか

3. 図書館の電子化ってどうなの?

4. にぎわいの創出ってなに?
1.ほげほげ市図書館ほめ
まくり

ほげほげ市中央図書館

全国でもかなりハイレベル!
利用者の賑わい
• カウンターに長蛇の列
• 貸出密度全国トップクラス
(人口15~20万人規模の自治体)
文京区・浦安・西東京・ほげほげ…

• 友の会の充実
本を選ぶ目利きがいる?
• 蔵書がおもしろい!
→棚が活きている!

細かくシェルフリーディングをやってい
 るはず
ひどい図書館:
ロータス1.2.3の本がいまだに本棚に…


国立国会図書館の職員談
「いい本が揃っているよね,ここ…」
職員の士気がかなり高い

• 若手専任職員のアイデアが豊富

• 議論をオープンにする姿勢が素
  敵
さまざまなところからの注
目
 ワークショップのオープン化
       ↓
  東京大学・筑波大学・
  国会図書館等による注目
       ↓
    市長のレポート
       ↓
    ニュースに!
Twitterでの反応(ごく一
部)




     岡本真さん:アカデミックリソース株式会社
     社長
     archibist_kyotoさん:京都府総合資料館

     そのほか,ライブラリアン等からの反応多
もったいないと思うこと
現行では,プラスアルファのサービスが無
 理
         ↓

• 書庫横溢による除籍
• 現在の立地:商店街との連携の困難
• 職員の横連携?が見えない…
  →たとえば学芸員との連携
ここから
先の図書館を作るために
は?
• 従来の「貸出モデル」図書館
+αのサービスを.



具体案等は後半で!
10分でまとめる
図書館の歴史
図書館の発展史
人間は
物事を記録し・保存し・利用に供してきた
「個人の記憶」を「社会の記憶」に

私は使わなくても,後世の誰かのために.

「私のため」ではなく「みんなのため」の装置
古代の図書館

古代の図書館:オリエントの集大成

紀元前7世紀
アッシュールバニパルの図書館

3万点以上の粘土板等を壺にいれて保管.
現在,大英博物館に
古代の図書館(2)
•   アレキサンドリア図書館
•   プトレマイオス1世による
•   世界中の文献を集めるために
•   アルキメデス・エウクレイデス等が集まる
•   70万巻にものぼる文献

→カエサルの信仰・キリスト教徒の攻撃により
 破壊
現在,新図書館を構築,800万冊を狙う
中世ヨーロッパ
• 修道院・教会と写本文化

• 写学生による写本
• 本は貴重だった!
  →チェインブック
アメリカの図書館
• フィラデルフィア図書館会社(1731)
ベンジャミン・フランクリンらによる会員制図書
  館
本を持ち寄って読書の欲求を満たす

• ボストン公共図書館(1848)
アメリカ最古の公共図書館,
無料で公衆に資料を供する,近代的公共図書館


「近代国家に不可欠な公共施設」
勉強のため・民主主義のための装置
ここまでのまとめ
図書館は

       人間の知識欲を支える装置
            &
         自学自習の装置
            &
        民主主義を支える装置

  としてアメリカで結実
戦前の日本の図書館の歴史
戦前:エリート主義的図書館
 &思想善導のための図書館

1899年:「図書館令」
戦前の図書館に関する法律
図書館令(1899)
• 第一条 図書館ハ図書記録ノ類ヲ蒐集保
  存シテ公衆ノ閲覧ニ供シ其ノ教養及学術
  研究ニ資スルヲ以テ目的トス
  2 図書館ハ社会教育ニ関シ附帯施設ヲ
  為スコトヲ得

• 第十三条 公立図書館ニ於テハ閲覧料又
  ハ附帯施設ノ使用料ヲ徴収スルコトヲ得
文部省「示諭事頄」(1882
年)
善良ノ書籍ハ乃チ善良ノ思想ヲ伝播シ,
 不良ノ書籍ハ乃チ不良ノ思想ヲ伝播ス
 レハ即チ不良ナルモノヲ排棄シ而シテ
 其善良ナルモノヲ採用スルヲ要スルナ
 リ.
(略)不良ノ書ハ読者ノ心情ヲ攪擾シ,
 之ヲシテ邪径ニ誘陥シ,遂ニ尐ニシテ
 ハ身家ヲ滅亡ヲ招致シ,大ニシテハ邦
 国ノ安寧ヲ妨害シ,風俗紊乱スルカ如
 キ,其流弊タル実ニ至大ナリト謂フヘ
敗戦とGHQによる占領
• 民主主義の基盤としての図書館へ

