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協働プロジェクト「空気を読む家」キッチンにおけるデータ収集
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1.
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Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 協働プロジェクト『空気を読む家』 キッチンにおけるデータ収集(2) 2019年2月5日 先端IT活用推進コンソーシアム ナチュラルユーザーインターフェース活用部会 リーダー 岡村 和英(株式会社テクリエ)
2.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. Today’s Topics
3.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 3 NUI活⽤部会のとりくみ キッチンにおけるデータ収集 今後の取り組み
4.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 4 NUI活⽤部会のとりくみ キッチンにおけるデータ収集 今後の取り組み
5.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 活動テーマ ⼈の⾃然な振る舞いや仕草を ユーザーインターフェースとする ナチュラルユーザーインタフェース (NUI)を追求 様々なデバイスを実際に使⽤したり プロトタイプの開発を通して 現時点での限界や可能性を探求 5
6.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. ゴール 協働プロジェクト「空気を読む家」 のなかで ⽇常的な⼈間の振る舞いが ⾃然なインターフェースとして システムと繋がるような フレームワークを検討・開発する 6
7.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 活動内容 NUI技術及び事例の調査 勉強会・ハンズオンの開催 NUIデバイスを⽤いたアプリ試作 NUIフレームワークの検討・開発 7
8.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 活動内容 NUI技術及び事例の調査 勉強会・ハンズオンの開催 NUIデバイスを⽤いたアプリ試作 NUIフレームワークの検討・開発 8 実際のデバイスに 触れてみたい
9.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 活動内容 NUI技術及び事例の調査 勉強会・ハンズオンの開催 NUIデバイスを⽤いたアプリ試作 NUIフレームワークの検討・開発 9 もっと⾊々な⼈に 知ってもらいたい
10.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. デジタルガジェット祭り 10 各種デバイス、およびそれを利⽤したアプ リケーション等を紹介・展⽰。最新デバイ スを⾝近に触れる機会を提供。
11.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 11
12.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 12
13.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
14.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
15.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
16.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 活動内容 NUI技術及び事例の調査 勉強会・ハンズオンの開催 NUIデバイスを⽤いたアプリ試作 NUIフレームワークの検討・開発 16
17.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. NUIを活⽤した乗⾞券販売機 17 TheEyeTribeTracker 視線を検出する アイトラッキングセンサー LeapMotion 指と⼿の動きを検出する モーションセンサー
18.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 18
19.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 活動内容 NUI技術及び事例の調査 勉強会・ハンズオンの開催 NUIデバイスを⽤いたアプリ試作 NUIフレームワークの検討・開発 19
20.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 20 空間OS 訪問者情報 在宅状況 室温 状態 取得 Hueブリッジ照明 制御 来客の通知 ・知⼈、宅配便など → ⼈がいる部屋の電灯を点滅 ・セールスマン → 何もしない(無視) 来客だよ! アラート! 空間OSによる照明制御
21.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 21 在室状況 起床時刻 睡眠度 起床制御 07:30 2 of 9 在室 起床時間にはちょっと 早いけど、睡眠が浅いから 環境⾳楽と優しい照明で ゆっくりと起こし始めよう 空気を読む家における起床 空間OS 状態取得 睡眠レベルや起床すべき時刻に基 づいて、起きやすい状態の時に⽬ 覚めを誘う 超指向性スピーカーで狙った ところに⾳を届ける
22.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. ログファイル 睡眠環境データの収集 22 約0.5秒毎に温度や光 量などのデータを測 定し、送信 受信したデータを10秒単位 に集計。平均値(⾳量のみ 最⼤値)をplotlyに送信し、 リアルアイムでグラフ描画 受信したデータを逐次、 ⽇毎のログファイルに保存 クラウド部会の データ解析担当者に提出
23.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 23 NUI活⽤部会のとりくみ キッチンにおけるデータ収集 今後の取り組み
24.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 冷蔵庫の奥で 忘れ去られているモノ ありませんか?
25.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 検討過程は 荒本さんの資料に 詳しいので省略
26.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 重さ(=圧⼒)で モノの有無を判定する
27.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. システム構成 27 • 冷蔵庫の棚を想定した 板の4隅の裏側に感圧 センサーを取り付ける • 冷蔵庫内のESP32 (M5 Stack) からBLEで測定 データを送信する • 冷蔵庫外のRaspberry Pi でデータを受信し、 WebSocketサーバーへ 転送する • WebSocketクライアン トへデータを通知する
28.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 冷蔵庫に 電気機器を⼊れて ⼤丈夫?
