DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS

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2015/10/23 DB2の勉強会CLUB DB2での「DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS」の資料です。
DB2をAmazon EC2上に構築する上でのTipsを解説しています。DB2以外のRDBMSでも構築時のヒントになる内容になっています。
http://ibm.biz/clubdb2

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DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS

  1. 1. 1 #clubdb2 DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS 2015年10月23日 アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 ソリューションアーキテクト 下佐粉 昭 Rev.1.1
  2. 2. 2 #clubdb2 自己紹介 名前:下佐粉 昭(しもさこ あきら) @simosako Unofficial DB2 Blog, DB2の書籍 http://db2.jugem.cc/ 所属: – アマゾンデータサービスジャパン株式会社 技術本部 ソリューションアーキテクト 好きなAWSサービス:Redshift, RDS, S3 – 人間が運用等から開放されて楽になる系のサー ビスが好きです
  3. 3. 3 #clubdb2 アジェンダ • AWS概要 – AWSのネットワーク • AWSの仮想マシン – RDB用途でEC2を利用する:選択の指針と注意点 • AWSのストレージ – RDBでパフォーマンスを出すためのストレージ構成 • バックアップとディザスタ・リカバリ • (補足)モニタリングとAWSのマネージドサービス
  4. 4. 4 #clubdb2 アマゾン ウェブ サービス (AWS)概要
  5. 5. 5 #clubdb2 AWSの豊富なサービス:全部APIで操作できます お客様のアプリケーション モバイルサービス Mobile Analytics, Cognito, SNS, Device Farm コンテンツ配信 CloudFront ネットワーク VPC, Route 53, Direct Connect 認証とログ IAM, Cloud Trail, Cloud HSM, Config モニタリング Cloud Watch, Trusted Advisor デプロイと自動化 Elastic Beanstalk, Cloud Formation, OpsWorks 管理インター フェイス Management Console, CLI ライブラリ & SDKs Java, PHP, .NET, Python, Ruby グローバルインフラ リージョン、アベイラビリティゾーン、エッジロケーションAZRegio n コンピュート処理 EC2, Auto Scaling, Elastic, Load Balancing, Lambda EC2 Container Service アプリケーション WorkSpaces, WorkDoc, WorkMail ストレージ EBS, S3, Glacier, Storage Gateway データベース RDS, DynamoDB, Redshift, ElastiCache 分析 Elastic MapReduce, Kinesis, Data Pipeline, Machine Learning アプリケーションサービス AppStream, Cloud Search, SWF, SQS, SES, Elastic Transcoder, API Gateway ディレクトリ Directory Service コード管理 CodeDeploy, CodeCommit, CodePipeline
  6. 6. 6 #clubdb2 日本で数万以上のお客様
  7. 7. 7 #clubdb2 世界中に広がるAWSの拠点 1つのアカウントで世界中のリージョンが利用可能 11 のリージョン(地域) 1. 米国東部 (北バージニア) 2. 米国西部 (北カリフォルニア) 3. 米国西部2 (オレゴン) 4. 欧州 (アイルランド) 5. 日本 (東京) 6. 南米 (サンパウロ) 7. アジアパシフィック (シンガポール) 8. アジアパシフィック (シドニー) 9. 米国GovCloud * 10. 中国 (北京) リミテッドプレビュー * 11. 欧州 (フランクフルト) * GovCloudは米国政府関係企業用です。中国リージョンは現在リミ テッドプレビューのため利用には申請が必要です
  8. 8. 8 #clubdb2 • リージョンは複数のアベイラビリティゾーン(AZ)で構成されています • AZは、複数のデータセンターによって構成され、高い耐障害性を提供で きる設計になっています • AZ間は高速・低遅延で接続 リージョンとアベイラビリティゾーン(AZ) AZ AZ AZ AZ AZ Transit Transit