キーニー (Phillip O. Keeney)報告:1946年?
カリフォルニア州の図書館概念を
日本の図書館に導入を提案

バーネット( Paul J. Burnette)報告:1947年?
アメリカの図書館に比較し,
日本の各地の図書館の問題点を指摘
図書館法(1950)
• 第1条 この法律は、社会教育法(昭和24年法律第
  207号)の精神に基き、図書館の設置及び運営に関し
  て必要な事頄を定め、その健全な発達を図り、もつて
  国民の教育と文化の発展に寄与することを目的とする。

• 第2条 この法律において「図書館」とは、図書、記
  録その他必要な資料を収集し、整理し、保有して、一
  般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリ
  エーション等に資することを目的とする施設で、地方
  公共団体、日本赤十字社又は一般社団法人若しくは一
  般財団法人が設置するもの(学校に附属する図書館又
  は図書室を除く。)をいう。

• 第17条 公立図書館は、入館料その他図書館資料の利
  用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。
結果どうなったか?
教育施設から思想善導をマイナス

社会教育施設としての性格は濃厚に
残っていたと言われている

…あんまり図書館に
面白い本がなかった?
1963年
日本図書館協会によって
『中小都市における公共図書館の運
 営』
通称:中小レポートの提出

前川恒雄(日野市立図書館)によ
 る?

これをわかりやすくしたものが
中小レポートの意義
従来の図書館:
• 教育施設色が強すぎ,
• 一般市民から敶居が高かった

住民に直接向きあうことを勧告

→全国の図書館に影響
貸出重視へ
• 利用をしてもらってはじめて図書館

• 娯楽系の本も取り揃えるように

↓

一定の効果は存在,
全国の図書館の爆発的増加
「貸出数」の重視 :分かりやすい説明責任
1990年-2000年代
• ベストセラーを大量貸出する図書館への批
  判が相次ぐ

「図書館は無料貸本屋か?論争」

• 津野海太郎「図書館という理想のゆくえ」
  (1998)
• 林望「図書館は「無料貸本屋」か?」
  (2000)
あたりが嚆矢
結局どうだったのか?
• 謎.
おそらく図書館と出版界は共存共栄して
  いる

• まともな統計調査がない
• ある調査の,ベストセラーの貸出は1%
  に過ぎないという説が有力

いずれにせよ,
従来型図書館からの脱却が叫ばれるよう
新しい図書館像を模索中
• 滞在型図書館への移行

千代田区立図書館の登場
・蔵書数を諦める
・貸出を誇らない
↓
従来の図書館界からは大批判
千代田でこそできたこと
• 神保町(九段下)に存在するという地理的特性

• 街のニーズを把握,セカンドオフィスとしての
  位置づけ
↓
立地の特性を考えない図書館界の批判or安易な追
  従

何を学ぶべきか?
ほげほげの地理的特性を踏まえた
これからの図書館像を皆で考える!
ここまでのまとめ
「社会の記憶」の保存,
「自学自習」のための図書館

日本での図書館の大雑把な歴史
戦前:自己の勉強のため
占領期:民主主義の基盤に
1963年:本に親しむための図書館

現在:模索中!
地理的特性を考えて,議論しよう
10分でまとめる図書館の
歴史
ここまで
電子書籍について,
今現在の最先端の話をしますが,
進歩の激しい領域なので,
三ヶ月で時代遅れになる可能性が!
電子書籍ってなあに?
• 近年,流行
• 繰り返される電子書籍元年
–リブリオ&シグマブック(2004年)
–Kindle(2007年)
–iPad(2010年)

機械が販売されるたびに
電子書籍元年がやってくる
電子書籍の共通イメージ
 誰も持っていないのが問題!

