宮城文化服装専門学校への提案

1. 「さをり織りを活かした社会活動
（障がい者支援）の提案」
さをり工房かおす
植村暢子
宮城文化服装専門学校様

2. 創始者 城みさを さん創始者 城みさを さん
 さをり創始者。
 手織適塾 SAORI 主宰。
 1913 年 ( 大正 2 年 ) 、堺生まれ
 府立堺高等女学校卒。
 57 歳のとき、「さをり」を創始。
 以後その普及に努め、 99 歳となった
現在も精力的に活動を続けている。
 無いものは「経歴と師と物欲」
 有るものは「夢と情熱と曲がったへそ」
 キライなもの「ウソつき」
 主な造語として「感力」がある
 日本文化デザイン会議地域文化賞（ 1986 ）
 厚生大臣表彰（ 1990 ）
 内閣総理大臣表彰（ 1992 ）
その他多数。

3. 織りキズが醸す模様に手織りらしさを発見
↓
自己表現ができる創作手段として手織りを追求
伝統的織物
●技法･模様の伝統継承が重要
●模範とする型がある
●自由な表現の余地が僅か

4. ●
障がい者こそ出来る
● 障がい者ならではの表現
さをり織り

機械に出来ない自由な織り

その人らしさを表現できる

序列、垣根がない
「布を織るのではなくて、自分を織るのです。
織るという動作を通して、絵を描くことや
詩を書くことと同じ目的を持って、見えない
自分を見つけようとする行為なのです」

5. さをり工房かおす は
就労継続支援 B 型事業所です。
障がい者が自らの強みを活かして就労することを
お手伝いする、パートナー的な立場で活動しています。
織物の生産性
高い品質
画一的な模様
利用者の感性
創作意欲
素直な表現力
× 管理 、 ○ 支援

6. file:///C:/Documents%20and%20Settings//My%20Documents/p3/Downloads/2012-10-17%2014.19.53.JPGゲスト
健常者にない健常者にない
色彩感覚色彩感覚
発想発想
表現力表現力
利用者の感情利用者の感情
苦しみ 悲しみ 喜び 楽しみ
愛情 慈しみ嘆き
感情発露による感情発露による
気持ちの安定気持ちの安定
さをり織りでさをり織りで
創作活動創作活動
芸術作品芸術作品
・・
商品展開商品展開
障がい者障がい者
支援支援

7. さおり工房さおり工房
かおすかおす 一般社会一般社会
利用者利用者
（障がい者）（障がい者）
利用者に寄り添う
創作支援が優先
縫製・商品開発に
割く時間が少ない
織物
創作
商品化 販売
製作したさをり布を
活用しきれない

8. デザインデザイン
縫製縫製
織物（さをり布）創作織物（さをり布）創作
コンセプト作品コンセプト作品実用商品化実用商品化
コラボ商品販売コラボ商品販売 展覧会開催展覧会開催
さをり工房
かおす
教育機関
宮城文化服装専門学校と連携した活動案
共同開催
学生と障がい者が協働して作品を世に送り出す

9. さをり織りによる障がい者支援活動の社会認知さをり織りによる障がい者支援活動の社会認知
障がい者がもつ表現能力の社会認知障がい者がもつ表現能力の社会認知
服飾を通して社会活動に参加服飾を通して社会活動に参加
障がい者の発想や表現力を学ぶ障がい者の発想や表現力を学ぶ
各々のメリット
公共の場に作品を発表→自己肯定公共の場に作品を発表→自己肯定
自らの存在を認知される→生きる意欲自らの存在を認知される→生きる意欲
宮城文化服装宮城文化服装
専門学校専門学校
さをり工房さをり工房
かおすかおす
障がい者障がい者

10. 互いの強みを結集させて
より多くの方々に
障がい者を社会の一員として
認知してもらいましょう
end