  9. 9. 9 #clubdb2 複数のAZにまたがった設計で高い可用性を実現 • AWSの基本はマルチAZ構成 – 複数のAZにまたがった構成 • サービスをAZに跨って配置 – Load Balancer (ELB) – WEBサーバ(EC2+EBS) – DBサーバ • EC2もしくはRDS
  10. 10. 10 #clubdb2 Amazon VPCとDirect Connect • VPCでクラウド内にプライベートネットワークを構築 • プライベートNW内には自由にサブネットを作成可能 • 既存インフラとはVPNか専用線(Direct Connect)で接続 AWSクラウド VPC イントラ インターネット プライベート サブネット 分離したNW 領域を作成 インターネット VPN接続 (IPSec) パブリック サブネット インターネット ゲートウェイ 仮想サーバ (EC2) DBサービス(RDS)専用線接続 Direct Connect
  11. 11. 11 #clubdb2 ここまでのまとめ:VPCとマルチAZが活用のキモ 企業のDC Availability Zone-A AWS 東京リージョン Availability Zone-C virtual private cloud VPC subnet VPC subnet 10.1.0.0/16 10.1.1.0/24 10.1.2.0/24
  12. 12. 12 #clubdb2 仮想マシン Amazon Elastic Computing Cloud (EC2)
  13. 13. 13 #clubdb2 • 予測が困難=サイジングが困難 インフラ全体の課題 コスト 時間 予測 実際の推移 スケールダウンは 不可能 高額な設備投資費用 キャパシティープランが難しい ビジネスの機会損失 初期費用が膨大 実際に使用していない 資産にも費用が発生
  14. 14. 14 #clubdb2 • 数分で起動、1時間ごとの従量課金で利用可能な仮想サーバ • 多数のOSをサポート、OSライセンス費用込みで従量課金 • 自由にソフトウェアのインストールが可能 • スケールアップ/ダウン、スケールアウト/インが容易に可能 Amazon EC2(Elastic Compute Cloud) 電源、ラック等 ハイパーバイザー 利用したい ミドルウェア お客様独自のアプリ ケーション OS (Windows,Linux) ネットワーク ボタンを押して数分 で、ここまで準備さ れる アプリ、ミドルウェア、 監視ツール等を自由に導 入
  15. 15. 15 #clubdb2 EC2 インスタンスファミリー • 利用用途に合わせて様々なファミリーをご用意 • RDBはメモリの大きさがキモ → R3シリーズが第1候補(他にはM3/M4やC4) ファミリー 汎用 M3/M4シリーズ コンピューティング最適化 C3/C4シリーズ メモリ最適化 R3シリーズ ストレージ密度最適化 D2シリーズ バーストパフォーマンス T2シリーズ GPUインスタンス G2シリーズ ストレージI/O最適化 I2シリーズ 通常用途に適したバランスのコンピューティング・メモリ・ネットワーク性能 普段はあまり負荷が無いが、一時的に負荷がある(開発機、小規模システム、etc) 高いCPU性能が必要な用途(APサーバ、HPC、画像処理、etc) コアあたりのメモリが大きく、大量のメモリが必要な用途(DBサーバ、etc) 高速なIOPSを実現するSSDを内蔵(DBサーバ、DWH、ビッグデータ、etc) 大容量HDDを内蔵(DBサーバ、DWH、ビッグデータ、etc) GPUコアが必要な用途(グラフィック表示、画像処理、GPGPU、etc) http://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/
  16. 16. 16 #clubdb2 インスタンスタイプの整理と選択 インスタンスファミリー 世代 インスタン スサイズ R 3 . 8xlarge インスタンス ファミリー 世代 サイズ R3インスタンスの例
  17. 17. 17 #clubdb2 柔軟なキャパシティ変更で環境の変化に対応 • インスタンスファミリーやタイプの変更は簡単 • 台数の増減もAPIを使って自動化可能 – 例)AM9時から15時までサーバ台数を増加し、それ以外は減らすように自動化 Scale Up EC2 EC2 Scale Down EC2 サーバーのスペックを 簡単にあげられる スペックを下げてコ ストダウンも可能
  18. 18. 18 #clubdb2 注意点①インスタンスタイプでネットワーク速度が異なる • インスタンス によりCPU,メ モリだけでな くネットワー ク速度も異な る 詳細はこちら→ http://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/
