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汎ヨーロッパにおけるユースワーク
の定義の形成過程と課題
両⾓達平
(独)国⽴⻘少年教育振興機構
⻘少年教育研究センター 研究員
駒沢⼤学・⽂教⼤学・東京⼥⼦⼤学 ⾮常勤講師 など
2020年11⽉5⽇
ユースワーカー養成研究所
ユースワークの定義検討会①
⽇本のユースワークの定義にむけて
EUと欧州評議会の違い
汎ヨーロッパにおける
若者政策の形成
汎欧州の若者政策の発展
欧州評議会
における若
者政策の萌
芽
若者政策担
当⼤⾂会合
と欧州若者
憲章
若者政策の
「欧州基準」
をめぐる若
者政策レ
ビューの試み
欧州若者⽩書
(2001)と
若者政策の「欧州基
準」の現実化
EU の若者
政策の発展
汎欧州レベ
ルでのユース
ワークの基
盤形成
今⽇の汎欧州の若者政策
若者政策とは…
• 「国の若者政策(national youth policy)とは、当該国における若年
層の良好な⽣活状況や機会を保障する政府の公約および実践である」
(Council of Europe, youth policy manual)
• 特徴
• 対象︓限定的 / 広範
• 政策の実⾏⼒︓弱い / 強い
• 根拠⽂︓体系化 / ちりぢりバラバラ
• 法制化︓必須要件ではないが、望ましい
今⽇の、汎ヨーロッパにおける若者政策とは
良質な若者政策の8つの基準
(欧州若者フォーラム作成)
若者政策の指標の具体例
ヨーロッパにおける若者政策の基準
1. 若者政策が⼈権基盤型アプローチ
若者の権利が概念として認識されている
若者政策が多元性、⺠主主義、⼈権などの普遍的価値に根ざしてい
る
⼈権にかんする既存の法定措置を是認している
若者政策が若者には若者の権利があることを認識している
2.エビデンスに基づいた若者政策
若者を代表する集団についての調査が実施されている
調査データが改竄されていない
⼗分な資源が投⼊されている
最新の知⾒に基づいて政策が形成されている
3. 参加型の若者政策
ステークホルダーが参加している
すべての審議過程で若者団体が参画している
団体に所属していない若者、機会に恵まれていない若者が参画してい
る
4. 多層的な若者政策
国の若者政策がそのほかの次元の若者政策の存在を認識している
次元の異なる若者政策の⽬標が調整されている
若者政策の施策が地理的、経済・社会的な多様性を考慮している
5. 戦略的な若者政策
包括的な戦略がある
⽬標が数値化され、資源が投じられ、実施時期が明確
6. 若者政策への
⼗分な予算がつけられている予算が確保されている
若者団体、若者に能⼒形成の⽀援がされている
公的機関に⼗分な財源、⼈的資源が投じられている
7. 若者政策へのコミットメントと責任
ステークホルダーに対するアカウンタビリティが明確
政策形成者によるレポートが公開される
若者団体による若者政策実施のモニタリングがされり
8. 領域横断的な政策
領域を超えた効果的な連携がある
若者を中⼼課題に沿えている
若者政策の評価が、異分野でピアラーニングの⽅法として使われている
良質な若者政策の8つの基準
(Burrowesほか, 2017)
EU、ユースパートナーシップ、欧州評議会の若者政策(youth policy)
項⽬ EU
(欧州連合)
ユース
パートナーシップ
欧州評議会
(Council of Europe)
担当部局 欧州委員会教育・⽂化総局
(Directorate-General for
Education and Culture: DG
EAC)
欧州評議会 ⺠主参画総局 若者局
欧州評議会・欧州連合 ユースパート
ナーシップ
欧州評議会 ⺠主参画総局 若者局
概要 EUにおける若者政策の執⾏機関 欧州評議会と欧州委員会の若者政
策の共同事業の実施体
参画型の若者政策を加盟国に実施
してもらうこと、若者が参画する若者
政策の形成を促進する政府間組織
場所 ベルギー、ブリュッセル フランス、ストラスブール フランス、ストラスブール
施策 エラスムス +
ヨーロピアン社会的連帯コープ
EU ユースダイアログ など
調査研究・政策提⾔
普及・学習機会の提供
実践者・研究者の⼈材のネットワーク
