YOKOHAMA YOUTH Ups!2016-2017 Kick Off! 〜多様な主体がつながり、創発するハマのシビックプライド〜 での講演資料です。 講演：特定非営利活動法人　五つのパン　岩永 敏郎 様

1. 特定非営利活動法人 五つのパン
弱さを隠さずにかえって絆として

2. 精神障がい者
地域活動支援センター
マローンおばさん
の部屋
精神障がい者対応
ヘルパーステーション
クリスチャンワー
カーステーション
高齢者の生きがいと
障がい者の働きたいを
つなげるワークショッ
プ
いのちの木
特定非営利活動法人 五つのパン
ピアヘルパーの活
用
カフェ＆手づくり
製本
カフェ＆縫い物、編み
物

3. 統合失調
症
強迫性神経障
害
ピアス
タッフ

4. 福祉施設に希望が持てない
将来に選択肢が無い
年金だけでは生活が出来ない

5. 発達障害当事者会
てくてく会の定期的な開催
日本の医療の遅れ 診断されない障がい
二次障害（うつ病）による生活のリスク
大人の発達障害

6. 高齢者から障がい者へ
ものづくりの背後に人のぬくもりがある それが
見える
母が教会の子どもたちへ ニット帽をプレゼントす
る

8. 技術継承先を模索してきた 本づくり職人

9. 本づくり学校の教科書 一般書店に並ぶ
本づくりカフェ
手製本の市場を拡大する

10. これまでの歩み

11. １９９２年 ３２歳 電子部品会社営業マン時代
人生の目的を見失い、教会に
行く

12. ６歳で召された 永遠（とわ）ちゃ
ん
教会で子育て支援がスタートをする。二匹のさか
な文庫
病室で絵本を読み続けたお母さんと永遠ちゃん

13. いじめや虐待の無い街づくり

14. 教会のビジョンに献身を
する
４０歳からの新しい人
生
２０００年３月３１日 会社を辞め
る
小さなことに忠実なものは
大きなこともに忠実であ
る 聖書
教会で大工をして後に、二年間のアルバイト
早朝 ジョナサンのモーニング担当

15. 夜勤 身体障がい者のグループホームでの出会
い
スタッフのＴさ
んとの出会い
車いすの青年 Ｎさ
ん
精神障がい者の思いを知
る

16. Ｔさんの結婚
仕事を継続できない二人の現実に直面

17. ２００２年６月
有限会社五つのパン 設立式 マンション
の一部屋
夢は 「絵本づくりと
精神障がい者対応の訪問介護事業所

18. １６坪の店舗へ移転 ピアヘルパーの活用 半分を
ものづくり
精神障がい者対応の訪問介護事業所
マンションの一部屋から
２００４年 NPO 五つのパンを設立

19. 働けそうで働きが継続しにくい人々との
関わり
企業にも属さず、福祉にも属せず、生活保護の対象にも成らず
地域コミュニーティにも属さない人々

20. ２００８年 先駆者との出会い
港南台タウンカフェ ＆ 美篶堂（手製本の老
舗）
当初のビジョンが、より明
確に

21. ２００９年９月 マローンおばさんの
部屋設立
精神障がい者 地域活動支援セン
ター
絵本カフェに、子育て中の親子が集うよ
うになる

22. 手作り製本の様
子
働けそうで働きにくい人々の存在 人間関係が難しい
横浜北部は 発達障がいが多いと精神科医から聞く

23. • 絵本カフェ
• ものづくり（手製
本）
• セレクトショップ
地域に開けれた障がい者施設 親子づれでに
ぎわう
精神障がいへの偏見が少なくなる

24. 有隣堂にて販売スター
ト

25. 近隣の高齢者専用賃貸住宅、近隣の高齢者専用賃貸住宅、震災時孤立化震災時孤立化
地域ケアプラザ高齢者サロンに参加 地域ケアプラザ高齢者サロンに参加
孤立がちだった高齢者との交流孤立がちだった高齢者との交流につながるにつながる
高齢者サロン 出張カフェの様子高齢者サロン 出張カフェの様子
震災時 地域高齢者の現状を知震災時 地域高齢者の現状を知
るる