  19. 19. 19 #clubdb2 注意点②T2インスタンスはバースト性のCPU性能 • T2はCPUクレジットがある場合にCPUがバーストする – 1クレジット=1分間vCPUのフル性能を発揮できる – CPUを使わない時間の経過でCPUクレジットが回復 • 高負荷状態が維持される本番サーバにmicroやsmallは厳しい • でも開発用途等では十分使える。利用頻度が低いサーバにも – より小さいt2.nanoが今後登場予定 • 上位インスタンスはベースライン性能も回復クレジットも多い ので負荷が高い用途でも利用可能な範囲が増える ※上記表は2015年10月時点の東京リージョンでの価格 インスタンス vCPU ベースライン性 能 受け取るCPU クレ ジット/時 メモリ(GiB) 料金($/時) t2.micro 1 10% 6 1 0.02 t2.small 1 20% 12 2 0.04 t2.medium 2 40% 24 4 0.08 t2.large 2 60% 36 8 0.16
  20. 20. 20 #clubdb2 注意点③パブリックIP(グローバルIP)の扱い • EC2にはプライベートIPとパブリックIPの両方を付与可能 • プライベートIPアドレスは自由に設定可能(もしくはDHCP利用可能) • パブリックIPは起動時に付与される – 停止→始動でパブリックIPアドレスは変化する • Elasitc IP address (EIP)でパブリックな固定IPを利用可能 – とはいえ、DB2用にはプライベートIPのみで良いケースがほとんど – Webサーバ等でも不要なケースがほとんど(※本資料では解説していませんがAWSのロー ドバランサー(ELB)との組み合わせで実現) • 注意点 – EIPをインスタンスにアタッチしていない場合は利用料金が発生 http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/elas tic-ip-addresses-eip.html
  21. 21. 21 #clubdb2 ストレージ Amazon Elastic Block Store
  22. 22. 22 #clubdb2 EC2のブロック・ストレージには二種類ある Amazon EC2 インスタンスストア • ホストコンピュータに内蔵されたディスク • EC2と不可分 • EC2を停止/削除するとクリアされる • 性能・容量はインスタンスタイプごとに規定 • 追加費用なし Amazon Elastic Block Store (EBS) • ネットワークで接続 • EC2とは独立管理 • EC2を削除してもEBSは保持可能 • ボリュームごとに性能・容量を定義可能 • EBSの費用が別途発生 http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/Stor age.html
  23. 23. 23 #clubdb2 Amazon EBS (Elastic Block Store) • EC2にマウント可能なブロックストレージ • 1つのEBSは最大16TB, 最大20,000IOPSまで性能を確保可能 • 内部的に冗長化されているため、RAID1での冗長化は不要 • サイズ変更可能 • スナップショット機能でS3に差分バックアップ EBS/dev/xvdf /dev/xvda EC2 EBS EBS S3 2日前 3日前 4日前 S3 2日前 3日前 4日前 スナップショット スナップショット
  24. 24. 24 #clubdb2 EBS:3種類のボリュームタイプ Volume Type General Purpose (GP2) (SSD) Provisioned IOPS(SSD) Magnetic ユースケース • 起動ボリューム • 仮想デスクトップ環境用のディス ク • 開発およびテスト環境用のディス ク • 中小規模のデータベース • 10,000IOPSよりも高いI/Oパ フォーマンスを要求するミッション クリティカルなアプリケーション • 大規模なデータベース 各種NoSQL 各種RDB • アクセス頻度の低いデータ • コストを最重要視する場合 ボリュームサイズ • 1GiBから16TiBまで 4GiBから16TiBまで 1GiBから1TiBまで IOPS • 1GiBあたり3IOPSのベースパ フォーマンス。最大値は 10,000IOPS • 1,000GiB以下のボリュームでは、 3,000IOPSまでバーストが可能 • 1,000GB以上のボリュームでは バーストの概念はなく、常にベー スパフォーマンスを発揮する • プロビジョニングしたIOPS値のパ フォーマンスを発揮する • 最大IOPSは20,000IOPS • 容量とIOPS値の比率に制限があり、 容量の30倍のIOPS値が上限 平均100IOPS。数百IOPSまでバー スト可能。 スループット • 170GB未満:128MB/s • 170GB以上:128MB/s~160MB/s • 214GB以上:160MB/s • 320MB/s • 40~90MB/s 料金 (東京リージョン) • 1GBあたり1ヶ月0.12ドル • 1GBあたり1ヶ月0.142ドル • プロビジョニングしたIOPS値に応 じて1IOPSあたり1ヶ月0.114ドル • 1GBあたり1ヶ月0.08ドル • 100万I/Oリクエストあたり0.08 ドル
  25. 25. 25 #clubdb2 General Purpose (GP2) (SSD) 容量が1,000GB未満 の場合、3,000IOPS までのバーストが発生 容量が1,000GBに到達 すると常時3,000IOPS 以上の性能を発揮する 容量が3,334GBを超える と、常時10,000IOPSを 発揮する ボリュームあたりのスループットは160MB/s ベースパフォーマンス
