私たちが提案するのは、「とりでクル」という取手市とサイクルを合わせた、自動車よりも自転車が多い街です。 郊外に住んでいると、街中に行くために買い物や通勤のため外出の際に欠かせないのが自動車です。しかし、調べてみると郊外である取手市は競輪場があったり、サイクルアートフェスティバルというイベントを開催したりと、とても自転車になじみのある地域という事がわかりました。また、取手市はあまり勾配のある坂道がないということが分かったので、私たちはそこに目をつけて、自動車ではなく、自転車を主としたエコな街を提案させていただきます。 ところで、自動車に比べて自転車のメリットとは何でしょう? 私たちはまず、健康にいい、運動なる、地球に優しいといった3点が挙げられると思います。 そしてこの3点はサイクルしているのではないでしょうか。自転車を漕ぐことによって運動になり、運動をしても自動車のように二酸化炭素を多く含んだ排気ガスを出すこともありません。よって地球に優しくなり、それは人々の健康にも繋がります。また、健康のためには運動をし……と、クルクルとサイクルしています。とりでクルのクルはサイクルのクルであり、このサイクルの意味も表しています。 郊外に住むとなると、移動距離が都会よりも多くなります。ということは、買い物の際は荷物を運ばなければいけません。そのため、今までは自動車に頼ってきました。とりでクルでは、それらを自転車に置き換えます。 そこで今回は自転車とリヤカーが合体した自転車の導入を提案します。ヨーロッパでもよく利用されているカーゴバイクが元になっています。子どもも買い物したものも一緒にいれて移動ができる自転車です。 また、普通の自転車にリヤカーを取り付けて、 野菜を売ったりお花の販売をしたりすることもできます。自転車での移動販売だと、お客さん側が声もかけやすくコミュニケーションが生まれやすい環境をつくることができます。 これらを実現するために、街に自転車専用の道路や自転車置き場などの整備が必要です。 しかし! エコ志向な現代で、このような街があれば あえて郊外に住もうとする人が増えていくのではないでしょうか!