 パソコンで?
 ケータイで?
 スマホで?
 スレート型デバイスで?
何で見るのか?
• 三パターンの傾向があるといわれている

• 米国:e-book reader(Kindle, iPadなど)
• 中国:PC
• 日本:携帯電話
   National Conference on Communications 2011
   (NCC 2011)による報告

• 実際の市場も携帯電話によるものが多い
 携帯小説,漫画等
個人の電子書籍と
図書館の電子書籍

個人向け電子書籍と
図書館向け電子書籍を
切り分けて考えよう
個人用の電子書籍

• ご自由にお使い下さい!

• たぶんこれが
現在一番見やすい
電子書籍ビュアーです
押さない
で!
電子書籍の圧倒的利便性

• 本棚がいらない!
• マンガなら,寝ながら読める!
• なんか持ってるとカッコイイ!
ここが不満

これで,最初から最後まで
読めます?
日本の電子書籍事情
• 電子書籍の8割はコミック,
• そのうちの8割はエロ本と言われ
  ています

Why?
ランキングで出てくる
データ
• アップルストアの販売数???
→アップルストアは
検閲済みのものしか出してません.
実態ではない!

実際の売れ筊は…?
 →ほとんど不明!
なぜ日本では電子書籍が
うまくいっていないのか?

• コンテンツ数の圧倒的不在
• スムースな課金モデルの不在

などなど…
クイズ

(1)巻物と冊子体の違いは
なんでしょう?

(2)皆さんも以前からきっと
 使ってる電子書籍があります.
 何?
こたえ

(1)索引の有無
→特定のページに飛ぶことができ
 る

(2)電子辞書
→使ってますよね?
ここからわかること

新メディアが不可逆的に
旧メディアを駆逐するには,

不可逆的な利便性が
そこに存在する!
今の電子書籍で
• それができているんだろうか?

• 本の形態を完全に乗り越えられ
  るのだろうか?

→紙と電子の共存共栄に!
現在は,過渡期!
公共図書館における電子書
籍
アメリカ・Amazonの電子書籍貸出

2011/09/22 日経新聞
米公立図書館がAmazon.comのKindleに蔵書を貸し出す
  サービスを開始

米Amazon.comは現地時間2011年9月21日、同社の電子
 書籍リーダー端末やアプリケーションのユーザー
 が、米国図書館の書籍貸し出しサービスを利用可能
 になったと発表した。全米1万1000以上の公立図書
 館の蔵書、数百万冊が対象になるとしている。
日経記事続き
• 利用者は最寄りの図書館のWebサイトにアク
  セスし、事前に取得した図書館カードを使っ
  て手続きを行う。好みの本を選んだら「Send
  to Kindle」ボタンを押すとAmazon.comのサイ
  トにリダイレクトされる。
• なお図書館カードは事前に最寄りの図書館で
  発行してもらう必要がある。また貸出期間は
  図書館によって異なる。期限の3日前と期限日
  が過ぎた時点で通知の電子メールが
  Amazon.comから送られてくる。
日経記事続き
• 転送先は電子書籍リーダー端末
「Kindle」のほか、iPhoneやiPad、
Android、BlackBerry、Windows Phone用の
Kindleアプリーション、またはWebアプ
リケーション「Kindle Cloud Reader」など
任意のものを選択できる。
ポイント
• Amazon:数百万冊が販売状態に
→
各公共図書館は,Amazonから
必要な図書を購入
→
利用者は各公共図書館から,
図書館がAmazonと契約した分から借りる
iPad,Kindle,PC,携帯電話で可読!
数百万冊
 の蔵書


       各図書館:
       一部を契約
               利用者へ
なぜこんなことができるの
か?
• アメリカの利用者の風土

• フェアユース:
「公正な利用は著作権侵害にあた
  らない」
• オーディオブックの浸透
自動車で移動中に本の読み上げ
アップルストアにお
なぜ米Amazonでは
可能だったのか?

