Hironobu Ueno, CEO/CTO of double jump.tokyo, talked about the future of blockchain game, and My Crypto Heroes(MCH) in the meetup.

1. これからのブロックチェーンゲームについて
2019/10/26

2. double jump.tokyo Inc. 2
本日はこのような機会をいただき
ありがとうございます！
しかし、なんだか分かりませんが
やたらBTCが上がってるなぁ。。

3. double jump.tokyo Inc. 3
「これからのブロックチェーンゲームについて」
というお題なので、個人的な見解を
多分に含んだことを記載してます。
むしろ、これをたたき台にいろんなお話したいです。

4. double jump.tokyo Inc. 4
様々なゲームジャンル＆様々なIPモノがリリースされ
どんどんスケールしていく
ブロックチェーンゲームはまだまだ埋められていないゲームジャンルがあり、
まずはそれら空席のジャンルが埋められることになる。
また、先進分野に積極的なIPモノから順次リリースされていく。
ジャンルやIPのいずれかに引っかかりを持ったユーザから
少しずつしかし着実にユーザ母数が増えていくことになる。
ブロックチェーンゲームという技術的/UX的面白さに引っかかるユーザは
やはりかなりのイノベーター層だと考えられる。

5. double jump.tokyo Inc. 5
著作者（IPホルダー）に
適切に利益配分される世界を目指すことで
参入IPが増える
絵画の世界の二次流通マーケットでは、絵画が有名になれば
元販売価格の100倍といった価格で取引されることは珍しくありません。
しかし、著者には一切利益分配されない世界です。
それはさすがにアンフェアな世界じゃないですか？
NFTは二次流通も主体になる世界なので
著作者にも適切に利益が行く世界を構築していきたい。
そうすることでIP側も参入しやすくなると考えられる。

6. double jump.tokyo Inc. 6
ユーザ母数が増える際に先行者利益が発生し
適切なバランスに落ち着いていく
発行数が限られたNFTに対してアクティブユーザが増えると
自動的に価値は上がっていくと考えられる。（不動産/金等）
そのため初期は先行者利益が発生しやすいが
エコシステム内で適切なバランスに落ち着いていくのではないか。
爆発的にユーザが増えるタイミングでどうなるかは予測しきれない。

7. double jump.tokyo Inc. 7
「ゲームの目利き力」をスキルとする投資家
つまりNFTインベスターが活躍する
財務諸表等から株投資するタイプの投資家と並び立つように
ゲームの目利き力（どれだけ流行るか）からNFT投資するタイプの投資家が
活躍する世界がくるのではないか。
もしかすると「ファミ通レビュー」のような
ブロックチェーンゲームレビュー団体が力を持つかもしれない。
もっとゲーム開発段階から先行投資するようになるかもしれない。
なかなか興味深い世界。

8. double jump.tokyo Inc. 8
NFTおよびNFTを所持するユーザ=デジタル人格が
中心となり、様々なゲームを遊ぶという世界観が広がる
デジタルデバイス（VR/AR, IoT, 高機能スマホ）によって
デジタル世界における人格（デジタル人格）が主体となる社会が来る。
実際、SNS上の影響力等考えると既に来てるとも言える。
そうなるとデジタル人格が主体で、彼が様々なゲームで遊ぶ、
それらを繋ぐものとしてNFTが利用されるのではないかと考えている。
ゲームは既に、ある年齢層に閉じた趣味ではなく、
むしろ全年齢/性別/全世界に広がる人生を通した趣味になっているのだから。

9. double jump.tokyo Inc. 9
NFTを通してゲームとゲームが繋がれていく
様々なゲームがその環の中に入っていく
「有料ガチャ＋RMT＝賭博」の方程式が成り立つ中で
前者をビジネスモデル中核にしているゲーム会社はブロックチェーンゲームに
参画しづらい状態になっている。
しかし、NFTを通じてゲームとゲームが繋がれていくと
その環の中に入っていくことが重要になってくるはずなので
どこかのタイミングで参入することになるのでは。

10. double jump.tokyo Inc. 10
ブロックチェーンゲームならではの
ストック（資産）とフロー（消費）のバランスは
どこか最適解があると考えられる
オンラインゲームのキャラやアイテムは
そのゲームで遊ぶための消費だった。
ブロックチェーンゲームにおいてはNFT（資産）となる。
しかし、NFTのみだとゲーム世界に資産のみが増え続けることになるため
資産価値維持のためにも適切な消費があるはず。
この最適解にまだ達していないが、
もしゲームメカニクスに組み込めればより発展するのではないか？

11. double jump.tokyo Inc. 11
ゲームに費やすお金が適切化されていき
「積立型ゲームサブスク」みたいなものが出てくる
皆さん、今までいくらくらいゲームにお金を費やしているでしょうか？
大人のゲーマーならまあまあ消費しているのではないでしょうか^^;
ブロックチェーンの場合、NFTという形でゲーム資産が残っていくため、
「毎月xxx円」のように適切額を決めて購入していくことで、
年単位で見るとどんどん遊び幅（資産）が増えていくことになります。
ゲームだけど積立型になり、消費もするので元本保証ではないですが
それでも完全消費ではない形でどんどん資産化していく世界があるのでは。

12. double jump.tokyo Inc. 12
リアルとデジタルが混じり
当たり前のようにNFTを扱う時代になる
特にAR等が発展すれば目の前の日常生活がディスプレイとなり
リアルとデジタルはさほど区別する意味がなくなる世界になる。
このとき、「発生した事実を記録する」世界から
「記録したことが事実になる」世界にパラダイムシフトが起こり、
事実の記録先としてパブリックブロックチェーンが選ばれる。
Ethereumはデジタル世界の時間進行を司るものへと集約されていく。

13. double jump.tokyo Inc. 13
「レディ・プレイヤー１」の世界が実現する^^;

14. double jump.tokyo Inc.
BEYOND