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Service Design
Global Conference
2018
“Machine Learning for Everyone” workshopに参加して
Maki Okusa
Recruit Technologies
@vegemaki
Hello!
大草 真紀 おおくさ まき
リクルートテクノロジーズ サービスデザイン部
UXリサーチャー、
クライアントサービス企画
個人的にチャットボットデザイン、
ユーザーテスト
2018/11/9 2
2018/11/9 3
スライドは後ほど
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@vegemaki
SDGCワークショップINFO & TIPS
プレゼンテーションとマルチトラック
今回は2日間で合計12種類×2回のWSが実施
事前にオンライン予約が必要
予約オープン後すぐほぼ満席になる
2018/11/9 @vegemaki 4
2018/11/9 @vegemaki 5
Non-techな人でも
機械学習人工知能を用いた
サービス検討が容易になる
ツールキット
2018/11/9 @vegemaki 6
2018 SERVICE DESIGN AWARD
PROFESSIONAL FINALISTS
そもそも機械学習とは何か
2018/11/9 @vegemaki 7
2018/11/9 @vegemaki 9
Machine Learningに適切なタスク
Machine Learning(ML)は何でもこなせるわけではない
向いているタスク
エキスパートなら数秒でできるタスク
規則を言語化するのが難しい/不可能なタスク
データを簡単に集められるタスク
2018/11/9 @vegemaki 10
MLを活用できる場面
Predict
株式の変動予測
Personalize
データに基づいたレコメンド、ターゲットコミュニケーション
Recognize
顔認証、音声認証、チャットボット
Uncover structure
選定した本の中から共通項を発見、工場での欠陥品検査
いざワークショップへ!
2018/11/9 @vegemaki 11
ワークショップの流れ
2018/11/9 @vegemaki 12
機械学習についての
ベーシックな
情報の把握
ターゲットセグメン
トを定義して
ニーズや課題を
決める
カスタマー
ジャーニーを描く
カスタマが出会うで
あろう
タッチポイントを
マッピング
機械学習が
価値を発揮しそうな
タッチポイントの
検討
ワークショップの流れ
2018/11/9 @vegemaki 13
MLが最も価値を発揮
できそうな点を
具体的に検討
Confusion canvasを
用いて
MLが引き起こす
エラーと
その対処を検討
バグカードを用いて
起きそうなバグと
回避方法を議論
サマリーシートに
今までの内容を
まとめる
MLを用いたサービス
のコンセプトが
完成!
Confusion canvas
2018/11/9 @vegemaki 14
Confusion canvas
2018/11/9 @vegemaki 15
Confusion canvas -Netflix-
2018/11/9 @vegemaki 16
おもしろかった点
MLが得意なこと不得意なことをシンプルに理解できる
Confusion canvasの観点。
MLは完璧ではない(バグは起きる)という前提で、バグをカテゴライズ。
許容バグと絶対ダメバグを分類して、対応を検討するという観点。
2018/11/9 @vegemaki 17
こんなときに使えそう
• アイディアブレストの際にマジックワードのように「人工知能
ででいい感じにやる」がでてくるとき
• 非テック人材とテック人材間でIA、AI、MLについて話したい
とき
• IA、AI、MLのコアな部分だけを端的に理解したいとき
2018/11/9 @vegemaki 18
free versionがダウンロードできます!
2018/11/9 @vegemaki 19
toolkit futurice
2018/11/9 20
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@vegemaki

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Editor's Notes

  1. 今日おはなしするワークショップはこれ Futuriceがやっている 簡単にいうと、サービスにIAとかMTとかを取り入れたい場合の初期検討時の思考プロセス、フレームワークがまとまったツールキットをつかったワークショップ
  2. 毎年SDGCのカンファレンス中に表彰されるサービスデザインアワードのファイナリストにも選ばれていました!
  3. これに当てはまらないような、例えば小説を書いたり、絵を書いたりというタスクはMLには不向き