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1. 勝つための
「負ける技術」
2020/4/24
@TOSHIMANAPLUS1

2. はじめに
• 対象
• 自分に能力がある筈なのに、上の人に認められなくてツライ思いをしている方
※ 上の人はリーダー、上司、顧客などにも置き換え可能
• 発表の目的
• 発表者の「上の人に対する考え方、行動」をお伝えすることで
参加者が「上の人に認められなくてツライ思いをする」ことを軽減する
助けとなること

3. もくじ
• 問題編
• 解決編
• おわりに

4. もくじ
• 問題編
• 認めてもらいたい
• けど、認めてもらえない
• 「負けたくない」での衝突
• 「負けない」戦い方
• 解決編
• おわりに

5. 認めてもらいたい
• 自分を認めてもらいたい
• 承認欲求（より良い待遇）
• 自分の意見を認めてもらいたい
• プロジェクトに対する提言
• 合理性に基づく説明

6. けど、認めてもらえない
• 上の人による反発
• 上の人の意見が納得できなくても、通される場合がある
※ 今回は自分の能力不足に起因するものは問わないものとします

7. 「負けたくない」での衝突
• 上の人だって負けたくない
• 「意見が対立したとき、“優れた人”の意見が採用される」という誤解
• 人は感情で動く生き物
• 上の人で「意見に反対される」状況にストレスを感じる人がいる
• 選民意識
• 性別、学歴、雇用関係etc

8. 「負けない」戦い方
• 議論が拮抗した場合、上の人は「関係性」によって「勝ち」を取れる
• 合理性が無くても、「感情」で勝ちが取れる
• 自分は強制的に「負け」を引かされる
• 日本文化として「関係性」による「勝敗の押し付け」は多発しやすい？
• 村文化 - 地位が固定されやすい
• 耐える社会 - 相手を貶したときの報復が起きにくい

9. もくじ
• 問題編
• 解決編
• 同じ土俵で勝負しない
• 相手が気にしている条件を尊重する
• 勝負に負けて譲歩を取る
• おわりに

10. 同じ土俵で勝負しない
• 勝利条件をずらすことにより、Win-Winが達成できる
• 上の人と勝負の土俵が同じケース
• 上の人「私の意見が採用される」vs 自分「私の意見が採用される」
• 上の人と勝負の土俵が異なるケース
• 上の人「私の意見が採用される」vs 自分「全体が良い方向に進む」
• ※ 両方とも「全体が良い方向に進む」の場合、意見が採用されなくても納得できる

11. 上の人が気にしている条件を尊重する
• 上の人の「外せない」条件を理解して尊重する
• 「外せない」条件を軽視された場合、反発が発生する
• 相手に対して「心理的安全」な対話環境を意識する
• 相手の感情を阻害した場合、「勝ち筋」を選ばれる
• 上の人だからといって、人間である
• 責務や人間性に対して過度の期待をしてしまいやすい

12. 勝負に負けて譲歩を取る
• 上の人の機嫌を損ねて、良い結果にはなり得ない
• 反発には反発が（何倍にもなって）返ってくる
• 尊重には尊重が（少しかもしれないが）返ってくる
• 上の人に勝たせて、こちらのお願いを聞いてもらう
• こちらの希望は100%ではないかもしれない
• 全体として少しでも良い方向に進めば良い、と考える

13. おわりに
• 「負ける技術」は上の人を尊重する技術
• 良い「フォロワーシップ」を発揮するための技術、とも言えそう
• 「負ける技術」は現状から一歩でも前に進むための技術
• 現実がトントン拍子に良くなることが無いように、
上の人の意見が急に変わることもほとんどない