  26. 26. 26 #clubdb2 IOPS I/O Credit 残高 初期状態で I/O Credit残高は 5,400,000 I/O Creditが残っている 間はバースト。 3000IOPS出る バースト中はI/O Creditの残高を取り 崩す形となる 残高が0になると バーストは終了 残高が0になるとI/O 性能もベースパ フォーマンスに戻る I/O負荷がベースパフォーマ ンスを下回るとCreditが貯金 される 再び高負荷が発生すると、 I/O Creditの残高に応じ てバースト 分 ベースパフォーマンス (gp2 500GB時) GP2 – バーストの継続時間
  27. 27. 27 #clubdb2 Provisioned IOPS(SSD)– 容量と最大IOPS 容量(GB) 最大IOPS 667GB以下では容量の 30倍までのIOPS値を 指定することが可能 667GBを超えると最大 20,000IOPSを指定す ることができる 最大IOPS
  28. 28. 28 #clubdb2 • EBS最適化を有効にすること で独立したEBS帯域を確保 • RDB用途では重要 • 大きいインスタンスタイプほ ど使える帯域が広い • 比較的新しいインスタンスは デフォルトでEBS最適化がON EC2 w/o EBS Optimized Network EBS EC2 with EBS Optimized Network EBS EBS最適化なし EBS最適化あり EBS最適化インスタンスによるEBS帯域の確保 http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/EBSO ptimized.html
  29. 29. 29 #clubdb2 パフォーマンスを見越した設計① 表領域 • 表領域 – 全体パフォーマンスへの影響が大きいので特に速度を重視した設計にする – GP2のIOPSは、3,334GB(以上)で10,000 IOPS(最大)の速度を実現できる – 20,000IPOSのPIOPSと、10,000IPOSのGP2を2つではGP2が2つの方が安価 • 基本戦略 – 必ずEBS最適化を選択(インスタンスによって利用の可否が異なります) – (最大3,334GBの)GP2 EBSを複数個コンテナとして定義 – 複数EBSをDB2にストライピングさせる • RDB側でストライピング出来ない場合はOSやファイルシステム側で実施 • DB2ではCREATE DB時に自動ストレージに設定してしまうのが楽 • 注意点 – EBSはそもそも冗長化されているので、RAID 1はメリットが無い – EBS1ボリュームで構成した場合でもDB2_PARALLEL_IOの設定がお勧め(パフォーマ ンスを引き出すには並列アクセスが効果的)
  30. 30. 30 #clubdb2 パフォーマンスを見越した設計② ログ領域 • トランザクション・ログ領域 – 更新処理のパフォーマンスに影響 – 表領域ほどサイズは必要なく、追記速度が重要 – 最も可用性が重要なストレージ領域 • 基本戦略 – GP2のEBSを必要なサイズ、もしくは3,334GBで1つ用意する – 書き込みパフォーマンスを特に重視する場合はPIOPSを選択することで、 20,000 IOPS まで速度を引き上げることが可能 – 冗長化重視の場合は、もう一つEBSを作成しDB2側の設定でミラー・ログ • 若干更新パフォーマンスが低下
  31. 31. 31 #clubdb2 パフォーマンスを見越した設計③ その他の領域 • 一時表領域 – インスタンスストアで一時表領域を作成。リスタートでアンフォーマットな状態にな るので、OS起動時(DB2起動前)にフォーマットし、マウントしておくように準備 が必要 – インスタンスストアが無い環境ではEBSで作成。LOAD元領域等と混ぜるのも手 • LOAD元データ格納領域 – LOADの速度を上げたい場合はLOAD元のディスク速度も重要 – 大きめのGP2を作成して利用 – ストライピングまでは必要ないケースが多いが、必要であればファイルシステム側で • OS領域・RDB本体の領域 – その他の領域とは必ず分離する(データとプロダクトはライフタイムが異なる) – さして速度は必要ないので、GP2で適切なサイズを作成
  32. 32. 32 #clubdb2 バックアップとディザスタリカバリー
  33. 33. 33 #clubdb2 AWS上でのRDBバックアップ • これまで通りのバックアップ設計が可能 – db2 backupコマンドで任意のディレクトリに保存 – 取得したイメージはS3(後述)へコピーしておくと安心&安価にデータ維持 • EBSのスナップショット機能を使うことで、より高速・ 便利なバックアップ&リストアを実現可能
  34. 34. 34 #clubdb2 1 S3 S3 S3 データを 隔地保管 *2015年10月時点の東京リージョンでの価格。 合計サイズに応じて段階的に単価が下がる • データ保存・バックアップ用途に向くオブジェクトストレージ • 自動的に3箇所以上のDCに隔地保管 • 設計上のデータ耐久性は、99.999999999% • 容量無制限、サイジング不要 • 従量課金 1GByteあたり月間$0.033* • WEBの静的コンテンツ配信機能 Amazon S3 (Simple Storage)