• 日本と違い,膨大な電子書籍
  が!
コンテンツディストリビュータの
 存在
いわば「電子書籍の問屋さん」
各地の
多くの
出版社   数百万冊
       の蔵書


             各図書館:
             一部を契約
一方我が国では…?
• 図書館向けの電子書籍の
• 有力取次(問屋)がほとんどな
  い

図書館向けにはモバイルブック・
 ジェーピー社が有力
モバイルブック・ジェー
ピーの取引先
• 角川書店、講談社、光文社、集英社、新潮社、小学
  館、中央公論新社、徳間書店、文藝春秋、学研教育
  出版、祥伝社、筑摩書房、双葉社、アイ文庫、朝日
  新聞社、あみのさん、イーストプレス、e文庫、岩
  崎書店、インプレス、NHK出版、NTTソルマーレ、旺
  文社、河出書房新社、関西テレビ、共同テレビジョ
  ン、研究社、サンマーク出版、主婦の友社、時事通
  信社、総合法令出版、スターツ出版、スタジオグ
  リーン、ソニー・マガジンズ、ダイヤモンド社、大
  和書房、東京創元社、バジリコ、早川書房、PHP研
  究所、VENUS PHOTO CITY、フジテレビ、扶桑社、二
  見書房、フランス書院、文理、法令WEB出版、ポ
  ニーキャニオン、有斐閣、メディアライツ、ネコ・
  パブリッシング、フェアベル、学研パブリッシング
  など
日本の図書館向け電子書籍数
DNPが提供するシステムが日本最大

…でも約5000タイトル程度
  (でも,うち1400は青空文庫)

• 出版社の許諾が得られない!
• コンテンツ数が増えない!
• 5万冊ないと読みたい本って無い
いくつかのモデル
• 大日本印刷(DNP)
+図書館流通センター(TRC)社

→もっともコンテンツ数あり(約5000冊)
(千代田区立,堺市図書館等)

eBook Collection
→専門書を350冊
  大阪市立図書館等
千代田Web図書館
• DNP+TRCから提供
• OSはWindowsのみ

→iPad, Kindle, Macでは読めない!

…でも,日本では,
これが現行では一番最高…
実際どうなの
• 某市の
電子書籍の利用状況の実態調査
電子書籍の貸出冊数
利用者人数
残念ながら…
人口のうち,利用率はほげほげ
 (!)

日本において,
電子図書館は,
現行では,
現行の図書館向け電子書籍
サービスの問題点
• コンテンツが足りない!
→ディストリビュータがいない

• Windowsでしか見られない!
→アプリケーションの開発が

• 電子書籍の一冊あたりのお値段が!
ここまでのまとめ
現行システムに乗っかるのは
 危険!

でも,やるな,とはいわない.
もっといいサービスが出てくるか
 も?
電子書籍ってホントにダメな
の?

→No!
ものによっては圧倒的に便利!
電子書籍に向いているこ
と
小説やルポは…読みにくいです.

でも,調べ物には圧倒的に便利!
どういう電子書籍で便利?
どういう電子書籍は不便?

この議論をしておこう.
ぼくは電子に依存していま
す

電子ジャーナル!

オンラインで読める論文
大学図書館では
どうなってるの?
電子ジャーナル
• インターネット越しに論文にアクセ
  ス
• 毎日,必須

なぜ必須なのか?
・膨大な文献
・検索が可能
・アクセスが簡単
電子ジャーナルの圧倒
• 理系研究大学図書館は
ほとんど電子ジャーナルに依存

→便利だから!
もう紙には戻れません.
大学図書館が突入した泥沼
公共図書館より先に大学図書館は
電子化で泥沼に突入

「シリアルズ・クライシス」
1990年頃よりの事件

電子ジャーナルは図書館のものではない
→出版社の言いなりで値段を支払う!
•   Sparc News Letter 「ビッグディールは大学にとって最適な契約モデルか?」より引
    用
結果どうなっている?
電子化は進んでいる

出版社の値付けの言いなりになっている


• 資料が買えない
• いったん買うのを諦めたら過去の資料
  が
見られなくなるケースも!
土屋俊「電子ジャーナルと大学図書館」より引用
結論


• 大学図書館は電子化が進みすぎ
  て財政難に陥っている!
なんでこうなったか?
• 図書館同士の連携の不在
  →個々の図書館で対応

• デジタル資料は「誰が持つのか?」
  という議論の不在

次,公共図書館でまた起こらないよ
 うにするには…?
以上のポイント
• 電子書籍は「マンガ」,「調べ物」
  方向は,多分間違いなく進みます

→電子辞書,電子ジャーナル等
「索引」が必要なものは電子化

小説は電子化,進むのかな?
以上のポイント
電子書籍は「便利」になったら
圧倒的に紙を駆逐する筈

• その状況に乗っかる準備をしておく!

