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2013/04/23 #ssmjp @togakushi
2013/06/02 MaxStartups 追記 (P.52)
sshd のお話
アジェンダ
● はじめに
● 前回までのあらすじ
● 設定ファイルの書式
● 設定事例集
● 小ネタ
2 / 69
はじめに
● 特に記述がない限り、全てプロトコル 2 が対
象
– OpenSSH-5.4 からプロトコル 1 はデフォルトで無
効
● 動作確認は Linux のみ( OpenSSH の移植
版)
● 暗号化とか認証とか詳しくないので、間違っ
てたら教えて欲しい!!
3 / 69
OpenSSH リリース状況
バージョン リリース日 バージョン リリース日
OpenSSH-4.1p1 2005/05/26 OpenSSH-5.2p1 2009/02/02
OpenSSH-4.2p1 2005/09/01 OpenSSH-5.3p1 2009/10/01
OpenSSH-4.3p2 2006/02/11 OpenSSH-5.4p1 2010/03/08
OpenSSH-4.4p1 2006/09/27 OpenSSH-5.5p1 2010/04/16
OpenSSH-4.5p1 2006/11/07 OpenSSH-5.6p1 2010/08/23
OpenSSH-4.6p1 2007/03/08 OpenSSH-5.7p1 2011/01/24
OpenSSH-4.7p1 2007/09/05 OpenSSH-5.8p2 2011/05/03
OpenSSH-4.8p1 ない OpenSSH-5.9p1 2011/09/06
OpenSSH-4.9p1 2008/03/31 OpenSSH-6.0p1 2012/04/22
OpenSSH-5.0p1 2008/04/03 OpenSSH-6.1p1 2012/08/29
OpenSSH-5.1p1 2008/07/21 OpenSSH-6.2p1 2013/03/22
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前回までのあらすじ
● SSH クライアント
– http://www.slideshare.net/tohakushi/ssh-13118950
● 周辺ツール
– http://www.slideshare.net/tohakushi/ssh-15554045
● ~/.ssh/config
– https://docs.google.com/presentation/d/1TGaiAIKUAC2Y_hgN
● 多段
– https://docs.google.com/presentation/d/1Zdg6qe0eA_353zyLz
5 / 69
設定ファイルの書式
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サーバで編集する主なファイル
● /etc/ssh/sshd_config
– sshd が読み込む設定ファイル
● /etc/ssh/sshrc
– ユーザがログインした時に最初に実行する内容
● /etc/motd
– 今日のお知らせ
● その他
– 認証用の設定ファイル ( 鍵とかいろいろ )
– ホームディレクトリのユーザ個別のファイル
7 / 69
書式
● 設定項目と設定値は空白で区切る
● 空白を含む設定値はダブルクォート囲むこと
ができる
● 設定値を複数持つ場合は空白で区切る
● 「 # 」から始まる行と空行はコメント扱い
● 設定項目の大文字小文字の区別はない
– 設定値は区別される
例:設定項目 設定値
   TCPKeepAlive yes
8 / 69
数字とか記号とか
● 数字は時間やポート番号などを指定
– 秒 (s 、単位なし )/ 分 (m)/ 時 (h)/ 日 (d)/ 週 (w)
● 「 % 英字」は特定の文字列に置き換わる
– %u :認証しようとしているユーザ名
– %h :そのユーザのホームディレクトリ
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パターン
● IP アドレスやドメインの一部を指定
– 0 個以上の非空白文字: *
– 1 個の非空白文字: ?
– 除外: !