  35. 35. 35 #clubdb2 EBS Snapshot機能 • EBSのイメージ・バックアップ機能 • データはS3に保管される • ブロックレベルで圧縮して保管するため、圧縮後の容量に対 して課金が行われる • 2世代目以降は差分データを保存する差分バックアップ(1世 代目を削除しても復元は可能) • バックアップ総量や世代数の制限は無し • $0.095/GB/月(2015年10月時点、東京リージョンの価格) EBS Snapshot EBS
  36. 36. 36 #clubdb2 EBS Snapshotと静止点 • Snapshotの作成を指示しレスポンスが返ってきたら、その時点 のデータのバックアップが開始されている • レスポンスが返ってきた時点でI/Oを再開して良いので、静止点 を維持するのは短時間で済む 時間 EBSへのI/O停止 EBSへのI/O再開 静止点を維持 Snapshot 作成指示 作成指示 レスポンス Snapshot 作成完了 Snapshot作成処理 (バックグラウンド) 通常運用 通常運用 この時点のデー タがバックアッ プされる
  37. 37. 37 #clubdb2 SnapshotによるDB2のバックアップ DB2 EBS • RDBではデータ整合性を保つため静止点を作成 してバックアップを取得する必要がある • DB2ではSplit mirror機能でDBを止めずに静止 点が作成可能 – WRITE SUSPENDで静止点を作成。DBは停止しない – WRITE RESUMEでディスクへの書き込みを再開 • Split mirror+ EBS SnapshotでDBを止めずに 大規模データの高速バックアップが実現可能 ②Snapshot作成 ①WRITE SUSPEND ③WRITE RESUME ※Split mirrorは考慮点が多いので、詳しくはガイドを参 照してください→ http://j.mp/1L7OsPi
  38. 38. 38 #clubdb2 Snapshotからのリストア • Snapshotから新規EBSを作成し、EC2インスタ ンスにアタッチされていたものと置き換える • 古いEBSは不要であれば削除する。障害分析等 の目的で他のインスタンスにアタッチしてもOK • EBSを別AZに移動したい場合や、容量変更、ボ リュームタイプ変更もSnapshot経由で行う EC2 EBS EBS Snapshotから EBSを作成 Detach Attach
  39. 39. 39 #clubdb2 補足:Snapshot経由で別AZにEBSをコピー • EBSは EC2インスタンスから独立している (他のEC2インスタンスに付け替え可能) • データは永続的に保存される • EBSはアベイラビリティゾーン(AZ) 内に作成される • =別AZのEC2からはマウントできない • ただしスナップショット(バックアップ)から別AZ にEBSボリュームを作成(リストア)可能 Region Availability Zone - a EBS EBS EBS Availability Zone - b EBS EBS Amazon Simple Storage Service (S3) EBS Snapshot EC2 EC2 http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/User Guide/AmazonEBS.html
  40. 40. 40 #clubdb2 ディザスタ・リカバリ(DR) • DR(遠隔地へのデータ保存)が容易・安価に実現でき るのはAWSを利用する大きなメリット • 案①:リージョン間のスナップショットコピー • 案②:DB2 HADR
  41. 41. 41 #clubdb2 案①:スナップショットのリージョン間コピー • スナップショットは別リージョンにコピーが可能 • DR先のリージョンでは必要になるまでEC2を起動する必要は無 いため、安価にDRを実現可能 EBS Snapshot 東京リージョン EC2 EBS EBS Snapshot シンガポールリージョン EC2 EBS Internet リージョン間コピー 転送済みSnapshot からEBSを作成し EC2にアタッチ
  42. 42. 42 #clubdb2 案②:DB2 HADRを使ったDR DB2はHADRで簡単に遠隔地レプリカが可能 AWS上に構築する場合 – 同一リージョンでAZをまたぐ場合:同期(SYNC)モードを検討 • AZまたぎでSYNCモードを選択できるのはAWSを利用する大きなメリット – リージョンをまたぐ場合:非同期(Super ASYNC)モードを検討 AZ EC2 EBS AZ EC2 EBS 東京リージョン 同期 東京リージョン EC2 EBS AZ シンガポール リージョン EC2 EBS AZ 非同期
  43. 43. 43 #clubdb2 (おまけ)ところでDB2 pureScaleは? 一応、動かせるはず あくまで実験・デモ用ですが、、、 • OS:EC2でRHEL, SLES等を選択 • ノード間通信 – AWSではInfiniBandやRCoEが利用できない – しかしDB2 v10.5 FP4以降ではTCP/IPでpureScale構成可能に! • シェアードディスク – iSCSIのサーバをLinuxで立てることで(未検証ですし、多分サ ポートされないけど)構成可能
