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坂
他の地域とちがい、急勾配の高低差がある。
8. 山手エリア
住宅
山手側は住宅地として安定している。
9. 山手エリア
文教施設
学校や市立図書館等、文教施設が山の上に集中している。
10. 下町エリア
風俗店街
風俗店やラブホテル等がこのエリアには点在している。
11. 下町エリア
飲屋街
個人経営の飲み屋が集まっている。
18. マッピングによって
見えて来たもの
野 毛 地 区 は、飲 食 店 や 風 俗 店 が 多
い 夜 の 歓 楽 街。闇 市 の 名 残 も あ っ
て、建 物 の 大 き さ も 関 内 な ど に 比
べ て 小 さ く、個 人 経 営 の お 店 な ど
が 多 い エ リ ア。山 手 地 区 は、坂 道
が 印 象 深 い 住 宅 地。周 り に は 小 中
学 校、図 書 館、市 営 動 物 園 な ど 文
教施設が点在するエリア。
20. 地形
T o p o g ra p hy
(m)
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/
23. R-18
Adult
( 軒/㎡ )
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/
24. 文教
E d u c at i o n
( 棟/㎡ )
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/
25. 住宅
House
( 戸/㎡ )
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/
26. 人口密度
P o p u l at i o n d en s it y
( 人 /km²)
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/
27. 世帯数
H o u s eh o l d s
( 世帯 / ㎡ )
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/
28. 核家族
N u c l e ar f amily
( 家族 / ㎡ )
横浜市統計ポータルサイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/
30. ソシオランドスケープによって
みえてきたもの
野 毛 地 区 は 歓 楽 街、山 手 地 区 は 住
宅 地、文 教 エ リ ア と 個 性 が 表 れ て
お り、建 物 で 見 る と、核 家 族 が 少
な そ う に 見 え る。し か し、実 際 に
世 帯 構 成 を 見 て 行 く と、核 家 族、
子供が少なくないことがわかった。
つ ま り 都 市 の 構 え と、プ レ イ ヤ ー
が一致していない。
31. この地域のプレイヤー
・下町の飲食店で働く人
・山の手に住む大人
・下町に住む児童
・下町に住む大人
・飲み屋にくる大人
・風俗にいく人
・風俗で働く人
プレイヤーによって、
求めているコミュニケーションの質が異なる。
41. 下町エリア
空地
必要のなくなった土地は駐車場となり、
野毛地区に多く点在している。
43. 下町エリア
空家
既存の建物に新たに店舗が入る事はなく、
そのままの状態で残っている。
50. 外来者
下町住民
通りの抜け
エリアA:大空間型
山の手、下町エリア両者に境がなく
集まれるお祭り的なことができる空間。
54. 外来者
下町住民
C
E
K
D
エリアB:中庭型
地域施設が道を挟んで建っている !"#$%
ような空間。空き地を介した複合的な
用途ができる。
share
60. 外来者
下町住民
視線の抜け
通りの抜け
エリアC:分棟型
多くの建物が接している空間を
ゲーティッドコミュニティ形式にして、
密なセミパブリック空間をつくる。
63. 結論
先 ほ ど 、空 き 地 を 読 み 替 え る 事 で 公 共 性 に 濃 淡 を つ け た 3 パ タ ー ン の 土 地
利 用 を 提案した。
山 手 に はある公共スペースが、野毛には欠けて い た 。
土 地 の 読み替えによって、野毛にも公共性のあ る 空 間 を 創 造 出 来 た 。
「公 共 」 という言葉は強い。どこにでも公共性 の あ る 空 間 を 現 出 さ せ る こ
と に 抵 抗感のある人もいるだろう。
今 回 私 達は、3つの濃淡を異にする公共性のあ る 空 間 を 想 定 し て み せ た 。
日 本 は 縮退の時代をすすんでいる。
そ の な かで、その土地にあった公共性をつくり だ す こ と が 、 こ の 発 表 の あ
と で は 考えうるようになっているのではないか 。
縮 退 の 時代を悲観的にのみ捉えるのではなく、
読 み 替 えによって可能性が広がると考えてみた い 。