– カンマで連結可能
● 例
– 192.168.1.? → 192.168.1.1 〜 9
– *.co.jp → 任意の .co.jp ドメイン
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ファイルのパス
● 絶対パスで指定
– AuthorizedKeysFile と AuthorizedPrincipalsFile の
み例外
– 絶対パス or 認証しようとしているユーザのホー
ムディレクトリからの相対パス
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設定事例集
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最小構成コンフィグ
● 動作に必要な要件を満たせば OK
– 特権分離で使用するユーザ (sshd)
● このユーザは「 /var/empty 」に書き込みができる必要
がある
– サーバの秘密鍵 (1 種類以上、デフォルトは
/etc/ssh/ssh_host_{dsa,rsa,ecdsa}_key
と /etc/ssh/ssh_host_key)
# sshd_config
UsePrivilegeSeparation no
HostKey /path/to/key
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使いドコロ
● 動作確認など
– 役に立ちそうな sshd のコマンドラインオプショ
ン
オプション 説明
-d( 最大 3 つ ) デバッグモード
1 回の接続のみで終了する
-f 設定ファイルを指定
-t テストモード
設定の構文エラーのみチェックして終了する
-D デーモン化しない ( フォアグランドで動かす )
-e エラーを syslog ではなく、標準エラー出力に出す
-T 拡張テストモード
適応される全設定項目を表示して終了する
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UsePrivilegeSeparation
● 特権分離を使うか指定
– 認証済みの sshd を root 以外のユーザ権限で動か
す (OpenSSH-3.4 からデフォルト有効 )
– sandbox が指定されていると認証前の sshd も制
限する (OpenSSH-5.9 で追加 )
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MaxAuthTries
● 1 回の接続で何回まで認証を試みれるか
– 全ての認証メソッドを通してのトータル回数
– デフォルト 6 回
表示されるエラー
2: Too many authentication failures for <username>
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Too many authentication failures の回避
● エラーになる原因がわかっていれば回避でき
るかも?
● クライアント側で使用する認証メソッド指定
して接続
– ssh -oPreferredAuthentications=password, ...
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ChallengeResponseAuthentication
● /etc/login.conf に記述されてる全ての認証形式
が使える( BSD のはなし?)
● Linux では keyboard-interactive が有効になる
– PAM を使ってパスワード認証する
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PubkeyAuthentication
● 公開鍵認証を有効にする
19 / 69
AuthorizedKeysCommand
● ユーザの公開鍵を検索するプログラムを指定
する (OpenSSH-6.2 で追加 )
– プログラムを実行するユーザは
AuthorizedKeysCommandUser で指定 ( 必須 )
● 引数に認証しようとしているユーザ名が渡さ
れる
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使いドコロ
● 公開鍵を LDAP や DB に探しに行く
– AuthorizedKeysCommand で見つからない場合は
AuthorizedKeysFile を探す
– ローカルファイルシステムの公開鍵を無視したい
場合は「 AuthorizedKeysFile none 」を指定
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AuthenticationMethods
● 指定した複数の認証メソッド全ての認証に成
功することを要求する (OpenSSH-6.2 で追加 )
– カンマで区切って並べたものが要求される認証メ
ソッド
– スペースで区切って複数パターンを指定できる
● プロトコル 1 では使えない ( エラーで起動し
ない )
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使いドコロ
● 公開鍵認証した後に、パスワード認証を要求
する
– AuthenticationMethods publickey,password
publickey,keyboard-interactive
– 公開鍵認証に成功しないとパスワードは要求され
ない
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PermitRootLogin
● root ユーザが直接ログイン可能か指定
設定値 意味
yes 許可する
no 許可しない
without-password パスワード認証では許可しない
forced-commands-only 強制コマンドが指定されている場合だけ許可
( 公開鍵に command="..." が設定されてるときのみ )
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ForceCommand
● クライアントが指定したコマンドを無視
(OpenSSH-4.4 で追加 )
– 指定したコマンドを強制的に実行
– .ssh/rc( 存在すれば ) を実行
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使いドコロ
● 簡易 VPN を使うときに root でログインする必
要があるので、 PermitRootLogin や Match と
組み合わせてインターフェースの設定だけす
る
● Internal-sftp を指定して sftp しかできないよう
にする
– Match や ChrootDirectory と組み合わせると最強
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Match
● 指定した全ての条件を満たした時に、設定値を上書き
する (OpenSSH-4.4 で追加 )
– ユーザ名 / グループ名 / ホスト名 / アドレス / ローカルアド
レス / ローカルポート
– 全ての項目は上書きできないので注意 ( マニュアル参照 )
– 上書きできる項目、条件 ( 書式 ) はバージョンによって増
えている
● 接続元やユーザ名によって異なる設定を使うことが可
能になる
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使いドコロ (1)