  44. 44. 44 #clubdb2 AWSでノード間通信を高速化する方法① 拡張ネットワーキング (Enhanced Networking) • 拡張ネットワーキング – パケット毎秒(PPS)が非常に大きく、 ネットワークレイテンシが低くな るオプション。 – SR-IOVに対応 • 対応インスタンスタイプ – C3, C4, R3, I2, D2,M4 • 適応条件 – VPC内でHVM AMIで起動 – SR-IOVドライバが必要 http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/enha nced-networking.html VMM NIC NIC VF1 VF2 VF3 Switch 通常 Enhanced Network VMM
  45. 45. 45 #clubdb2 AWSでノード間通信を高速化する方法② Placement Groups • インスタンス間通信を最適化 – 広帯域 (最大10Gbps Full Bisection) – 低レイテンシ – 高PPS (packets per seconds) • 用途 – HPC、Hadoop、MPP、DWHなど、ノード間通信 が大量に発生するクラスタに最適 – 拡張ネットワーキングとの併用を推奨 • 制限 – 単一アベイラビリティゾーンに閉じる – 利用可能なインスタンスタイプに制限あり。 Full bisection bandwidth http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/pl acement-groups.html
  46. 46. 46 #clubdb2 (補足) モニタリングとAWSのマネージドサービス
  47. 47. 47 #clubdb2 AWSにおけるシステム監視 • ハイパーバイザー以下の情報はAmazon CloudWatchが提供 • OS以上の情報は(これまでと同様に)監視ソ フトで – Tivoli Monitoring、JP1、Zabbix等 – RDSについては、CloudWatchで監視データを提供 • 監視サーバにCloudWachの情報を集約するの が一般的な運用方法 • CloudWatchの「カスタムメトリクス」でOS 以上の情報をCloudWatchに出すことも可能 NW HW HV OS MW APP
  48. 48. 48 #clubdb2 Amazon CloudWatchとは? CloudWatch 状況を レポート AWSの各種リソースをモニタリングするためのWebサービス 構成済みなので、何も設定しなくても使い始めることが可能 http://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/
  49. 49. 49 #clubdb2 CloudWatchができること • 各AWSサービスのメトリックス監視 – メトリックス = 監視項目(例:CPU使用率) – メトリックスを追加定義も可能 • カスタムメトリックス – メトリックス値を時系列にグラフ表示 • 見たい内容を組み合わせて表示する機能(ダッシュボード機能) • デフォルトで5分間隔のモニタリング(無料) – 詳細モニタリング=ONで、1分間隔のモニタリングも可能(要追加費用) • 各メトリックスに対してアラームを作成可能 – しきい値を設定(例:CPU使用率60%以上) – メトリックス値がしきい値を越えたら起こすアクションを定義(例:メールで通知) • EC2上のログ監視 ・・・Amazon CloudWatch Logs – メトリックスとアラームも作成可能 http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt- tech-amazon-cloudwatch-auto-scaling
  50. 50. 50 #clubdb2 Amazon Relational Database Service (RDS) フルマネージドのRDBサービス • 特徴 (http://aws.amazon.com/jp/rds/) – MySQL / PostgreSQL / Oracle DB / SQL Server/ Aurora / MariaDB (new!) に対応 – 数クリックで構築可能 – バックアップやパッチの適用、フェイルオー バーは自動 – Oracle DB / SQL Serverのライセンスを従量 課金モデル or BYOLで利用可能(※エディショ ンによって制限があります) – 2つのAZにまたがった同期レプリカを配置可 能(Hot-Standby構成) / リージョン間でス ナップショット自動転送も可能 詳しくはこちら http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-blackbelt-2015-rds