化
ヨーロピアンユースセンターの運営
欧州若者基⾦
政府間連携
共同運営(Co-management)
施策対象
国
27カ国 50カ国 50カ国
EUの政策形成のプロセス
若者がつくる欧州評議会の
若者政策のしくみ
• 欧州評議会(47加盟国)の若者政策
• 事業︓ヨーロピアンユースセンターの運営、欧州ユース基⾦、
政府間連携、共同マネジメントの実施
• 共同マネジメントはヨーロッパの若者声をダイレクトに救
い上げる枠組み
• CCJ=30の若者団体・ネットワーク
• 各国の若者協議会(イギリス若者協議会BYC、ス
ウェーデンの若者団体協議会LSUなど)が参画
• CDFJ=欧州評議会の加盟国の⼤⾂や若者施策を担当
する機関の代表から構成
• この2つから構成されるユース合同評議会(CMJ)が、
CDEJユースプログラム委員会(CPJ)と合議をして若
者政策の重点課題、施策、予算の決定を担っている
欧州の若者政策を構成する4つのエッセンス
1. 若者を問題ではなく社会の形成者とみなす視点
• 1968 ヨーロッパの学⽣運動 → ヨーロピアンユースセンター
• 「若者は社会の問題ではなく社会の資源」(スウェーデンの若者政策)
2. スローガンで終わらない実質的な影響⼒を持つ若者政策へ
• 欧州若者フォーラム(European Youth Forum)は、「若者政策の11の指標」 の1つに「予算の確保」
• 「中⾝を伴わない若者政策とはコミットメントなしの美辞麗句」(アンドリアス)
3. 若者研究の基盤強化
• 欧州若者政策ナレッジセンター(European Knowledge Center for Youth Policy)
• 若者研究者の⼈材バンク(Pool of European Youth Researcher)
4. 代表制と専⾨性を伴うアンブレラ組織の影響⼒の担保
• 欧州若者フォーラム(European Youth Forum)>国レベルの若者協議会(national youth council)
• De Ambrassade (アンブラサード ベルギー)ユースワーカー・若者協議会のアンブレラ組織
⼤⼭宏, & 両⾓達平. (2020). 欧州・スウェーデンのユースワークにみる若者の社会参加. NPO法⼈⽇本⼦どもNPOセンター.
https://npocandy.wpx.jp/jcnc-report/
ヨーロピアンユース・フォーラム
欧州レベルの若者団体の傘組織
De Ambrassade
フランドル地⽅のユースワーク団体・若者
団体の傘組織
• フランダース政府の法令により課された3つの課題
1. ユースワークの⽀援
2. フランダース若者協議会の⽀援
3. 若者に関する情報 (youth info)の⽣産と普及
• 4つの⻑期的な⽬標
1. ⼦供の貧困の撲滅、
2. すべての若者への持続性・質の⾼い仕事の提供
3. 若者のためのパブリックな空間の保障
4. 学習環境の整備
De Ambrassadeがかかわるユースワーク団体と若者団体
スライドは先⽅より拝借
フランダース
若者協議会
スライドは先⽅より拝借
フランダー
ス地⽅の
ユースワー
カーの統計
スライドは先⽅より拝借
汎ヨーロッパの若者政策にお
けるユースワークの位置づけ
ヨーロッパにおける
ユースワークの⼆極化
ターゲット型
• 万⼈向け(universal)
• 誰にでも開かれたユースセンター
• 健全育成的 (しかし誰でも参加可能)
• 福祉国家的
• 1960=70年代のイギリス
• 北欧
• 普遍的権利(Universal right)を基盤とする
• 包括的な社会参加
• 積極的シティズンシップ、参加
• 実践共同体への参加
• 若者⽩書(2001)
ユニバーサル型
• 特別な必要を持つ⼈だけ(target)
• NEET 向けの事業・施策
• ⾃由主義国家的
• サッチャー政権以降
• 社会的排除層を対象
• 教育・訓練・就業への参加
• 個別化された⽀援
• 情報提供、助⾔、ガイダンス
• 若者協定(2005
平塚眞樹. 「第3章 子ども・若者支援の政策と課題」. 若者の居場所と参加: ユース
ワークが築く新たな社会, 編集者: 田中治彦と萩原建次郎. 東洋館出版社, 2012年.
