初心を思いだしてみよう
- 5. Chapter1 文章の書き方(1)
正的簡平(せいてきかんぺい)
– 正確
正しい文字、言葉遣い、記述、内容
– 的確
誰にでも、スグに、ハッキリ
– 簡素
スッキリ
– 平易
易しく
SayakaNakano
- 6. Chapter1 文章の書き方(2)
太郎は次郎のように利口ではない。
– 太郎は次郎と違って利口ではない。
(太郎は、次郎のように利口ではない)
– 太郎は次郎と同様利口でない。
(太郎は次郎のように、利口ではない)
– 太郎は次郎ほどには利口でない。
SayakaNakano
- 8. Chapter1 文章の書き方(3)
上手でない文章
– 稚文・・・幼稚な文章
– 拙文・・・下手過ぎる
– 駄文・・・ダラダラした文章
– 迷文・・・意味不明な文章
SayakaNakano
- 9. Chapter1 文章の書き方(4)
漢字とかなの配分
– 絵本・・・漢字比率10%前後
– 読み物(小説やエッセイなど)・・・30%
– ビジネス文書・・・40%前後
一般的な大人が「読みやすい」と思うのは
漢字比率30~40%
熟語を使う
やさしい言葉に直す、外国語(カタカナ)を使う
SayakaNakano
- 10. Chapter1 文章の書き方(5)
1-1の法則
1文-1情報
1文章-1件
1文章-1対象
1文書-1枚(1画面)
→A4用紙1枚、スクロールをしない
SayakaNakano
- 11. Chapter1 文章の書き方(6)
文字数
– 1つの文は40~60字以内
【原稿用紙】1行20字詰めで 2行
【A4用紙】1~2行
【一般的な本】1~2行
【メール画面】1~2行
#書いてみました。
いつもお世話になっております。(15文字)***なかのです。(9文字)
先日見たニュースで、「先進国のメタボ対策と発展途上国の飢餓対策を
一度に行う」というユニークな方法を紹介していました。(58文字)
SayakaNakano
- 12. Chapter1 文章の書き方(7)
代名詞(あれ、これ、それ)
箇条書き
インデント
具体的に
記憶で書かない
文体の統一(です、ます、体言止め)
6W2H
– いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、
誰に(Whom)、なぜ(Why)、何を(What)、
どのように(How)、どのくらい(How many)
SayakaNakano
- 15. Chapter1 文章の書き方(9)
見直し
読み返し
– 誤字脱字
– 表現が正的簡平か
– 読み難くないか
– ムダはないか
– 不足はないか
– 誤解・不快感を与えないか
– 敬語、謙譲語は間違っていないか
– 二重否定、責任回避
SayakaNakano
- 18. Chapter1 文章の書き方(まとめ)
本を読む
– 難しい本である必要はない
– 小説や詩集でも可
– ブログでも可
– 最終手段は漫画でも・・・
たくさん書く
– 日記
– ブログ
文学は目指さない
– 作家ではなく、コミュニケーション手段
SayakaNakano
- 20. Chapter2 Eメールの書き方(1)
タイトルに求められるもの?
– 本文の趣旨、あらまし「見出し」
– 本文、本題を連想させる「呼び込み」
自分に関係のある話題かどうかの選別
– 本文の一部を肩代わり
– 優先度、緊急度
すぐに見る必要があるのか、あとでもいいのかの判断
→できるだけ多くの情報を盛り込む
→具体的に書く
SayakaNakano
- 21. Chapter2 Eメールの書き方(3)
忘れちゃいけない3原則
– 件名
受信トレイで選別してもらうために
– 宛名
本文の冒頭で「なかの様」のように書く
– 署名
※注意※
宛名の相手の名前、漢字、役職、部署名などを間違えないように!
返信を使う場合などは、相手の署名からコピー&ペーストするのが良い。
社内ならまだ笑って許される(かもしれない)が、社外のお客様、特にクレーム相手の
名前を間違えることは、取り返しがつかない場合がある。
SayakaNakano
- 22. Chapter2 Eメールの書き方(4)
画面レイアウト
– 1行の文字を増やし過ぎない
(1行30~35字)
– 短文を心がける(箇条書きを使うなど)
– 句読点で改行
– 内容が変わる部分で1行あける
カタカナと英語表記
漢字変換
SayakaNakano
- 23. Chapter2 Eメールの書き方(5)
宛先
– Toにいれる人(ML)
– CCにいれる人(ML)
– BCC?
– 返信は誰に?
某デパートでは、Email送信を
BCCではなく送ってしまったと
いう事故から、EmailによるDM
が禁止になったそうです。
SayakaNakano
- 24. Chapter2 Eメールの書き方(6)
引用する?
– 新規作成
新しい話題のとき
– 返信
タイトルで選別
話の流れを追う(エビデンスの役割も)
宛先の間違いを軽減
SayakaNakano
- 25. Chapter2 Eメールの書き方(7)
メールの形式
– テキスト
– リッチテキスト
– HTML形式
メール環境によっては、リッチ
テキストやHTML形式のメー
ルは、思うように表示されな
かったり、拒否されたりします。
SayakaNakano
- 26. Chapter2 Eメールの書き方(8)
添付ファイル
– 2MB以上のファイル
互いに送受信可能なファイルサイズか?
– ML(複数人)へのメール
ファイルサーバ
圧縮する
複数回に分ける
SayakaNakano
- 27. Chapter3 常識?敬語?日本語?
「ご苦労様でした」
「~られますか?」
「お世話様です」
「すみません」
「ご担当者様」
正しく使われているでしょう
か?
SayakaNakano
- 28. Chapter3 常識?敬語?日本語?
「ご苦労様でした」
– 目上の人から部下等に向けて使う言葉
「~られますか?」
「お世話様です」
– 立場的に上の人から使う言葉。例えばタク
シーのお客が運転手に、とか。
「すみません」
– これは口語
「ご担当者様」
– 「ご」と「様」が二重に使われている
SayakaNakano
- 29. Chapter4 ちょっとした一言
ありがとうございます
– 本当にありがとうございます
– 感謝いたします
– 感謝の意に絶えません
– 助かります
– 幸いです 定型文だと感情がなくなり、
伝わりません。
自分の気持ちに近い言葉を
選びましょう。
SayakaNakano
- 30. Chapter4 ちょっとした一言
よろしくお願いいたします
– どうぞよろしくお願いいたします
– 何卒よろしくお願いいたします
– 今後ともどうぞよろしくお願いいたしま
す
– ご確認をよろしくお願いいたします。
なんでもかんでも「よろしく」?
何をよろしくしてほしいので
しょうか?
SayakaNakano
- 31. Chapter4 ちょっとした一言
お待たせいたしました
お電話代わりました
申し訳ございませんでした
失礼いたしました
かしこまりました
相手への気遣いの一言を添
えましょう。
SayakaNakano
- 32. ChapterX 参考資料
イラストでわかる驚くほど「書く力」がつく本
野村正樹 東洋経済新報社
文章作成入門
http://www.zuisousha.co.jp/bunsyou/index.html
わかりやすい技術文書・ビジネス文書の作成手法
http://www.yamanouchi-yri2.com/index.htm
社会人基本マナー
http://itp.ne.jp/contents/business/kihon/kihon.html
日経WOMAN 2007/11号
頭がいい人の敬語の使い方
本郷陽二 日本文芸社
SayakaNakano