一方で紙もきちんと対応しておく.
「ハイブリッド図書館」の重要性
以上のポイント
現行のシステムでは税金の無駄遣い
→次に来るシステムに乗っかる準備
 を!

コンサル・企業に騙されないように
ウンベルト・エー
コ
ジャン=クロー
ド・
カリエール
(2010)

『もうすぐ絶滅す
るという紙の書物
について』
『もうすぐ絶滅するという紙の
書物について』
• エーコ「物としての本のバリエーションは、
  機能の点でも、構造の点でも、五百年前とな
  んら変わっていません。本はスプーンやハン
  マー、鋏と同じような物です。一度発明した
  ら、それ以上うまく作りようがない。
  (p.24)」

→紙の本は,なくならない
 →でもインターネットに代表される電子文字
 も,
電子書籍ってどうなの?
ここまで
まちづくりと図書館

• 近年の図書館
街中回帰型が増加中

• 街の賑わいを期待されています
正直に告白すると…
最初,イメージがつかめませんで
 した

でも,最近あちこちの図書館を見
 て,
図書館ならできる!
と考えるようになりました
ほげほ図書館を駅前に
つくる合理的な3つの理由
• 図書館は敶居の低い施設
→人が来やすい

• 駅前に作ることで近隣市から利用者を呼べ
  る
→お金を落としてもらおう!

• 新規利用者の獲得
敶居の低さ
• 図書館はもっとも利用しやすい
社会教育施設

利用者は住民の5%に過ぎないと
言われる

→ヘビーユーザはどこでも図書館を使
 う
敶居の低さ(2)
• 今のあなたがつかわなくても,
「近所のだれかが」
「子供の時に」
「あなたの子どもが」
「老後に」
使う可能性がある

→どのライフステージを対象としていても,
行政サービスが行えるシステム

吉田右子
『デンマークのにぎやかな公共図書館』を参照
近隣からの来客
• 良い図書館を作ると,客が来る

例:武蔵境市
「武蔵野プレイス」
→近隣,三鷹市の住民が利用,
駅ビルで昼ごはん
 →図書館利用
近隣からの来客
• 豊田市図書館:
• 自動車関係の資料を網羅的に収
  集
→外来者が宣伝・広報
  →豊田のイメージアップ
新規利用者の獲得
• 商店街・市役所の整備課との連
  携

• 1Fをイベントスペースに,
• 市民サークルを巻き込むイベン
  ト
(足と肝臓で稼いだ)
事例
白河市立図書館
白河市立図書館

駅前に図書館を建設
利用者の増加
 →駅前商店街の利用
 →市長・議会への感謝の声

2011.02.20のインタビュー調査
広島県福山市中央図書館・
生涯学習プラザ
• 駅前に開館:
• 商店街の活性化
• 営業時間の拡大
→昼だけ営業が夜まで

来館者は旧1000人→新館3000人に

(日経アーキテクチュア 2009 2-9号よ
奈良県立図書情報館
奈良県立図書情報館
• ハイブリッド図書館

• 住民と協働でイベント多数,毎日大賑
  わい
1Fでクラシックコンサートや落語会
→関連する図書コーナーを設置

毎月,司法書士や病院長との相談会
ホテル日航とコラボ
武蔵野プレイス
武蔵野プレイス
• 1Fはカフェ!

• 4FにはNPO法人,まちづくり系
  NPO支援カウンター
• ICタグ等を活用した図書館
小布施町立図書館
まちとしょテラソ
• 図書館長はもとTVディレクター
最近の図書館はおもしろ
い
• ゾーニング
:静かな読書スペースと活動フロアの分離
(大学図書館:ラーニングコモンズ)

• 飲食OK!
:蓋付きドリンクなら利用可能

• イベント会場としての図書館
:もっと知りたくなったら本がすぐそこ
ラーニングコモンズ




大阪大学図書館
触発する図書館
図書館:「知」と「人」とをつなげるシステ
 ム

• 従来の貸出業務は図書館のコア
↓
ほげほげはそこは完璧!
職員も目利きがいる!