● 外からの接続は公開鍵、中からの接続はパス
ワード認証も許可したい
PubkeyAuthentication yes
PasswordAuthentication no
Match Address 192.168.1.0/24
PasswordAuthentication yes
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使いドコロ (2)
● sftp しかできないユーザを作る
– 「 sftponly 」グループに属するユーザは sftp 以外
のセッションが開始できない
Subsystem sftp internal-sftp
Match Group sftponly
X11Forwarding no
AllowTcpForwarding no
ForceCommand internal-sftp
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ChrootDirectory
● 認証完了後、ユーザの環境を chroot で閉じ込
める (OpenSSH-4.8 で追加 )
– ログインさせるならそれなりの準備を
– 設定値に指定するディレクトリパスは上位層を含
め、所有者は root のみで他のユーザが書き込みで
きてはイケナイ
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使いドコロ (1)
● ログインしたユーザを制限された環境に閉じ
込める
● 必要なもの
– ログインシェル ( とそれが動く環境 )
– デバイス (null, zero,urandom, tty)
– 動かしたいコマンド ( とそれが動く環境 )
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最低限必要なもの
● プログラムが使うライブラリは ldd で調べる
– 認証は chroot 前に済まされる ( 使用するログイン
シェルは chroot 前に決定する )
# find /opt/chroot -printf '%M %u %g %pn'
drwxr-xr-x root root /opt/chroot/lib64
-rwxr-xr-x root root /opt/chroot/lib64/ld-linux-x86-64.so.2
-rwxr-xr-x root root /opt/chroot/lib64/libdl.so.2
-rwxr-xr-x root root /opt/chroot/lib64/libtinfo.so.5
-rwxr-xr-x root root /opt/chroot/lib64/libc.so.6
drwxr-xr-x root root /opt/chroot/bin
-rwxr-xr-x root root /opt/chroot/bin/bash
drwxr-xr-x root root /opt/chroot/dev
crw-rw-rw- root root /opt/chroot/dev/tty
crw-rw-rw- root root /opt/chroot/dev/null
cr--r--r-- root root /opt/chroot/dev/urandom
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使いドコロ (2)
● sftponly ユーザをさらに制限する
● chroot 環境にはユーザが使うディレクトリだ
け用意する
Subsystem sftp internal-sftp
Match Group sftponly
ChrootDirectory /sftp-top
X11Forwarding no
AllowTcpForwarding no
ForceCommand internal-sftp
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AllowTcpForwarding
● TCP ポートフォワードの制限
– 「させる」か「させない」かの二択
● OpenSSH-6.2 から「 remote 」と「 local 」が
追加
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使いドコロ
● 踏み台での TCP ポートフォワードを制限した
り
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PermitOpen
● TCP ポートフォワードで利用できるポートを
制限 (OpenSSH-4.4 で追加 )
– any :すべてのポートで許可
– none :すべてのポートで拒否
– 複数指定するときは空白で区切る
PermitOpen host:port
PermitOpen IPv4_addr:port
PermitOpen [IPv6_addr]:port
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使いドコロ
● 目的のサーバの目的のポートのみへの転送だ
けに絞る
● ぶっちゃけ、、、
– ユーザがログインできるなら stone や nc などプロ
グラムを動かして転送を重ねれば目的のポートに
たどり着く ( 転送先のホストが制限されてなけれ
ば )
– 本気で制限したいなら SELinux などで
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Ciphers
● 使用する暗号化プロトコルの順序の指定
● デフォルト値
– aes128-ctr,aes192-ctr,aes256-
ctr,arcfour256,arcfour128,aes128-
gcm@openssh.com,aes256-
gcm@openssh.com,aes128-cbc,3des-
cbc,blowfish-cbc,cast128-cbc,aes192-cbc,aes256-
cbc,arcfour
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使いドコロ
● 脆弱性の見つかった暗号プロトコルを外す
● cbc plaintext disclosure
– 2 の -14 ~ -18 乗の確率で 14 ~ 32bit の平文を回
復できる可能性
– 「 CPNI-957037 」( SSH 通信において一部デー
タが漏洩する可能性)
● OpenSSH-5.2 から CBC の優先順位が下げら
れた
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Banner
● ユーザ認証する前に表示するテキスト
● scp や sftp で接続したときでも表示される
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PrintLastLog
● ログインした時に最後にログインした日付
(lastlog) を表示する
– ~/.hushlogin があると表示されない
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PrintMotd
● ログインした時に /etc/motd( 今日のお知らせ )
の内容を表示する
– ~/.hushlogin があると表示しない
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使いドコロ
● 殺伐としたコンソールに突如黒魔道士が!!
