労働と仕事。 仕事と労働。 頭の知性が人間を生物から、無機的な機械にしているのではないか。テクノロジーの進化とカラダの退化は、果たして新しい未来と言えるのだろうか。 テクノロジーを有機的に扱えること。自然との対話からからだの知性に気づくこと。大地も、植物も、生物も、人間も、みな水と空気で呼吸していること。 水脈と気脈を人工的につくるならば、見えない毛細血管まで再現しなければならないことを、都市部だけが猛暑日(最高気温が35度以上)という不自然な現象が物語っている。 これは頭の知性が、労働と仕事を分けたことの功罪なのではないか。自然と対話できる言語、すなわち、からだの知性を取り戻す言語に気づくことが必要なのではないか。