ヨーロッパにおける国際的な若者政策の形成⽂脈
20
年 施⾏された若者政策 実施主体
1985年 世界⻘年年 国際連合
1989年 国際連合における児童の権利条約の採択 国際連合
1998年 リスボン宣⾔ ユネスコ
2001年 若者⽩書「欧州の若者のための新たな⼀押し」 欧州委員会
2005年 若者協定 欧州理事会
2007年 若者ためのアクション世界プログラム 国際連合
2009年 ⻘少年分野における欧州の協⼒についての新たな枠組み
(2010‐2018)
欧州理事会
2010年 第⼀回欧州ユースワーク⼤会 EU議⻑国ベルギー
2015年 EU若者レポート 欧州委員会
2015年 第⼆回欧州ユースワーク⼤会 EU議⻑国ベルギー
2018年 新EU若者戦略(2019-2027) 欧州委員会
表1:ヨーロッパにおけるユースワークに関連する主な若者政策の発展の推移
欧州ユースワーク⼤会の概要 21
⼤会名 第⼀回欧州ユースワーク⼤会 第⼆回欧州ユースワーク⼤会
主催枠組み EU議⻑国ベルギー EU議⻑国ベルギー
開催地 ベルギー・ゲント ベルギー・ブリュッセル
開催年⽉ 2010年7⽉ 2015年4⽉
⼤会⽬的 ユースワークの過去・現在・未来を結びつ
けること
ユースワークの共通の基盤、公共
政策と若者の課題との関連を明ら
かにすること
⼤会の⾏程 ベルギーのブランケンベルグ市で開催され
た2つのセミナー後に、3⽇間かけて総会、
ユース・イン・アクション ワークショップ、
現地の若者プロジェクトへの訪問、テーマ
別セミナーを実施。
3⽇間で、プレナリースピーチ、プ
レゼンテーション、24のワーキン
ググループの開催、20か所の現場
訪問
参加者数 50カ国から400⼈以上 500⼈
成果⽂書名 第⼀回欧州ユースワーク⼤会宣⾔ 第⼆回欧州ユースワーク⼤会宣⾔
成果⽂書名(英語) Declaration of the First European Youth
Work Convention
Declaration of the 2nd European
Youth Work Convention
発⾏年 2010年 2017年
23第⼀回欧州ユースワーク⼤会宣⾔ 第⼆回欧州ユースワーク⼤会宣⾔
⽐較考察①:
[ ユ ー ス ワ ー
ク の 定 義 に 関
する議論]
ユースワークの定義 若者が⾃らの将来を描くための場所と機会 ユースワークの2つの共通の基盤である「若者の居場所(place)を作ること」と「
若者の⼈⽣の橋渡しをすること」
原理・価値 ・参加とエンパワメントの原則、⼈権と⺠主主義の価値
、そして反差別と寛容によって導かれ統治される
・権利基盤、機会への着⽬、肯定的な志向性、アクセス
と参加の平等
ユースワークとは、若者の想像⼒、主体性、統合、参画、抱負(aspiration)を掻
き⽴てることである。ユースワークの原理とは、教育、エンパワメント、参画、