● curl
https://gist.github.com/shin1x1/5230392/raw/b27b4
> /etc/motd
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UsePAM
● ChallengeResponseAuthentication で PAM の
使用を許可する
● PasswordAuthentication で PAM を使う
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使いドコロ
● ワンタイムパスワード
– pam_otpw を入れて設定
– PAM →でワンタイムパスワードが有効になる ssh
でも使う
● PAM でできることならなんでもできる
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certificate authentication
● 証明書認証 (OpenSSH-5.4 で追加 )
– ユーザ ( またはホスト ) の公開鍵を CA 局の秘密鍵
で署名
– 署名された公開鍵 ( 証明書 ) と秘密鍵をセットで
使う
– 証明書には有効期限を設けれる
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簡略図
ユーザ
秘密鍵
ユーザ
公開鍵
CA 局
公開鍵
CA 局
公開鍵
CA 局
秘密鍵
CA 局の秘密鍵で署名された
ユーザ公開鍵の証明書
ホスト秘密鍵/公開鍵
コピー
秘密鍵と証明書の
セットで認証
クライアント
サーバ
証明局
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設定方法 (1/3)
● CA 局で署名用の鍵を作成
– ssh-keygen -f ca-key
● サーバに CA 局の公開鍵を登録
– AuthorizedKeysFile で指定
– cert-authority オプションを追加
● ユーザの公開鍵を CA 局の秘密鍵で署名
– ssh-keygen -s ca-key -I keyid -V +30d id_rsa.pub
– 「 -V 」で有効期限を指定 ( 省略時無期限 )
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設定方法 (2/3)
● 署名された鍵をユーザへ
– id_rsa-cert.pub が生成される
● ユーザはペアの秘密鍵でアクセス
– ssh -i id_rsa remotehost
– 末尾に -cert.pub の付いている証明書が利用されるので
秘密鍵と同じディレクトリに配置
– OpenSSH-5.4 以降の ssh の動作
– ssh-agent で秘密鍵を登録する時に証明書も同時に登録
される
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設定方法 (3/3)
● 公開鍵の失効リスト
– 廃止された公開鍵のリスト
– 登録された公開鍵を使用した認証は失敗する
– ssh-keygen -k filename < 鍵 >
– RevokedKeys で設定
– 一度登録したら取り消せない
– 公開鍵が手元になくてもフィンガープリントや証
明書のシリアルで登録可能
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証明書の中身
% ssh-keygen -L -f id_rsa-cert.pub
id_rsa-cert.pub:
Type: ssh-rsa-cert-v01@openssh.com user ...
Public key: RSA-CERT 13:33:cc:d8:31:83:...
Signing CA: RSA ac:a6:ba:61:5a:fc:ff:92:...