そこからもう一歩,飛躍で全国へ,
どうですか?
不況と図書館
• 不況になると
出版社は本を大量発行します
→一年間に7万冊の新刊発行?
(1960年は年間1万冊でした)

• 不況になると,勉強の機会が減ります
→大学で教鞭をとっていると,優秀な学生が
大都会に金銭的理由で行けないケースを
よく目にします.
新刊発行点数推移
90,000
80,000
70,000
60,000
50,000
40,000
30,000
20,000
10,000
     0
         1975年
                 1978年
                         1981年
                                 1984年
                                         1987年
                                                 1990年
                                                         1993年
                                                                 1996年
                                                                         1999年
                                                                                 2002年
                                                                                         2005年
                                                                                                 2008年
今図書館が必要な理由

学生の
/主婦の
/ビジネスマンの
/高齢者の  …等々の

生涯学習の機会を!
こんな,図書館,どうです
か?
• 以下はアイデア
(妄想?)です

図書館のコア業務
:今のままでOK!蔵書構成等すごい
目利きの職員,
若手の職員の意見の縦連携を
こんな図書館どうですか?
(2)
聖地巡礼としての
• 聖地巡礼:
漫画・アニメなどの熱心なファン(愛好家)心
 理から、自身の好きな著作物などに縁のある
 土地を“聖地”と呼び、実際に訪れることをい
 う(Wikipediaより)
「ちりとてちん」にハマった人々が小浜市に…
こんな図書館どうですか?
(3)
• 市内の趣味サークルと図書館の
  コラボレーション

→書道や音楽のイベント会場に
もし深く調べたくなったら
そばに書物が!
こんな図書館どうですか?
(4)

Amazon的な膨大なコンテンツが
そろった電子書籍がリリースされ
 た
瞬間に,それに日本初で乗っかる
こんな図書館どうですか?
(5)
• 地域の書店・出版界・図書館が
共存共栄できるように,
図書館からシームレスに本が買えたら?

図書館の検索システム
→地域の書店に自動で発注
→図書館で受け取り…
→近所の喫茶店で本を読んでもらう
「回遊型利用者」の獲得
従来の,図書館にいってすぐ帰宅,
ではなく,

街を回遊する利用者の新規獲得を
想定

図書館・街・行政が一体にならない
 と
無理!でも,やってみる価値はあり
ほげほげのみなさんに
お願いしたいこと
• ほげほげの図書館は「図書館」として
  は
日本トップレベル
→図書館に関することなら任せてOK!

なにかイベントできない?
こんなアイデア,実現できない?
ここから吹いてみます
ちょっとねらってみません
か?
開館後に,Library of the Yearを
狙ってみませんか?

日本一すごい図書館を作ってみませんか?

Library of the year:
これからの図書館のあり方を示唆するような
  先進的な活動を行っている機関に対して、
  NPO法人 知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年
  授与する賞
LoY受賞館
• 小布施:まちとしょテラソ
  (2010)




「交流と創造を楽しむ文化の拠点」として、各種イベントの実施
や地元の方100人のインタビューの電子書籍化を行うなど、小布施
文化や地域活性化の拠点としての活動を進めている点が今後の地
域の公共図書館の在り方の参考となる点が評価されました。
LoY受賞館
大阪市立中央図書館(2009)




  HPが四ヶ国語で作られるなど「開かれた図書館」を実践している
  点、データベースの数が多く利用が簡単であるなど、図書館での
  データベース利用のモデルを示している点が、評価されました。
LoY受賞館
滋賀県:愛荘町立愛知川図書館(2007)




   図書館員がそれぞれの専門分野を持ち、
   町づくりに積極的に関わっている点を評価しまし
   た。
多分そのために…
ほげほげの図書館員の一人ひとりのスキルは
        相当高い
          ↓
外部の目,外部と連携する職員を増強しては?

   博物館・ぴよぴよ・市街地等と
   連携する図書館職員は無理?
最後のまとめ
ほげほげ図書館はレベルが高い
→でもハコが限界
楽しいイベントもできない!