表現そして包摂である。
対象の若者像 ・社会階級、宗教・信条、⽀持政党、⽂化的関⼼によっ
てしばし特徴づけられる様々な若者集団
・幼児期から成⼈期へ移⾏する若者
・課題が明確な者もいれば、⻑引いている者もいれば複数の問題を抱えている者
もいる。すべての若者がそれぞれの段階における何かしらのサポートと、⾃律す
るための⽀援を必要としている
・新たなテクノロジーやデジタルメディア、教育機会、情報へのアクセスの拡⼤
により、これまでにない新しい機会を享受しつつも、若者はリスクと不確実性に
直⾯している
・「NEETの若者」、「健康リスクの⾼い若者」「市⺠としての責任感のない若者
」「過激主義の若者」「社会的排除のリスクの⾼い若者」
連携先 教育、医療、雇⽤、司法 学校、刑務所、就労の訓練、労働市場
⽐較考察②:
[ユースワーク
の実践の質の保
障と社会的認知
]
ユースワーカーの形態 有給ワーカーとボランティア 被雇⽤、フリーランス、ボランティアのユースワーカー
質と社会的認知 ・過去の学習に対する資格付与のルートの確⽴
・質の基準の設定
・欧州レベルにおける開発と実施
- (ユース・イン・アクション)
・倫理規約
・資質モデルの形成/経験や学習に対する認定制度
・欧州レベルにおける開発と実施(ユース・イン・アクション)
・ユースワーク分野にかかわるNGO(⾮政府組織)へも資格付与
・異なる次元における政治、公共セクター、市⺠社会における積極的な奨励活動
とアドボカシー
・ユースワークの職業化を進めるには、教育セクターとの協働が必要
⽐較考察③
:[緊縮財政下
におけるユース
ワークの意義の
強調と道具化へ
の懸念]
・協⼒関係においては⼒の弱いパートナーとなる可能性がある
・若者の⽣活に対する固有の貢献が侵⾷されてしまうという懸念
・警察や職業訓練機関などとユースワークとの協働が若者とユースワークの特別な
信頼関係を犠牲にしてしまう可能性
・若者とかかわる他分野とは異なるユースワークの「特別な⽴ち位置」を明⽰
・ユースワークに対する財政基盤を、異なるレベルにおいて堅強にしていくこと
・ユースワークに対する財政基盤を、異なるレベルにおいて堅強にしていくこと
・ユースワークが政治的にも財政的にも⽀持されつつも、ある国では緊縮財政の
犠牲となり、またある国では政治に変化をもたらさないものとなった結果として
、財政的⽀援、社会的認知度、信頼性において課題を残すことになった
・ユースワーク へのアウトカム重視の傾向への懸念
・「贅沢品ではなく必需品」としてのユースワークの強調
・ユースワークに資さないことがもたらす3つの帰結
表1 : 第⼀回・第⼆回欧州ユースワーク⼤会宣⾔の⽐較考察
両⾓達平. 「EU若者政策にみるユースワークの基盤形成過程の変容:欧州ユースワーク⼤会宣⾔の⽐較研究」. ⽣活科学研究 41 (2019年3⽉30⽇): 25‒35.
