#cookpad_huit LT大会の資料です。

1. Serverlessに触れてみる
@teru0x1

2. 小野 輝也(おの てるや) @teru0x1

3. • B3
• 北大 情報理工学コース
• 半年くらいシステム開発の会社でバイトしてます
• ブログ（https://cha-shu00.hatenablog.com/）
• Qiita（https://qiita.com/teru0x1）
• Twitter（@teru0x1）

4. • Web周り
• Laravelとか自作MVCとか
• セキュリティ周り
• 「マルウェアに感染したと思ったら（多分）してなかった話」
https://cha-shu00.hatenablog.com/entry/2018/08/25/122848
• 「nmapでポートスキャンを試す」https://cha-
shu00.hatenablog.com/entry/2018/08/01/182920

5. • 低レイヤ、システム、言語周り
• 「nasmのプリプロセッサでフィボナッチ数列を作ってみた」
https://cha-shu00.hatenablog.com/entry/2018/08/05/225114
• 「『ファイルシステムのマウント』とは何なのか」
https://qiita.com/teru0x1/items/db4b64144c8d8f3f5162
• 「スクリプト言語「Sheep」を作ってみた」
https://qiita.com/teru0x1/items/aabae915a963d54c3072

6. • コミュニティ活動
• 「セキュリティ・ミニキャンプ北海道でチューターをしました」
https://cha-shu00.hatenablog.com/entry/2018/11/06/195754
• 「SecHack365を修了しました。」https://cha-
shu00.hatenablog.com/entry/2018/03/29/223853
• その他
• 機械学習、画像処理、関数型言語、RaspberryPi、インフラ関連なども
少し

7. 最近気になってる技術
？

9. サーバーレス

10. 去年の8月

11. （いまさら）読んだ

12. 使いたい！！！

13. 図書返却期限通知くん
~早よ返せ~
(「大学から借りた図書の返却期限が迫ってきたらLINEに通知が来るやつ作った」https://cha-shu00.hatenablog.com/entry/201

14. • 大学の図書館システムからスクレイピングして借りてる
図書の返却期限が迫ればLINEへ通知
• これまではPCで定期実行してた

16. クラウド利用のメリット
• 24時間起動している
• 落ちない（多分）
• 少量の利用なら無料

17. AWS Lambda
• Amazon Web Serviceが提供するサービスの1つ
• サーバーレスと呼ばれるアーキテクチャを採用

18. サーバーレス？
• サーバーは設定がめんどい（何台用意する？メモリは？
）
• サーバーを意識せずとも「タスク」が実行できる

19. サーバーレスの特徴
• CPUが動作した時間で課金(=> タスクに対する課金）
• フルマネージド（スケーラビリティの確保、セキュリテ
ィアップデートなどを勝手にしてくれる）

20. 使い所(1)
イベント発生時に何か処理
イベント内容 処理内容
異常を示すログの出力 管理者のSlackに内容を通知
画像のアップロード
画像にフィルタ処理をして別のところ
に投げる

21. 使い所(2)
定期実行
トリガー 処理内容
毎朝8:00 管理者のLINEにメッセージを通知
毎月1日 バックアップの作成

22. Lambdaへの移行
• コードをそのままアップロードして定期実行の設定をす
れば終わり
• ただし図書館システムへの認証情報をどう扱うか？

23. 認証情報の扱い
• コード中に認証情報を書くのはダメ、絶対
• 手が滑ってgit pushしてしまうかもしれない
• 手が滑ってスクショをツイートしてしまうかも
• 【怖い話】githubには認証情報を盗むクローラーが巡回している（参考：
https://qiita.com/saitotak/items/813ac6c2057ac64d5fef）

24. 前バージョン
• keyringというプログラムからMac付属のキーチェーンを
利用できるライブラリを使用

25. Lambdaバージョン
• 環境変数を定義できる
→ GitHub、スクショ問題はこれでクリア
• その際、事前に作成した鍵で暗号化が可能
→より安全に！

26. 機密情報を格納する環境変
数
暗号化された情報

27. 復号化処理
暗号化された環境変数

28. あとはコード乗っけるだけ

30. 定期実行設定

32. AWS使ってみた感想

33. • リージョン、IAM、Key Management System、ルートユ
ーザー、管理者ユーザー、アクセスキーなど聞きなれな
い概念に初めは困惑した
• Lambdaは思いの外すぐに動かせて楽しめた

34. まとめ
• サーバーレスで手軽に計算資源を利用できた
• 環境変数を使って認証情報を安全に扱うことができた
• AWSはネット上の情報も豊富でとっつきやすい（実は最
初はIBM Cloud Functionを使おうとしていたが情報が少な
くて諦めた）