1. 福井県若狭地方では、約50 年前に
原発の誘致をするかしないかで
地元が二分して争っていたことがありました。

2. 電気のために危険な仕事を
頑張ってくれてありがとう
いつも
ご苦労さま
いつもお世話に
なっております
しかし、原発を拒否した地区ですら、
近くに原発が出来て長い年月が経って来ると、
原発関連事業で働く人が増え、表立って
原発に反対する人は少なくなっていきました。

3. いく度と無く小さな原発での事故が起きる
たびに、不安や反対の声が起きましたが、
事故が発生しました問題が発覚しました
安全性が
確認されました
対策を強化します
原発が無くては地域経済が成り立たない状態
に陥っていることもあり、電力会社や国の
機関が、原発を安全に運用していると
地元の人達は信じていました。

4. そんな中、2011 22001111年3 33月11 1111日に、
福島第一原発事故が起こりました。

5. 日本中、世界中から、原発に反対する声が
地元に届くようになりました。
再稼働反対！
再稼働反対！
再稼働反対！

6. 若狭は多くの原発を抱えているだけに
原発停止の影響はとても大きく、
地域経済仕事
家族国策不安
地元の人達でいくら原発の是非を語ろうとも、
自分たちでは解決できない問題ばかりで
対立をあおるだけなので、人々は原発の話を
嫌い、タブーになってしまっています。

7. 地元の人も、安心して安全に暮らしたい。
子供達や自然を守りたいという気持ちは
一緒です。
いってきます
気をつけて
いってらっしゃい
ある人にとってはそれが、原発に頼る仕事を
守ることで、地域の雇用や家族、子供達を
守ることになるだけ。

8. 自分たちの親の世代が、推進派と反対派に
二分して、激しい対立を繰り返し、
地元がバラバラになって苦しんで来た
過去を知る地元の人たちは、再び昔のような
争いに地元を巻き込みたく無いという思いを
強く持っています。

9. 原発推進、反対の立場を越えて、本音で語り
合いたい。「ワカサノタカラ※」を見つめ直し、
自分たちで地域の未来を描いていきたい。
対立ではないやり方がきっとあるはず。
※ワカサノタカラ…福井県出身のミュージシャン、Sing J Roy さんが、若狭を愛する
人々と一緒に作った歌。若狭の自然や町の人の魅力を歌っている。

10. そんな人達が集まってはじめたのが、
「夢のちからプロジェクト・若狭」です。
愛称は「夢わか」

11. 「夢わか」では、福島からの避難者の話を
聞く会や、エネルギー問題を扱う映画上映会、
勉強会を開催したり、地元でタブーだった原発
の話をオープンに話せる場を作っています。
年齢、地域、立場の
違う人との「対話」
は、新たな視点や
関係性をもたらして
くれます。

12. 「夢わか」から様々な人の交流が生まれ、
若狭の「次の一歩」を創り出すつながりの
輪が広がっています。
原発に反対の人も、何か自分に出来ることで、
若狭に変化を起こすアクションを
一緒にやっていきませんか？

13. 若狭で生まれ始めている
「夢のちから」。
応援してくれませんか？
小浜市で開催している
小さな手作り市
「夢わかオーガニックマート」
でお待ちしています。
「夢わか」について
詳しくは下のHP やFacebook へ
http://dreampowerwakasa.jimdo.com/
https://www.facebook.com/wakasadppp