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リネン布吸着法による大気中塵埃の放射能量測定プロジェクト
フクロウの会/放射能測定プロジェクト
2014.7.26 青木一政
1.プロジェクトの目的
(1) 福島県周辺での大気中塵埃の放射能汚染の実態を定量的に明らかにする。
(2) 地域の住民自身により、被ばく最小化、環境汚染最小化のために何を行えばよいか、行うべ
き課題を明確にする。
(3) 行政に対して住民の被ばく最小化、環境汚染最小化のための要請の客観的資料とする。
2.調査方法
リネン布(150cm×40cm、2 枚/1 地点)を調査対象個所(屋外)に設置する。
10 日間リネン布に大気中塵埃を吸着させる。設置者はその場所の天候を記録する。
リネン布を回収しジップロックに入れてちくりん舎に送付してゲルマニウム半導体測定器で測
定する。
3.対象地点
福島県内 30 カ所
4.調査期間
2014 年 8 月~10 月
5.経費負担
調査に係る実費 経費の負担計画
リネン布代
および雑費
1000 円/地点×30 地
点
30,000 地元協力者負担 3000 円/地点×
30 個所
90,000
測定料金 18 時間測定
16500 円×30 地点
495,000 ちくりん舎負担
30検体中10検体
分を無償測定協
力
16,5000 円/地
点×10 地点
16,5000
フクロウの会/放
射能測定プロジ
ェクト
上記以外の費
用
270,000
合計 525,000 合計 525,000
6.プロジェクト推進体制
(1) 放射能測定プロジェクト、風下の会、ちくりん舎の三者の共同プロジェクトとして推進する。
(2) 全体のとりまとめ:(主)青木一政(放射能測定プロジェクト)、(副)深田和秀(風下の会)
(3) 設置場所選定、地域での推進:深田和秀(風下の会)
(4) 測定とりまとめ:浜田和則(ちくりん舎)
7.調査結果・成果の報告等
調査結果・成果は三者の共有物として連名で発表する。
以上

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  • 1. リネン布吸着法による大気中塵埃の放射能量測定プロジェクト フクロウの会/放射能測定プロジェクト 2014.7.26 青木一政 1.プロジェクトの目的 (1) 福島県周辺での大気中塵埃の放射能汚染の実態を定量的に明らかにする。 (2) 地域の住民自身により、被ばく最小化、環境汚染最小化のために何を行えばよいか、行うべ き課題を明確にする。 (3) 行政に対して住民の被ばく最小化、環境汚染最小化のための要請の客観的資料とする。 2.調査方法 リネン布(150cm×40cm、2 枚/1 地点)を調査対象個所(屋外)に設置する。 10 日間リネン布に大気中塵埃を吸着させる。設置者はその場所の天候を記録する。 リネン布を回収しジップロックに入れてちくりん舎に送付してゲルマニウム半導体測定器で測 定する。 3.対象地点 福島県内 30 カ所 4.調査期間 2014 年 8 月~10 月 5.経費負担 調査に係る実費 経費の負担計画 リネン布代 および雑費 1000 円/地点×30 地 点 30,000 地元協力者負担 3000 円/地点× 30 個所 90,000 測定料金 18 時間測定 16500 円×30 地点 495,000 ちくりん舎負担 30検体中10検体 分を無償測定協 力 16,5000 円/地 点×10 地点 16,5000 フクロウの会/放 射能測定プロジ ェクト 上記以外の費 用 270,000 合計 525,000 合計 525,000 6.プロジェクト推進体制 (1) 放射能測定プロジェクト、風下の会、ちくりん舎の三者の共同プロジェクトとして推進する。 (2) 全体のとりまとめ:(主)青木一政(放射能測定プロジェクト)、(副)深田和秀(風下の会) (3) 設置場所選定、地域での推進:深田和秀(風下の会) (4) 測定とりまとめ:浜田和則(ちくりん舎) 7.調査結果・成果の報告等 調査結果・成果は三者の共有物として連名で発表する。 以上