Key ID: "keyid"
Serial: 0
Valid: from 2013-04-22T00:44:00 to 2014-04-22T00:45:11
Principals: (none)
Critical Options: (none)
Extensions:
permit-X11-forwarding
permit-agent-forwarding
permit-port-forwarding
permit-pty
permit-user-rc
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MaxStartups
● 認証を受け付ける sshd の数を 3 つのパラメー
タで指定
– < 起動数 > : < 切断確率 > : < 最大起動数 >
– 起動数を超える接続は、 2 つ目のパラメータで指
定した確率で失敗し、最大で 3 つ目のパラメータ
まで増え、それ以降は必ず接続に失敗する。
– デフォルト値: 10:100:10 (OpenSSH-6.1 まで )
–       : 10:30:100 (OpenSSH-6.2 から )
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CVE-2010-5107
● MaxStartups のデフォルト値が適切ではない
から認証 DoS ができますよって指摘
● telnet や対話式になる認証 ( パスワードやパス
フレーズの入力 ) を完了させずに連続で接続
すると簡単に引き起こせる
● LoginGraceTime が過ぎるまで新しい接続がで
きない
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その他
● アクセスコントロール
– DenyUsers/AllowUsers/DenyGroups /AllowGroups
● パーミッションのチェック ( 厳格なモード )
– StrictModes
● バージョン番号追加文字列
– VersionAddendum
まだまだある
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小ネタ
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RHEL/CentOS リリース状況
(2013/04 現在 )
OS 含まれているOpenSSH RHEL CentOS
リリース日 パッチ数 リリース日 パッチ数
5.0 openssh-4.3p2-16.el5.src.rpm 2007/03/14 34 2007/04/12 34
5.1 openssh-4.3p2-24.el5.src.rpm 2007/11/07 38 2007/12/02 38
5.2 openssh-4.3p2-26.el5.src.rpm 2008/05/21 39 2008/06/24 39
5.3 openssh-4.3p2-29.el5.src.rpm 2009/01/20 45 2009/03/31 45
5.4 openssh-4.3p2-36.el5.src.rpm 2009/09/02 49 2009/10/21 49
5.5 openssh-4.3p2-41.el5.src.rpm 2010/03/30 51 2010/05/14 51
5.6 openssh-4.3p2-72.el5.src.rpm 2011/01/12 56 2011/04/08 56
5.7 openssh-4.3p2-72.el5_6.3.src.rpm 2011/07/21 57 2011/09/13 57
5.8 openssh-4.3p2-82.el5.src.rpm 2012/02/21 63 2012/03/07 63
5.9 openssh-4.3p2-82.el5.src.rpm 2013/01/08 63 2013/01/16 63
6.0 openssh-5.3p1-20.el6.src.rpm 2010/11/10 31 2010/07/09 31
6.1 openssh-5.3p1-52.el6.src.rpm 2011/05/19 42 2011/12/09 42
6.2 openssh-5.3p1-70.el6.src.rpm 2011/12/06 45 2011/12/20 45
6.3 openssh-5.3p1-81.el6.src.rpm 2012/06/20 51 2012/07/09 51
6.4 openssh-5.3p1-84.1.el6.src.rpm 2013/02/21 53 2013/03/09 53
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5 にバックポートされてるもの
● openssh-4.3p2-chroot.patch(5.4 〜 )
● openssh-4.3p2-forced.patch(5.4 〜 )
● openssh-4.3p2-biguid.patch(5.7 〜 )
とかいろいろ
57 / 69
6 にバックポートされてるもの
● openssh-5.3p1-sftp_umask.patch(6.1 〜 )
● openssh-5.3p1-biguid.patch(6.1 〜 )
● openssh-5.3p1-linux-oomkiller.patch(6.3 〜 )
● openssh-5.3p1-netcat-mode.patch(6.4 〜 )
とかいろいろ
58 / 69
Out Of Memory killer
● 起動時に oom_adj を -17 にセット (OpenSSH-
5.4 以降 /* kernels <= 2.6.35 */)
● 起動時に oom_score_adj を -1000 にセット
(OpenSSH-5.7 以降 /* kernels >= 2.6.36 */)
openssh-server/src> grep -r oom_score_adj *
openssh-5.7p1/openbsd-compat/port-linux.c: {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
openssh-5.8p1/openbsd-compat/port-linux.c: {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
openssh-5.9p1/openbsd-compat/port-linux.c: {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
openssh-6.0p1/openbsd-compat/port-linux.c: {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
openssh-6.1p1/openbsd-compat/port-linux.c: {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
openssh-6.2p1/openbsd-compat/port-linux.c: {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
59 / 69
RHEL/CentOS では
● RHEL6.3 でバックポート
rpm/rhel/6.3/openssh-5.3p1-linux-oomkiller.patch:
+ {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
...