欧州評議会 ⺠主参画総局 若者局
「おそらく世界ではじめてユースワーク
それ⾃体について 記述した⽂書」
欧州評議会⺠主参画総局若者局の局⻑ Antje Rothemund
• なぜユースワークが⼤事で
• なぜユースワークが⽀援されるべきで
• どのような⽀援や政策が必要かを綴っている
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and
Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖①
A. 勧告の視座と⽬的―ユースワークの定義と範囲
• この勧告は、あらゆるユースワークのその多様性に適⽤されるものである。加盟国には⼒
量に応じてユースワークの政策と実践を開発をすることを勧め、現場、地域、国、欧州レ
ベルでユースワークに必要となる⽀援を堅強にする幅広い施策を採⽤することを勧める。
• ユースワークの提供により恩恵を受ける⼈の年齢層は、加盟国の法律及び憲 法の枠
組みと既存の実践を反映すべきである。
• ユースワークは、グループのあるいは⼀⼈ひとりの若者のための、若者による若者と共に
⾏う、社会、⽂化、教育、環境、政治など様々な活動に及ぶ広義の⽤語である。
• ユースワークは、有償もしくはボランティアのユースワーカー によって提供され、若者のノン
フォーマルかつインフォーマルな学びの過程と主体的な参画に基づくとされる。
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory
Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖②
• ユースワークは本質的に社会的実践であり、若者や若者が暮らす社会と協⼒し、若者が
地域社会や意思決定に積極的に参画できるようにするものである 。
• 伝統や定義の差異はあれど、ユースワークの最も重要な役割への共通の理解がある。そ
れは、ユースワークが若者が⾃⾝の⼈⽣の前向きな道筋をみつけ、追求することを動機
づけ、サポ ートし、それにより個⼈と社会全体の発展に寄与するというものである。
• ユースワークは、若者のニーズ、関⼼、アイデア、経験を反映した取り組みや活動を積極
的に創造し、準備し、実施し、評価する中で、若者に⼒を与え、参加させることによって、
これを達成するものである。
• このノンフォーマルおよびインフォーマルな学習プロセスを通じて、若者は⾃信を持って前進
するために必要な知識、スキル、価値観、態度を獲得する。
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory
Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖③
• これらの成果を促進するために、ユースワークは、積極的な包摂と社会的関
与、創造性と安全性、楽しさと真剣さ、遊び⼼と計画性を備えた環境を作
り出すべきである。それは、利⽤しやすさ、開放性、柔軟性を特徴とし、同
時に若者と社会の他の部分との対話を促進するものでなければならない。
• ユースワークは、若者に焦点を当て、アソシエーションのための空間や、成⼈
期への移⾏と⾃律を⽀援する架け橋を創造しなければならない。
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory
Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖④
• ユースワークは、たいていの場合、他のセクターとの連携や協⼒のもとで、個⼈、地域社
会、そして社会全体にとって、幅広い肯定的な成果を⽣み出すことが認められている。例
えば、以下のようなものである。
- 地域、地域、国、欧州レベルでの批判的な検討、⾰新、変化につながる。
- 若者の幸福に貢献し、帰属意識を⾼め、有益な選択をする能⼒を強化する。
- 個⼈⽣活、市⺠⽣活、経済的⽣活、⽂化的⽣活における、積極的で⽬的を伴う移⾏を⽀援し、⽣
涯学習、積極的な市⺠活動、労働市場への参加を促す能⼒の開発を可能とする。
- 創造性、批判的思考、コンフリクトマネジメント、デジタル・情報リテラシー、リーダーシップ、などの様々
なスキルの発達を促す。
- 多様性を⾼め、平等、持続可能な開発、異⽂化理解、社会的結束、市⺠参加、⺠主的な市⺠権、
⼈権の価値の⽀持に貢献する。
- 若者のレジリアンスを強化し、その結果、悪影響を及ぼす影響や⾏動に抵抗する能⼒を⾼める。
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖⑤
• これらの前向きな成果は、現在のヨーロッパの課題と若者への不釣り合いな
悪影響が表⾯化している中で、加盟国がすべての若者のために質の⾼い
ユースワークへのアクセスを保障することの重要性を明確に⽰している。これ
を⾏わない場合のリスクは⼤きい。
• 若者は、社会的で公正なヨーロッパを構築する上で重要な資源(リソー
ス)である。もし、現在の困難な状況が、幻滅したりやる気を失ったりする
「失われた世代」を⽣み出すことを許してしまえば、社会は安定と社会的共