  51. 51. 51 #clubdb2 Amazon RDS for Aurora • 特徴 (http://aws.amazon.com/jp/rds/aurora/) – MySQL5.6との互換性 – 3AZに6本のディスクに書き込み2本のディスク 障害ではRead/Write可能。3本のディスク障害 でもRead可能 – キャシュとログをAuroraプロセスから分離する ことでAuroraプロセスのリスタートでもキャッ シュが残る – レプリケーション遅延は10-20ms程 – 64TBまでディスクがシームレスにスケールする – 東京リージョンで利用可能になりました! Amazonがクラウド時代に再設計したデータベース http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt- tech-2015-amazon-aurora
  52. 52. 52 #clubdb2 Amazon Redshift • 特徴 (http://aws.amazon.com/jp/redshift/) – 160GBから最大1.6PBまで拡張可能 – スケールアウト型設計(MPP)、カラムナ 型DBエンジンによる高速処理 – 他のAWSサービスとの高い親和性 – PostgreSQLとの互換性 – 従来のデータウェアハウスの1/10のコスト フルマネージドのデータウェアハウスサービス 10Gb Ether JDBC/ODBC Redshift 大規模分散処理 で分析SQLを 高速実行 詳しくはこちら http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws- black-belt-tech-2015-amazon-redshift
  53. 53. 53 #clubdb2 Amazon QuickSight (preview) • 高速かつ使いやすいビジ ネス・インテリジェンス (BI)ソリューション • 従来型ソリューションの 1/10のコスト • AWS内部、外部のデータ ソースと容易に連携
  54. 54. 54 #clubdb2 まとめ • AWSのインフラを生かす – グローバルネットワーク – マルチAZ – APIで操作 – 使った分だけの課金 • DB2 on AWS – これまで通りに導入可能 – 高いパフォーマンスを実現するには、インスタンス選択とディスクの構成がキモ – バックアップやDRはAWSの機能を活用することで、安価で高度な処理が可能
  55. 55. 55 #clubdb2 AWSクラウド 無料利用枠のご案内 • サインアップしてから 12か月間、AWSクラウドサービスを 無料で実際にお使いいただけます • 25の製品およびサービスで無料枠が設定されています • http://aws.amazon.com/jp/free/ Amazon EC2 t2.micro インスタンスを 1ヶ月あたり750時間分無料 (Windows, Linux) Amazon RDS db.t2.micro インスタンスを 1ヶ月あたり750時間 ディスク20GB分無料 (シングルAZ) 例)
  56. 56. 56 #clubdb2 参考文献・リンク • 技術資料・オンラインセミナー(リンク) • Simple Monthly Calculator (見積ツール)
  57. 57. 57 #clubdb2 • AWS各種サービスのド キュメントが整理されてい ます AWS公式ドキュメント http://aws.amazon.com/jp/documentation/
  58. 58. 58 #clubdb2 技術セミナー資料 • AWS クラウドサービス活用資料集 – http://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/ – SlideShareにも資料多数→ http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan
  59. 59. 59 #clubdb2 オンライン・セミナー(無料) 火曜・水曜にWeb経由の無料セミナーを実施中 • 初心者向けWebinar : 火曜 12時~13時 – 初心者向けにソリューションカットでAWS活用方法を解説 • AWS Blackbelt Tech Webinar : 水曜 18時~19時 – AWSの各ソリューションの最新情報や詳細機能をディープに解説 • 申し込みサイト – http://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/
  60. 60. 60 #clubdb2 Simple Monthly Calculator(簡易見積ツール) • Web上に費用試算ツールをご 用意しています – http://calculator.s3.amazonaws.com/ind ex.html?lng=ja_JP • 詳しい使い方はこちら – http://www.slideshare.net/AmazonWebS ervicesJapan/aws-simple-monthly- calculator-20130910
  61. 61. 61 #clubdb2 公式Twitter/Facebook AWSの最新情報をお届けします @awscloud_jp 検索 最新技術情報、イベント情報、お役立ち情報、お得なキャンペーン情報などを 日々更新しています! もしくは http://on.fb.me/1vR8yWm

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