2013年1月7日実施．

2. 若者の地元志向(内向き志向)
＝保守化した若者たち

3. 脱地元は可能か
Aグループ
2013年1月7日実施

4. 地元はどこ？
地元とは・・・・
→生まれ故郷、育った地
今回考えるのは・・・
→三大都市(東京圏、大阪圏、名古屋圏)以外の都市か
ら、上記三大都市に来る人を想定。

5. ①大都市の求心力低下

6. 若者の消費の変化
(
(2009.1.1 日経流通新聞)

7. 大型スーパーの増加
(引用：新・都道府県別統計とランキングで見る県民性)

8. 上記の調査からわかること
・若者は身近な「衣・食・住」を重んじる
・約半数の若者が「ショッピング」「友人との付き
合い」にお金をかける。(若者のライフスタイルと消
費行動 地方経済総合研究所)
・地方の大型スーパーの増加。およびネット通販の
発 達により、全国どこでも商品購入が可能に。

9. その他の要因として
地方における大学の数(機会)の増加。
→92年当時、約500あった大学は12年現
在、約800。
オープンエデュケーションの発達。

10. ②心理的要因

11. 高校生が選ぶ「日本の将来の
色」
1位 グレー(灰色)
2位 白
3位 青
→寒色系の暗い未来を暗示させる色。
(東
進グループ調べ)

12. 原発問題
放射能汚染
自殺率増加 社
会
就職難
不安 保
障
ゆらぐ雇用
外交問題 年金問題

13. 「不安」を解消するため
に・・・・・
つなが
り

14. 不安の只中における「つなが
り」
充実感や生きがいを感じるときは？
→「友人や仲間といるとき」が80年には
58.8％、
98年以降は約8割前後で安定。(世界青年
意
識調査)
→長い時間を共に過ごした地元の友人は、現
代

15. つながりの果たす役割
エミール・デュルケーム 「自殺論」より
→「社会関係と死亡リスク」調査
・集団への帰属意識が弱まると、自殺への免
疫力
が低下。
・家族や友人、隣人に恵まれる者はそうでな
い者

16. 震災後の「地元」・・・
・震災で、地元に対する意識
が
変化。
・多くの若者が、国よりも身
近な、
社会や人のために貢献した
2012．3．11 日本経済新聞
い

17. ③経済的要因

18. 首都圏の家賃
学生 社会人
(引用：Business Media 誠)

19. 家賃の耐えられない重さ
大卒の初任給→平均19万9600円
高卒の初任給→平均15万7900円
・両方とも、給与における家賃の占める割合
は
大きい。

20. 若者の自立拒む街
敷金礼金の相場
→関東では1～2か月分。その他仲介手数料
などを含めると40万円以上かかるケースも
(平均して家賃の約6か月分)
・２５〜２９歳男性の６４％、女性の５
６％、３０〜
３４歳男性の４５％、女性の３３％は親元で

21. 以上の結果から
若者の地元志向(内向き志向)
≠保守化した若者の姿
＝困難な時代に適応するため
の
新たなライフスタイル。