⽣を損なう危険性が⾼い。
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖⑥
• 質の⾼いユースワークの提供を含め、今⽇の若者を適切に⽀援することは、
ヨーロッパが現在と未来のために⾏わなければならない重要な投資である。
そうしなければ、現代の市⺠社会を強化する機会を失い、社会的共⽣を脅
かし、移⺠、失業、社会的排除、暴⼒的過激主義など、現代の⼤きな課
題に効果的に対処する可能性を弱めてしまうことになる。
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖⑦ B. 原理
• 本勧告は、上⽂に明記されているように、ユースワークの既存の価値観、原理、
利点を基にしている。ユースワークの設計と実施は、⾃発的かつ積極的な参加、
アクセスの平等、開放性、柔軟性の原理に⽀えられている。それは権利に基づい
たものであり、包括的であり、若者のニーズと能⼒を中⼼としたものでなければなら
ない。
• 参加はユースワークの重要な原則の⼀つであるため、若者、ユースワーカー、ユー
スワークを提供する若者および組織は、ユースワークの⽅針と実践の開発、実施、
評価における積極的なパートナーとして認識されている。
• 加盟国は、勧告および以下の措置を推進する際には、これらすべての利害関係
者の積極的な参加を確保するよう奨励される。
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖⑧ C. ⽅法
あらゆるレベルでのユースワークの形成と更なる発展を保障し、積極的に⽀援する政策を確⽴するにあたり、加盟国には
以下の⼿⽴てを講じることを求める。
i. ユースワークが地域、国、国際的な機会と協⼒の恩恵を受けていることを認めながらも、実績のある⾰新的なユー
スワークの実践(例えば、持続可能な構造と資源など)を可能にする環境と条件を提供(特に地⽅レベルで)
すること
ii. 提供主体が、公共機関、⺠間セクター、市⺠社会であるかにかかわらず、ユースワークと他のセクター(例えば、社
会的ケア(social care)、保険、スポーツ、⽂化、公教育、雇⽤サービス、刑事司法など)との領域横断的な
協⼒を促進するために、ユースワークの役割と⽴場を強化すること
iii. ユースワークの地⽅レベル、地域レベル、国レベル、欧州レベルでの協調を奨励し、⽀援することで、ネットワーク形
成、協⼒、相互学習、交流を促進すること
iv. ユースワークへの参加と実施により培われる価値観の認識、態度、技能、知識、批判的理解を促すこと
v. ユースワークへの平等なアクセスを推進すること
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖⑨ C. ⽅法
ⅵ.次のような⽅法でユースワークの役割を推進すること
- 若者の権利、利⽤可能な機会やサービスについて若者に知らせる
- すべての若者、特に危険にさらされ、疎外されている若者の積極的なシティズンシップ、参
画、社会的包摂を堅強にする
- 若者の異⽂化理解、ヨーロッパのアイデンティティ、国際理解の資質の拡張
- 若者が、⽣活環境で持続可能な開発⽬標(SDG)に取り組むことを勧める
- 差別、不寛容、社会的排除に対処し、防⽌する
- ノンフォーマルおよびインフォーマル学習を推進する
vii. 若者団体(youth organizations)およびユースワークを⾏う⾮政府組織(NGO)の
⾃由と⾃治を尊重すること
ⅷ. 知識に基づいた質の⾼いユースワークを開発するために、研究、評価、継続的なフォロー
アップの利⽤を奨励し、その成果と影響を測るための仕組みの整備を保障すること
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
ユースワークとは︖⑩ C. ⽅法
有償およびボランティアのユースワーカーの教育および訓練のための、体系化された柔軟なコンピ
テンス基盤型の枠組みを確⽴するにあたり、加盟国には以下の⼿⽴てを講じることを求める。
i. ユースワーカーに期待される核となるコンピテンシー(例えば、価値観、態度、技能、知識、
批判的理解など)を開発するために、ユースワークの実践者や利害関係者と連携すること
ii. 合意を得たコンピテンシーに基づき、ユースワーカーの教育、研修、能⼒形成、専⾨能⼒
開発のための枠組み、戦略、プログラム、道筋を確⽴すること
iii. 有給およびボランティアのユースワークが実践を通じて獲得したコンピテンシーを⽂書化し、
妥当性を検証し、認証し、認知度を⾼めるための新たなメカニズムを確⽴するか、または既
存のメカニズムを改善すること
iv. 既存の、あるいは未来のノンフォーマル・インフォーマル学習の認証に関する欧州の枠組み、
アジェンダの実施に対しての⽀援を強化すること
Council of Europe. Youth Work: Recommendation CM/Rec(2017)4 and Explanatory Memorandum. Council of Europe, 2017 年 .
