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Safety
- 1. 世界で起きるM6※以上の地震の 約20％が日本で発生します。 ※マグニチュード 1996 年から2005 年の合計。 日本については気象庁、世界について は米国地質調査所（USGS）の震源資料 をもとに内閣府において作成。 世界 912 日本 190（20.8％）
- 2. 地球の陸地面積の約0.3% にしかすぎない日本に、 全世界の地震の約10％が集中しています。 AERA臨時増刊『 原発と日本人 100 人の証言』朝日新聞社 P45 より
- 3. ヨーロッパ日本アメリカ 世界では、原発は地震の起こらない場所に 建設することが前提ですが、日本では、 いつ地震が起きてもおかしくない場所に 原発が建設されています。
- 5. 日本の原子力技術は、イチから日本 国内で開発されたものではなく、 イギリスやアメリカからの 「コピー技術」として始まりました。
- 6. そのため、地震や津波などへの対策は、 外国で作られた設計を大きく変えない 程度に原子炉の外側に防潮堤を作ったり 消防車、電源車を配置したり、 扉の防水対策を したり…とても 十分な対策とは 言えません。
- 7. 4000 3000 2000 1000 0 日本で発生した 過去の巨大地震 にも耐えられる設計の 原発はありません。 実際の地震 2516 95 11 04 年 越中潟新 各原子力施設の耐震基準 600 600 550 620 450 550 600 650 600 848 福井県内 07 各原子力施設の耐震基準は電力各社の発表、地震の加速度は気象庁の発表より作成（2014.10 現在） 2933 2058 4022 年 沖越中潟新 年 路淡神阪 福島第一 福島第二 泊 川内 六ヶ所再処理 年 東日本 高浜 大飯 敦賀 もんじゅ 09 年 岩手・宮城内陸 単位 加速度（ガル）
- 8. 35 過去の100 年に 30 25 20 15 10 5 0 4 回も発生している 大津波を想定した 原発もありません。 記録に残る 津波の高さ 5.7 5.2 福島第一 単位： メートル 9.7 大飯 7 敦賀 福井県内 福島第二 9.8 泊 6 川内 12 六ヶ所再処理 8 高浜 電力会社の想定している津波の高さ 38.2 1896 陸三治明 12 1923 東関 28.7 1933 陸三和昭 14.9 1983 部中海本日 30 39.7 1993 沖西南道海北 2011 沖洋平太北東 5.2 もんじゅ 各原子力施設の津波の想定は電力各社の発表、津波の記録は気象庁の発表より作成（2014.10 現在）
- 9. 現在の日本の原発の 耐震設計や津波対策では、 日本に起きる巨大地震の ほとんどを想定して いません。
- 10. 地震は活動期と静穏期を繰り返します。 69 年間69 年間 69 年間69 年間 69 年間69 年間 9 年間 2008 年、中央防災会議東南海、南海地震等に関する専門調査会座長の土岐憲三氏が、 尾池さんの原図をもとに作成され、講演で用いられた図
- 11. 若狭に最初の原発が建設されて 44 年しか経過していません。 1995 年から、次々と、 阪神・淡路大震災（1995 年 M7.3） 新潟県中越地震（2004 年 M6.8） 新潟県中越沖地震（2007 年 M6.8） 東日本大震災（2013 年 M9） が起きました。
- 12. 若狭は「近畿トライアングル」と 呼ばれる活断層の集中地区に あります。 「日本列島周辺の活断層」にみる「中部・近畿圏の活断層」（中央防災会議資料より）
- 13. 1662 年に 記録された 寛文近江・ 若狭地震 では、海岸線が 変わるほどの 地殻変動が起きました。 宇佐美龍夫『 最新版 日本被害地震総覧 416‐2001』
- 14. 三方五湖の日向断層 と、滋賀・京都を 通る花折断層が 連動し、長時間 の揺れが続いた という記録が 残っています。 宇佐美龍夫『 最新版 日本被害地震総覧 416‐2001』
- 15. 若狭の 原発は 断層の 真上や すぐ側に あります。 図は保安院に提出された 資料から作成 （しんぶん赤旗2012 年3 月26 日）
- 17. 地震は止められませんが、 原発は止められます。 自然や暮らしの 安全を守るため、 原発事故の起きる 危険性を、もう一度 考えてみませんか？