電子書籍は絶対やらなきゃダ
メ!
→でも今の提供システムは危険
最後のまとめ
ほげほげの図書館は「図書館」としては
ハイレベル
↓
現在の図書館を核にして,
「さまざまな仕掛け」を!
↓
こんなことできたらハッピー?
みたいな事は,皆さんの方がアイデアが
あるはず!

横断できる職員がいるといいなあ…
若手研究者の考える
図書館の昔・今・これから

 -そしてもうすぐ絶滅す
ると噂される紙の書物につ
いて

More Related Content

What's hot

20140919(infomates)【公開版】
20140919(infomates)【公開版】20140919(infomates)【公開版】
20140919(infomates)【公開版】Masahiko Inoue
 
LiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 Goto
LiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 GotoLiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 Goto
LiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 Gotoalis_lib
 
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)真 岡本
 
-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)
-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)
-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)OverDrive Japan
 
ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1
ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1
ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1真 岡本
 
20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」
20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」
20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」kulibrarians
 
子の有無と図書館利用・情報行動の関係
子の有無と図書館利用・情報行動の関係子の有無と図書館利用・情報行動の関係
子の有無と図書館利用・情報行動の関係min2fly
 
16th_InvitationP2
16th_InvitationP216th_InvitationP2
16th_InvitationP2真 岡本
 
20150320京都情報図書館学学習会【公開用】
20150320京都情報図書館学学習会【公開用】20150320京都情報図書館学学習会【公開用】
20150320京都情報図書館学学習会【公開用】Masahiko Inoue
 
20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)
20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)
20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)Masahiko Inoue
 
サイバー図書館
サイバー図書館サイバー図書館
サイバー図書館Kazuyuki Sato
 
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)真 岡本
 
みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)
みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)
みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)Yutaka HAYASHI
 
201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)
201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)
201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)Masahiko Inoue
 
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月) 『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月) 真 岡本
 
20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)
20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)
20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)Masahiko Inoue
 

What's hot (18)

20140919(infomates)【公開版】
20140919(infomates)【公開版】20140919(infomates)【公開版】
20140919(infomates)【公開版】
 
LiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 Goto
LiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 GotoLiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 Goto
LiSAについて-お茶の水女子大学の挑戦 Goto
 
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)
 
-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)
-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)
-メディアドゥフォーラム資料- 電子図書館を活用した多文化サービス(図書館総合展2017)
 
ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1
ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1
ライブラリー・リソース・ガイド別冊Vol.1
 
20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」
20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」
20191210 ku-librarians勉強会 #232 :【20周年記念】「大学図書館という機能:ストレージからフィールドへ」
 
子の有無と図書館利用・情報行動の関係
子の有無と図書館利用・情報行動の関係子の有無と図書館利用・情報行動の関係
子の有無と図書館利用・情報行動の関係
 
16th_InvitationP2
16th_InvitationP216th_InvitationP2
16th_InvitationP2
 
20150320京都情報図書館学学習会【公開用】
20150320京都情報図書館学学習会【公開用】20150320京都情報図書館学学習会【公開用】
20150320京都情報図書館学学習会【公開用】
 
20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)
20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)
20151009石川県図書館協会石川県立図書館ソーシャルメディア研修(公開用)
 
Syoutai omote
Syoutai omoteSyoutai omote
Syoutai omote
 
サイバー図書館
サイバー図書館サイバー図書館
サイバー図書館
 
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)
 
みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)
みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)
みんなで情報発信すれば世界はハッピーになる(仮)
 
水沼卒業論文
水沼卒業論文水沼卒業論文
水沼卒業論文
 
201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)
201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)
201408ダイトケン全国大会利用者支援分科会(井上話題提供)
 
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月) 『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第6号(2014年2月)
 
20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)
20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)
20130823私立短大東海・北陸地区図書館協議会(表紙改訂版)
 

Similar to 某議会プレゼン

2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-web
2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-web2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-web
2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-webYuka Egusa
 
これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)
これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)
これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)Yuka Egusa
 
夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」
夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」
夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」良和 日向
 
みんなの街に図書館を
みんなの街に図書館をみんなの街に図書館を
みんなの街に図書館をKeisuke Kimura
 
Benkyokai shosato 20130219
Benkyokai shosato 20130219Benkyokai shosato 20130219
Benkyokai shosato 20130219Satoko Yamashita
 