欧州ユースワーク⼤会で議論された
ユースワークの
7つの課題
1. 意義 / Meaning
2. ⽬的 / Aims
3. ⽂脈化 / Localization
4. 関連 / Connection
5. 認識 / Recognition
6. 質と基準 /Quality
Standards
7. 政治的⽀援 / Political
Support
今後の汎欧州のユースワーク施策の展開
• ユースワーカーの社会的認知、社会的地位向上、質向上のための教育・訓練セ
ンターとして、ユースワーク開発センター、ユースワークアカデミーの構築が検討中
• ヨーロピアンユースセンターを活⽤する可能性
• 世界のユースワークのフラッグシップとなることを⽬論んでいる
• MOOC でのEssential of Youth Work講座など
• 第3回ユースワーク⼤会に向けて検討されていること
• 12⽉7-10⽇ ドイツが主催しオンラインで開催予定
• ①ユースワーカーの教育・訓練、どう質を保つか、そもそもユースワークにおける質とは何か︖
アイデンティティ、倫理、質の基準
• ②デジタルユースワーク
• ③ユースワークアジェンダ、ユースワークの⽭盾、ユースワークが基盤とする本質的な価値
ユースワークの12のトリレンマ
• ヨーロッパにおけるユースワークの歴史プロジェクト(10年)の成果物
• ユースワークにかんする、緊張、齟齬、⽭盾
• →これがユースワークを「世界で最も難しい仕事」にしている
(Coussee and Williamson, 2011)
• 指針を⽰すものではない
• 実践者・政策形成者がユースワークを
• どう位置づけ
• それによりどう環境整備をし
• 正当化・交渉をする
際に役⽴つ
The history of youth work volume 7 https://pjp-
eu.coe.int/en/web/youth-partnership/the-
history-of-youth-work-volume-7
1. ルーツ
ユースワークとは何か︖
ソーシャルワーク
教育 カウンセリング
2. メソッド
ユースワークの⽅法
アドバイス
情報提供
教育 / 学習 コーチング / 訓練
3. 提供者
誰がユースワーク︖
ボランティア
有償職員 若者
(all professional?)
4. 圧⼒ /
Pressures
なぜユースワーク︖
原理 / 哲学
政策 若者にとっての
優先事項
5. 空間 / Space
どこでユースワー︖
施設
路上 デジタル
6. ⼤義 / Rationale
レクリエーション
取締り
Regulation
解放
Emancipation
7. 対象 / Focus of
attention
グループ
個⼈ 社会
8. 実践スタイル
交渉的 / 交流
予防的 受け⾝
Reactive
9. 実践の所在
課題
Issues
プロジェクト 場⾯
context
10. 実践の対象
“普通の”⼦ども
⾮⾏⻘年 / 排除層 才能ある
特権階級
11. 接点 /
Making the connections
正義
Justice
健康 雇⽤
12. ユースワークの価値
インパクト
プロセス アウトカム
⽇本におけるユースワークの定義作りに向けて
1. ⽇本における「若者政策」を構成するものの議論の深化
• 若者政策の「ヨーロッパ基準」の⽇本版は何か
• ⽇本の若者政策を担うアクターは何か
2. 各地における「ユースワーク的なもの」の歴史を振り返る作業
• ⽇本各地
• 極東アジア各地
• 欧⽶との⽐較
3. ⽇本のユースワークのトリレンマの検討
• 何がユースワークかを明らかにする視座の検討

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