+ {"/proc/self/oom_adj", -17}, /* kernels <= 2.6.35 */
...
rpm/rhel/6.4/openssh-5.3p1-linux-oomkiller.patch:
+ {"/proc/self/oom_score_adj", -1000}, /* kernels >= 2.6.36 */
…
+ {"/proc/self/oom_adj", -17}, /* kernels <= 2.6.35 */
...
( openssh-5.3p1-81.el6.src.rpm 調べ)
60 / 69
RedHat の独自パッチ?
● openssh-5.3p1-ldap.patch(6.1 〜 )
– openssh-ldap.x86_64 : A LDAP support for open
source SSH server daemon
– 簡単なドキュメントと鍵検索用のプログラムとス
キーマが付属
● AuthorizedKeysCommand と
AuthorizedKeysCommandRunAs で設定
61 / 69
ユーザ権限で sshd を動かす
● 制約事項
– PAM が使えない
– 1024 より小さいポート番号が使えない
● 準備
– 鍵とコンフィグはユーザ権限で読める場所に
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楕円曲線暗号 (ECC)
● OpenSSH-5.7 から楕円 DSA(ECDSA) をサポ
ート
– OpenSSL のライブラリに依存
– RHEL6/CentOS6 標準の OpenSSL は今のところ
非対応
● 短い鍵長で今までと同じ強度
– 負荷が下がる
– RSA:3072bit ECC:256bit≒
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mosh っぽい何か
● roaming.h(OpenSSH-6.2)
– OpenSSH-5.3 の頃からある
void request_roaming(void);
int get_snd_buf_size(void);
int get_recv_buf_size(void);
void add_recv_bytes(u_int64_t);
int wait_for_roaming_reconnect(void);
void roaming_reply(int, u_int32_t, void *);
void set_out_buffer_size(size_t);
ssize_t roaming_write(int, const void *, size_t, int *);
ssize_t roaming_read(int, void *, size_t, int *);
size_t roaming_atomicio(ssize_t (*)(int, void *, size_t), int, void *, size_t);
u_int64_t get_recv_bytes(void);
u_int64_t get_sent_bytes(void);
void roam_set_bytes(u_int64_t, u_int64_t);
void resend_bytes(int, u_int64_t *);
void calculate_new_key(u_int64_t *, u_int64_t, u_int64_t);
int resume_kex(void);
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実装がなかった!
● roaming_serv.c(OpenSSH-6.2)
24 /*
25 * Wait for the roaming client to reconnect. Returns 0 if a connect ocurred.
26 */
27 int
28 wait_for_roaming_reconnect(void)
29 {
30 return 1;
31 }
65 / 69
実装がなかった!
● roaming_serv.c(OpenSSH-6.2)
24 /*
25 * Wait for the roaming client to reconnect. Returns 0 if a connect ocurred.
26 */
27 int
28 wait_for_roaming_reconnect(void)
29 {
30 return 1;
31 }
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まとめ
● いろんな認証方式や暗号方式があるよ
– ひとつに絞ると問題が見つかったときに全滅する
● ユーザに便利に使ってもらう設定もあれば制
限する設定もあるよ
● 万能じゃないので過信するな
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参考資料
● OpenSSH.org
– http://www.openssh.org/ja/
● OpenSSH 日本語マニュアルページ
– http://www.unixuser.org/~euske/doc/openssh/jman/
● OpenSSH 情報
– http://www.unixuser.org/~haruyama/security/openssh/
● 入門 OpenSSH
– http://www.unixuser.org/~euske/doc/openssh/book/index.html
68 / 69
Connection closed
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