26. １、高齢者の孤立化
２、地域つながりの希
薄化
３、福祉担い手の不足
都筑区は、平均年齢４０歳
年々増加する高齢者 転入者の７０％
子どもたちを頼って転入（呼び寄せ高齢
者）
新しい街に馴染めず孤立化し、認知症となるケースが多
い
地域の課題が見えるようになる

27. 市場
障がい者
高齢者
それぞれの賜物
職人 ファッションエディター デザイナー イ
いのちの
木

28. 多世代ものづくり交流カフェ多世代ものづくり交流カフェ いのちの いのちの
木木
「「高齢者高齢者やや職人職人の知恵や経験をの知恵や経験を
障がい者障がい者やや若い世代若い世代の働きたいにつなげるの働きたいにつなげる」」
横浜市セーフティーネットモデル事業横浜市セーフティーネットモデル事業
（２０１１年１２月から２０１２年３月までの限定予算）（２０１１年１２月から２０１２年３月までの限定予算）

29. ２０１２年４月 いのちの木２０１２年４月 いのちの木自主運営自主運営へへ
高
齢
者
主
婦
若
者
障
が
い
者
子
供
赤ちゃんから高齢者までが互いに支え
合う教会での経験がヒント
縦割り社会の為、横につなげる
ような制度がないことを知る
おじいちゃんおばあちゃんか
ら孫へ

30. ミシンの音のするカ
フェ
いのちの木

31. 横浜市長の訪問を受ける

32. ２０２５年 １００万人が後期高齢
者

33. ＮＨＫ クローズアップ現代より
増え続ける高齢者 地方から転居

34. ミッションと
企業や行政との連携と
地域経済の活性化

35. 本づくり学校 開
設
職人の技術継承 手製本の文化の継承 新規雇用の
創出
手製本の老舗 美篶堂 × いのちの木
一年 ２４回の授業

36. 高齢者の人生が尊重され、
障がい者等の働きが生み出さ
れる
第１弾

37. 編み物サークル
かつて培った技術が再度生かさ
れ、若い人々の好みを聞いて商
品化
顔や名前を覚え、
ご主人を亡くした悲しみを分かち合
い、
編み物を楽しむ
人間関係で見えてくる悩みや傷、
スタッフが祈りつつその心に耳を
傾ける

38. 趣味の世界を楽しむ

39. ビヨンドザリーフさんとの出会い
JJ ファッションエディターが立ち上げたブラント 編み手として参加

40. おばあちゃんたちのプロ意識 職人の技の領
域へ
編み目の美しさの追求 日本女性ならではの技

41. 資本主義経済のただなかに
競争により、コミュニティーが商売の場になる 人心
が乱れる

42. コミュニティーの継続を支える為にチャレンジ
いのちの木のニットのオリジナルブランドを設立

43. 若いお母さんの話し合い
自分たちでも編み物をしよう
おばあちゃん世代の話し合い
さらに新しいものをつくろう
時代背景の違う世代 会社観の相違

44. ２０１５年１月１日 読売
新聞

45. ミシンの女性スタッフの献身的な働き

46. 足りないところを指摘し合うのではなく、
かえって補い合う関係性

47. いのちの木オリジナルブランド ＤＯＲＣＡ
Ｓ（ドルカス）

49. 行政
企業 地域
コミュニティー
伸び悩む福祉予算 複雑化する地域の
課題
福祉制度の狭間にある方々への支援

50. 発達障がいを担う宣教師
福祉施設では希望を見出せない
車椅子の青年との出会い

51. 高齢者の人生が尊重され、
障がい者の働きが生み出され
る
第２弾

52. 一枚の写真から自分史を
つくるプログラム

53. 本づくり学校 × いのちの
木
地域包括支援センター
葛が谷ケアプラザ
横浜国大（生きがいの研
究）
× 河出岩男社長
一枚の写真から カフェでつくる自分史

54. やさしい絵本で街づく
り６歳で召された女の子
（病院からお家へ帰ることが出来ない子供たち）
二匹のさかな文庫
北海道 剣淵町 絵本の館
絵本カフェ（マローンおばさんの部屋）
絵本カレンダー手帳づくり
本づくり学校
パソコンデザイン教室（いのちの木）
夢 絵本づくりカフェ

55. 弱さを担った人々が、
喜んで生活できる社会が
豊かな社会だと思っていま
す。