12年11月12日実施．

2. 生活保護制度について
～生活保護の改善の必要性～
Fグループ

3. 生活保護制度の目的
生活に困窮する者の困窮度に応じて必要な保護を行い、
①健康で文化的な最低限の生活を保障すること
②受給者の自立を助長すること

4. 保護（扶助）の種類
扶助の種
生活を営む上で生じる費用 支給内容
類
1.基準額は、 (1)食費等の個人的費用
日常生活に必要な費用 2.(2)光熱水費等の世帯共通費用を合算
（食費・被服費・光熱費 生活扶助 して算出。
等） 特定の世帯には加算があります。(母子
加算等)
アパート等の家賃 住宅扶助 定められた範囲内で実費を支給
義務教育を受けるために必
教育扶助 定められた基準額を支給
要な学用品費
費用は直接医療機関へ支払
医療サービスの費用 医療扶助
(本人負担なし)
費用は直接介護事業者へ支払
介護サービスの費用 介護扶助
(本人負担なし)
出産費用 出産扶助 定められた範囲内で実費を支給
就労に必要な技能の修得等
生業扶助 定められた範囲内で実費を支給
にかかる費用
葬祭費用 葬祭扶助 定められた範囲内で実費を支給

5. 生活保護をめぐる問題
≪所得隠しなどによる不正受給が多い≫
不正受給者とは・・・
・法定された義務を怠り不正に受
給する人
・実際に支給されるべき金額以上
の生活保護
を受け取っている人

6. 所得隠しの具体例
・友人の名義を借りた不正就労による賃金の受給
・オークションや中古リサイクル店などへの売却金
・仕送りの受け取り
・未成年受給者（高校生などの）アルバイト収入
・事故などによる賠償金
・ギャンブルによる配当金

7. 不正受給の実態
わかっているだけで・・・
件数 ２５,３５５件
金額 １２,８７４,２５０,０００円
→約１２８億円

8. 生活保護制度の全体
生活保護制度の合計金額（年間）は・・・
→約３兆７２３２億円
生活保護制度の総受給者数は・・・
→約２００万件

9. 全体との比較
金額でみると・・・
約１２８億円／約３．７兆円＝ ０．３８％
件数でみると・・・
２５３５５件／約２００００００件＝ １．８％
全体でこの程度なら仕方ない？？？

10. 不正受給金額で何ができるか？
１００億円あれば・・・
・東日本大震災をうけ官庁施設の耐震補強
・東京メトロの耐震補強
・５０億人分のワクチンを用意
・カンボジアの小学校２００校に教科書を配
布

11. その他の問題点
・保護が手厚すぎる
１、生活扶助 ２、住宅扶助 ３、教育扶助
４、医療扶助
５、介護扶助 ６、出産扶助 ７、失業扶助
８、葬祭扶助
例、７０歳男性→年金 月５万＋９万の給付金
→保護に甘えて、自立できない人が多い。
（出典 http://app.m-
cocolog.jp/t/typecast/180916/159826/12764814）

12. その他の問題点
・不正受給の弊害として、
例、札幌市で４０代の姉妹が保護を受けれずに死
亡
→本当に保護を求めている人が
保護されにくくなっている。
（出典 livedoor
ニュース ２０１２年１月２４日）

13. 結論
現在の制度には、様々な問題点が存在する。
よって、
生活保護制度は改善する必要があ
る！！