葛飾ロータリークラブにて招待講演した際に使用した資料 「仮想通貨」「ブロックチェーン」から金年世界で起きている「分散化」という社会現象について説明する。

1. 仮想通貨とブロックチェーンと分散化する社会
いま世界で起きている「分散化」という大きな流れを理解し、
日常生活やニュースの解像度をあげる
渡辺大智

2. 自己紹介
渡辺大智(20)
▽データサイエンティスト1年くらいやってた
・ PKSHA Technology インターン実務
・東大人工知能開発学生団体HAIT運営
▽仮想通貨関連の事業やってたら金融庁から摘発された
・ iMining（クラウドマイニング）起業、経営
・3月に終了（ここら辺もこの後ちょっと話す）
▽ブロックチェーンエンジニア
・ブロックチェーンを使って何ができるか研究中
・エンジニア（開発者）コミュニティつくった
先端テクノロジーをどうモノに落とし込んで、
インフラ化させるか研究している奴

4. 最近では、、、

5. ブロックチェーンってそもそも何ぞ？？？
仮想通貨と何が違うん？？
なんだか、難しそうだなあ怖いなあ。。

6. 今回の全体の流れと目標
仮想通貨がわかる
ブロックチェーンがわかる
「分散化」する社会がわかる
なるほど！！

7. 仮想通貨

8. 定義
中央銀行などの管理者がいない、
特定の暗号技術によって管理されているデジタル上の通貨

9. 歴史（経緯）
・1990年代：研究、実装の開始、失敗
・2008年：Satoshi NakamotoがBitcoinの論文発
表
・2014年：マウントゴックス事件
・2015年：Ethereum誕生
・2018年：コインチェック事件

10. 何がすごかったか
中央管理者（銀行）がいなくても、
この暗号技術を使えばモノ（通貨）を
流通させることが出来ると判明した。

11. ブロックチェーン

12. 定義

14. 今までの技術では解けなかった問題が解けたからすごい

15. 人々が思ったこと
ブロックチェーンを使えばあらゆるものを、
非中央集権化できるんじゃね？

16. 人々が思ったこと
• 通貨は１つの例に過ぎない
• メルカリ、事務所などの手数料を完全に０にすることは可能か
• 中央に全ての個人情報が集まることへの不満
• 管理者による情報フィルターの払拭
• 正当なカジノを実現する
• 地域ごとの独立への汎用は可能か

17. 分散化する社会

18. 中央集権への不満
・手数料、税金などが取られる
・一度に大勢の個人情報が流出する可能性がある
・正しい情報が自分の元に届いているか不明
・公表している内容と自体に違いがないか不明
・データの改ざん問題
・サービスを移転しづらい
Etc..

19. 活用事例（Spotify）

20. 活用事例（ALIS）

21. 活用事例（その他）
不動産取引 アート作品取引 国家書類、医療データ

22. 身の回りの例え(イメージ)

23. 最後に(まとめ)
• 中央集権型に対して不満を持っている人は多い
• 仮想通貨は彼らの成功作品のうちの１つ
• ただし、そこで使ったブロックチェーンという
技術を汎用すれば他にも分散化出来るものが
まだまだたくさんありそう
• 究極的に彼らが目指している世界は、あらゆる
ものが分散化した経済