112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptx
112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptx112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptx
112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptxSyun Tutiya
 
20150821北海道自主勉強会【公開用】
20150821北海道自主勉強会【公開用】20150821北海道自主勉強会【公開用】
20150821北海道自主勉強会【公開用】Masahiko Inoue
 
コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!
コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!
コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!calil jp
 
20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」
20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」
20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」Masahiko Inoue
 
新規採用職員研修
新規採用職員研修新規採用職員研修
新規採用職員研修Kumiko Korezumi
 
図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)
図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)
図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)tatthiy
 
図書館系勉強会資料(永見,20111118)
図書館系勉強会資料(永見,20111118)図書館系勉強会資料(永見,20111118)
図書館系勉強会資料(永見,20111118)Haruna Hirayama
 
20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディア
20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディア20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディア
20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディアMasahiko Inoue
 
【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)
【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)
【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)Masahiko Inoue
 
20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】
20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】
20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】Masahiko Inoue
 
図書館とは何か
図書館とは何か図書館とは何か
図書館とは何か洋平 山本
 
勉強会KLC「図書・図書館史回」
勉強会KLC「図書・図書館史回」勉強会KLC「図書・図書館史回」
勉強会KLC「図書・図書館史回」Satoko Yamashita
 
LF2012_LC(20121122)
LF2012_LC(20121122)LF2012_LC(20121122)
LF2012_LC(20121122)真 岡本
 

Similar to 某議会プレゼン (20)

2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-web
2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-web2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-web
2010 12-18-岡崎市講演 これからの図書館が目指す道-new-web
 
これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)
これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)
これからの図書館が目指す道(2010-12-18 りぶらフォーラム)
 
【京都大学公共政策大学院・地方行政実務】図書館スライド資料
【京都大学公共政策大学院・地方行政実務】図書館スライド資料【京都大学公共政策大学院・地方行政実務】図書館スライド資料
【京都大学公共政策大学院・地方行政実務】図書館スライド資料
 
夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」
夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」
夢ナビLIVE仙台 講義LIBVE「図書館の未来」
 
みんなの街に図書館を
みんなの街に図書館をみんなの街に図書館を
みんなの街に図書館を
 
Benkyokai shosato 20130219
Benkyokai shosato 20130219Benkyokai shosato 20130219
Benkyokai shosato 20130219
 
112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptx
112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptx112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptx
112112 japanese scholarlypubinjapanese_at_libraryfair.pptx
 
20150821北海道自主勉強会【公開用】
20150821北海道自主勉強会【公開用】20150821北海道自主勉強会【公開用】
20150821北海道自主勉強会【公開用】
 
コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!
コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!
コンテスト24_飛び入り参加_白石啓_図書館を観光スポットに!
 
20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」
20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」
20181122講演「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう!」
 
新規採用職員研修
新規採用職員研修新規採用職員研修
新規採用職員研修
 
図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)
図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)
図書館だけど、図書館じゃない未来の大学図書館(舘野資料)
 
図書館系勉強会資料(永見,20111118)
図書館系勉強会資料(永見,20111118)図書館系勉強会資料(永見,20111118)
図書館系勉強会資料(永見,20111118)
 
20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディア
20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディア20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディア
20140211ダイトケン関西3支部合同例会ソーシャルメディア
 
【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)
【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)
【公開用】20160630某市立図書館館内研修(講演+ws)
 
20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】
20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】
20161011自分の商品価値を高める!(シダックスさん研修)【公開用】
 
図書館とは何か
図書館とは何か図書館とは何か
図書館とは何か
 
勉強会KLC「図書・図書館史回」
勉強会KLC「図書・図書館史回」勉強会KLC「図書・図書館史回」
勉強会KLC「図書・図書館史回」
 
LF2012_LC(20121122)
LF2012_LC(20121122)LF2012_LC(20121122)
LF2012_LC(20121122)
 
図書館について考えてみる 1
図書館について考えてみる 1図書館について考えてみる 1
図書館について考えてみる 1
 

某議会プレゼン