29.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 今回はあくまで コンセプト検証が⽬的
30.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 冷蔵庫の機能として 実現される想定なので センサー部以外は 庫内には⼊らないはず
31.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 実装⽅法 31 • ESP32側はArduino開発環境で実装 – MicroPythonがBLEに対応していなかった!! – ADコンバーター経由でセンサーの出⼒電圧を取得 – BLEのAdvertiseパケットで測定データをブロードキャ スト送信 • RaspberryPi側はpythonで実装 – Pybluezパッケージを⽤いてAdvertiseパケットを受信 – フォーマットが⼀致するデータのみを抽出 – JSON形式に変換、時刻情報や発信元BDアドレスなど を付与してローカルホスト上のWebSocketサーバーへ 送信 – WebSocketサーバーは受け取ったデータを全クライア ントに通知するだけ
32.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 実装⽅法(続き) 32 • WebSocketクライアントとはJavaScriptで実装 – 今⽇は mac & chrome で実⾏ – 受信した測定データを蓄積&解析 • モノが置かれた、取り除かれたの判定 • 置かれた/取り除かれた場所を推測 • 置かれた/取り除かれたモノを推測 – Highchartsでグラフ表⽰ – Three.jsで圧⼒分布をビジュアライズ
33.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. デモ
34.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 34 BLEで送信されたデータをJSON化 データ値を電圧に変換 電圧からセンサーの コンダクタンス値を算出 ざっくり300のべき乗で ⾮線形化
35.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 35 質量に変換 質量の変化を検出 圧⼒を視覚化 ⻘<<<⻩ 置かれたモノ、 置かれた場所を推測
36.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 36 この辺にビール⽸が置かれたみたいだよ? 2つのセンサーが ⼤きく変化
37.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 37 この辺に2本めのビール⽸が置かれたよ? 1つのセンサーが ⼤きく変化
38.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 38 この辺にあったビール⽸が取り除かれたよ? 2つのセンサーが ⼤きく変化
39.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 感想 39 • 圧⼒のかかり具合が均等化できない! – ちょっとした歪みが⾼さの違い=ガタツキとなって しまう – センサー⾯との間にボルト+ナットを挟むことで微 調整したものの、、、 – 結果として、重さの偏り(=位置情報)の精度が低 くなってしまった • 抵抗値から圧⼒値への変換がうまくできなった! – 重さが増える(圧⼒が⾼くなる)ほど、抵抗値の変 化が少なくなる – センサーのデータシートにグラフデータとして掲載 されてはいるけど、数式や換算表に落とし込めな かった – いちおうそれっぽい感じの式を作ってみたけど期待 する値には程遠かった – 結果として、モノの判定の精度が低くなってしまっ た
40.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. でも ⼀番の問題は、、、
41.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 感圧センサーが 届いたのが 先週の⾦曜⽇ (=4⽇前)
42.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. とにかく 時間がなかった!
43.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 43 NUI活⽤部会のとりくみ キッチンにおけるデータ収集 今後の取り組み
44.
Copyright © 2019
Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 今回システムの改良 44 • データ測定点の追加 – センサーをつけた⼩さいパネルを敷き詰めて みたい – 位置情報の精度は⾼まりそうだが、設置⾯の ばらつきがより⼤きくなるのでは? • 機械学習的な⼿法によるデータ補正 – 設置精度を⾼めるよりも、誤差があることを 前提として補正を⾏ってはどうか? – ある決まったものを繰り返し置くことでキャ リブレーションすればいいのでは? – センサーデータ→圧⼒値→重さの変換も機械 学習で賄う!
45.
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Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空気を読む家とNUI • 空気を読む家=ユーザーインターフェー スを必要としない家? – 空気を読む=オートメーションとは限らない – ⾃動化がすすんでも明⽰的な操作が必要とさ れる場⾯は存在する – その時々に応じて必要・適正な操作を促し、 導くことも空気を読んでいるといえるのでは ないか? 45
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Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. http://aitc.jp https://www.facebook.com/aitc.jp ハルミン AITC⾮公式イメージキャラクター
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